【R18G】姦淫病棟(パンドラシリーズ掲載作品)

皐月うしこ

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第五話:絶叫に鳴く眠り姫

「さすが良太、抜かりない」


シワひとつないシーツの下には防水マット。ベッドサイドには厳選された器具が並び、いつでも始められるようになっている。伸也は満足そうにうなずいて、圭介と賢斗に佳帆を中央へ寝かせるように指示し、ついでに四肢をそれぞれ枷つけてベッドの柱につなぐように告げる。


「すまない。足はやはりくの字型に曲げて、テープで固定しておこう」


伸也の指示どおりに佳帆の足はそれぞれテープで巻かれ、自然と重力で開脚していく。結果、がに股で、万歳をした佳帆の寝姿が、特注ベッドの中央で仰向けに転がっていた。


「手際が良すぎて怖いですよ」

「晴樹くん」


全裸で戻ってきた晴樹の身体は、一番筋肉質で分厚い。ところどころある深い傷痕は生々しく、鋭利な何かで切られたみたいに残っている。看護師などと銘打っているが、それは表向きの役柄で、ここにいる全員が医療とは別の世界の住民だというのは知る人ぞ知る話し。


「佳帆を手に入れるこの日のために、色々と準備をしていたからね。きみたちにも感謝している」

「で、その佳帆ちゃんは、おねむっすか?」


晴樹の後ろから良太が顔を覗かせる。むかつくほど全体のバランスがほどよく、清潔さと色気が爽やかな湿度を放っている。誤解のないように告げておくなら、唯一、医療に携わる人間として、その資格は伊達ではない。
頭からタオルをかぶって、それで髪を拭きながら近付いてくるが、ベッドの上に全員が乗っても起きない佳帆に、つまらなさそうな息を吐いた。


「良太の起こしたいように起こせばいい」


伸也の言葉に良太の瞳がきらめきを取り戻し「ほんとっすか」と、明るい声をあげている。犬であれば尻尾が大きく揺れているだろう姿に、全員が思わず顔を緩めた。


「で、院長は何すんの?」


圭介が鼻歌を奏でる良太の手元を覗き込む。


「伸也先輩の了承もらったからな。これを使う」


そういって楽しそうに手に掲げたのは、注射器。五ミリ程度と短く、まち針程度の太さをした針と、少量の液体が入った本体。


「舐めていいっすよね?」

「かまわない」


伸也が許可をすればそれがすべて。全員はこれから起こる未来が見えているのか。
佳帆の左手と左足を圭介、右手と右足を賢斗がそれぞれ体重をかけて上からベッドに押さえつける。晴樹は助手を勤めるため、良太の横に並んだ。


「眠り姫、起きる時間だよ」


佳帆の足の間に身体を滑り込ませ、胡座をかいた良太の指が佳帆の割れ目を押し広げる。圭介と賢斗が、M字に開脚した佳帆の膝頭を押さえ、膝がベッドにつくように助力した。
晴樹が両手を使って大陰子を割り広げると、わずかに佳帆が身じろいだ。
しかし、起きる気配はない。
すっかり顔を隠したクリトリスを含め、アルコール綿が佳帆の割れ目を濡らしていく。そして全員が笑った瞬間、佳帆が絶叫した。


「ギャぁ…アァァァア…ッ…ぁ…」


良太の持つ注射針が、尿道の少し上の皮膚を突き破って、佳帆のクリトリスの根本に液体を注入していた。
薬で無理矢理勃起させられたクリトリスの衝撃に、飛び起きた佳帆は、最初それが自分の悲鳴だとは気付かなかったのだろう。強制的に覚醒させられて、泣き叫ぶ佳帆の声だけが木霊している。


「痛い…っ…ぃだいぃぐうぅ…ッ…イクゥな、で、なんでええぇ」


針の先から体内に入ってくる液体を感じる間、無意識に暴れる身体を押さえつけられ、佳帆は泣きながら絶頂していた。
液体が注入され、針が抜かれたそこに良太が吸い付き、勃起したクリトリスごと舐めているが、狂った神経は何をされても強烈に感じるらしい。


「やべでえぇえぇェェ…ッ…い、く……いぐぅ…ぅう」


腰が浮いて、身体が丸まるのを押さえつけられ、抱え込まれてなだめられる。
起き抜けは錯乱していた佳帆も、やがて弱々しく泣くだけになり、いまはジュルジュルと味わう良太の舌の音だけが楽しそうに響いていた。


「…ッぁ…く…ぅ……ンっン」


イクのが止まらないのか、佳帆が腰を浮かせてぐすぐすと泣いている。そこまできて、ようやく圭介と賢斗が力を抜いたが、手枷がつけられ、足が縛られて閉じられないことに気付いて、また佳帆は狂ったように泣き始めた。


