僕は異世界人?

じいさん

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魔族

僕は異世界人?放浪編4

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今日もいい天気だ、、
あれから1週間くらい経ったけどこの町は平和で元気な街だなやっぱり、、
仕事は偏ってるからなかなかいろんな人が住みやすいってわけじゃないけどここで生活してる人はそれなりにちゃんと生きて行ってるよね、、
あのダンジョンは王子たちとフンザのギルマスたちに任せてたら大丈夫だしそろそろ僕も次の町に行こうかな、、、
その前に、、≪ヤト、、≫
≪ヤトいる?≫
≪なんだ?≫
≪向こうはどう?みんな元気にやってるの?≫
≪ああ、大丈夫だ、いつも通りみんな元気に頑張ってる≫
≪そう、よかった、、おじさんおばさんも元気だったらいいんだ≫
≪まあ、寂しがってるが仕方ないと思ってるようだ≫
≪そっか≫
≪お前もそちらで忙しいみたいだし気にせずやるべきことをやればよい、ただ縁が切れることのないようにな、、≫
≪わかった、たまには顔だけでも出すようにするよ、長くいることは出来そうにないから、、≫
≪それでいい、話は変わるが、、≫
≪何?≫
≪今いる街のダンジョンという所にいる魔族の事だが≫
≪やっぱりいるよね?≫
≪ああ、その魔族だが、人に危害を加えるつもりはなさそうだ、、≫
≪そうなの?魔族なのに?≫
≪よくわからんがそういう気配を感じない、、ただ何かと邪魔をされそうになったらわからんな≫
≪どの辺にいるの?≫
≪よくわからん、曖昧な空間にいるみたいだ≫
≪自分から悪さをする事は無いって事?≫
≪そのようだ、だが並の人間ではとても勝てるものじゃない≫
≪並じゃない人間がいたら?≫
≪どうかな、、気に障るようなら何をするかわからん≫
≪どうしたらいい?≫
≪今ダンジョンの調査は70階層あたりで止まっているようだ、その先へ行ってみるか?≫
≪僕一人で?≫
≪さすがに今のお前程度では無理だ、我も行く≫
≪で、どうするの?≫
≪あいつを呼び出せ、話をしよう、乗って来るかはわからんが、、≫
≪、、どうしてそんな無茶をしないとダメなの?≫
≪奴が表に出てくれば災害級だ、甚大な被害が出る≫
≪そんなにすごいの?≫
≪ああ、相当なものだ、だが残念なことに人間は時々身に余る無茶をするときがある、その無茶が奴のお気に召さないとどうなるかわからん、そうならないようにせねばならん≫
≪そんなこと僕にできるわけない≫
≪だから我も行く、我々が行くことが抑止力になる≫
≪なるの?≫
≪奴が我々と戦うのがめんどくさいと思ってくれればな≫
≪くれなければ?≫
≪その時はその時だ≫
≪なんでもっと早く言ってくれないの?!!急に言われたってそんな覚悟なんかすぐには出来ないよ≫
≪まあそんな無茶できる人間などいないだろうと思ってるからな≫
≪そんな人間がいるの?≫
≪目の前にいるではないか≫
≪いや僕は特殊な人間だから≫
≪でも人間だ、同じような人間がいないとも限らない≫
≪それはそうだけど、、≫
≪わかったら覚悟を決めろ、今夜行く≫
≪なんだそれ!呼び出すんじゃんかった、、≫
≪で、どんな話するの?≫
≪たどり着けない工夫をしたい、、だがあそこはもともと魔族の作った空間だ、勝手なことをすれば怒り出すかもしれん、、≫
≪まあそうだね≫
≪だから話をしに行く、その時に我々の事を戦うには苦労する相手だと思わせれば地上に出て暴れる危険が減る≫
≪魔族にそういう野望がなければいいけどね≫
≪ところでどうやって接触するの?≫
≪お前、11階層に入ったら気配を感じたんだろう?≫
≪うん≫
≪お前が感じるという事は相手も感じているという事だ≫
≪あ、そっか、、じゃあ11階層から念話を送り続けたらいいんだね?≫
≪そういうことだ≫
≪わかったよ、ところでそろそろ姿を現してよ≫
≪わかった≫
「じゃあ行くぞ」
「さあ入ろうか」
「あ!エリアス!」
