4 / 30
目を開けて
しおりを挟む「ぼっちゃまー」
「ファルーー!エリーーーー!!」
とうさまの声だ!!
「ここだよーー!!とうさまーーー、じぃやーーー!!」
「ファルーーー!!エリーーーー!!」
とうさまが、遠くに行っちゃう!!一生懸命にとうさまを呼んだけど、気付いてくれない!!とうさま・・・じぃや・・・ここだよ
しばらくして、また声が聞こえてきた
「とうさまーーー!ここだよー」
「ファル!!!」 「ぼっちゃま!!」
「とうさまっ、とうさまっ!!かあさまが、居ないの・・・」
僕はどんどん涙が出て来て、しっかりしなきゃいけないのに。かあさまが、心配で。
とうさまに会えたら、わんわん泣いてしまった。
「ファル。かあさまは見つけたよ。」
「とうさま?っ。っ。泣いてるの?大丈夫だよ?泣かないで・・っく、っく、とうさま。」
とうさまが泣いてると思ったら涙が引っ込んだ。まだしゃくり上げながら僕は、とうさまをぎゅっとした。
「かあさまに会いたい連れてって。」
「ファル。かあさまは先に帰って貰ったんだ・・とうさまと一緒に帰ろうな?」
「うん、分かったよ、一緒にかあさまのとこにかえろっ。」
とうさまは、僕をぎゅっとして馬車で一緒に帰った。とうさまに抱っこされ安心した僕は、眠った。
ここは・・あ、かあさま!!
「かあさまーーー!」
「ファル、良かったわ、元気そうで。」
「うん、僕は元気だよ!!かあさまは、大丈夫だった?」
「・・・ファル・・かあさま、とっても、遠いところに行く事になってもう会えないの。」
「かあさまっ!!そんなのヤダよ!!僕、おりこうにするから帰ってきて?!!」
「ごめんね、ファル。それは、出来ないの。 それに、ファルはいつだって良い子よ。かあさまの大切なファル
かあさまはね、見えなくなってしまうけど
ファルの事が大好きよ
これからもずっと・・・愛しているわ。ファル」
「僕だって、かあさま。大好き。いっぱい大好き。 だから、行かないで・・かあさま」
ふと、、目が覚めた
「とうさま。」
とうさまは、僕の手を握ったまま抱っこしてくれてたそして、目の前には・・・
眠ったかあさまが居た
「かあさまっ!!」とうさまから飛び降りてかあさまに駆け寄る
真っ白なかあさま。かあさまは、死んじゃったの?
とうさまは、黙って僕を抱きしめた。
とうさまと、僕の涙は・・・ずっとずっと止まることはない
心の中で涙が海になっていく・・・これ以上無いってくらい悲しい
かあさま・・・目をあけて
ぎゅっと抱きしめて
1
あなたにおすすめの小説
私の息子を“愛人の子の下”にすると言った夫へ──その瞬間、正妻の役目は終わりました
放浪人
恋愛
政略結婚で伯爵家に嫁いだ侯爵令嬢リディアは、愛のない夫婦関係を「正妻の務め」と割り切り、赤字だらけの領地を立て直してきた。帳簿を整え、税の徴収を正し、交易路を広げ、収穫が不安定な年には備蓄を回す――伯爵家の体裁を保ってきたのは、いつも彼女の実務だった。
だがある日、夫オスヴァルドが屋敷に連れ帰ったのは“幼馴染”の女とその息子。
「彼女は可哀想なんだ」
「この子を跡取りにする」
そして人前で、平然と言い放つ。
――「君の息子は、愛人の子の“下”で学べばいい」
その瞬間、リディアの中で何かが静かに終わった。怒鳴らない。泣かない。微笑みすら崩さない。
「承知しました。では――正妻の役目は終わりましたね」
落としたのは化粧じゃなく、みんなの心でした
444
BL
『醜い顔…汚らしい』
幼い頃、実母が病気によって早くに亡くなった数年後に新しい義母からそう言われたシリルは、その言葉が耳に残って16歳となった今も引きずっていた。