「よしよし、怖ないで」

「姫、枷は外れないから諦めて」


なぐさめているのか、絶望させているのか。わからない彼らにキスをされ、胸の先端を舐められる。


「ふ…ぁ…ッん…ぁ」


乳首を舐められて、びくりと硬直した身体は、良太が顔をあげたことで、ほっと息を吐いた。そこで意識が戻ってきたのか、ひくひくとしゃくりあげながら、佳帆は焦点を現実に向けた。


「な、に……なにした……の?」

「佳帆さんは、クリトリスに注射されていっちゃったんですよ」

「………ッ…え」

「良太さんが舌で揉んで馴染ませているあいだも、ずっといってました」


可愛かったですと顔を近付けてキスをしてくる晴樹の言葉に、混乱する佳帆の声がくぐもっていく。
晴樹の舌は長いのだろう。喉の奥まで舐められて、佳帆は少しえづいた。


「激しくても、痛くても、優しくても感じる身体になったところで、本番ですよ」

「ぅぇ…ッん…な…にゅ」


教えられて初めて、佳帆は自分の足の間に移動してきたのが義父の伸也だと気付いた。そして自分の性器にあてがわれたものを見て息をのむ。


「………む、り」

「佳帆は、利口だからどうすればいいかわかるね?」

「ぱ、ぱ………パパ、ね、やだ」


顔に似合わず、血管が浮き出て、丸い粒が歪に盛り上がるグロテスクな剛直に、入れられる前から泣きそうになる。


「全部入ったらここまでくるね。おへその少し上かな。初めは痛いだろうが、全部埋めて、子宮がわたしの形を覚えるまでは抜かないからね」

「………だ、……め」

「たくさん濡らしてもらって、潮まで吹いていたから平気だよ。佳帆が思うよりずっと、膣は準備が整っている」


逃げそうになる腰を掴んで、ぬるぬると自身にまとわりつかせた伸也は、恐怖と好奇心の狭間で不安げに揺れる佳帆の瞳を見下ろしたあと、口角だけを持ち上げて笑った。


「ヒッ、ぃ」


先端を当てられただけで、過剰反応したのも無理はない。入るわけがないという潜在認識が、男を受け入れること事態を拒絶している。


「ぉ……ッ…ォぐ……む、りぃぃ」

「いいね。佳帆の処女膜がここにある」

「や、ァッあ゛…ッ…ふ、ぅ」

「そうそう、力を抜いて。ほら、彼らにも大人になるところを見てもらおう」

「…………ひッ、ぁ……ぎ、アァァァア」


ぶちぶちと引き裂かれた音が、股からまっぷたつに、身体ごと割れてしまったくらいの痛みを連れてくる。
可愛く、夢みたいな微睡みの中で処女は消失するのだと、描いていた妄想は呆気なく散り、二度と味わえない破瓜の感覚だけを与えてくる。


「い、いたぃい…抜いて、抜いてパパ、無理……む、ァッ…あ゛ぁ」


痛い、抜いて、パパ。その単語しか知らないロボットのように、佳帆の泣き声は響いている。


「佳帆ちゃん、まだ三分のいちだよ。伸也先輩が全部埋まるまで、ほら力抜こうか」

「やだぁ……ッく、痛い……できな、ぃ」

「仕方ないなぁ」


ブーンと聞きなれた重低音が聞こえてくる。どきりとして目を向けたそこには、やはり例のマッサージ機をもった四人の姿があった。


「ヤダヤダや、ぃやぁぁあァッ」


どこに神経を集中させればいいのかわからない。肌の表面を削るマッサージ機は、注射されたクリトリスを左右から挟み、乳首もそれぞれ押し潰している。


「イクッ…ァッ痛、入っ…あ゛…気持ちィイ……や、だ」


教えられたことと、初めてのこと。脳は情報を処理しきれずにバグったに違いない。佳帆の腰に少しずつ伸也は埋まり、佳帆がイクと同時に恥骨同士が密着した。


「ぱ、ぱ…ッぅ…ぁ…パパぁ」


幼い子どものように泣いてすがりつく佳帆を伸也は抱き締める。頭をなで、唇にキスを落とし、耳で何度も愛を囁く。


「さあ、佳帆。パパをしっかり覚えるんだ」

「ァッぁ、あぉ…ぅ……あ゛」


抱き締められたまま腰だけを動かされる。ガツガツと肉と骨のぶつかり合う音がして、粘着性のある蜜が混ざる音に変わっていく。
気付けば佳帆は伸也のキスと胸板に窒息寸前で、爪先はピンと伸びたと思ったらぶるぶると痙攣し、またピンと伸びて痙攣するのを繰り返している。


