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17 友情崩壊以上、いさかい未満
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僕はリョウちゃんに連れられて、彼の家にお邪魔することになった。
カードキーを使って玄関を開けて、リョウちゃんが家の中をのぞきこむ。
「ただいま」
僕はと言えば、歩いている間に多少はしゃっきりしたけど、まだ眠い。明け方からベッドに入ったとはいえ、ちゃんと何時間かは眠ったのに。
「ハルくん、どうぞ。父さんと母さんは仕事だし、樹は友達の家だから、誰もいないけど」
リョウちゃんの部屋に案内される。さらにリビングから大きなクッションを引っ張ってきてくれたから、僕は甘えてそれにもたれかかった。
「くう……」
「眠そう。かわいー……」
リョウちゃんが何か言っている。僕はクッションへ体重を預けて、目を閉じた。ぐるぐると、身体が重たくなって、沈んでいくみたい。
しばらくそうしていると、ぬくぬくとした闇の中で、ふっと意識が浮上する。目を開けると、隣にリョウちゃんが寝ていた。
「わっ」
床に転がって、肘を枕代わりにしてる。身体が痛くならないんだろうか。
起こすかどうか悩んでいる間に、リョウちゃんが目を覚ました。長い腕を床につけて、ゆっくり身体を起こす。前髪がはらりと、ほくろの並ぶ目元へ落ちて、色気があった。
「ごめん。俺も寝てた」
掠れて気だるげな声に、ますます胸が高鳴る。黙りこくったままの僕に、リョウちゃんが微笑みかけた。
「体調、大丈夫そう? もうちょっとゆっくりしてきなよ。お茶持ってくる」
「うん。甘えようかな」
僕の返事にニコリと笑って、リョウちゃんは部屋の外に出る。この部屋は、僕が恋してる子の部屋だ。そう思うとたまらなくなって、クッションにまたつっぷす。
じたばたしている間に、リョウちゃんが戻ってきた。お盆にコップを二個乗せて、なみなみお茶の入ったピッチャーも一緒に持ってきてくれた。
脚でドアを閉めて、机の上にお盆を置く。僕はコップを持って、お茶をたっぷりそそいだ。もう片方にもそそぐ。
リョウちゃんは「ありがと」と言って、コップに口をつけた。とがった喉仏が上下するのを見て、胸がうずく。僕はお茶を一息に飲み干して、コップを両手で包んだ。ひんやりとした感触が、心をちょっと冷静にしてくれる。
「ありがとう、リョウちゃん。おかげで元気になった」
「うん。ならよかった」
リョウちゃんの穏やかな表情に、またキュンとした。
思い切って、そっと身体を寄せてみる。リョウちゃんはぴくりと指先を震わせて、それきり動かなかった。
ゆっくり、リョウちゃんの側に寄る。遠ざかろうとしなかった彼を、じっと見上げた。
ふと、ずっと聞きたかったことが、口からこぼれる。
「リョウちゃん。好きな人が、いるの?」
心臓がうるさい。リョウちゃんは目をみはって、僕を見つめた。
はくりと薄い唇が震えて、目が揺れる。目に見えて、動揺していた。
「……そんなに、知りたい?」
リョウちゃんが、僕へすこしだけ顔を寄せる。僕はぎこちなく頷いた。気まずくて、目をそらす。
「噂で聞いたんだ。……ごめんね、直接聞いたわけでもないのに」
「ハルくんが謝ることない。でも、そっか。うん。知りたいんだ?」
くつくつ笑う喉の音に、ぽうっとのぼせ上がりそうだ。
それと同じくらい、お腹の底が抜けるみたいな、頼りなさがある。
リョウちゃんは右目のほくろの辺りに指を這わせて、手のひらで頬を隠した。とろけるみたいな、幸せそうな笑みだった。
「好きな人は、いる。俺の好きな人はね……」
反射的に僕は「あっ」と声をあげる。
