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第六章 華麗なる暗躍者
第八十九話 誘拐劇の終幕
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何かが音をたてて切れた気がして、左頬の痛みがジンジンしているのも拍車をかけた。熱が感情を焦がすみたいに、じっとしていられない。
「え、なに、アヤ、ぅ、わぁ、ちょっと、アヤ!?」
アヤは床に広がるゴシップ誌を持ち上げ、数秒眺め、ひとつ目を閉じて息を吐き、ビリッと破く。それから次にロイの首根っこを掴んで、スヲンとランディの間をわざと通るように引きずりながら、メリルの前まで連れていく。
「……な…っ…なによ」
メリルが一歩引くのにも苛立ちが増す。
アヤは手が届くか届かないかの位置で立ち止まると、ロイを掴んでいた手を離し、メリルの目の前でビリビリと紙面を小さく、小さく破いていく。
ビリビリ、ビリビリ。
紙の裂ける音だけが響く空気は異常だろう。メリルの顔が不可解なものを見る目で崩れている。引きつった顔で、不気味なものを見る目でそこに立っている。
それでいい。
「ロイにふさわしいのは私よ」
アヤは千切り終えた紙面をメリルの顔面にぶつけるように投げつけた。
「なっ」
彼女が何を言おうとしたのかは知らない。
知りようもない。
アヤはロイの首を思いっきり引き寄せて、メリルの目の前でキスを贈り、ゴシップ誌にあった写真をそっくり真似た。
「…………っは」
重なるだけのつもりが、喜んだロイのせいで、想定以上に深く、長くなったとだけ言っておこう。食いつくされるのではないかと思うくらいのキスをされて、なぜかアヤの膝がかくんと落ちた。
「おっと」
難なく腰を抱き止めて、ついでに自分の胸に引き寄せたロイの温もりに、アヤはギュッとすり寄る。
メリルにも、誰にも渡さない。
その気持ちが溢れて離れられない。
やはり正解は自分なのだと、嬉しさがロイのキスの余韻を連れてくる。
「ゲイリー」
「……おっ、おう!」
「アヤに免じて見逃してあげる」
両手をあげたままずっとそこにいたゲイリーが、ようやく腕を下ろしてホッと息を吐くのがわかった。
サングラスを外して、帽子を脱いで、首元を緩める。そこから現れた顔に、アヤは目を見開いて固まった。
「ロイっ、ロイっ」
「なに、アヤ?」
子どもみたいに興奮して飛び跳ねるアヤに、ロイの手が抱き締める力を込めながら問いかける。
おおかた、言おうとしていることがわかるのか。スヲンとランディらしき黒いマントたちも心なしか「はぁ」と息を吐いた気がした。
「あの人見たことある。映画に出てた! めちゃくちゃ有名な人!!」
「そりゃ出てるよ。ゲイリーは俳優だもん」
当然のように言われても困る。さすがに美形集団に慣れたとはいえ、映画館や駅はもちろん、雑誌やレンタルショップで見たことがある顔がそこにあるとテンションはあがる。
「俳優、すごい。本物!?」
「本物だよ」
「生で俳優見たの初めて。テレビで見るより大きいし、やっぱりかっこいい」
それはよかったねーと、間延びした声でロイが距離を詰めてくる。ついでにスヲンとランディも近付いてきて、視界の面積が極端に狭くなった。
「そういえば、スヲン、ランディも。どうしてそんな格好してるの?」
「話せば長くなるから、アヤは俺たちと行こうか」
「え、どこに?」
「大人しくさらわれとけ」
「………え、どこに?」
頭に疑問符しか浮かばない。スヲンもランディも縛ったままの方が良かったと言いたげだが、すでに自由の身になったアヤはそうも行かない。
「ねぇ、ショーは?」
「ああ、そこからだな」
スヲンがよしよしと頭を撫でて、額や頬にキスをしてくれる。それは愛を感じて嬉しいが、答えになっていないと不満の声をあげようとしたとき、ランディにお姫様だっこで担ぎ上げられた。
