何度目かの恋もサヨウナラ、ざまぁは致しません。自分の幸せを探します

ポチ

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ちょっと、合間に

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穏やかな微睡の中、頬と手に感じるふわふわとした心地良さに幸せを感じていた。柔らかで滑らかずっと撫でていたくなる感触に撫で続けていると至福のふわふわが動いた。

「ヲフッ」 「ハアッ!」急に吠えられて飛び起きた。はーーーー、びっくりした。
「シャーーーー!」「どうしたっ?」
「どうもしないよ?アリーナとモモが中々起きないから起こしただけ。」じとっとした眼差しを向けてくる。

「え?何時かな?」

クスクス「12時だよ、朝ごはんは俺が準備したので皆んな食べてくれたんだけどねお昼ごはんはアリアーナと一緒が良いって言ってね・・・ごめんね。」

レオが眉を下げながら謝ってくる。いやいやいや、私の方こそごめんなさい。一度も起きなかった事に驚いた。こんな事何十年ぶり?それくらいよく寝た。急に飛び起きた割に、怠さとかは無くスッキリと起きられた。まあ、12時間以上寝てるもんね・・・

「いやイヤイヤ、こんな時間まで寝ちゃってごめんなさい。ーーーやる事無いならまだしもゴブリンズのおうちの件もあるし、ダンジョンの件もあるし。ホントごめんね。」
と手を合わせる。やっちゃったよ。

「俺は大丈夫。今まで色々あって疲れが溜まってたんだよ。具合悪くて倒れるより断然マシだよ。自然と起きるまで寝かせられなくてごめんね。」
優し過ぎるよレオ。クロも良いよのペロペロをしてくれる。天青と天緑はプルプルと穏やかに揺れてくっついて来る。ごぶちゃんは、ニコニコと笑ってる。

「あ、ありがとう皆んな。もう大丈夫。ごはんの準備するね!皆んな何食べたいかな?」

「オレ、ホットケーキーーー!」とクロ。所謂、パンケーキの事だ。私が最初にホットケーキって言ったから。それ以来この呼び方。

「他のみんなは?」 「「「サンセーーイ、ホットケーキ!」」」
と笑顔で返事が返って来た。

「朝ごはんみたいだけど、いっか。」


ごぶちゃん達ゴブリンズも含めるとかなりの大人数。お料理スキルを駆使してお料理コピー機能も使いながらどんどん焼いていく。ノーマルのホットケーキからメレンゲを泡立てふわふわのパンケーキまで山盛りだ。。これだけ作ればもうお料理コピー機能っで足りなくなったらどんどん出そう。作って良かったお料理スキル。

生クリーム、ハチミツ、バター、いちごジャム、クロテッドクリーム。甘いものばかりだと何なのでソーセージ、オムレツ、サラダ、ボア肉ステーキ、等々も準備。
ごぶちゃんやゴブリンズ、皆んなお手伝いしてくれて・・・

「ヨーーシ、準備オッケーっ!」

「「「「「「いただきまーす」」」」」」」

皆んなで其々のお気に入りパンケーキを食し、大満足。むっふー、と鼻息を出しながらご馳走様をし、後片付け。
クリエイトのおかげで、お料理も、準備も片付けもあっという間だった。少し食休みした後はホントだったらゴブリンズのおうちを造りたかったけれど時間が押してしまったから・・・ハイ、ワタシのノセイデスネ


今日は、ゴブリンズが見つけてくれたダンジョンの場所だけ確認してくることになった。ある程度の装備を整えていざ出発。
と思ったら、ゴブリンズは皆同じナイフを握っていた。

「ごぶちゃん?武器それだけ?」

するとごぶちゃん達は良い笑顔で

「はい、全員が武器を持てるなんて幸せです!」と凛々しく答えた

レオや皆んなと顔を見合わせ

「「「「「「不憫な・・・」」」」」と言葉を無くした。昨日気付かずごめんね。ホント無事で良かった。 

その後、取り敢えず其々に合いそうな武器を渡して、

「帰って来たら、また武器とか防具揃えようね・・・」と言うと

「「「そんな、これ以上なんて。ありがとうございます!!」」」とキラキラした瞳で見つめられた。防具は私の結界があればそれこそゴブリンキングレベルじゃなければ大丈夫。 そんなゴブリンズにレオンもクロも猫気質なモモも!(当たり前だ、猫だもん
)機嫌良さげに優しく見守っている。

それに昨日、一緒に探索に行った天青・天緑はすっかり仲良くなったようで私とごぶちゃんに乗っかってプルプルしている。

そうこうしていたらダンジョン前に着いた


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