自分でも、なんでこんな風にしたのか、分からなかった。部屋の時間が凍りついたみたいに、僕たちの動きが止まる。
ただ、その続きは、聞きたくないと思った。
目線だけが、無音の部屋の中で、じっとりと絡みあう。
「あ、……ううん。ごめん。僕、なんで……。続けて……リョウちゃん……」
リョウちゃんは、僕をじっと見つめていた。気にしないでと言いたくて、なんとか笑う。だけど肝心の、続きを促す言葉が、これ以上出てきそうになかった。
せっかく、リョウちゃんが、大事な打ち明け話をしてけれているのに。
「ごめん。リョウちゃん。その」
あろうことか、僕はリョウちゃんに好きな人がいるという現実に、打ちのめされてしまった。もしかしたら僕のことが好きなのかもと、浮かれることはできない。
もしリョウちゃんが、僕と同じ気持ちだったなら。きっと、僕と同じ恋の楽しさと、苦しみを感じていたと思う。
でもまるで、そんな風には見えない。リョウちゃんはいつも優しくて、かっこよくて、僕みたいな無様なんか晒さない。浮かれた姿なんか見たことない。
だからリョウちゃんと僕は、同じ気持ちで思い合っては、いないんじゃないか。
でも話を聞かなくちゃ。僕がしようとしているのは、拒絶だ。それはいけない。でも。
僕がそう、思考の海に溺れかけたときだ。
「ハルくん」
リョウちゃんは、優しい声で僕を呼んだ。おずおずとその目を見つめると、彼は苦い笑みを浮かべている。優しい口調で言った。
「ごめんね。驚かせちゃった?」
その声色に、やってしまったと思った。
これは、リョウちゃんが一歩引いた時の声だ。
リョウちゃんの心が、閉ざされる音を聞いた気がした。
「ううん、違うんだ。ごめんね」
「大丈夫だよ。落ち着いて」
謝っても、空回りするだけ。リョウちゃんは困った顔で「気にしないで」って言うだけだ。でもその裏で傷ついてるのが、ありありと分かった。
そして僕は、それを慰める言葉を、持てない。
僕は、友情を裏切った卑怯者だから。
うつむいて、黙り込む。これ以上何を言っても、お互いの傷を深めるだけな気がした。リョウちゃんはちいさく笑って、僕を呼ぶ。
「ねえ、ハルくん。俺たちの関係へパラダイムシフトを起こしたいって、前に言ったけど」
けど、なんだろう。呆然と見つめると、リョウちゃんは、はにかむように首を傾げた。
「別にいいよね、今のままで。ごめん。変なこと言った」
僕はたまらなくなって、「リョウちゃん」と呼ぶ。だけどリョウちゃんは微笑みながら、唇の端を噛むばかりだ。
やらかした。痛む胸を抑えて、僕は頭をさげる。
ここでリョウちゃんに許してもらおう、話し合えば分かり合えるはずだと思うほど、僕は恥知らずじゃない。
「僕、帰るね」
手早く荷物をまとめて、立ち上がる。リョウちゃんは「送ってく」と立ち上がったけど、それには首を振った。
リョウちゃんは、なんでか、それにすごく傷ついた顔をした。
「ただいまー!」
樹くんの元気な声。玄関の方から、ガチャンと音が立った。僕はぱっとリョウちゃんに顔を向けて、「じゃあね」と微笑みかける。
リョウちゃんは、いびつな笑みを浮かべた。僕が台無しにした、好きな人の、それから友達の、笑顔だ。
たまらなくなって、足早に玄関へ出る。
「あれ、ハルくんじゃん。お兄ちゃんは?」
玄関先で樹くんが、額の汗を拭いながら僕に尋ねる。スニーカーのかかとを踏むやんちゃさに、ふっと呼吸がゆるんだ。
「う、ううん。僕は急ぎの用事ができて」
あいまいにごまかして、また微笑む。ふーん、と気のない返事をして、樹くんはスニーカーを脱ぎ散らかした。
「ま、いいや。次はお菓子持ってきて」
「うん。いっぱい持ってくるね」
僕は何度も小刻みに頷いて、リョウちゃんの家を飛び出した。
