100 / 130
劇の評価は ※R18
しおりを挟む「ふあぁッ♡♡♡♡」
パンッ♡パンッ♡パンッ♡♡パンっ♡♡ぱんっ♡♡
打ち付けられる腰に堪らず喘ぐ。
数百人の客は皆エヴァの淫らな姿を凝視している。
本来なら幻想的な演劇が行われる舞台上で、エヴァは裸体を晒し艶やかな声を会場内に響き渡らせる。
「いぐっ♡♡いぐッ♡♡ら"め"っ♡♡らめ"らめ"らめぇ"ぇ"ぇ"ッ…~~~♡♡♡♡」
ぷしゃっ♡♡ぷしゃ♡♡
「おおっまた潮をふいたぞ」
「もっと間近で見たい・・・」
「何といやらしい表情なんだ」
はあはあと息を乱すエヴァにはもはや羞恥を感じる余裕はなかった。早くこの行為が終わることを願っていればダニエルが耳元で囁く。
「こんなに大勢の前でいやらしい姿を見せてしまって、もう私と結婚するしかありませんね」
「っ…はっ…はっ…♡♡」
全てダニエルの作戦だったのだと理解する。
俺と結婚したいと抜かすこの男が、強引にでも俺を物にするために大衆の前で俺を犯したのだ。
「結婚してくれますよね?というか拒否なんて出来ないでしょう?もし私を拒絶するならこの仮面を取って、すぐにでも私に犯されているのがエヴァだってことを観客にバラしますよ。あの有名なエヴァ・ヴィリエが副会長である私にこんな風にされてるなんて知られたら、さぞ見ものでしょうね」
「ふっ…♡♡やっあ"ッ♡♡けっけっこんしゅゆっ…!!♡♡けっこんしゅゆからぁ"ッ!!♡♡♡♡」
「はっ…♡はっ…♡♡ではエヴァから私にキスをしてください。あとで書類にもサインしてくださいね♡♡」
促されるようにキスをすればダニエルが貪るように舌を差し込む。
そしてダニエルは挿入したまま俺を抱え込み舞台袖へと戻って行った。
「あ"っ♡あ"ッ♡あ"ッ♡♡」
「ちょっと副会長様!?何なされているんですか!!」
「はっ…はっ…ふっ…アドリブですよっ…!観客も夢中になっていたでしょ?はっ…台本通りなんてつまらない…王子は育ての親である魔女に恋情を抱いていたっ…自身の思いを吐露し、魔女を手に入れようとする。どうですか?いいストーリーでしょ?」
「そんな勝手にっ…「あ"あ"んッ♡♡や"っ♡♡や"あ"ぁ"ッ…!♡♡」ちょっともうやめてください!」
裏へ戻ってもピストンを止めない副会長にエヴァは乱れ続ける。周りは困惑と同情の目を向けていた。
「演劇中ですよ!?何を考えられてるんですか!?」
「はっ…うるさい…エヴァは私の伴侶です。伴侶とセックスする事の何が悪いんですか」
完全にイカレきった副会長に周りは絶句。
エマなんか信じられないものを見るような目でこちらを睨み続けていた。
「はっ…エヴァ…エヴァ…愛しています。ほら、この書類にサインをしてください」
「はっ…あ"ぅっ…♡♡う"っにゃっ♡♡にゃにこれぇ"っ…♡♡」
「婚姻届ですよ。エヴァと私が18になったら提出しましょうね?ほら、ペンを持ってちゃんとサインしてください」
手を握られもはや強制的にサインをさせられる。
エヴァが躊躇うような動きをすれば舌打ちをしてピストンを激しくした。
「副会長様っ・・・もう次のシーンが始まります!」
「ちっ・・・今それどころじゃないんですよ。ほら、エヴァ早く書いて下さい。また酷く犯されたいんですか?」
もう酷く犯されてるよ。
そんな事もいえず必死になってサインをした。
名前を書ききればダニエルは満足そうに俺にキスをする。
その後の演劇は最悪なものだった。
台本を無視した副会長は、事ある事に舞台で魔女の俺に襲いかかり犯し尽くす。ヘロヘロの状態で舞台に立っても、副会長が「愛してる好きだ」と言いながら覆いかぶさってくるのだ。
誰か止めろよ。
そんなことを思いながら演劇は幕を閉じた。
正直演劇中にセックスし始めるなんて前代未聞だろう。
だがなんとこの舞台は。
観客から大好評だったのだ。
信じられない、何を考えてるんだ。
見に来ていた王族や貴族はイかれてるのか。
曰く「毎年同じ物語で飽きていた。まさかあんな展開になるなんて」「王子の愛に感銘を受けた。情事の演技もリアルでよかった」「魔女役の演技が最高。演技であそこまでリアルな感じを出せるなんて」
「演技!?あれが演技だと!?!?どう見てもずっぽり入ってただろ!!??」
どうやら観客たちは俺達の情事は演技だと思っているらしい。ちんぽ突っ込まれあへあへ本気で泣き喘いでいた俺はかなりの名役者だと。
「何はともあれ劇が大好評で良かったです!皆様お疲れ様でした!」
「「「お疲れ様でしたーー!」」」
拍手が鳴り止まない中、俺は呆然としていた。
1,450
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