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スクールライフ→はじまりは突然!
第4話 はじめまして!
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ギギィ…
ゆっくりと開いていく扉が開ききるとき。ギリギリセーフでわたしはベッドで寝た。フリをした。
コツコツコツ。
1人ではない足音に恐怖が増してゆく。
全身の神経がまだ見ぬ〈誰か〉の気配を察知している。誰かの足音、息、布を擦る音。いつも聞こえない音にまで反応するほど全身の神経が鋭くなってる。
「なんや、まだ起きてへんの?」
「いやいや寝たフリでしょ。いつものことじゃん?」
急に聞こえてきた声は鋭くなっていた神経には大きな音でビックリして体が震えそうになるのを必死でおさえる。
混乱している間にも〈誰か〉は話し続けている。
最初に話し出した大阪弁のようなトーンの声は女の人の声で、次に聞こえたのは男の人の声だった。ソッと薄目を開けてあたりをゆっくり確認する。
そこにいたのはとても普通の人とは思えないほどの露出が多い黒のコルセットにフワッフワの黒生地に銀のキラキラがこれでもかと散りばめられたスカートのスタイル抜群の美女と頭に羽根のついた帽子をかぶり、フリルの着いたブラウス、青いハーフパンツ。の少年…?
2人とも綺麗過ぎる。
でもなにかおかしい。そんな印象。
この時の私は今までになく一生懸命だった。「何が何でもとにかく逃げなきゃ」と。2人の会話が私からそれてゆく…
…だから…もっと………しなきゃ…って
…………………だけど………じゃん。
……
………
2人が向き合って話し込み始めたのを合図に私は飛び上がる。反応を見るまでもなく走り出す!!!
ドアを開け、これでもかと力を込めて、走る方向なんてめちゃくちゃだ。とにかくはしった。次々と現れるドアを開け走って、クネクネした廊下も、螺旋階段も、異常に大きな扉も。全部走り抜けた。
そして…やっとの事で外へ……
はぁはぁ………
息はもうめちゃめちゃだ。
そこで……やっと気づいた。
此処が何処かと。
それから思った。
じゃあ私は誰なんだ…と……
To be continued
~作者コメント~
めっちゃめちゃ遅くなりました…
反省です…
どんどん深い内容になっていけたらいいなと!リアに待ち受ける運命とはいかに!笑
ゆっくりと開いていく扉が開ききるとき。ギリギリセーフでわたしはベッドで寝た。フリをした。
コツコツコツ。
1人ではない足音に恐怖が増してゆく。
全身の神経がまだ見ぬ〈誰か〉の気配を察知している。誰かの足音、息、布を擦る音。いつも聞こえない音にまで反応するほど全身の神経が鋭くなってる。
「なんや、まだ起きてへんの?」
「いやいや寝たフリでしょ。いつものことじゃん?」
急に聞こえてきた声は鋭くなっていた神経には大きな音でビックリして体が震えそうになるのを必死でおさえる。
混乱している間にも〈誰か〉は話し続けている。
最初に話し出した大阪弁のようなトーンの声は女の人の声で、次に聞こえたのは男の人の声だった。ソッと薄目を開けてあたりをゆっくり確認する。
そこにいたのはとても普通の人とは思えないほどの露出が多い黒のコルセットにフワッフワの黒生地に銀のキラキラがこれでもかと散りばめられたスカートのスタイル抜群の美女と頭に羽根のついた帽子をかぶり、フリルの着いたブラウス、青いハーフパンツ。の少年…?
2人とも綺麗過ぎる。
でもなにかおかしい。そんな印象。
この時の私は今までになく一生懸命だった。「何が何でもとにかく逃げなきゃ」と。2人の会話が私からそれてゆく…
…だから…もっと………しなきゃ…って
…………………だけど………じゃん。
……
………
2人が向き合って話し込み始めたのを合図に私は飛び上がる。反応を見るまでもなく走り出す!!!
ドアを開け、これでもかと力を込めて、走る方向なんてめちゃくちゃだ。とにかくはしった。次々と現れるドアを開け走って、クネクネした廊下も、螺旋階段も、異常に大きな扉も。全部走り抜けた。
そして…やっとの事で外へ……
はぁはぁ………
息はもうめちゃめちゃだ。
そこで……やっと気づいた。
此処が何処かと。
それから思った。
じゃあ私は誰なんだ…と……
To be continued
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めっちゃめちゃ遅くなりました…
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