やってしまった。頭の中は、そればかりだ。
僕とリョウちゃんの間に、喧嘩が勃発してしまった。
それも、これまで経験したことがないくらい、複雑で大きなやつが。
カードキーを使って玄関を開けて、リョウちゃんが家の中をのぞきこむ。
「ただいま」
僕はと言えば、歩いている間に多少はしゃっきりしたけど、まだ眠い。明け方からベッドに入ったとはいえ、ちゃんと何時間かは眠ったのに。
「ハルくん、どうぞ。父さんと母さんは仕事だし、樹は友達の家だから、誰もいないけど」
リョウちゃんの部屋に案内される。さらにリビングから大きなクッションを引っ張ってきてくれたから、僕は甘えてそれにもたれかかった。
「くう……」
「眠そう。かわいー……」
リョウちゃんが何か言っている。僕はクッションへ体重を預けて、目を閉じた。ぐるぐると、身体が重たくなって、沈んでいくみたい。
しばらくそうしていると、ぬくぬくとした闇の中で、ふっと意識が浮上する。目を開けると、隣にリョウちゃんが寝ていた。
「わっ」
床に転がって、肘を枕代わりにしてる。身体が痛くならないんだろうか。
起こすかどうか悩んでいる間に、リョウちゃんが目を覚ました。長い腕を床につけて、ゆっくり身体を起こす。前髪がはらりと、ほくろの並ぶ目元へ落ちて、色気があった。
「ごめん。俺も寝てた」
掠れて気だるげな声に、ますます胸が高鳴る。黙りこくったままの僕に、リョウちゃんが微笑みかけた。
「体調、大丈夫そう? もうちょっとゆっくりしてきなよ。お茶持ってくる」
「うん。甘えようかな」
僕の返事にニコリと笑って、リョウちゃんは部屋の外に出る。この部屋は、僕が恋してる子の部屋だ。そう思うとたまらなくなって、クッションにまたつっぷす。
じたばたしている間に、リョウちゃんが戻ってきた。お盆にコップを二個乗せて、なみなみお茶の入ったピッチャーも一緒に持ってきてくれた。
脚でドアを閉めて、机の上にお盆を置く。僕はコップを持って、お茶をたっぷりそそいだ。もう片方にもそそぐ。
リョウちゃんは「ありがと」と言って、コップに口をつけた。とがった喉仏が上下するのを見て、胸がうずく。僕はお茶を一息に飲み干して、コップを両手で包んだ。ひんやりとした感触が、心をちょっと冷静にしてくれる。
「ありがとう、リョウちゃん。おかげで元気になった」
「うん。ならよかった」
リョウちゃんの穏やかな表情に、またキュンとした。
思い切って、そっと身体を寄せてみる。リョウちゃんはぴくりと指先を震わせて、それきり動かなかった。
ゆっくり、リョウちゃんの側に寄る。遠ざかろうとしなかった彼を、じっと見上げた。
ふと、ずっと聞きたかったことが、口からこぼれる。
「リョウちゃん。好きな人が、いるの?」
心臓がうるさい。リョウちゃんは目をみはって、僕を見つめた。
はくりと薄い唇が震えて、目が揺れる。目に見えて、動揺していた。
「……そんなに、知りたい?」
リョウちゃんが、僕へすこしだけ顔を寄せる。僕はぎこちなく頷いた。気まずくて、目をそらす。
「噂で聞いたんだ。……ごめんね、直接聞いたわけでもないのに」
「ハルくんが謝ることない。でも、そっか。うん。知りたいんだ?」
くつくつ笑う喉の音に、ぽうっとのぼせ上がりそうだ。
それと同じくらい、お腹の底が抜けるみたいな、頼りなさがある。
リョウちゃんは右目のほくろの辺りに指を這わせて、手のひらで頬を隠した。とろけるみたいな、幸せそうな笑みだった。
「好きな人は、いる。俺の好きな人はね……」
反射的に僕は「あっ」と声をあげる。
自分でも、なんでこんな風にしたのか、分からなかった。部屋の時間が凍りついたみたいに、僕たちの動きが止まる。
