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14 理性の中で※
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お互いに正気のままで致すのは、はじめてだ。俺はルイ様とのキスでとろとろになりながら、目の前のたくましい身体へしがみついた。
ルイ様の大きな掌が、俺の身体に触れる。直接肌をさすられるだけで、俺の身体はひくひくと震えた。肌に汗がにじんで、触れ合うところが湿っているのが分かる。
「あ、あ……あう……」
情けない声を、たくさん上げてしまう。ルイ様は低く笑って、かわいい、と囁いた。俺はそれだけで、なんでかたまらなくなってしまって、ますます甲高い声をあげた。
「はずかし……」
こんなの、とても正気ですることではないと思う。だけど、したくてたまらなかった。
俺はルイ様の唇に吸い付きながら、その身体をまさぐった。筋肉の盛り上がりのひとつひとつや、骨の硬さを味わう。
ルイ様の手が、俺のお尻に伸びた。そこの肉をねっとりとした手つきで揉まれて、膝がかくんと曲がった。
「もう」
俺は抗議しながら、甘えるように首筋へ懐く。蜂蜜酒の香りを、胸いっぱいに吸い込んだ。ただの蜂蜜じゃなくて、少し酒精の混じったような、くらくらした香りだ。
俺の後ろはすっかり潤んで、ほどけている。ルイ様の太い指がそこへ伸びて、ナカをかき混ぜた。くちくちというとんでもない音が鳴って、また恥ずかしくなる。
あられもない格好をしていることが、すごく恥ずかしい。何よりも、ルイ様の手でこんなんになっているのが、照れる。
あんあん言いながらくねくねしている俺に、ルイ様は何度でもキスをした。かわいい、と言ってくれた。
これまでに「かわいい」と言われたことは、実を言えば何度もある。その度に俺は、俺自身を軽んじられている気分になって、嫌な気持ちになった。
なのにルイ様に言われると、すごく、うれしい。
「ああっ……」
腰がくんと反って、股をあけっぴろげに開く。本当に恥ずかしくて、みっともない格好だ。こんな体勢になって、だけどルイ様ならきっと、ゆるしてくれる。
ルイ様は俺の耳元に唇を寄せて、そこをかぷりと食んだ。俺の身体はすっかり混乱して、そんなことおかまいなしに、ルイ様は俺の耳を舐める。
食べられてしまう。だけどルイ様になら、このまま食べられたっていい。
お尻からぐぽぐぽとえげつない水音が立っている。指が何度も出入りして、穴が広げられていった。その感覚――俺の身体の中とこすれる、分厚い指の腹や、ごつごつした関節に俺の穴が吸い付いているところとか、そういうのをやたら妄想してしまう。
俺の身体は熱くなるばかりで、背中は湿ってすらいた。ルイ様は俺の背中を抱き寄せて、腰を近づける。俺はルイ様の膝に抱き上げられて、座っていた。後ろに、熱くて硬いものが当たっている。
どうすればいいのか分からない。戸惑いながら、とりあえず、腰を揺らした。
「アンジュ」
ルイ様は俺を呼んで、俺の腰を掴んだ。ほどけきった穴のふちに、先っぽを突きつけられる。それだけで、身体が甘えきった悲鳴をあげた。
いれてほしい。
「るい、さま……」
おねだりは、上手く言葉にできなかった。
だけどルイ様は、しっかりと応えてくれた。俺の身体をしっかり持ち上げて、「力を抜け」と囁く。俺がくったりと体重を預けると、ルイ様は「いい子だ」と褒めてくれた。
うれしい。
「あっ、あ……う……」
そして、ゆっくり、ゆっくり、ルイ様のものがはいってくる。俺のお腹の中はそれの形になって、うねって、まるでルイ様の身体を頬張っているみたいだった。逆に俺が、ルイ様を食べているのかもしれない。
そんなことを考えていると、とんと奥を突かれた。俺が「あっ」と声を上げると、その動きがだんだん激しくなってくる。
「っあ、あぁ、う……っあ!」
俺のお尻が、ルイ様の上で弾む。ルイ様は「きれいだ」とうっとり言って、俺の鎖骨に吸い付いた。じゅうと音が立って、背中をぞくぞくと何かが這い上がってくる。腰を振ってなんとかそれを逃すと、「かわいい」とさらに腰を振りたくられた。
ぱん、ぱん、ぱん、と肉と肉のぶつかる音が鳴る。俺はすっかり参ってしまって、「もっと」とねだった。
こんな気持ちがいいの、死ぬまでやりたいに決まってる。
「もっと、もっと、るい、さま……もっと、お……っ!」
激しく揺さぶられながら、俺はキスをねだった。ルイ様は、その通りにしてくれた。