げ、、しまった、、今日は調査の日だったか、、、
「や、やあルナ、今日は調査の日だったのか、、」
「そうだよ、あ!!、ヤトじい!」
「ブリジットさんもラルフもいるよね?」
「中にいるよ、今から私も行くところ、ヤトじい久しぶり」
「久しいな、息災であるか?」
「???何息災って?」
「元気であるか?」
「なんだ、最初から簡単な言葉で言ってよ、元気だよ私はいつも!、ヤトじい、今日は一緒に行ってくれるんだよね?」
「え!?ちょっと待って」
「久しぶりだなエリアス、」
「ブリジットさん!、ラルフも」
「ブリジットさん、この人はヤト、鳥人族です、ヤト、こちらはブリジットさん、ダンジョンの管理をしている人だよ」
「ヤトと申す、お初にお目にかかる」
「ブリジットです、よろしく、さすがにエリアスの知り合いだな、すさまじい覇気だ、、」
「そお?ただの爺ちゃんじゃん」
「、、、ルナ、、、」
「今日はここに入りに来たんだろう?一緒に入ろうか?」
「うん、、、どうしようかな、、、」
「いいじゃん、一緒に行こう!」
「何か目的がありそうだな」
~~~~~~~~~~
「ふ~ん、ここはなんか変な雰囲気があるとは思っていたが、まさか魔族とはな、、」
「それで?うまくいきそうなのか?」
「わかりませんが、早いうちに何とかしておかないと、、」
「わかった、では今93階層まで調査が終わってる、それを100階層まで到達したらそこで魔族とやらを呼び出しそれ以上奥には行けないようにする、という事でどうだ?」
「それで構いません」
「では急ぐとしよう」
「ラルフ元気にしてた?」
「なんだ?俺のこと覚えてるのか?」
「当たり前じゃん、親だよ僕」
「フン、都合のいい親だな、ま、親にも色々あるからな」
「何それ?どういうこと?」
「世の中には毒親もいるってことだ」
「ヒドイ!僕何もしてないよ?」
「何もしない親って毒じゃないのか?」
「う、、、」
「ラルフ良いじゃん、私が遊んであげるよ」
「け!いらねーよ」
「なによ!いつも遊んであげてるのに、、あ~~エリアスの前だと恥ずかしいんだ!!」
「うるせーぞ」
「ほらお前たち遊んでないで仕事しろ!」
「ブリジット、後ろは任せて、僕とヤトが守るよ」
「わかった、ほらルナ、ラルフ、いつものコンビで一番前に行きな」
「は~い」
フフッなんやかんやで二人の息ぴったりじゃん
「さあいよいよ100階層のボス部屋だ、少し休憩しようか」
「そう言えばドロップアイテムってどんなの出たの?」
「色々出たよ、便利なのがいっぱいあるよ」
「そっか、あとで教えてね」
「いいけどあげられないよ、一応今は調査段階だからドロップアイテムはすべてギルマスに渡すことになってるんだ」
「ギルマスってケリーの事?」
「違うよ、ここのギルマス、、、何てったっけ?」
「カンタスさんか」
「そうそうその人」
「そっか、まあここが解禁になったらカンタスさんも大忙しになるな」
「残念だけど11階層に行ける人がどのくらいいるんだろうね」
「そうだね、そう言えば11階層から帰還するところはどうなったんだろ、、」
「あそこはインジーが立派な塔を作って皇都の皇兵が24時間管理することになってる」
「それなら安心だ」
「そろそろ行こうか」
「よし」
「、、、何?ここ、、」
「外に出たの?」
「いや違うはず、、」
「来る!!」
「うわっ!」
「これは、、」
「それぞれに一体づつ相手になってるみたいだ」
「しかもめっちゃ強い」
「剣術も魔法も半端ない、、」
「ラルフ!お前大丈夫か?魔法使えるようになったか?」
「魔法?何だそれ?うまいのか?」
「仕方ない、僕がフォローするからがんばれ、ヤトはルナを頼む」
「仕方ない、ルナ存分に暴れよ」
「やった~」
「か弱い私は誰が守ってくれるんだい?」
「化け物は無視してよろしい」
「今言ったやつ、後が楽しみだ」
「ひいぃ」
「さあザコども右腕からかい?それとも左腕がいいか?首は最後にしといてやるよ」
「、、、コワすぎる、、、」
「エリアスよ、あの者は鬼族か?それともあいつも魔族か?強さが変態の域に入ってる、、」
