5 / 30
会いたいよ
しおりを挟む大好きなかあさまに会えなくなって、5年が経ち私は、10歳になった
そして、婚約者が出来た。何故か男。
別に、偏見はない。
この世界は男性、女性、男性同士、女性同士、子を成すことが出来るが・・
まぁ、父様とかあさまの様に女性と婚姻を結ぶものだと思っていた。
しかも、第二王子。年齢と家格を考慮すると私になるらしい。嫌だよ。
王子殿下は婚姻にて、臣籍降下するそうだ
ため息ばかりなり。
私は、かあさまの様な可愛らしい女性が良かった。
父様が何とか辞退しようと頑張ってくれたらしいが、無理だったと。
私は、正直あの王子は、苦手だ会う度に、上から目線で、鼻で笑ってくる。何様のつもりだ!!
王子様だな
来月から、学園も始まる同じ学年なのだ。嫌だ
「ファル。明日は、ギフトを授かる日だ。
これによって、これからの人生が、左右される。
どんなギフトであっても、私はファルの味方だ。どんな時も、一緒に頑張っていこうな」
「はい、父様」
父様は、私の自慢の父様だ!いつだって冷静で頼れる人
かあさまを喪った時以外は、そんな父様が大好きだ。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
今日、ギフトを頂く日
貴族は、王宮で頂く事になっている。父様と、爺や、と僕の侍従と会場の中に居る。高位貴族は、後になる公爵位は僕だけ。その前は伯爵位どんどん進んでいく。結構、良いギフトを授かった者が居るようだ。一際、輝いた時があって剣聖、賢者、聖女、
だった様だ。1世代でこんなに。
どよめきが起こっていた。もう、出尽くしたんじゃ。
次は僕だ。怖いな。こんなに良いギフトが出たのに、公爵位の 僕、いや私が、平凡だったら。婚約者である王子は、別枠で授かっている。何と、覇道。何だそりゃ。。スキルか?
いよいよ、私の番になった。虹色に輝いた
『♾️©️➰#/&_#&』
・・・しーーん・・・どよめいた会場が
一転して静まり返る。
「ナニカナ?コレハ」
「はて、初めての事ですなただ、言える事は。使い道が、無い。という事です。」
「フッ、アッハハハハ使い道が、無いとな・・・何て事だ」
騒めきが戻ってきた会場。追従して笑うもの。表情には嘲りを載せているが慰めるフリをする者
そして、私の周りからサーーーっと、人の波が引いて行き第二王子、剣聖、賢者、聖女。の周りに集まっていく・・・
鼻で笑いながら私を押し出し、嘲りを投げつけてくる。
父には、微妙な挨拶をしつつ離れて行く。
父様。申し訳ありません
なのに、父様はいつもと変わらぬ穏やかな表情で
「ファル、行くよ皆でお祝いだ」
「は・・・い」自分でも青褪めているのが分かる父様にエスコートされながら会場を出る
チラリと第二王子を見遣る。酷薄に、嘲笑い睨みつけるのが見えた・・・
頭が真っ白になっていく・・父様、ごめんなさい
「ファル。私は、ファルの味方だよ。何があっても。無くても」
「・・・・・・」
「ファル。愛しているよファルには、沢山の長所がある。コレから、沢山学んでいけば良い。限定されていないって事は、可能性は、無限大だよ。素晴らしい事だ」
「っ!はい」父様の愛が染み込んでくる
穏やかな父様の力強さ、叶わないな
やっぱり私は、父様の様な大人になりたい
父様と、かあさまの子で、良かった
1
あなたにおすすめの小説
私の息子を“愛人の子の下”にすると言った夫へ──その瞬間、正妻の役目は終わりました
放浪人
恋愛
政略結婚で伯爵家に嫁いだ侯爵令嬢リディアは、愛のない夫婦関係を「正妻の務め」と割り切り、赤字だらけの領地を立て直してきた。帳簿を整え、税の徴収を正し、交易路を広げ、収穫が不安定な年には備蓄を回す――伯爵家の体裁を保ってきたのは、いつも彼女の実務だった。
だがある日、夫オスヴァルドが屋敷に連れ帰ったのは“幼馴染”の女とその息子。
「彼女は可哀想なんだ」
「この子を跡取りにする」
そして人前で、平然と言い放つ。
――「君の息子は、愛人の子の“下”で学べばいい」
その瞬間、リディアの中で何かが静かに終わった。怒鳴らない。泣かない。微笑みすら崩さない。