俺は大きな身体へもたれかかって、精一杯甘えた。お互いにそれを望んでいるのだと、なんでか知らないけど、分かった。
ルイ様の大きな掌が、俺の身体に触れる。直接肌をさすられるだけで、俺の身体はひくひくと震えた。肌に汗がにじんで、触れ合うところが湿っているのが分かる。
「あ、あ……あう……」
情けない声を、たくさん上げてしまう。ルイ様は低く笑って、かわいい、と囁いた。俺はそれだけで、なんでかたまらなくなってしまって、ますます甲高い声をあげた。
「はずかし……」
こんなの、とても正気ですることではないと思う。だけど、したくてたまらなかった。
俺はルイ様の唇に吸い付きながら、その身体をまさぐった。筋肉の盛り上がりのひとつひとつや、骨の硬さを味わう。
ルイ様の手が、俺のお尻に伸びた。そこの肉をねっとりとした手つきで揉まれて、膝がかくんと曲がった。
「もう」
俺は抗議しながら、甘えるように首筋へ懐く。蜂蜜酒の香りを、胸いっぱいに吸い込んだ。ただの蜂蜜じゃなくて、少し酒精の混じったような、くらくらした香りだ。
俺の後ろはすっかり潤んで、ほどけている。ルイ様の太い指がそこへ伸びて、ナカをかき混ぜた。くちくちというとんでもない音が鳴って、また恥ずかしくなる。
あられもない格好をしていることが、すごく恥ずかしい。何よりも、ルイ様の手でこんなんになっているのが、照れる。
あんあん言いながらくねくねしている俺に、ルイ様は何度でもキスをした。かわいい、と言ってくれた。
これまでに「かわいい」と言われたことは、実を言えば何度もある。その度に俺は、俺自身を軽んじられている気分になって、嫌な気持ちになった。
なのにルイ様に言われると、すごく、うれしい。
「ああっ……」
腰がくんと反って、股をあけっぴろげに開く。本当に恥ずかしくて、みっともない格好だ。こんな体勢になって、だけどルイ様ならきっと、ゆるしてくれる。
ルイ様は俺の耳元に唇を寄せて、そこをかぷりと食んだ。俺の身体はすっかり混乱して、そんなことおかまいなしに、ルイ様は俺の耳を舐める。
食べられてしまう。だけどルイ様になら、このまま食べられたっていい。
お尻からぐぽぐぽとえげつない水音が立っている。指が何度も出入りして、穴が広げられていった。その感覚――俺の身体の中とこすれる、分厚い指の腹や、ごつごつした関節に俺の穴が吸い付いているところとか、そういうのをやたら妄想してしまう。
俺の身体は熱くなるばかりで、背中は湿ってすらいた。ルイ様は俺の背中を抱き寄せて、腰を近づける。俺はルイ様の膝に抱き上げられて、座っていた。後ろに、熱くて硬いものが当たっている。
どうすればいいのか分からない。戸惑いながら、とりあえず、腰を揺らした。
「アンジュ」
ルイ様は俺を呼んで、俺の腰を掴んだ。ほどけきった穴のふちに、先っぽを突きつけられる。それだけで、身体が甘えきった悲鳴をあげた。
いれてほしい。
「るい、さま……」
おねだりは、上手く言葉にできなかった。
だけどルイ様は、しっかりと応えてくれた。俺の身体をしっかり持ち上げて、「力を抜け」と囁く。俺がくったりと体重を預けると、ルイ様は「いい子だ」と褒めてくれた。
うれしい。
「あっ、あ……う……」
そして、ゆっくり、ゆっくり、ルイ様のものがはいってくる。俺のお腹の中はそれの形になって、うねって、まるでルイ様の身体を頬張っているみたいだった。逆に俺が、ルイ様を食べているのかもしれない。
そんなことを考えていると、とんと奥を突かれた。俺が「あっ」と声を上げると、その動きがだんだん激しくなってくる。
「っあ、あぁ、う……っあ!」
俺のお尻が、ルイ様の上で弾む。ルイ様は「きれいだ」とうっとり言って、俺の鎖骨に吸い付いた。じゅうと音が立って、背中をぞくぞくと何かが這い上がってくる。腰を振ってなんとかそれを逃すと、「かわいい」とさらに腰を振りたくられた。
ぱん、ぱん、ぱん、と肉と肉のぶつかる音が鳴る。俺はすっかり参ってしまって、「もっと」とねだった。
こんな気持ちがいいの、死ぬまでやりたいに決まってる。
「もっと、もっと、るい、さま……もっと、お……っ!」
激しく揺さぶられながら、俺はキスをねだった。ルイ様は、その通りにしてくれた。
俺は大きな身体へもたれかかって、精一杯甘えた。お互いにそれを望んでいるのだと、なんでか知らないけど、分かった。
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