「ヤト、僕にもわからない」
、、、みんながこんなに強かったら世界は平和なのに、、、平和なのか?、、、
「よし、、何とかラルフも倒せたね、、ルナは?」
「大丈夫普通に倒せたよ」
「うむ、我は何もしなかったぞ」
「あ!、ドロップアイテム、、指輪か」
「みんなに一個づつあるんだね」
「はめて見よっと」
「こ、、これは、、、」
「ほぼ完全防御の衣、、、って、、、」
「ほとんど裸じゃん、、でも本当にほぼ完全防御だ」
「めっちゃありがたい指輪だけど、、目のやり場に困る、、」
「とりあえず部屋を出るよ」
「ここは101階層だよね?」
「そうなるね」
「帰還石もあるよ」
「じゃあ呼ぶけど、念のためこのままの格好で行くね」
「あれ?ヤトはつけてないの?」
「我は必要ない」
「わかった、じゃあ呼ぶよ」
≪魔族の者よ、、魔の者よ、、≫
≪いるのはわかっている、悪いが出てきてくれ≫
≪なんだ?偉そうなやつがいるな、、、≫
「うわっ!」
「押さえつけられる!」
「跳ね返せ!、ラルフ!がんばれ」
「ううっ、、、」
≪ほお、、我にかしずいたのは一匹だけか≫
「声に出せ!聞こえているはずだ」
「我にかしずかない上に命令するのか?随分と調子に乗ったやつもいるものだな」
「悪いが我々はお前に服従するつもりはない、が敵対する気もない」
「フッ、敵対とか意味が分からん、虫けら共は気が付いたら我の足の裏に張り付いているものよ」
「お前は我々と戦いたいのか?」
「戦いたいとか意味が分からん、足の裏の住人よ」
「さっきから聞いてりゃえらっそうに!!何様のつもり?いい加減あったま来た!!」
「そうか、、それは可哀そうだ、すぐに潰して楽にしてやる」
「待て!!」
「ほお、、虫けらのわりに力があるな、、少しこそばゆいぞ」
「我々に戦う気はない、話がしたいんだ、ここを荒らす気もない」
「はて?お前たちは虫けら共と話すことがあるのか?」
「クッ、、」
「そこまでだ」
「なんだ?次はどんな虫けらだ?」
「久しぶりだな、お前は封じられたはずだがな」
「何者だ?お前は」
「忘れたか?酒呑よ」
「、、、?この世でその名前を知っている奴はいないのだが、、、」
「ああ、我もまさかここでお前に合うとは思いもしなかったよ、、、我が姿を見て思い出すがよい」
「わあ~大きくなった~」
「む!?、、、その3本足、、八咫烏、、、何でお前がここに、、、」
「それはこっちのセリフだ、とにかくおとなしくこの者の前に出でよ、この者が話があると言っておる」
「、、、、、」
「エリアス、後はお前に任せる」
「わかった、では魔族の者よ、、何と呼べばいい?さっきはシュテン?とかなんとかいってたようけど、、」
「その名前はやめてくれ、、名前はない、好きに呼んでくれ」
「そうか、じゃあ、、」
「マー君がいい」
「、、、、、何それ?」
「魔族のマー君決まり!!」
「プッ、、わはははは、かっこわり~」
「そお?かっこいいよ!これで決まりだからね」
「じゃあマー君、お願いに来たんだ」
「我に願いと?」
「カッコつけても意味ないよマー君」
「そうだよ、普通にしゃべりなよマー君」
「こ、、これが普通だ」
「話をつづけるね、このダンジョンの階層をひとまずここまでにしたいんだ」
「無理だ、既に300階層まで作っている」
「どんだけ~~」
「ずいぶんと深くまで作ったね」
「ここは俺様が造ったんだ文句言われる筋合いはない」
「わかってる、でもダンジョンってやっぱり挑戦したいじゃん、だから100階層までにしてこれ以上は行けないように入り口を見えなくしたいんだ」
「そうすればマー君も落ち着いてここに住めるよ?」
「まあ、、な」
「いいかな、、?」
「お前はこの世界ではまだ悪さをしておらんようじゃから、お前がここにおることは主には伏せておく」
「なに!?お前の主も来てるのか!?」
「来んよ、但しお前が悪さをすれば来てもらうがな」
「勘弁してくれ、結局1000年以上閉じ込められてたんだ」
「嫌なら了解しろ、お前にとっても悪い話じゃないはずだ」
「10階層を超えてくる人たちにはいたずらしてもいいよ、死なせたら絶対だめだからね」
