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第六章 華麗なる暗躍者
第九十三話 輪になって踊る
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快楽の波が引いてくれない。
温かくて、柔らかなものに埋もれているのに、身体は不定期に明滅を繰り返している。
「……っ…ォ…ぅ゛…ンッん」
ときどき、獣のようなくぐもった声をあげ、制御できない快楽に反応した神経が、全身を否応なく暴れさせる。
海から打ち上げられたばかりの魚やエビじゃあるまいし。
そうして自分が人間だったことに気付けば、また、安寧の静寂がやってくる。
「あれ、アヤ起きた?」
「ん、いや。寝てるな」
ロイとランディの声が左右から顔を覗かせる。
二人とも元は違う場所でも眺めていたのか。アヤが眠っていることを確認するなり、またどこかへ視線を戻していった。
「それにしても、結構大きくなっちゃったね」
「しゃぶりてぇ」
「ランディはこの間しゃぶってたじゃん。それにいまはどっちにしても無理だよ。スヲンが本領発揮してる」
三人の視線が集中する場所はひとつしかない。
例のごとく、つるつるの割れ目を器具で広げられ、中心に芽吹いた肉芯。赤く充血して勃起し、固く膨らんで、皮さえ剥けた小さな肉芽は、現在進行形でスヲンの舌と指にしごかれている。
さらに付け加えるなら、アヤの膣と尻穴にはゴツゴツとしたグロテスクな玩具が埋まり、革紐で恥骨に固定されて抜けることはない。強制的に開かれた乙女の花園は、尿道だけを残して、スヲンの支配下に置かれていた。
「……ッん゛…ぁ…」
右手首は右の足首。左手首には左の足首。それぞれ連結した枷で固定され、身動きが取れないアヤを右にランディ、左にロイが陣取ってスヲンの行為を眺めている。
「はいはい、アヤ。大人しくね」
時折、ひどく暴れる彼女の肌をゆるりと撫でて乳首にキスをするのがお決まりだった。
「スヲン、次、これ使お」
ランディがアヤの乳首に噛みついたのを横目で確認しながら、ロイは細い何かをスヲンの前に差し出す。ボールペンより細く、いうなれば耳掻きより太い棒に大小の波があしらわれたようなイビツな形。
「さすがに起きそうだな」
それに気づいたランディが怪訝そうな顔をする。
「あれから四十分たってる」
ベッドサイドのテーブルに置いたパソコンは、アヤの首についたネックレスと連動して、生命線をリアルタイムで更新している。ランディはアヤの乳首を唇に挟みつつ、器用に画面を眺めて、ロイの手からスヲンの手に渡ったそれを見つめた。
「起きたら説明してあげればいいんじゃない?」
バスローブを着て、優雅に足を組む姿がロイらしいが、その手はアヤを押さえつけているのだから本性は侮れない。
実際、アヤを快楽の底へ叩きつける道具をスヲンに渡したのはロイなのだから、実行者が必ずしも主犯として全責任を負うものとは限らないとよくわかる。
「これは褒美であり、罰であり、躾であり、日常なんだって」
恍惚な表情を隠しもせず、ぞっとする執着心を青い瞳に宿したロイとの運命は、果たして見初められた姫にとってハッピーエンドになるのか、どうか。
「尿道の裏からごしごしされるのも、アヤならきっと悦んでくれるよ」
ニコニコと心底楽しそうな顔で、スヲンがアヤの尿道にそれを差し込むのをロイは眺め続けている。とはいえ、そんなロイを眺めるランディもまた、好奇心に抗うことなく、アヤの反応を見たいと切望するのだから、同じ穴の狢とはそういうものだと、内心ひとり納得していた。
「ヒッ、にャッ!?」
案の定、スヲンがアヤの尿道に波打つ玩具を差し込んで、ぐりぐりと内部を削り取るように回転させたところで、アヤが腰を浮かせて絶頂した。
起きた、とは判断しにくい。
がくがくと全身を痙攣させて、人間とは思えない喘ぎ声を撒き散らせているが、状況を把握する覚醒かと問われると返答に困る。
「………ピアス」
