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フレンチでリッチな夜でした
その41
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白昼の眩い日差しが広大な滑走路に照り返る。
大型のトランクを後ろに引き摺りながら、百目鬼誠二郎は空港のターミナルを疲れた顔を浮かべて進んだ。
八月の終わり、国際空港も以前よりは空いているのだろうが、昼日中の事もあってか往来する人の数は依然として多かった。
不機嫌そうな顔で暫し歩いた後、百目鬼は徐に後ろを振り返る。彼のすぐ後ろには同じく旅行鞄を引き摺るリウドルフが、投げ出すような足取りで随伴していた。
「しっかしあれだな、日本の湿気ってのも他所から帰って来た途端に骨身に応えるもんだなぁ」
心底億劫そうに言葉を遣した度の伴侶へ、リウドルフは何の感慨も含まれていないような眼差しを送る。
「それがこの土地の気候風土なんだから仕方無いだろう。湿度の無い熱波と言うのも、生命力が着実に削られて行くように感じられて嫌なものだが」
そう評してから、彼はターミナルの横手に広がる長大な窓へ首を巡らせた。日差し煌めく滑走路では、また新たな大型旅客機が着陸して指定位置へと誘導を受けている最中であった。
並べて世は事も無く、万象は留まる事を知らぬかのようである。
取りも直さず、これが万人の受け入れるべき『日常』なのだと、半ば傲然と周知を遣すかのように。
空港内の人いきれの中でリウドルフはやおら鼻息をついた。
全く以って、誰にとっても時間は滞る事は無いのである。
あの夜の捕物劇の後、捕縛された犯人の身柄はマルセイユの本部へと速やかに移送されたのだった。
夜半にも関わらず、パードリー・コミューンには物々しい警察車両が到着した。
その中の一台である囚人護送車へと、一人の女がストレッチャーに乗せられて連行されて行く。体の複数箇所に糜爛や潰瘍を負ったゾエ・サマンは半ば放心状態でストレッチャーに体を固定され、そのまま警察本部へと移送されて行った。彼女の体に纏わり付いていた銀色の不定形生物の残骸も合わせて、精密検査を受ける運びとなったのである。
程無くして囚人護送車は実に手際良く速やかに、護衛の車両に前後を囲われて夜の農村を後にした。
夜の闇を次第に遠ざかる回転灯の光を見送って、リウドルフは全く面白くもなさそうな顔を浮かべていた。
村の中央を伸びる車道近くの農家には、玄関先や窓辺から事態を伺う人の姿が確認出来た。正式な発表は後日となるだろうが、春先より続いた連続殺人事件の犯人が遂に捕まったとの噂は既に村の内に広まりつつあるようだった。
この先、もうこれ以上、形の無い恐怖に怯える必要は無い。
確たるその事実が夜陰の中に安堵となって、ざわめきと共に拡散して行った。
護送車のテールランプが国道の奥へと消えた後、リウドルフは路肩に集まった警官達の方へと歩き出した。何やら呆然とした様子で路肩に立ち尽くしている若い警官、ウジェーヌ・ルソーの横を通り過ぎ、リウドルフは周囲の部下達へ今も指示を出し続ける主任捜査官へと歩み寄ったのであった。先方も気配に気付いたらしく、部下の遣す報告を一度区切らせて流浪の医者を自称する痩身の男へと体を向け直した。
相手より数歩を隔てた距離で立ち止まり、そしてリウドルフは面前のシモーヌ・クローデルへと深々と頭を下げたのであった。
「どうもこの度は、当組織の者が大変な不祥事を起こしてしまい、誠に申し訳御座いませんでした」
「大失態ですね」
春先から数えて実に八人もの死者を出した事件の関係者を見下ろして、シモーヌは面持ち同様の厳しい言葉を投げ掛けた。
「高説を垂らせる立場でもないですが、内部監査をきちんと行なわない組織はどうしたって腐敗して行くものですよ。今回の事件を教訓として、そちらには大規模な改革と刷新を是非行なって頂きたい」
「恐れ入ります……が、まあその辺りは、きちんとした予算を組んで貰わない事には如何ともし難い所ではあるんですがね……」
荒々しく鼻息をついたシモーヌの前で、リウドルフは姿勢を正すのと一緒に愚痴を零したのであった。
次いで彼は護送車の去った国道へ目を向けた。
「ですが、決して起きてはならない事が起きてしまったのはどうしようもない事実です。覆しようの無い現行犯逮捕ですし、幹線道の監視カメラを詳しく確認すれば、過去に事件の起きた前後に犯人がこの『村』を訪れたか通り過ぎたかした事実も浮上するでしょう。それが遺族にとってどれ程の救いとなるかは判りませんが」
そこまで言った所で、リウドルフは苦い面持ちを浮かべた。