「わかったよ、でもここの入り口はどうするんだ?」
「それは僕が封印する」
「了解した、但しこの封印を解いて先に進む奴が現れたら我は遠慮なく倒すからな」
「わかった」
「ねえマー君、もし一人で寂しくなったら私を呼んで。遊んであげるから私の名前はルナ、ルナだからね、悪いことしなかったら外にも連れてってあげる、、角だけは隠してね」
「ヤト、大丈夫かなあ」
「大丈夫だろう、ある意味最強のボディガードだよ」
「ブリジットさん、これで一応調査は終了だね?」
「ああ、ところでそろそろ指輪はずせ、モッコリが気になって理性が飛びそうだ」
「ははは、これも返さないとね」
「このダンジョン解放されたらすごい事になるだろうな」
「二人ともエッチ!」
「仕方ない、男ですから」
「あら、私も嫌いじゃないわよ」
「みんなエッチ~」
~~~~~~~~~~~~
チュン、チュン、、、
朝かあ、、あれからあのダンジョンどうなったんだろな、、、
ギルドに行ってみよう、、
「おはようございます」
うわっ!なんだ?この人の多さは、、、
「いらっしゃいませ、あ!エリアスさん上に行ってください、ギルマスがお待ちです」
コンコン、、、
「どうぞ」
「こんにちわ、カンタスさん、調子よさそうですね」
「おお、エリアス来てくれたか」
「すごい人ですね、忙しそうで何よりです」
「ああ、大儲けでうれしいところなんだが、そうも言ってられないんだな、、」
「なんかありました?」
「ああ、みんな挑戦するのはいいが10階層を超えることが出来ないんだ、ギルマスの私も行けてないからデマじゃないかって文句言うやつまで出てきて、、、」
「ははは、でもドロップアイテムを見せたら納得するでしょ?」
「それが偽もんだろって疑うやつが出てきてなあ」
「ふ~ん、じゃあ僕が連れて行きましょうか?」
「??どうするんだ?」
「簡単です、僕とパーティ組んで11階層に行くだけです、先にはいきませんがあの泉に飛ばされれば信じるでしょう」
「先に進まなくて納得するか?」
「実際隠し扉が見つけられない程度の実力だったら先に進んでも確実に死んじゃいますんで」
「そうだな、じゃあ君には迷惑かけるけど頼めるか?」
「はい、早速募集しますね、、ところでダンジョンの名前は決まりました?」
「ああ決まったよ、、イレソフの秘宝館、、」
「、、、なんとも品のないダンジョン名で、、、」
「募集してきますね」
~~~~~~~~~~~~
「皆さんダンジョン秘宝館の攻略パーティ募集します、ただし10階層を超える所までです、ガセじゃなく本当だという事を確認してもらう為です、私は攻略済です、フルメンバー募集なのであと5名募集します、ちなみに100階層のボス部屋をクリアするとほぼ絶対防御の指輪が落ちます、試しにそれを彼女に着けてみてもらいます」
「キャッ!」
「おお~~~!!」
「エリアスさん!、これは?!」
「ちょっとセクシーな衣装ですがほぼ絶対防御です、そちらのいかついお兄さん殴ってみてください」
「こうか?」
「どうです?」
「?何かしたの?」
「はい、外しますね、この通り有り難い指輪が落ちます、皆さん頑張ってください」
「では挑戦したい方皆さんで決めてください、私はお昼に来ますのでそれまでに決めておいてください、、では、、」
「お姉さん意外とおっぱいおっきいんですね」
「恥ずかしい事させないでください」
「じゃあお昼にまた来ますので」
「はい」
これって危ないよね、、みんなががんばってSランクくらいの力を持って先に進めても、実際はSSランクぐらいの力がないと先にはなかなか進めない、、ってことはどんどん死んじゃうってことにならない?、、どうしよう、、、人気は出てほしいけど安全も確保したいし、、マー君と相談するか、、マー君ヤトには頭が上がらないみたいだし相談するときはヤトにもついて来てもらうか、、、
~~~~~~~~~~~~~~
「どうだった?」
「あった、、確かに隠し部屋はあった」
「それで?その先はどうなってた?」
「同じように通路が続いてるみたいだった」
「みたいって、行かなかったのか?」
