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私達の拠点を造る!
しおりを挟むドラゴン親子が帰って行った後の私達は図々しくお願いしたとも思ったけれど有り難くこの場所に居させてもらう事にした。
魔淵の森と言う名が付いているにも関わらず穏やかな表情を見せる森の奥深く。名前とは反対に柔らかな陽の光に心まで温められながら暫しの間お茶を飲みながらまったりとした。色々有り何日も経ったかの様に感じているけれど、実は午前の間のほんの数時間だ。
まだまだ陽は高く何処に家を建てるのか、どれくらいまで拠点を拡げるか相談するには丁度良かった。取り敢えず、テーブルを少し大きめの物に換えておにぎりと少しのおかずを出し外でのランチにした。
誰にも邪魔されないワンニャン達も含めた幸せなひととき。お昼寝までしたくなったけれど毎日そうしてしまいそうだから、まったり気分を少し遠くに追いやり気合いを入れる。
「本当にいい所だな。」
と、いつもより優しい表情のレオ
「ええ、本当思ったよりも理想に近い場所・・・」と寄り添い合う私達。
まるで時をある程度過ごした夫婦の様な空気感だけどお互い40歳くらいまで生きた記憶がある分致し方ない。
どちらからともなく家はココが良いと示した場所は同じ辺りだった。少し笑いが漏れる。後は・・・うん、薬草とか食事で使うハーブ🌿にちょっとしたお花。それと、出来る範囲になるけれど家庭菜園レベルの畑。うん、田舎に隠居した夫婦みたい笑笑
今世ではまだまだ若い私達だけれど拠点はそんな感じにしようと決めた。色々なしがらみや旅をしてもこの場所に帰って来る。そんな場所を、私達の安らげる場所を造る。
良い!!
場所は決めたから、どんな家にするのか決めて行く。ルームの私達の部屋で考えをまとめていく。2人で住む家。
外からは小さな一軒家程度としよう。
幼き頃読んだ絵本の中の家の様に。赤い屋根の可愛いお家。女子か!!女子です!
レオは笑いながら好きにすると良いよと言ってくれた。ありがとう。
だって見た目は重要だよね?
この辺りは冬はとっても寒くなるらしい。暖炉を付けよう。憧れのア○プスの少○ハ○ジで見た暖炉でチーズ🧀を蕩けさせてパンに乗せて食べるってのをやってみたい!
あー、すごく楽しみ。
先ずは、玄関と言いたい所だけど先ずはリビング。広めでワンコ達が歩きやすい様に。そして、高い所が好きなニャンコが楽しめる様に。今はニャンコと言うより柄のないユキヒョウみたいだけど・・・家の中にも木を植えよう。土台とかが傷まない様に魔法保護を掛けながらにして。
テレビは、地球の電波は来ないけれど、ルームに入れば見れるし、映画は観れるしゲームは出来るからテレビも入れよう。それを踏まえての設計だね。
キッチンはナチュラルでも日本クオリティーが必要! アイランドも使いつつ壁面一帯を収納と作業台スペース。オーブンレンジ、炊飯器、コーヒーメーカー( 豆から自動で美味しく淹れてくれるやつありがたやー )や諸々置いておける様に。圧力鍋や、ホットプレート等も隠しつつ取り出しやすい素敵仕様に。重たいもんね。
色々と夢の詰まったバックスペース。インベントリをパントリー仕様でくっつけてと。
キッチンシンクはオーダーで引き出し、諸々高さも使いやすい高さに合わせていく。2人しかいないのに、火口も6つと我儘仕様・・・
そんなに料理、する?
良いじゃん!夢と希望よー
と心の中で一人でやり取りしつつ。タブレットからサンプル画像を取り込み興奮して色々と考えて箇条書きにする私を笑いながら見るレオ。優しい人で良かった。
予算を考え無くても良いって幸せღ
空間馬車とかの売れ行きが好調なおかげで予算は何も考え無くてもモーマンタイ!まだ、一般には売って無いけれど、王家へ卸した分だけで充分。
リビングは木を植える事も考慮しながらレオの要望を取り入れつつやって行く。
そして、それぞれの趣味の部屋。寝室。
隠れ家的な少し狭い秘密基地を入れつつ形にして行く。(図案ね!設計とまでは呼べない・・)
お風呂はホテルの温泉部屋付きを参考にしてみる。外が見える露天風呂和風岩風呂と室内洋風浴槽。コレは、川の流れが有る方ね!クリーン有るからシャワーは要らないんだろうけどソコハ気分ね?
あと、トイレは大事!インフラは謎の素敵仕様で環境を大事にしたタイプで頼む!
そんなこんなで興奮してやっていた私だけれど気付いたら寝ていた様だ。とても幸せ。穏やかな時を大好きな人とワンコ、ニャンコの家族と過ごす。これ以上の幸せは無い。
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