「それはだめ」
ここまで嬉々としてアヤの性器を支配していたスヲンに、ロイはノーを突きつける。
「見ろ、ロイ。アヤのクリトリスは開けて欲しがってる」
スヲンは自然と持ち上がるアヤの腰の先端をさらに指で広げて、ロイに実情を説明した。
確かに、濡れて赤く尖ったそれは、尿道裏からも持ち上げられて、綺麗な真珠を描いている。
「開けたら絶対に可愛い」
「そうだけどさ。開けたらしばらく安静にさせなきゃじゃん」
ロイも苦渋の決断なのだと、スヲンの訴えを棄却する。
「まだ、本題が残ってるんだから、それが終わってから」
「………はぁ」
まあ、永遠にダメじゃないならと、スヲンも興奮を一度落ち着かせている。それに合わせてアヤの腰もベッドに落ちて、今度は深く沈んでいった。
「開けるときはここも開けるのか?」
鳴きながら上下して逃げようと暴れるアヤを押さえつけるというより、羽交い締めにしたランディが、先ほどまで舐めていた胸の先端を指で摘まむ。
本人は軽く摘まんだつもりだろうが、大きな手で包まれ、飛び出た乳首は太い親指と人差し指の腹で潰されながら前方に引っ張られているのだから、アヤは胸をせりだして快楽を享受していた。
「……っく…ぃグぅ…ぁ…ぅ」
そろそろ限界に違いない。
無意識に犯されていた身体が、これ以上は限界だと脳に叩き起こされている気配を実感する。
「アヤが起きるね」
くすりとロイが笑って、スヲンとランディの手に力がこもったのは言うまでもない。
「いいよ。そのときは、両方に外れない宝石を贈ろう」
眠り姫に王子さまのキスを。
そんなお伽噺とは縁遠い状況で、アヤの脳は正確に覚醒した。
「…ッアぁ…ァ…にゃ……に…何ァアッ」
「おはよう、アヤ」
「ロイ…っ…んぁ、ァッ……ん」
身体が跳ねるのに、自由がきかない。
ロイに首筋ごと持ち上げられてキスを重ねるのに、ランディが乳首を、スヲンが肉芽をそれぞれ口に含んだのがわかった。
「イッきゅ…ぅ゛…ッ…ん、ァッあ゛」
ようやく、断続的に聞こえていた音と声の正体が結び付く。
夢うつつに聞こえていた音は、現在進行形で下腹部に埋まる玩具の機械音で、耳に残る獣の声は、自分が絶頂に喘ぎ、鳴いていた声だと。
「止ま…ッて…ァッ、ヤダッぃく、ィク…ッ…ん」
喘ぎ声も言葉も続かないのはロイのせい。いや、ランディのせいか、スヲンのせいか。
「ァッ……ぁあ…ヒッぅ…イヤァァァア」
三人の腕のなかで盛大に果てる。
勝手に尿がシーツを汚していくが、それはどうしようもない。スヲンの手が何かを握っている。恐らくは、その棒をずるりと引き抜かれたことが原因だろう。
「ね、アヤ。おしっこなんて何度もボクたちの目の前でしてるんだから、恥ずかしがる必要なんてどこにもなかったでしょう?」
まさか、それだけを伝えるために、寝ている彼女をいじめたのかと、アヤは潤む瞳でロイを睨みつけた。
「可愛い、アヤ。そんな目で見られると、興奮が収まらなくなる」
唇の代わりに、鼻、額、耳にキスをして。それから首筋、鎖骨、肩と降りていくロイの頭に、アヤは自分の身体が不自由な正体を悟る。
「……抜い…て…ッ…も、ャだ」
自分から腰をふって、埋まっているものを取り出そうとする。当然抜けるはずもなく、なんなら、ランディがパソコンに腕を伸ばして何かを操作した瞬間に訪れた強制絶頂に、アヤは息をのんだ。
「な、に…ッ…何…で」
玩具の隙間から白い泡が吹き出している、深くて重たい振動は遠隔操作できるのなら、スヲンはなぜそこにいるのか。
理解してしまえば、難しいことは何もない。
「やだぁ…ッ…も、そりぇッヤァァ」
すっかり肥大したクリトリスに被せられたのは、求肥の柔らかさを保つ外側に反して、微細な毛がびっしりつまった小さなスポンジ。バイブといえばそれまでだが、アヤの真珠を磨くためだけのブラシだとすれば威力は歴然。
「ィクッ…っ……ぃ、ヤッだめだめぁっあッ…」
そういう道具がスヲンの手が届く範囲、アヤの腰回りに点在している。
「アヤはこれが一番反応いいな」