「そっから先は自力でここに来れる人じゃないと確実に死ぬって言われて、やめた」
「そんなにヤベーのか?」
「雰囲気が違ってた、怖かった」
「はい、みなさんどこかのギルドでSランクになってからのほうが良いと思います、安全だしね、それからもし行けるくらい強くなってもパーティで行くことを強力に推奨します、、、以上です」
「なあ、エリアス、ここはお前が調査したんだよな?」
「僕一人じゃないですけどね」
「ああ、一緒に調査に行ったやつの名前も書いてあるから一人じゃないのは知ってるんだけど、まあブリジットは超有名だからいいとして他のやつらの名前は今まで聞いたことがないんだよな、、どんなやつだ?」
「ああ、ラルフは僕が里親です、他の4人は兄弟です、ずっと田舎に居たので誰も彼らの事は知らないと思います、ただの田舎もんですよ、めっちゃ強いですけどね」
「誰が田舎もんですって?」
「ルナ、、ルーン!!どうしたの?今日は?」
「こんにちわ、今日はラルフと待ち合わせ、、魔法を勉強したいんだって」
「へえ、珍しい」
「エリアスも来る?」
「エリアスなんかいらねーよ」
「やあラルフ調子はどお?」
「いつも通りだよ、それよりお前来なくていいぞ?めんどくせーから」
「わかったよ、ルーンお願いするよ、みっちり鍛えてやって」
「わかったわ、エリアスはこれからどうするの?」
「うん、ちょとマー君に用事があってね」
「そお、気を付けてね」
「うん、ありがと」
「ラルフ行くわよ、ついて来て」
「ったく調子乗ってるなルナのやつ、、ルーンのやつ」
「がんばって」
、、、ダンジョンの11階に行こうか、、、
「マー君、、聞こえてるでしょ?」
「その呼び方しかできんのか?」
「だって名前教えてくれないじゃん?」
「まあいいわい、で?何しに来た?」
「うん、これから少しづつここに来る人たちが増えると思うんだけど,ここには来られるくらいの実力はあってもまだまだ力が足りない人たちもいると思うんだ」
「だから何だ?そんな奴は死ぬだけだろう?何の問題がある?」
「問題大ありだよ、何とか人が死ぬのを防ぎたいんだ」
「そんなのは自己責任だろう?」
「それはそうなんだけど、、」
「何が言いたい?まさか我に助けろとか言うんじゃないだろうな?」
「、、、お願いできない?」
「頭の中には何が入ってる?砂でも詰まってるのか?ここは我が造った所だぞ?排除こそすれ守るなどとたわけたことを申すでないわ!」
「どうしてもだめ?」
「なんだ?八咫烏でも呼ぶか?」
「最悪そうするかも、、、」
「好きにすればよい」
「え?」
「お前はずいぶん偉くなったのだな、人間風情が、、、何様のつもりだ?、、、さあ呼ぶがよい」
≪ヤト、来て≫
≪、、、、、≫
≪ヤト?聞こえてるでしょ?来てよ≫
≪、、、、、なんだ?≫
≪聞いてたでしょ?助けてよ≫
≪なぜ?助けなくてはならん?≫
≪だってヤトは神様の眷属でしょ?≫
≪だから何だ?神の眷属は無条件で魔族を倒さなければならんのか?無理筋でも?≫
≪でもそうしないと人がたくさん死んじゃう、、≫
≪ここはダンジョン、生き死には自己責任ではないのか?≫
≪それはそうだけど、、≫
≪ここはダンジョンだが、それは人間が見た場合の話だ、奴にとっては大事な住処だ、言っている意味は分かるか?≫
≪どういう事?≫
≪お前は奴がここにいられるのは人間であるお前たちが許したからだとでも思っているのか?≫
≪あの時お前たちは奴に許しを与えたのか?話し合いの結果ここに住むことと地表に出て厄災をふりまかないことをお互いに取り決めしたのではないのか?≫
≪確かに、、、≫
≪その時にここに来た人間に手は出さないことも約束したはずだ、、だがそこに人間を守れと言う決め事はない≫
≪どちらに否があると思うのだ?≫
≪我は神の眷属ぞ、我に無理筋を通せと申すか!≫
≪、、、ごめんよ、僕が間違ってた、確かに勝手に助けてくれると思ってた、、甘えてた、、≫
≪我は帰っていいな?≫
≪わかった、何とかするよ、、、≫
≪待てよ!≫
≪人の家でダラダラとしゃべりやがって挨拶もなしか!八咫烏≫
≪なんだ?また昔みたいに泣かされたいのか?≫
≪今お前が手を出せばお前の主は面目丸つぶれどころか無理筋を通した神として随分と格が落ちちまうだろうな≫
≪、、、くっ、、、≫
≪本当なの?ヤト?≫
≪残念ながら筋の通らないことをするのが一番嫌いだからな、あのお方は、、≫
≪そんなことをさせようとした愚かな奴はどうなるのかな?それとも無かった事としてごまかすか?いいぜ?我は痛くも痒くもないわ≫
≪何?どういうこと?≫
≪我らだけではなくお前も罰を受けるのだ≫
≪、、、そっか、、罰って痛い?≫
≪酒呑よ何が望みだ?≫
≪いいねえ話が早くて、、我の望みは向こうの世界に帰っても罪に問うな≫
≪何?!!≫
≪我は今回転生しておる、しかも今生では罪を犯しておらん、上には話を通しやすいだろう?≫
≪、、、弱みに付け込みおって、、、、、いいだろう、、但し我にも条件がある≫
≪めんどくせーな、なんだ?≫
≪こいつの申し出を受けろ≫
≪人間を守れってか!ここは我の家だぞ≫
≪その代わりお前の好きな酒を毎日届けてやる≫
≪おお!いいねえ、、わかったよ、守ってやる、守ってやるが期間は100年だ、100年後に我は向こうの世界に帰る、それだけあれば根回しも出来るだろう?≫
≪仕方ない、、それでいいな?エリアス?≫
≪それって僕は罰を受けないって事?≫
≪ああ、手打ちが出来れば罪には問われない≫
≪ごめん、、ヤト、、≫
≪これからは自分の行動や発言には十分気を付けることだな≫
≪わかった≫
≪約束したぞ酒呑よ、ゆめゆめ忘れることなかれ≫
≪早く向こうへ行け!≫
「マー君ごめん、迷惑かけた」
「終わったことだ」
「じゃあよろしくお願いします」
「わかったよ、酒が飲めるのなら許す」
、、、、、よかった、、、、、
「あ!、あの?聞きたいことが、、、」
「その前に八咫烏!」
「なんだ?」
「約束の酒、今日の分を今すぐ持ってこい」
「、、、、、わかった、約束だ」
「久しぶりに酒が飲める!」
「ねえマー君、マー君の名前ってシュテンって言うの?」
「その話か、悪いが今日はダメだ久しぶりの酒がマズくなる、そのうち話してやる」
「ほんとに教えてね」
「そのうち、な、、」
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ファンタジー
【第18回ファンタジー小説大賞で大賞をいただきました】→【規約変更で書籍化&コミカライズ「確約」は取り消しになりました。】 佐藤美佳子(サトウ・ミカコ)、享年28歳。死因は、過労。連日の徹夜と休日出勤の果てに、ブラック企業のオフィスで静かに息を引き取った彼女が次に目覚めたのは、剣と魔法のファンタジー世界だった。 新たな生を受けたのは、田舎のしがない貧乏貴族の娘、ミカ・アシュフィールド、16歳。神様がくれた転生特典は、なんと《完璧なる整理整頓》という、とんでもなく地味なスキルだった。 「せめて回復魔法とかが良かった……」 戦闘にも生産にも役立たないスキルに落胆し、今度こそは静かに、穏やかに生きたいと願うミカ。しかし、そんな彼女のささやかな望みは、王家からの突然の徴収命令によって打ち砕かれる。 「特殊技能持ちは、王宮へ出仕せよ」 家族を守るため、どうせ役立たずと追い返されるだろうと高をくくって王都へ向かったミカに与えられた任務は、あまりにも無謀なものだった。 「この『開かずの倉庫』を、整理せよ」 そこは、数百年分の備品や資材が山と積まれ、あまりの混沌ぶりに探検隊が遭難したとまで噂される、王家最大の禁足地。 絶望的な光景を前に、ミカが覚悟を決めてスキルを発動した瞬間――世界は、彼女の「お片付け」が持つ真の力に震撼することになる。 これは、地味スキルでうっかり国のすべてを最適化してしまった元社畜令嬢が、カタブツな騎士団長や有能すぎる皇帝陛下にその価値を見出され、なぜか過保護に甘やかされてしまう、お仕事改革ファンタジー。

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