「ニャッ…ちょ…何するの!?」
背が高く、体躯のいいランディに担がれると簡単には下ろしてもらえない。
しかもどこへ向かうのか、明かりのない暗い空間を颯爽と移動して、やがてそれは一台の車の元へたどり着いた。
「オープンカー…っ…にゃ」
オープンカーに初めて乗るが、ドアは普通開けるものじゃないだろうか。そのまま飛び乗るように足をかけたランディごと、後部座席に乗り込むのがわかる。
そうしてようやく、アヤはここが駐車場なのだと理解した。
どこの駐車場なのか、とか。誰の車なのか、とか。そういう疑問を口にする前に、転がり落ちそうな体をランディに巻き付けることで回避する。
「そうやってしがみついてろ」
ランディにしがみついていないと、また離れてしまうかもしれない。ぎゅっと抱きついて目を閉じているうちに、無事に車に乗り込んだようだった。
「なに、ランディどこに行くの?」
目が慣れてくれば、そこが閑散とした駐車場の一角だとわかる。前には運転席があるものの、果たしてこれからどうなるのか。
「アヤいるか?」
「スヲン?」
「危ないからランディから離れるなよ」
どこからともなくスヲンの気配が前方に乗りこんで、声だけが飛んでくる。
「………うん」
言われなくてもそうしている。
指摘されたので、さらにきつく抱きつく口実にしたが、ランディの方が離してくれないからその心配は無用だろう。
「ランディ、アヤはオッケー?」
ロイの声が追いかけてきて、スヲンがエンジンをかけたらしい。何やら騒がしい声が響いているのをかき消して、スヲンがアクセルを踏んだ。
「行くぞ」
楽しそうな声。法廷速度を無視した運転さばきは芸術ものだが、この状況で煽るロイの異常ぶりよりマシかもしれない。
飛び出していく。
暗い駐車場にタイヤの擦れる甲高い音が響いて、それはどこかへ向かって駆けだしていく。
「………ふわぁ…」
前方から潮風がなだれ込んでくる。爆走するオープンカーは、船の駐車場から飛び出して、波止場の駐車場を駆け抜けて、幹線道路にでようとしているらしい。
外は夜。けれど、現代文明のおかげで、視界はすこぶる良好になった。
豪華客船を横目に、駐車した数台の合間を縫って、白線を無視して、オープンカーは走っていく。
黒い壁のような船は、遠ざかるようで存在感がなかなか消えない。そこは晴れた夜の海。まだ早い時間なのか、港や町の電気が遠目に拝めるが、船が浮かぶ海は墨のような暗がりに蠢いている。
「………きゃ…」
走る車の上空、ヘリコプターから照射されたライトが眩しい。
どこへ向かうのか、ヘリコプターが何かを叫んでいる気もするが、無視して加速したオープンカーには無駄だと悟ったのか。旋回を繰り返していたヘリコプターは、やがて諦めて、どこかの空へ消えていった。
「あ、メッセージ来た」
スヲンと仲良く並ぶロイが、携帯を取り出して、スヲンに見せたあと後方のランディにも画面を見せる。
つまり、必然的にアヤにもその画面が見えたわけだが、その内容は意外なものだった。
「ご、合格?」
可愛らしい女性が投げキッスする写真と「合格おめでとう」の文字が点滅するスタンプ。ちかちかと夜の不気味な潮風に場違いの彩りだが、これだけ情報のない場面で見間違えようもない。
「これでハートン家も公認だな」
アヤと違って事情を知るランディが胸を撫で下ろし、力を抜いた。
「ママは運命大好きだからね」
よかったね、アヤ。と微笑まれた顔がホラーに見えたのは気のせいではない。実際に悪寒が走ったのは何故だろう。
オープンカーが普通の車に戻っていく。ゆっくりと天井が迫ってきて、ついでに静寂も戻ってきた。
それは自分が知らないうちに外堀が埋まってしまった感覚。世界中どこにも逃げ場がなくなったと言い換えてもいい。
牢獄の鍵が閉まった現実を味わう前に、今、この場で今日の真相を確認しておくべきか。
悩んだけれど、今日は色々ありすぎて、脳がそれを拒否している。