恐らく、順番に何度も試していたのだろう。アヤのクリトリスはすっかり剥けて、肥大した状態から戻る気配は微塵もない。
「ャッ、ランディ…っ、ダメ」
今までひとつだったそれが、色違いで複数あるのを知ったのは、ランディまでそれを手にして乳首に押しあててきたせい。
「アヤ。お水飲もうか」
この状態でよく平然と、なんて今さらの話。ロイは淡々とマイペースに、ミネラルウォーターを口移しで飲ませてくる。
冷たい水が美味しいのは、身体が純粋に求めているからだと思いたい。そうでなれば、説明がつかない体験に、アヤはようやく人語を手放した。
「あちゅ…ッろ…ぃ…っぁ…熱い」
全身の神経回路が、快楽に焼かれて焦げ付いていく。
三者三様の愛撫に揉まれて、にゃあにゃあと泣く猫に成り下がる。
気絶なんてしていない。失神もしていない。自分の意思で快楽に甘える道を選んだアヤに、ようやく彼らは責める手を休めることにしたようだった。
「気持ちいい?」
「にゃっ…ァッ…ンん…ん」
ロイの手で膣に埋まっていた玩具を抜き差しされながら、アヤはスヲンを口内に迎え入れる。
ずっと気持ちいいから、今さら何をされても抵抗はない。それでも、ランディにしゃぶりつかれたら話は別だと、アヤはのどの奥にあるスヲンを締め上げた。
「ンッぅんん゛」
ざらついた舌で舐められ、形の良い唇で吸い上げられ、唾液をまとわりつかせて堪能される温もりが、これまでと違う快楽で絶頂を連れてくる。
「アヤ、力抜こうな」
スヲンによしよしと胸の先端を手のひらで揉まれて、指で弾かれる。ついでに、ロイはお仕置きだとばかりにお尻の玩具まで動かし始めた。
「ランディ、おいしい?」
「うまい」
「アヤのクリトリスをこんな風にしたのはスヲンだけど、ランディの方が絶対に悦んでるよね」
「そういうロイもだろ?」
愛蜜だらけの玩具をすっかり引き抜いて、バスローブを脱ぎ、自身の雄を取り出したロイを見上げてランディは笑う。
ゴムを取り付けて、アヤの蜜を擦り付けて、今度は一番に突っ込むつもりらしい。
不敵に笑って「当然じゃん」と、ロイは痙攣するアヤの膣に問答無用で挿入した。
温かくて、柔らかなものに埋もれているのに、身体は不定期に明滅を繰り返している。
「……っ…ォ…ぅ゛…ンッん」
ときどき、獣のようなくぐもった声をあげ、制御できない快楽に反応した神経が、全身を否応なく暴れさせる。
海から打ち上げられたばかりの魚やエビじゃあるまいし。
そうして自分が人間だったことに気付けば、また、安寧の静寂がやってくる。
「あれ、アヤ起きた?」
「ん、いや。寝てるな」
ロイとランディの声が左右から顔を覗かせる。
二人とも元は違う場所でも眺めていたのか。アヤが眠っていることを確認するなり、またどこかへ視線を戻していった。
「それにしても、結構大きくなっちゃったね」
「しゃぶりてぇ」
「ランディはこの間しゃぶってたじゃん。それにいまはどっちにしても無理だよ。スヲンが本領発揮してる」
三人の視線が集中する場所はひとつしかない。
例のごとく、つるつるの割れ目を器具で広げられ、中心に芽吹いた肉芯。赤く充血して勃起し、固く膨らんで、皮さえ剥けた小さな肉芽は、現在進行形でスヲンの舌と指にしごかれている。
さらに付け加えるなら、アヤの膣と尻穴にはゴツゴツとしたグロテスクな玩具が埋まり、革紐で恥骨に固定されて抜けることはない。強制的に開かれた乙女の花園は、尿道だけを残して、スヲンの支配下に置かれていた。
「……ッん゛…ぁ…」
右手首は右の足首。左手首には左の足首。それぞれ連結した枷で固定され、身動きが取れないアヤを右にランディ、左にロイが陣取ってスヲンの行為を眺めている。
「はいはい、アヤ。大人しくね」
時折、ひどく暴れる彼女の肌をゆるりと撫でて乳首にキスをするのがお決まりだった。
「スヲン、次、これ使お」
ランディがアヤの乳首に噛みついたのを横目で確認しながら、ロイは細い何かをスヲンの前に差し出す。ボールペンより細く、いうなれば耳掻きより太い棒に大小の波があしらわれたようなイビツな形。