「真珠入りの極太チンコで処女喪失からポルチオ責めはアカンやろ」

「血入りの潮吹きは初めて見るな」

「で、伸也先輩に佳帆ちゃん何回いかされてる?」

「ええと、今で六、七回目ですね」


ついには佳帆を見下ろす形で上半身を起こし、腰だけを抱えて犯し始めた伸也の行為に、佳帆は自分で自分の指を噛んで甘い声で喘ぎ続ける。


「ぃっく、イクッ……ぁ、パパっ気持ちいい……ッん」


万歳状態だったはずなのに、逃げて、追い詰められて、自分の指に唇が触れる位置まで抵抗してきたのだろう。
依然足はテープで固定されたまま、閉じないそこに手首よりも太いおぞましいものを受け入れる。


「佳帆、出すぞ」

「ぁ、出し…っ、だめ、中はダメだめや、ッ、ぃやぁぁあァッ」


随分長い射精に、荒い息遣いだけが流れていく。イヤイヤと弱々しく首をふる佳帆の首筋にキスマークをつけ、それから伸也はその腰を引き抜いた。


「………えっぐ」


圭介がピンク色の混ざる白い液体が、時間差で佳帆の膣に現れて苦笑する。


「奥に注ぎすぎだろ」

「ですね」


佳帆の首筋、鎖骨、胸、それらを中心に点在するキスマークや歯形を思えば、精子を体内の最深部に注がれることくらい問題ないのかもしれない。
とはいえ、異物をつけた生身の雄にえぐられた内壁は無事ではなく、佳帆はぐったりと気絶しながら、痙攣と失禁にシーツを汚す豪快っぷりを突きつけられていた。


「泣いて、可哀想に」


微塵もそう思っていない賢斗の声が、アナルプラグをもって佳帆に近付く。良太は佳帆の胸に聴診器をあて、脈拍と呼吸をはかり、それをタブレットに入力していた。


「ファーストピアス、つけるんですよね?」


事後処理にタオルを巻いた伸也へ晴樹が問いかける。当然だと一言うなずいた伸也に、その笑顔はこういうときに見せるものではないと、誰もが内心で突っ込みをいれた。


「注射がまだ効いているだろう?」

「ええ、診察前の二倍ほど膨らんでいます」

「包皮が邪魔だな」

「切除しておきます?」

「そうだな。剥き出しのほうが快楽を得やすい」


承諾を得れば準備をするだけ。
賢斗がアナルプラグを難なく埋め込んだあと、手袋をした良太が圭介から電気メスをもらって佳帆の包皮を切除していく。案の定、絶叫に佳帆は飛び起きていたが、あまりの激痛に意識と記憶が同時に飛んだようだった。


「根本からしっかり開けてあげてほしい」


伸也の頼みで、勃起した佳帆のクリトリスに金色の輪が真横から刺しこまれ、重みでわずかに垂れ下がる。
それから十日、高熱を出したせいもあって、佳帆は心身ともに幼稚化したが、散々甘やかされたおかげで、全員への警戒心も誤魔化されていた。
そして、さらに五日。生理で低下した気力を理由に、甲斐甲斐しく世話をされたのも、佳帆の警戒心排除を加速させたのだろう。


「佳帆ちゃん、生理も終わりそうだし、無事に熱も下がったね」

「………まだ、下がってない」

「下がってるよ、ほら」


良太が見せてくれた体温計は平熱を記録している。測定は全て正常値だと、タブレットを見せてもらわなくても、自分のからだなのだからなんとなくわかる。


「姫、お尻あげて」

「やだ。まだ、熱ある」

「そりゃしゃーないな。じゃあ、熱が下がる注射しよっか」


熱で朦朧としている間に拡張されたお尻の穴は、賢斗が持ってきたバイブでも簡単に飲み込めるだろう。
お風呂は先ほど入れてもらった。
丁寧に洗って、ベッドへと運んで、現在進行形で髪を乾かしてくれているのは晴樹だ。伸也と良太は、また二人でデータを見ながら話し合っている。


「包皮切除の経過もピアスの定着も安定してますし、感度も良好っすよ。元から敏感だったけど、もう下着ははけないっすね」

「その必要はないから問題はない」

「っすね。生理五日目で血も少ないし、解禁日ってことでいいっすか。やった。あ、佳帆ちゃんの場合、排卵日まであと九日で」

「佳帆に妊娠は不要だ。世間にさらされるのは別の母体でいい」

「伸也先輩、それ聞かれたらどうするんすか。まあ、佳帆ちゃんを手に入れるために制度を利用しただけで、そもそも妊娠させるつもりなく連れてきてますから、こっちもそれなりにうまく隠して準備してるんすけどね」


良太がそこまで言った瞬間、久しく聞けていなかった佳帆の悲鳴が聞こえてくる。

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