とりあえず今は、上機嫌な三人の気配が夜の道を走っているのを眺めておこう。アヤは深く考えないようにして、大人しくさらわれることにした。
「え、なに、アヤ、ぅ、わぁ、ちょっと、アヤ!?」
アヤは床に広がるゴシップ誌を持ち上げ、数秒眺め、ひとつ目を閉じて息を吐き、ビリッと破く。それから次にロイの首根っこを掴んで、スヲンとランディの間をわざと通るように引きずりながら、メリルの前まで連れていく。
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アヤは手が届くか届かないかの位置で立ち止まると、ロイを掴んでいた手を離し、メリルの目の前でビリビリと紙面を小さく、小さく破いていく。
ビリビリ、ビリビリ。
紙の裂ける音だけが響く空気は異常だろう。メリルの顔が不可解なものを見る目で崩れている。引きつった顔で、不気味なものを見る目でそこに立っている。
それでいい。
「ロイにふさわしいのは私よ」
アヤは千切り終えた紙面をメリルの顔面にぶつけるように投げつけた。
「なっ」
彼女が何を言おうとしたのかは知らない。
知りようもない。
アヤはロイの首を思いっきり引き寄せて、メリルの目の前でキスを贈り、ゴシップ誌にあった写真をそっくり真似た。
「…………っは」
重なるだけのつもりが、喜んだロイのせいで、想定以上に深く、長くなったとだけ言っておこう。食いつくされるのではないかと思うくらいのキスをされて、なぜかアヤの膝がかくんと落ちた。
「おっと」
難なく腰を抱き止めて、ついでに自分の胸に引き寄せたロイの温もりに、アヤはギュッとすり寄る。
メリルにも、誰にも渡さない。
その気持ちが溢れて離れられない。
やはり正解は自分なのだと、嬉しさがロイのキスの余韻を連れてくる。
「ゲイリー」
「……おっ、おう!」
「アヤに免じて見逃してあげる」
両手をあげたままずっとそこにいたゲイリーが、ようやく腕を下ろしてホッと息を吐くのがわかった。
サングラスを外して、帽子を脱いで、首元を緩める。そこから現れた顔に、アヤは目を見開いて固まった。
「ロイっ、ロイっ」
「なに、アヤ?」
子どもみたいに興奮して飛び跳ねるアヤに、ロイの手が抱き締める力を込めながら問いかける。
おおかた、言おうとしていることがわかるのか。スヲンとランディらしき黒いマントたちも心なしか「はぁ」と息を吐いた気がした。
「あの人見たことある。映画に出てた! めちゃくちゃ有名な人!!」
「そりゃ出てるよ。ゲイリーは俳優だもん」
当然のように言われても困る。さすがに美形集団に慣れたとはいえ、映画館や駅はもちろん、雑誌やレンタルショップで見たことがある顔がそこにあるとテンションはあがる。
「俳優、すごい。本物!?」
「本物だよ」
「生で俳優見たの初めて。テレビで見るより大きいし、やっぱりかっこいい」
それはよかったねーと、間延びした声でロイが距離を詰めてくる。ついでにスヲンとランディも近付いてきて、視界の面積が極端に狭くなった。
「そういえば、スヲン、ランディも。どうしてそんな格好してるの?」
「話せば長くなるから、アヤは俺たちと行こうか」
「え、どこに?」
「大人しくさらわれとけ」
「………え、どこに?」
頭に疑問符しか浮かばない。スヲンもランディも縛ったままの方が良かったと言いたげだが、すでに自由の身になったアヤはそうも行かない。
「ねぇ、ショーは?」
「ああ、そこからだな」
スヲンがよしよしと頭を撫でて、額や頬にキスをしてくれる。それは愛を感じて嬉しいが、答えになっていないと不満の声をあげようとしたとき、ランディにお姫様だっこで担ぎ上げられた。
「ニャッ…ちょ…何するの!?」
背が高く、体躯のいいランディに担がれると簡単には下ろしてもらえない。
しかもどこへ向かうのか、明かりのない暗い空間を颯爽と移動して、やがてそれは一台の車の元へたどり着いた。