「何を勿体付けて詠った所で殺人は殺人ですし、被害は被害としていつまでも残ります。非道が起きてしまった後にどう釈明しようと、到底取り繕えるものではありません」
「当たり前です」
それなり以上に場数を潜った警官は義憤を乗せて頷いた。
そんな彼女へとリウドルフは首を巡らせた。
「我々も二度とこの様な事が起こらぬよう再発防止に努めて参ります。御迷惑をお掛け致しました」
「ええ、是非そう願いたいものですね」
如何にも頼り無い細身の男を改めて捉えて、シモーヌは首を幾度か縦に振った。
それから彼女は徐に息をつく。
「しかし我々現場に臨む者は、結局は結果で物事を判断しなければならないものですから、そうした観点で言えば、あなたがここを訪れてくれた事は不幸中の幸いであったと言えるでしょう」
「それはどうも」
少々意外そうにリウドルフは謝礼を返した。
その彼の前で、壮年の女警視は険しい面持ちを少し解いたのであった。
「実際、あなたの助力が無ければ被害は更に拡大していたでしょうから。本部長に代わってお礼を申し上げますよ、ムッシュ・ホーエンハイム」
「いえ、こちらこそ。貴女の理解と貴女方の協力が無ければ、この事件は解決の糸口すら見出せなかったでしょう。有難う御座いました」
そう述べてリウドルフは再び頭を下げた。先程に比べて仰々しくはないものの、真摯な態度の覗く軽やかな動作であった。
路肩に植えられた糸杉の上を一条の流れ星が走り去った。
現場検証も一通り片付いたのか、暗がりの奥より警官達の一団が車道へと歩いて来る。夜半の捜査は一先ずの区切りを迎えようとしていた。
部下達を伴って、シモーヌは路肩に停めてある警察車両へと歩き出そうとした。その間際に彼女はリウドルフへと呼び掛ける。
「では、我々はこれで」
「ええ、どうぞお気を付けて」
「有難う。出来る事なら、こういう形で顔を合わせる機会が二度と訪れないよう祈りますよ、先生」
そして彼女は道端に佇む男へ、最後に敬礼の姿勢を取ったのであった。
面持ちを和らげた細身の男の見つめる先で、厳しくも優しい、厳めしくも大らかな一人の女性は車両の一つへと乗り込み、夜の帳の向こうへと去って行った。
村の住民達もそれぞれの家へ戻りつつある中、リウドルフは車道の脇に暫し立ち続けた。
囁きすら今にも聞こえて来そうな程に星々の敷き詰められた夜空を、一人静かに仰ぎながら、痩身の孤影は本来の穏やかさを取り戻した夜と言う時間に身を浸していた。
大型のトランクを後ろに引き摺りながら、百目鬼誠二郎は空港のターミナルを疲れた顔を浮かべて進んだ。
八月の終わり、国際空港も以前よりは空いているのだろうが、昼日中の事もあってか往来する人の数は依然として多かった。
不機嫌そうな顔で暫し歩いた後、百目鬼は徐に後ろを振り返る。彼のすぐ後ろには同じく旅行鞄を引き摺るリウドルフが、投げ出すような足取りで随伴していた。
「しっかしあれだな、日本の湿気ってのも他所から帰って来た途端に骨身に応えるもんだなぁ」
心底億劫そうに言葉を遣した度の伴侶へ、リウドルフは何の感慨も含まれていないような眼差しを送る。
「それがこの土地の気候風土なんだから仕方無いだろう。湿度の無い熱波と言うのも、生命力が着実に削られて行くように感じられて嫌なものだが」
そう評してから、彼はターミナルの横手に広がる長大な窓へ首を巡らせた。日差し煌めく滑走路では、また新たな大型旅客機が着陸して指定位置へと誘導を受けている最中であった。
並べて世は事も無く、万象は留まる事を知らぬかのようである。
取りも直さず、これが万人の受け入れるべき『日常』なのだと、半ば傲然と周知を遣すかのように。
空港内の人いきれの中でリウドルフはやおら鼻息をついた。
全く以って、誰にとっても時間は滞る事は無いのである。
あの夜の捕物劇の後、捕縛された犯人の身柄はマルセイユの本部へと速やかに移送されたのだった。
夜半にも関わらず、パードリー・コミューンには物々しい警察車両が到着した。
その中の一台である囚人護送車へと、一人の女がストレッチャーに乗せられて連行されて行く。体の複数箇所に糜爛や潰瘍を負ったゾエ・サマンは半ば放心状態でストレッチャーに体を固定され、そのまま警察本部へと移送されて行った。彼女の体に纏わり付いていた銀色の不定形生物の残骸も合わせて、精密検査を受ける運びとなったのである。
程無くして囚人護送車は実に手際良く速やかに、護衛の車両に前後を囲われて夜の農村を後にした。
夜の闇を次第に遠ざかる回転灯の光を見送って、リウドルフは全く面白くもなさそうな顔を浮かべていた。
村の中央を伸びる車道近くの農家には、玄関先や窓辺から事態を伺う人の姿が確認出来た。正式な発表は後日となるだろうが、春先より続いた連続殺人事件の犯人が遂に捕まったとの噂は既に村の内に広まりつつあるようだった。
この先、もうこれ以上、形の無い恐怖に怯える必要は無い。
確たるその事実が夜陰の中に安堵となって、ざわめきと共に拡散して行った。
護送車のテールランプが国道の奥へと消えた後、リウドルフは路肩に集まった警官達の方へと歩き出した。何やら呆然とした様子で路肩に立ち尽くしている若い警官、ウジェーヌ・ルソーの横を通り過ぎ、リウドルフは周囲の部下達へ今も指示を出し続ける主任捜査官へと歩み寄ったのであった。先方も気配に気付いたらしく、部下の遣す報告を一度区切らせて流浪の医者を自称する痩身の男へと体を向け直した。
相手より数歩を隔てた距離で立ち止まり、そしてリウドルフは面前のシモーヌ・クローデルへと深々と頭を下げたのであった。
「どうもこの度は、当組織の者が大変な不祥事を起こしてしまい、誠に申し訳御座いませんでした」
「大失態ですね」
春先から数えて実に八人もの死者を出した事件の関係者を見下ろして、シモーヌは面持ち同様の厳しい言葉を投げ掛けた。
「高説を垂らせる立場でもないですが、内部監査をきちんと行なわない組織はどうしたって腐敗して行くものですよ。今回の事件を教訓として、そちらには大規模な改革と刷新を是非行なって頂きたい」
「恐れ入ります……が、まあその辺りは、きちんとした予算を組んで貰わない事には如何ともし難い所ではあるんですがね……」
荒々しく鼻息をついたシモーヌの前で、リウドルフは姿勢を正すのと一緒に愚痴を零したのであった。
次いで彼は護送車の去った国道へ目を向けた。
「ですが、決して起きてはならない事が起きてしまったのはどうしようもない事実です。覆しようの無い現行犯逮捕ですし、幹線道の監視カメラを詳しく確認すれば、過去に事件の起きた前後に犯人がこの『村』を訪れたか通り過ぎたかした事実も浮上するでしょう。それが遺族にとってどれ程の救いとなるかは判りませんが」
そこまで言った所で、リウドルフは苦い面持ちを浮かべた。
「何を勿体付けて詠った所で殺人は殺人ですし、被害は被害としていつまでも残ります。非道が起きてしまった後にどう釈明しようと、到底取り繕えるものではありません」
「当たり前です」
それなり以上に場数を潜った警官は義憤を乗せて頷いた。
そんな彼女へとリウドルフは首を巡らせた。
「我々も二度とこの様な事が起こらぬよう再発防止に努めて参ります。御迷惑をお掛け致しました」
「ええ、是非そう願いたいものですね」
如何にも頼り無い細身の男を改めて捉えて、シモーヌは首を幾度か縦に振った。
それから彼女は徐に息をつく。
「しかし我々現場に臨む者は、結局は結果で物事を判断しなければならないものですから、そうした観点で言えば、あなたがここを訪れてくれた事は不幸中の幸いであったと言えるでしょう」
「それはどうも」
少々意外そうにリウドルフは謝礼を返した。
その彼の前で、壮年の女警視は険しい面持ちを少し解いたのであった。
「実際、あなたの助力が無ければ被害は更に拡大していたでしょうから。本部長に代わってお礼を申し上げますよ、ムッシュ・ホーエンハイム」
「いえ、こちらこそ。貴女の理解と貴女方の協力が無ければ、この事件は解決の糸口すら見出せなかったでしょう。有難う御座いました」
そう述べてリウドルフは再び頭を下げた。先程に比べて仰々しくはないものの、真摯な態度の覗く軽やかな動作であった。
路肩に植えられた糸杉の上を一条の流れ星が走り去った。
現場検証も一通り片付いたのか、暗がりの奥より警官達の一団が車道へと歩いて来る。夜半の捜査は一先ずの区切りを迎えようとしていた。
部下達を伴って、シモーヌは路肩に停めてある警察車両へと歩き出そうとした。その間際に彼女はリウドルフへと呼び掛ける。
「では、我々はこれで」
「ええ、どうぞお気を付けて」
「有難う。出来る事なら、こういう形で顔を合わせる機会が二度と訪れないよう祈りますよ、先生」
そして彼女は道端に佇む男へ、最後に敬礼の姿勢を取ったのであった。
面持ちを和らげた細身の男の見つめる先で、厳しくも優しい、厳めしくも大らかな一人の女性は車両の一つへと乗り込み、夜の帳の向こうへと去って行った。
村の住民達もそれぞれの家へ戻りつつある中、リウドルフは車道の脇に暫し立ち続けた。
囁きすら今にも聞こえて来そうな程に星々の敷き詰められた夜空を、一人静かに仰ぎながら、痩身の孤影は本来の穏やかさを取り戻した夜と言う時間に身を浸していた。
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