「さすがに起きそうだな」
それに気づいたランディが怪訝そうな顔をする。
「あれから四十分たってる」
ベッドサイドのテーブルに置いたパソコンは、アヤの首についたネックレスと連動して、生命線をリアルタイムで更新している。ランディはアヤの乳首を唇に挟みつつ、器用に画面を眺めて、ロイの手からスヲンの手に渡ったそれを見つめた。
「起きたら説明してあげればいいんじゃない?」
バスローブを着て、優雅に足を組む姿がロイらしいが、その手はアヤを押さえつけているのだから本性は侮れない。
実際、アヤを快楽の底へ叩きつける道具をスヲンに渡したのはロイなのだから、実行者が必ずしも主犯として全責任を負うものとは限らないとよくわかる。
「これは褒美であり、罰であり、躾であり、日常なんだって」
恍惚な表情を隠しもせず、ぞっとする執着心を青い瞳に宿したロイとの運命は、果たして見初められた姫にとってハッピーエンドになるのか、どうか。
「尿道の裏からごしごしされるのも、アヤならきっと悦んでくれるよ」
ニコニコと心底楽しそうな顔で、スヲンがアヤの尿道にそれを差し込むのをロイは眺め続けている。とはいえ、そんなロイを眺めるランディもまた、好奇心に抗うことなく、アヤの反応を見たいと切望するのだから、同じ穴の狢とはそういうものだと、内心ひとり納得していた。
「ヒッ、にャッ!?」
案の定、スヲンがアヤの尿道に波打つ玩具を差し込んで、ぐりぐりと内部を削り取るように回転させたところで、アヤが腰を浮かせて絶頂した。
起きた、とは判断しにくい。
がくがくと全身を痙攣させて、人間とは思えない喘ぎ声を撒き散らせているが、状況を把握する覚醒かと問われると返答に困る。
「………ピアス」
「それはだめ」
ここまで嬉々としてアヤの性器を支配していたスヲンに、ロイはノーを突きつける。
「見ろ、ロイ。アヤのクリトリスは開けて欲しがってる」
スヲンは自然と持ち上がるアヤの腰の先端をさらに指で広げて、ロイに実情を説明した。
確かに、濡れて赤く尖ったそれは、尿道裏からも持ち上げられて、綺麗な真珠を描いている。
「開けたら絶対に可愛い」
「そうだけどさ。開けたらしばらく安静にさせなきゃじゃん」
ロイも苦渋の決断なのだと、スヲンの訴えを棄却する。
「まだ、本題が残ってるんだから、それが終わってから」
「………はぁ」
まあ、永遠にダメじゃないならと、スヲンも興奮を一度落ち着かせている。それに合わせてアヤの腰もベッドに落ちて、今度は深く沈んでいった。
「開けるときはここも開けるのか?」
鳴きながら上下して逃げようと暴れるアヤを押さえつけるというより、羽交い締めにしたランディが、先ほどまで舐めていた胸の先端を指で摘まむ。
本人は軽く摘まんだつもりだろうが、大きな手で包まれ、飛び出た乳首は太い親指と人差し指の腹で潰されながら前方に引っ張られているのだから、アヤは胸をせりだして快楽を享受していた。
「……っく…ぃグぅ…ぁ…ぅ」
そろそろ限界に違いない。
無意識に犯されていた身体が、これ以上は限界だと脳に叩き起こされている気配を実感する。
「アヤが起きるね」
くすりとロイが笑って、スヲンとランディの手に力がこもったのは言うまでもない。
「いいよ。そのときは、両方に外れない宝石を贈ろう」
眠り姫に王子さまのキスを。
そんなお伽噺とは縁遠い状況で、アヤの脳は正確に覚醒した。
「…ッアぁ…ァ…にゃ……に…何ァアッ」
「おはよう、アヤ」
「ロイ…っ…んぁ、ァッ……ん」
身体が跳ねるのに、自由がきかない。
ロイに首筋ごと持ち上げられてキスを重ねるのに、ランディが乳首を、スヲンが肉芽をそれぞれ口に含んだのがわかった。
「イッきゅ…ぅ゛…ッ…ん、ァッあ゛」
ようやく、断続的に聞こえていた音と声の正体が結び付く。
夢うつつに聞こえていた音は、現在進行形で下腹部に埋まる玩具の機械音で、耳に残る獣の声は、自分が絶頂に喘ぎ、鳴いていた声だと。
「止ま…ッて…ァッ、ヤダッぃく、ィク…ッ…ん」
喘ぎ声も言葉も続かないのはロイのせい。いや、ランディのせいか、スヲンのせいか。
「ァッ……ぁあ…ヒッぅ…イヤァァァア」
三人の腕のなかで盛大に果てる。
勝手に尿がシーツを汚していくが、それはどうしようもない。スヲンの手が何かを握っている。恐らくは、その棒をずるりと引き抜かれたことが原因だろう。
「ね、アヤ。おしっこなんて何度もボクたちの目の前でしてるんだから、恥ずかしがる必要なんてどこにもなかったでしょう?」
まさか、それだけを伝えるために、寝ている彼女をいじめたのかと、アヤは潤む瞳でロイを睨みつけた。
「可愛い、アヤ。そんな目で見られると、興奮が収まらなくなる」
唇の代わりに、鼻、額、耳にキスをして。それから首筋、鎖骨、肩と降りていくロイの頭に、アヤは自分の身体が不自由な正体を悟る。
「……抜い…て…ッ…も、ャだ」
自分から腰をふって、埋まっているものを取り出そうとする。当然抜けるはずもなく、なんなら、ランディがパソコンに腕を伸ばして何かを操作した瞬間に訪れた強制絶頂に、アヤは息をのんだ。
「な、に…ッ…何…で」
玩具の隙間から白い泡が吹き出している、深くて重たい振動は遠隔操作できるのなら、スヲンはなぜそこにいるのか。
理解してしまえば、難しいことは何もない。
「やだぁ…ッ…も、そりぇッヤァァ」
すっかり肥大したクリトリスに被せられたのは、求肥の柔らかさを保つ外側に反して、微細な毛がびっしりつまった小さなスポンジ。バイブといえばそれまでだが、アヤの真珠を磨くためだけのブラシだとすれば威力は歴然。
「ィクッ…っ……ぃ、ヤッだめだめぁっあッ…」
そういう道具がスヲンの手が届く範囲、アヤの腰回りに点在している。
「アヤはこれが一番反応いいな」
恐らく、順番に何度も試していたのだろう。アヤのクリトリスはすっかり剥けて、肥大した状態から戻る気配は微塵もない。
「ャッ、ランディ…っ、ダメ」
今までひとつだったそれが、色違いで複数あるのを知ったのは、ランディまでそれを手にして乳首に押しあててきたせい。
「アヤ。お水飲もうか」
この状態でよく平然と、なんて今さらの話。ロイは淡々とマイペースに、ミネラルウォーターを口移しで飲ませてくる。
冷たい水が美味しいのは、身体が純粋に求めているからだと思いたい。そうでなれば、説明がつかない体験に、アヤはようやく人語を手放した。
「あちゅ…ッろ…ぃ…っぁ…熱い」
全身の神経回路が、快楽に焼かれて焦げ付いていく。
三者三様の愛撫に揉まれて、にゃあにゃあと泣く猫に成り下がる。
気絶なんてしていない。失神もしていない。自分の意思で快楽に甘える道を選んだアヤに、ようやく彼らは責める手を休めることにしたようだった。
「気持ちいい?」
「にゃっ…ァッ…ンん…ん」
ロイの手で膣に埋まっていた玩具を抜き差しされながら、アヤはスヲンを口内に迎え入れる。
ずっと気持ちいいから、今さら何をされても抵抗はない。それでも、ランディにしゃぶりつかれたら話は別だと、アヤはのどの奥にあるスヲンを締め上げた。
「ンッぅんん゛」
ざらついた舌で舐められ、形の良い唇で吸い上げられ、唾液をまとわりつかせて堪能される温もりが、これまでと違う快楽で絶頂を連れてくる。
「アヤ、力抜こうな」
スヲンによしよしと胸の先端を手のひらで揉まれて、指で弾かれる。ついでに、ロイはお仕置きだとばかりにお尻の玩具まで動かし始めた。
「ランディ、おいしい?」
「うまい」
「アヤのクリトリスをこんな風にしたのはスヲンだけど、ランディの方が絶対に悦んでるよね」
「そういうロイもだろ?」
愛蜜だらけの玩具をすっかり引き抜いて、バスローブを脱ぎ、自身の雄を取り出したロイを見上げてランディは笑う。
ゴムを取り付けて、アヤの蜜を擦り付けて、今度は一番に突っ込むつもりらしい。
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