「オープンカー…っ…にゃ」
オープンカーに初めて乗るが、ドアは普通開けるものじゃないだろうか。そのまま飛び乗るように足をかけたランディごと、後部座席に乗り込むのがわかる。
そうしてようやく、アヤはここが駐車場なのだと理解した。
どこの駐車場なのか、とか。誰の車なのか、とか。そういう疑問を口にする前に、転がり落ちそうな体をランディに巻き付けることで回避する。
「そうやってしがみついてろ」
ランディにしがみついていないと、また離れてしまうかもしれない。ぎゅっと抱きついて目を閉じているうちに、無事に車に乗り込んだようだった。
「なに、ランディどこに行くの?」
目が慣れてくれば、そこが閑散とした駐車場の一角だとわかる。前には運転席があるものの、果たしてこれからどうなるのか。
「アヤいるか?」
「スヲン?」
「危ないからランディから離れるなよ」
どこからともなくスヲンの気配が前方に乗りこんで、声だけが飛んでくる。
「………うん」
言われなくてもそうしている。
指摘されたので、さらにきつく抱きつく口実にしたが、ランディの方が離してくれないからその心配は無用だろう。
「ランディ、アヤはオッケー?」
ロイの声が追いかけてきて、スヲンがエンジンをかけたらしい。何やら騒がしい声が響いているのをかき消して、スヲンがアクセルを踏んだ。
「行くぞ」
楽しそうな声。法廷速度を無視した運転さばきは芸術ものだが、この状況で煽るロイの異常ぶりよりマシかもしれない。
飛び出していく。
暗い駐車場にタイヤの擦れる甲高い音が響いて、それはどこかへ向かって駆けだしていく。
「………ふわぁ…」
前方から潮風がなだれ込んでくる。爆走するオープンカーは、船の駐車場から飛び出して、波止場の駐車場を駆け抜けて、幹線道路にでようとしているらしい。
外は夜。けれど、現代文明のおかげで、視界はすこぶる良好になった。
豪華客船を横目に、駐車した数台の合間を縫って、白線を無視して、オープンカーは走っていく。
黒い壁のような船は、遠ざかるようで存在感がなかなか消えない。そこは晴れた夜の海。まだ早い時間なのか、港や町の電気が遠目に拝めるが、船が浮かぶ海は墨のような暗がりに蠢いている。
「………きゃ…」
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どこへ向かうのか、ヘリコプターが何かを叫んでいる気もするが、無視して加速したオープンカーには無駄だと悟ったのか。旋回を繰り返していたヘリコプターは、やがて諦めて、どこかの空へ消えていった。
「あ、メッセージ来た」
スヲンと仲良く並ぶロイが、携帯を取り出して、スヲンに見せたあと後方のランディにも画面を見せる。
つまり、必然的にアヤにもその画面が見えたわけだが、その内容は意外なものだった。
「ご、合格?」
可愛らしい女性が投げキッスする写真と「合格おめでとう」の文字が点滅するスタンプ。ちかちかと夜の不気味な潮風に場違いの彩りだが、これだけ情報のない場面で見間違えようもない。
「これでハートン家も公認だな」
アヤと違って事情を知るランディが胸を撫で下ろし、力を抜いた。
「ママは運命大好きだからね」
よかったね、アヤ。と微笑まれた顔がホラーに見えたのは気のせいではない。実際に悪寒が走ったのは何故だろう。
オープンカーが普通の車に戻っていく。ゆっくりと天井が迫ってきて、ついでに静寂も戻ってきた。
それは自分が知らないうちに外堀が埋まってしまった感覚。世界中どこにも逃げ場がなくなったと言い換えてもいい。
牢獄の鍵が閉まった現実を味わう前に、今、この場で今日の真相を確認しておくべきか。
悩んだけれど、今日は色々ありすぎて、脳がそれを拒否している。
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