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襲撃の時
しおりを挟む王都を立って4日後。盗賊に扮した恐らく、騎士達が襲って来た
暫く前から怪しかった為スピードを上げつつ走っていた
家財道具等載せて、重い筈の僕達の馬車。
想定以上の速さに驚いた様だが、流石に単騎とは張り合えない。
でも、もう少しで影に入る。忽然と姿を消せばきっと驚くだろうけれど仕方ない
騎士が足止めするとの事。こちらからは手出し出来る結界を張り、攻撃力、魔法攻撃力UP。と、諸々のバフの重ねがけをする
ゲーム様々だな。昔の情報。記憶しかないけど出来る限りでやってみよ
そして、その間に僕達は影に入り、結界、ルームを開く。もう夕暮れ時だった為、そのまま野営の準備をして貰いつつ
父さんと僕は護衛の騎士と共に、馬諸共結界を張り、足止めしてくれている騎士達の元に戻る。
賊の数がかなり多くうちの騎士達が押されている。結界があるから、騎士も馬も傷つく事は無いけれど、だからと言ってこのままでは、連れ去られる恐れがあった。あちらにも、魔法道具はあるのだから。
今は、非戦闘員は居ない。一応僕は戦闘員に入れている。
「おっと、あちらさんからのこのことお出ましだ!」
「「「「アッハハハハハッ」」」」
「本当に鴨がネギ背負ってくるとはな!」
「バカなターゲットだなあ?」
ざわつき、好奇の目を向ける者達
必死の形相で、叫ぶうちの騎士達
「お逃げ下さい!!」
「お綺麗な公爵様。おっと、元公爵様は、そんなに俺等に捕まりたいのか?」
「ガッハハハハ」
「ワッハハハハ、ヒィッヒッヒッヒ」
と、大笑いする賊達
「やだなぁ、私がそんなに弱いと思われていたなんてっ!」
と、攻撃する父さん。案外好戦的な一面を見た。しかも、存外強かった。守られているだけの元・公爵様では無かった様だ
「数だけでは、戦力の内に入らないよ?」
との言葉通り、どんどんのしていく。
僕・・・呆けて見ていた
何か、役立つやつね・・ほら、眠りのやつとかあるでしょ?て焦って考えてたのに終わってた。
あの時、襲撃された時。僕がヤられる寸前で無ければ父さんは、怪我もしなかったんだろうな・・・
マア、ソンナトキモアルカ。あって、たまるか!!
そんなこんなで、何もする間も無く賊は制圧された。そして、ぎゅうぎゅうに犯罪者ルームに入れてやった!
ふん、活躍の場が無かった為ではないぞ!
懲らしめる為だ!!
自白の魔法!作成。盗賊達に使っていく。
やはり、王陛下、王女殿下からの差し金だった。
夜襲をかけて、父さんを無力化し連れ去る。僕は、捕らえて奴隷商に売る予定だったと。 奴隷商に捕まれば不要な事は話せず、使われるだけ。 怖い
夜襲が、ルームのせいでかけられず、今回の様な夕暮れ時、見失う前にとの襲撃になった様だ。
それに、僕は売られる予定だったのか。本当、僕って要らない子なんだね。何とか、父さんだけ残そうとしてたもんね。王陛下との謁見というか、話し合いの時
他の皆は、父さんを捕らえた場所で父さんの世話をさせる為に連れて行く予定だったらしい。人質を兼ねて・・・
何故ここまでの情報があったかというと、父さんを捕らえてそのまま警備に着く予定の者が居たのだ
これだけ要らない者扱いされると清々しいと言いたいけれど。清々しくなんて無い。ただ、虚しく寂しい
まあ、これからこの賊達どうすんのかな。
未開の地に入るまでまた追手が来ても
面倒くさい。ずっと馬車に、全員に結界張って行けば最初から見えないから大丈夫な気がするが、道中長いからな。
こうして、所々父さんの商会に寄りながら
もしもの時の算段をつけて・・・と言うか、徐々にこの国から他国へ移転して行く方向となった
僕達は、危なげ無く未開の地へ進んで行った
段々と出て来るモンスターも大きく、強いモノが増えて行き、未開の地。と言う響きが現実味を帯びて来た
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