ただ、その続きは、聞きたくないと思った。
目線だけが、無音の部屋の中で、じっとりと絡みあう。
「あ、……ううん。ごめん。僕、なんで……。続けて……リョウちゃん……」
リョウちゃんは、僕をじっと見つめていた。気にしないでと言いたくて、なんとか笑う。だけど肝心の、続きを促す言葉が、これ以上出てきそうになかった。
せっかく、リョウちゃんが、大事な打ち明け話をしてけれているのに。
「ごめん。リョウちゃん。その」
あろうことか、僕はリョウちゃんに好きな人がいるという現実に、打ちのめされてしまった。もしかしたら僕のことが好きなのかもと、浮かれることはできない。
もしリョウちゃんが、僕と同じ気持ちだったなら。きっと、僕と同じ恋の楽しさと、苦しみを感じていたと思う。
でもまるで、そんな風には見えない。リョウちゃんはいつも優しくて、かっこよくて、僕みたいな無様なんか晒さない。浮かれた姿なんか見たことない。
だからリョウちゃんと僕は、同じ気持ちで思い合っては、いないんじゃないか。
でも話を聞かなくちゃ。僕がしようとしているのは、拒絶だ。それはいけない。でも。
僕がそう、思考の海に溺れかけたときだ。
「ハルくん」
リョウちゃんは、優しい声で僕を呼んだ。おずおずとその目を見つめると、彼は苦い笑みを浮かべている。優しい口調で言った。
「ごめんね。驚かせちゃった?」
その声色に、やってしまったと思った。
これは、リョウちゃんが一歩引いた時の声だ。
リョウちゃんの心が、閉ざされる音を聞いた気がした。
「ううん、違うんだ。ごめんね」
「大丈夫だよ。落ち着いて」
謝っても、空回りするだけ。リョウちゃんは困った顔で「気にしないで」って言うだけだ。でもその裏で傷ついてるのが、ありありと分かった。
そして僕は、それを慰める言葉を、持てない。
僕は、友情を裏切った卑怯者だから。
うつむいて、黙り込む。これ以上何を言っても、お互いの傷を深めるだけな気がした。リョウちゃんはちいさく笑って、僕を呼ぶ。
「ねえ、ハルくん。俺たちの関係へパラダイムシフトを起こしたいって、前に言ったけど」
けど、なんだろう。呆然と見つめると、リョウちゃんは、はにかむように首を傾げた。
「別にいいよね、今のままで。ごめん。変なこと言った」
僕はたまらなくなって、「リョウちゃん」と呼ぶ。だけどリョウちゃんは微笑みながら、唇の端を噛むばかりだ。
やらかした。痛む胸を抑えて、僕は頭をさげる。
ここでリョウちゃんに許してもらおう、話し合えば分かり合えるはずだと思うほど、僕は恥知らずじゃない。
「僕、帰るね」
手早く荷物をまとめて、立ち上がる。リョウちゃんは「送ってく」と立ち上がったけど、それには首を振った。
リョウちゃんは、なんでか、それにすごく傷ついた顔をした。
「ただいまー!」
樹くんの元気な声。玄関の方から、ガチャンと音が立った。僕はぱっとリョウちゃんに顔を向けて、「じゃあね」と微笑みかける。
リョウちゃんは、いびつな笑みを浮かべた。僕が台無しにした、好きな人の、それから友達の、笑顔だ。
たまらなくなって、足早に玄関へ出る。
「あれ、ハルくんじゃん。お兄ちゃんは?」
玄関先で樹くんが、額の汗を拭いながら僕に尋ねる。スニーカーのかかとを踏むやんちゃさに、ふっと呼吸がゆるんだ。
「う、ううん。僕は急ぎの用事ができて」
あいまいにごまかして、また微笑む。ふーん、と気のない返事をして、樹くんはスニーカーを脱ぎ散らかした。
「ま、いいや。次はお菓子持ってきて」
「うん。いっぱい持ってくるね」
僕は何度も小刻みに頷いて、リョウちゃんの家を飛び出した。
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