「承知しました。では――正妻の役目は終わりましたね」
落としたのは化粧じゃなく、みんなの心でした
444
BL
『醜い顔…汚らしい』
幼い頃、実母が病気によって早くに亡くなった数年後に新しい義母からそう言われたシリルは、その言葉が耳に残って16歳となった今も引きずっていた。
だが、義母のその言葉は真っ赤な嘘でシリルはとても美しかった。ただ前妻の息子であるシリルに嫉妬した結果こぼした八つ当たりの言葉であったのをシリルは知らずに、義母のいう醜い顔を隠すために化粧をする。
その結果、彼は化粧によって本当に醜い顔になってしまった。そんな彼が虐げられながらも徐々に周囲を絆す話
暴力表現があるところには※をつけております
虚ろな檻と翡翠の魔石
篠雨
BL
「本来の寿命まで、悪役の身体に入ってやり過ごしてよ」
不慮の事故で死んだ僕は、いい加減な神様の身勝手な都合により、異世界の悪役・レリルの器へ転生させられてしまう。
待っていたのは、一生を塔で過ごし、魔力を搾取され続ける孤独な日々。だが、僕を管理する強面の辺境伯・ヨハンが運んでくる薪や食事、そして不器用な優しさが、凍てついた僕の心を次第に溶かしていく。
しかし、穏やかな時間は長くは続かない。魔力を捧げるたびに脳内に流れ込む本物のレリルの記憶と領地を襲う未曾有の魔物の群れ。
「僕が、この場所と彼を守る方法はこれしかない」
記憶に翻弄され頭は混乱する中、魔石化するという残酷な決断を下そうとするが――。
囚われた元王は逃げ出せない
スノウ
BL
異世界からひょっこり召喚されてまさか国王!?でも人柄が良く周りに助けられながら10年もの間、国王に準じていた
そうあの日までは
忠誠を誓ったはずの仲間に王位を剥奪され次々と手篭めに
なんで俺にこんな事を
「国王でないならもう俺のものだ」
「僕をあなたの側にずっといさせて」
「君のいない人生は生きられない」
「私の国の王妃にならないか」
いやいや、みんな何いってんの?
二十年以上無視してきた夫が、今さら文通を申し込んできました
小豆缶
恋愛
「お願いです。文通から始めてもらえませんか?」
二十年以上会話もなかった夫――この国の王が、ある日突然そう言ってきた。
第一王妃マリアは、公爵家出身の正妃。だが夫はかつて、寵愛する第三王妃の話のみを信じ、彼女を殴ったことがある。その事件が原因で、マリアは男性恐怖症が悪化して、夫と二人きりでは会話すらできなくなっていた。
それから二十年。
第三王妃はとある事故で亡くなり、夫は反省したらしい。だからといって――今さら夫婦関係をやり直したいと言われても遅すぎる。
なのに王は諦めない。毎日の手紙。花を一輪。夜食の差し入れ。
不器用すぎる求愛に振り回されるうち、マリアの中で止まっていた感情が少しずつ動き始める。
これは、冷えきった政略夫婦が「文通」からやり直す恋の話。
※本作は「存在されていないことにされていた管理ギフトの少女王宮で真の家族に出会う」のスピンオフですが、単体で読めます。
分厚いメガネ令息の非日常
餅粉
BL
「こいつは俺の女だ。手を出したらどうなるかわかるよな」
「シノ様……素敵!」
おかしい。おかしすぎる!恥ずかしくないのか?高位貴族が平民の女学生に俺の女ってしかもお前は婚約者いるだろうが!!
その女学生の周りにはお慕いしているであろう貴族数名が立っていた。
「ジュリーが一番素敵だよ」
「そうだよ!ジュリーが一番可愛いし美人だし素敵だよ!!」
「……うん。ジュリーの方が…素敵」
ほんと何この状況、怖い!怖いすぎるぞ!あと妙にキモい
「先輩、私もおかしいと思います」
「だよな!」
これは真面目に学生生活を送ろうとする俺の日常のお話
冷遇王妃はときめかない
あんど もあ
ファンタジー
幼いころから婚約していた彼と結婚して王妃になった私。
だが、陛下は側妃だけを溺愛し、私は白い結婚のまま離宮へ追いやられる…って何てラッキー! 国の事は陛下と側妃様に任せて、私はこのまま離宮で何の責任も無い楽な生活を!…と思っていたのに…。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる