【完結】ご安心を、2度とその手を求める事はありません

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シフォン様の記憶  2



お読みくださりありがとうございます。HOTランキングに入っており驚きと感謝で一杯ですm(._.)m💛

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まだ書いて良いんだな、と励みになります。いつも間違えている箇所等を教えて下さる方、感想をくださった方・・・本当にありがとうございます。

読み辛い箇所もあり申し訳ありませんが、この後もお付き合い頂けると嬉しいです⸜( ´ ꒳ ` )⸝♡︎よろしくお願いしますm(._.)m


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そんな日々がしばらく続いたある日、学園内が息苦しくてお昼休みと午後の時間が少し空いたから学園の裏の森の中で気分転換しようって事になってライアンと2人少し奥の方に入って行ったの・・・

そしたら結構奥に入った所でサクラ様を見かけたの。いつも凛とした姿のサクラ様が肩を震わせて泣いていらしたの。 

その姿はとても切なくて・・・お声かけするのもどうかと思ったけれど学園内ではお話しする事も叶わない。

何と言って良いかも分からなかったのだけど思い切ってお声かけしたの

『サクラ様、こんにちは。』 私の声に肩をビクッと震わせて振り向いたサクラ様の左頬は赤くなって腫れていたの。白い頬がかなり赤かったから結構な力で叩かれたに違いないわ・・・

ハッと息を飲み慌ててカーテシーをとり 『こんにちは、ライアン様、シフォン様。お目汚し失礼致しました。折角のお二人のお時間を邪魔してしまい申し訳ありません。御前失礼致します。』  と立ち去ろうとなさいました。

『お待ちになって、サクラ様。少し、お話出来ませんか?』 と言うと、目を見開かれて

『・・・・・はい。』 と小さな声で頷かれたの

『大丈夫ですか?』と水魔法で冷たくしたハンカチを渡しながら、ヒールを掛けても良いか尋ねると迷っていらしたけれど軽めに掛けて欲しいと仰ったの。そこで、普通に治して外見だけは今のままに出来る事を伝えると哀し気だけどホッとしたように頷かれたの。 手当が終わった後・・


『この前は、助けて頂きありがとうございました。きちんとお礼もせず申し訳ありませんでした。本日も、癒して頂き感謝申し上げます。』 こちらが恐縮してしまうほど深く頭を下げてお礼を言って下さって・・

『そんなに畏まらないで欲しい。同じ学園の生徒じゃないか、フランクに話して欲しい、固い言葉は苦手なんだ。頼む 。』 と、ライアンが眉尻を下げながら言うと

『はい、分かりました。』 と、困ったように少し笑みを見せて了承してくれたわ。その後、少し打ち解けた後に私たちからのお願いを聞いてこれまでの経過を教えてくれたの


繋がり人としてこちらに渡る前は、地球の日本と言う国で24歳の ‘’ シャカイジン ‘’  であった事。 優しいご両親、お友達、素敵な想い人と共に幸せであった事、間も無く婚姻するところだったと・・・
本当は、 ‘’  日本 ‘’  に帰りたいこと、優しい人々の元に帰りたい、婚約者様の元に帰りたい・・・と涙を流されたの。


サクラ様は、ご両親と婚約者様目の前で眩い光に包まれて気づいたらこちらの世界の王宮の謁見の間に居たそうよ。何故か、16歳に若返った状態で。 そして女神からのお告げを伝えに来ていた神官の言葉と王侯貴族の判断で ‘’ 繋がり人 ‘’  としてこの世界で暮らすことになってと哀し気に俯かれた


最初は ‘’ 繋がり人 ‘’   として王族に準じる扱いでとても大切に扱ってくれたようだ。そんな中で、王族に ‘’ 繋がり人 ‘’  を囲い込む為に王太子の婚約者にされたようだ。 サクラ様は元々王太子に婚約者がいた事は知らなかったし、サクラがその座を望んだ訳では無かった。 あくまで、この国からサクラ様を出したくない王侯貴族の思惑だった。

なぜなら、時折大きな力を持つ ‘’ 繋がり人 ‘’  は、自分に合わないと感じた場合住む場所、ひいては拠点とする国を移す場合があったのだ。それを恐れた繋がり人を迎えた国は、何とかして ‘’ 繋がり人 ‘’  を囲いこむべく策を弄した。それは、伴侶であったり、地位であったり、豊かな暮らし、金銀財宝であったリした。

サクラ様には王太子の婚約者、王太子妃・王妃と言う地位であった。 その為に十数年かけて施される王太子妃教育を寝る間も削らせ約1年程で8割り方進めたのだそうだ。但し、カーラ様がお受けになった養育よりは簡易ではあったそうだ。 だけど、王太子妃教育は進んだが ‘‘ 繋がり人 ‘’  としての力は大きな攻撃魔法も、大聖女のような大きな癒しや結界などの力も開花しなかった。

かわりにと言うかサクラ様は、空間魔法と無属性魔法、魔道具造りが得意だった。空間魔法や無属性魔法はこの国ではとてもマイナーであったし魔道具造りは平民の仕事として貴族のする事では無いと蔑まれていたの。

しかし、1年も経てば中々 ‘’ 繋がり人 ‘’  として大きな力を示さないサクラ様に対して風当たりが強くなっていったの。大臣などの国の上層部、上位貴族から本当に ‘’ 繋がり人 ‘’なのか?と王太子の婚約者でいる事にも疑問の声が挙がっていったそうよ。

でも、神官からもたらされた 女神様のお告げの時に該当する者はサクラ様しかおられず最高学府の学園に通い同じ年頃の者達と過ごせば開花するかもしれないと学園に通うことになったそうなの。


そうして、サクラ様の学園での日々が始まったの







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