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マヤの告白6
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馬車は教会につきました。
司祭様が乗り込んできます。
「ミリア様・・・」
その顔がこわばっていて、暗い声の司祭様はミリア様を見て恭しく一礼しました。
そんな司祭様にミリア様は優しく声をかけます。
「先日の懺悔はありがとうございました。詳しい話は行く道でしましょう」
「・・・はい」
ベラニージ国に行く途中、サシャの両親たちがいる田舎へよって司祭様を下ろす予定になっています。
馬車の中でミリア様は今まで調べたことを司祭様に打ち明けはじめました。
もともと孤児院に寄付を行っているミリ様は、治療院にも出入りするようになったため、教会ので入りを不自然に思われることはなくなっていました。
なので堂々と教会に行き司祭様に懺悔を聞いて欲しいと願ったのです。
そこで、お布施のことをサシャの治癒能力の低下していることを話され、直接調べるよう進言したのでした。
本来なら司祭様は信じなかったでしょう。ですが、司祭様自身も何かあると思ったに調べたのでしょう。
サシャがしていた仕送りも途絶えていたこともお布施によって治癒が変わっていることも知ったはずです。孤児院にまだいる弟がそれとなく話したと思います。
だからこそ連絡が入り、今こうやって一緒にいるわけです。
「もっと気にかけるべきでした・・・」
「彼女に信仰の大切さをもっと具体的に教えてあげれていれば・・・違っていたのでしょうか?」
「そうかもしれません・・・。宗教の布教がこんなに難しいとは・・・」
「司祭様のせいではありませんわ。場所によっては教会の教えが曲解されたりもするものです。全部を把握するのは難しかったと思います」
わたしは・・・神様なんて信じていません。どんなに祈りを捧げても食べ物がふってくるわけでもないし、幸せが舞い降りるものじゃないことを知っているからです。
自分が動かなければ掴めないものだっと思っています。
「司祭様。「聖女」の力を失えば戻らないのですか?」
「ミリア様は一度失った信頼はすぐにとり戻せると思いますか?」
「・・・・・・、無理ですわ」
「人でそうなのですから、無理なのです」
サシャはもう聖女様ではないということです。
その後も、お二人はこれからのことを話されました。
そして司祭様は途中で馬車を降りました。サシャのご両親に話をしにゆくのです。
馬車を降りた司祭様にお金の入った袋を差し出します。
「司祭様、これをサシャ様のご両親に・・・」
サシャのご両親に仕送りできなかった分とこれから生きていくための資金でしょう。
彼女が「聖女」でなくなったからには彼らは「偽聖女」の親になるのです。そのことがわかればこんな小さな田舎では生きづらくなります。
今ならどこかサシャのことを知らない村に国に行くための費用なのです。
「ミリア様にこのようなことはさせるわけにはいけません」
「いいえ」
ミリア様は目を細めました。
「馬車の中で話をした予定のためです。用途不明金を作らなければならないのです」
疑いを向けるための用途不明金をつくるために出すのでから笑えます。
司祭は複雑な表情を見せると大事そうにその袋を受け取り、村の方へと消えてゆきました。
わたしたちは次こそベラニージ国へと向かいます。
治療のための準備などをするのです。
ミリア様の病気の進行具合も見てもらいます。
「ミリア様。我慢なさらなくてかまいません。少しお休みになってください」
わたしは以前医師からいただいていた痛み止めと水を渡しました。
ずっと無理をしているのは知っています。気丈な振る舞いをしていても、限界が来ているのはわかっているのです。
「ありがとう・・・」
ミリア様は小さく微笑みました。
薬を飲むと狭い馬車の中で横になります。しばらくして静かな寝息が聞こえてきてきました。
毛布をかけます。
自分を抱きしめるようにして丸くなって休むミリア様の姿が小さく感じました。
司祭様が乗り込んできます。
「ミリア様・・・」
その顔がこわばっていて、暗い声の司祭様はミリア様を見て恭しく一礼しました。
そんな司祭様にミリア様は優しく声をかけます。
「先日の懺悔はありがとうございました。詳しい話は行く道でしましょう」
「・・・はい」
ベラニージ国に行く途中、サシャの両親たちがいる田舎へよって司祭様を下ろす予定になっています。
馬車の中でミリア様は今まで調べたことを司祭様に打ち明けはじめました。
もともと孤児院に寄付を行っているミリ様は、治療院にも出入りするようになったため、教会ので入りを不自然に思われることはなくなっていました。
なので堂々と教会に行き司祭様に懺悔を聞いて欲しいと願ったのです。
そこで、お布施のことをサシャの治癒能力の低下していることを話され、直接調べるよう進言したのでした。
本来なら司祭様は信じなかったでしょう。ですが、司祭様自身も何かあると思ったに調べたのでしょう。
サシャがしていた仕送りも途絶えていたこともお布施によって治癒が変わっていることも知ったはずです。孤児院にまだいる弟がそれとなく話したと思います。
だからこそ連絡が入り、今こうやって一緒にいるわけです。
「もっと気にかけるべきでした・・・」
「彼女に信仰の大切さをもっと具体的に教えてあげれていれば・・・違っていたのでしょうか?」
「そうかもしれません・・・。宗教の布教がこんなに難しいとは・・・」
「司祭様のせいではありませんわ。場所によっては教会の教えが曲解されたりもするものです。全部を把握するのは難しかったと思います」
わたしは・・・神様なんて信じていません。どんなに祈りを捧げても食べ物がふってくるわけでもないし、幸せが舞い降りるものじゃないことを知っているからです。
自分が動かなければ掴めないものだっと思っています。
「司祭様。「聖女」の力を失えば戻らないのですか?」
「ミリア様は一度失った信頼はすぐにとり戻せると思いますか?」
「・・・・・・、無理ですわ」
「人でそうなのですから、無理なのです」
サシャはもう聖女様ではないということです。
その後も、お二人はこれからのことを話されました。
そして司祭様は途中で馬車を降りました。サシャのご両親に話をしにゆくのです。
馬車を降りた司祭様にお金の入った袋を差し出します。
「司祭様、これをサシャ様のご両親に・・・」
サシャのご両親に仕送りできなかった分とこれから生きていくための資金でしょう。
彼女が「聖女」でなくなったからには彼らは「偽聖女」の親になるのです。そのことがわかればこんな小さな田舎では生きづらくなります。
今ならどこかサシャのことを知らない村に国に行くための費用なのです。
「ミリア様にこのようなことはさせるわけにはいけません」
「いいえ」
ミリア様は目を細めました。
「馬車の中で話をした予定のためです。用途不明金を作らなければならないのです」
疑いを向けるための用途不明金をつくるために出すのでから笑えます。
司祭は複雑な表情を見せると大事そうにその袋を受け取り、村の方へと消えてゆきました。
わたしたちは次こそベラニージ国へと向かいます。
治療のための準備などをするのです。
ミリア様の病気の進行具合も見てもらいます。
「ミリア様。我慢なさらなくてかまいません。少しお休みになってください」
わたしは以前医師からいただいていた痛み止めと水を渡しました。
ずっと無理をしているのは知っています。気丈な振る舞いをしていても、限界が来ているのはわかっているのです。
「ありがとう・・・」
ミリア様は小さく微笑みました。
薬を飲むと狭い馬車の中で横になります。しばらくして静かな寝息が聞こえてきてきました。
毛布をかけます。
自分を抱きしめるようにして丸くなって休むミリア様の姿が小さく感じました。
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