だが、義母のその言葉は真っ赤な嘘でシリルはとても美しかった。ただ前妻の息子であるシリルに嫉妬した結果こぼした八つ当たりの言葉であったのをシリルは知らずに、義母のいう醜い顔を隠すために化粧をする。
その結果、彼は化粧によって本当に醜い顔になってしまった。そんな彼が虐げられながらも徐々に周囲を絆す話
暴力表現があるところには※をつけております
虚ろな檻と翡翠の魔石
篠雨
BL
「本来の寿命まで、悪役の身体に入ってやり過ごしてよ」
不慮の事故で死んだ僕は、いい加減な神様の身勝手な都合により、異世界の悪役・レリルの器へ転生させられてしまう。
待っていたのは、一生を塔で過ごし、魔力を搾取され続ける孤独な日々。だが、僕を管理する強面の辺境伯・ヨハンが運んでくる薪や食事、そして不器用な優しさが、凍てついた僕の心を次第に溶かしていく。
しかし、穏やかな時間は長くは続かない。魔力を捧げるたびに脳内に流れ込む本物のレリルの記憶と領地を襲う未曾有の魔物の群れ。
「僕が、この場所と彼を守る方法はこれしかない」
記憶に翻弄され頭は混乱する中、魔石化するという残酷な決断を下そうとするが――。
囚われた元王は逃げ出せない
スノウ
BL
異世界からひょっこり召喚されてまさか国王!?でも人柄が良く周りに助けられながら10年もの間、国王に準じていた
そうあの日までは
忠誠を誓ったはずの仲間に王位を剥奪され次々と手篭めに
なんで俺にこんな事を
「国王でないならもう俺のものだ」
「僕をあなたの側にずっといさせて」
「君のいない人生は生きられない」
「私の国の王妃にならないか」
いやいや、みんな何いってんの?
二十年以上無視してきた夫が、今さら文通を申し込んできました
小豆缶
恋愛
「お願いです。文通から始めてもらえませんか?」
二十年以上会話もなかった夫――この国の王が、ある日突然そう言ってきた。
第一王妃マリアは、公爵家出身の正妃。だが夫はかつて、寵愛する第三王妃の話のみを信じ、彼女を殴ったことがある。その事件が原因で、マリアは男性恐怖症が悪化して、夫と二人きりでは会話すらできなくなっていた。
それから二十年。
第三王妃はとある事故で亡くなり、夫は反省したらしい。だからといって――今さら夫婦関係をやり直したいと言われても遅すぎる。
なのに王は諦めない。毎日の手紙。花を一輪。夜食の差し入れ。
不器用すぎる求愛に振り回されるうち、マリアの中で止まっていた感情が少しずつ動き始める。
これは、冷えきった政略夫婦が「文通」からやり直す恋の話。
※本作は「存在されていないことにされていた管理ギフトの少女王宮で真の家族に出会う」のスピンオフですが、単体で読めます。
分厚いメガネ令息の非日常
餅粉
BL
「こいつは俺の女だ。手を出したらどうなるかわかるよな」
「シノ様……素敵!」
おかしい。おかしすぎる!恥ずかしくないのか?高位貴族が平民の女学生に俺の女ってしかもお前は婚約者いるだろうが!!
その女学生の周りにはお慕いしているであろう貴族数名が立っていた。
「ジュリーが一番素敵だよ」
「そうだよ!ジュリーが一番可愛いし美人だし素敵だよ!!」
「……うん。ジュリーの方が…素敵」
ほんと何この状況、怖い!怖いすぎるぞ!あと妙にキモい
「先輩、私もおかしいと思います」
「だよな!」
これは真面目に学生生活を送ろうとする俺の日常のお話
冷遇王妃はときめかない
あんど もあ
ファンタジー
幼いころから婚約していた彼と結婚して王妃になった私。
だが、陛下は側妃だけを溺愛し、私は白い結婚のまま離宮へ追いやられる…って何てラッキー! 国の事は陛下と側妃様に任せて、私はこのまま離宮で何の責任も無い楽な生活を!…と思っていたのに…。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる