僕は異世界人?

じいさん

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おてんば娘と不穏な空気

僕は異世界人?放浪編7

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今日もいい天気だ、、
そろそろギルドも始まるから行ってみよう、、、
「おはようございます~」
「おはようございます、いらっしゃいませ」
「あの話は決まりました?」
「はい、あの、、お二階へどうぞ、ギルマスがお待ちです」
「え?そんな大げさなものではないでしょう?」
「詳しい事は直接お聞きください」
コンコン、、、「どうぞ、、」
「おお。早いな、おまえはじじいか?」
「どういう意味ですか?、、ここに来いって言われたんですが、、、」
「ああ、大したことじゃない、あの件はOKだ、アンドレアの爺さんもお前さんに興味を持ったみたいでな、今日にでも連れて来てくれと言われたよ」
「そうですか、ありがとうございます、僕はいつでもいいですよ、これと言って決まった事は無いので、、」
「そうか、、なら今からすぐ行こう」
「今からですか?いいですけど早くないですか?」
「なあに相手はじじいだ朝早いのは全く問題ない、4時くらいにはもう起きてるらしい」
「、、、わかりました」
「おっきいお店かと思ってたんですが、意外と小さいんですね?」
「ああ、ここは見本をいくつか置いているんだがここに来る客は欲しいものを直接注文しに来るんだよ」
「へえ、、わざわざこんなお店を出すってことは普通にお店に売ってるものではないんですね?」
「そうだ、高い物や珍しい物ばかりでな、注文された品物はここの地下に運ばれる、当然悪党が狙ってくる、そこでお前たちの出番になる」
「はあ、、よく襲ってくるんですか?」
「普段はそう簡単に襲われないんだが今回は特別高価な品物が入荷されたらしくて、しかもそれがどう言う訳か外部に漏れたらしい、、」
「ここへ運ぶ道中は大丈夫だったんですか?」
「それがな、、運んでる時は全く何もなかったらしいんだ」
「どうやら情報が漏れたのはここに運ばれた後らしい」
「それって、、」
「そう思うよな、内通者がいるよな?、だから今回じいさんはいつもの人間以外にも人を雇う事にしたんだとよ」
「新しく雇った人は何人ですか?」
「今のところお前さんだけだ」
「あらま、、」
「対人戦になるだろうからな、、、お前は経験あるのか?」
「人が相手ですか?、、無いとは言いません、、」
「その歳で、、、なかなかの人生だな、、」
「大袈裟です、たまたまなんで」
「普通はたまたまでもそう言う事には巡り合わないよ」
「ははは、、」
「勝ったのか?、、まあ勝ったからここに居るんだろうがな」
「引き分けです」
「強かったか?」
「はい」
「そうか、、、」
「今回はわしも入らねばならんだろうな」
「そんなに強いんですか?」
「人が少ない上に誰が内通者かわからんしな、、お前は今日から泊まり込みだ」
「そりゃまたなんと急な事で、、」
「無理か?」
「いえ、大丈夫ですが、オルランドさんも泊まり込みですか?」
「わしはそれ以外にも仕事があるからな、、無理だ」
「、、、、、オルランドさん、、念話出来ますか?」
「SSランクの必須条件だ」
「よかった、それじゃあ何かあったら念話しますね」
「お前出来るのか?」
「フンザでは割と普通ですよ?、、マイナーでも出来る人はたくさんいますから」
「マジか、、、」
「マジです、、まあマイナーの場合は一方通行がほとんどですけどね」
「一方通行?」
「発信できても受信できないとかその逆とか、、」
「なるほどね、出来ないよりまし、、って所だな」
「あと、ギルマスを使うのは申し訳ないんですが、宿にしばらく帰れないって言っておいてもらえますか?」
「そうだな、急な話だからな、、どこの宿だ?」
「ええと、この街に入った最初の宿です、ソフィアって娘がいます」
「ああ、ソフィアの宿だな、わかった伝えておくよ」
~~~~~~~~~~~~~~~
「待たせてすまんな」
「かまわんよ、話をしてたからな」
「君がえ~と、、」
「エリアスです、初めまして」
「おお、エリアス君だったな、私はアンドレアだ、見た所まだだいぶ若いようだがオルランドが推薦するという事だから大丈夫だとは思うが一応確認のため見ておこうと思ってな、、」
「じいさん、今回は俺も参加するよ、今回はなかなか集まりが悪くてな、、、」
「そうか、君がいてくれるのなら心強い、ところで彼はここの人間ではないな?」
「ああ、フンザの人間だ」
「フンザか、、そうか、、」
この人、見た目は人間だけど、、、なんか変な感じ、、、
悪者の感じはしないけど、、
「?どうした?私の顔に何か付いているかね?」
「い、いえ、、申し訳ありません」
「はっはっは、どうやら何か感じてるようだ、君はなかなか若いのに色々と経験してるようだね」
「いえ、普通の8歳児です」
「なんと!8歳か!、、10歳は越えてると思ったが、、私もまだまだ修行が足りんな、、ところで相手は人だが大丈夫か?」
「まあ、何とか、、」
「ふむ、、経験はあるようだな、、で?君はフンザの8歳児なのになぜこの街にいる?一人で来るにはちと遠いと思うが?、、」
「はい、10歳から学校に行くのでそれまで旅をして見聞を広めようと思って、、」
「ほほ~、親御さんはよく許してくれたな、それに一人旅が出来るという事はギルドランクはFランク以上なんだろうがその歳で一人旅なんて普通は考えもしないと思うのだが、、まあ色々あるのだろう、あそこの領主はあまりいい話は聞こえて来んからな」
「はは、、」
、、、父上はいったい何をしてどんな評判になってるんだろう、、、
「フンザの領主は評判が悪いですか?」
「いや、悪い悪い、、どんな領主であっても自分の所の領主の悪い話を聞くのはあまりいい気持にはならんだろうな」
「いえ、それはいいのですが外での評判は中の人間にはなかなかわからないですから、、アンドレアさんはフンザに店を出しているのですか?」
「もちろんだ、3公の筆頭が治める街だからな」
「そうですか、、どういうふうに見えてますか?」
「税制が変だな、、まあそんな話はそのうち話すこともあるだろう、今はここの話をしようか」
「あ、、すいません、つい、、」
「いいさ、気になるのは当然だ、、、さて話は変わるが君もなんとなく気が付いているようだが私は狼人族の血が4分の1入っておる」
あ!、、そうか!、、それでなんか変な感じがしたのか、、、ヒルツほどじゃないけど野生の力強さを感じた、、
「私は勘が強くてな、今回はなかなか厳しい感じがしてたのだ」
「じいさんの勘は本当によく当たるからな」
「僕の知り合いにも狼人族がいますが勘は鋭いですね」
「ほお、狼人族は数が少ないから大体の者は知っているが名前は何て言う?」
、、、色々聞きたいのはこっちのほうなのに僕のほうが聞かれてる、、この人がうまいのか僕がベラベラしゃべりすぎなのか?
「ヒルツと言いますが、知り合いですか?」
「いや、初めて聞く名前だな、、本当に狼人族なのか?」
「はい、それは確かです」
「そうか、、フンザで何の仕事をしている?」
「すいません、僕の話なら何でも話しますが友達の話を勝手に僕がするわけにはいきません」
「最初に話出したのは君のほうだが?」
「すいません、口が滑りました、以後気をつけます」
本当だ、、聞かれてもいないのに僕から話してた、、、気をつけないと痛い目に合うかもしれない、、、
「かまわんよ、まあ口は気を付けるべきだな、災いのもとだ」
「はい、気をつけます」
「ははは、強いとは言っても8歳児だな、まだまだ可愛いところもある」
「そうだな、笑って済ませられるうちはいいがな、ところで君は何ができる?」
「はあ、いろいろと」
「そう緊張するな、ここでは構わん、私らの前では隠さず話せ」
「そうですね、雇い主を信用しないで仕事は出来ませんね、、まず私の出来る事は剣術は並程度、、魔術はそこそこです、念話と索敵が出来ます」
この仕事で必要な事はこのくらいだろう、、、
「ギルドランクは?」
「、、、A++です」
「A++?聞いたことないな、、、」
「ああ、俺も初めて聞いたんだがフンザの冒険者ギルドから通達が来ててな、今回5人A++が出たらしい、そのうちの一人がエリアスという事だ」
「フンザの、、、ケリーか?」
「そう、あいつから直接届いた」
「そうか、、それなら実力は折り紙付きだな」
「おいおい、俺の推薦はなんだったんだよ!」
「おまえは、、、変態だからな、、、」
「ケリーさんも十分変態です」
「違いない、、ははは」
「ところで念話はどの程度できる?」
「この街位なら全体に届きます」
「嘘つけ!この街は結構でかいぞ?」
「、、、別に信用してもらう必要はないです、仕事に使うには十分です」
「なんだ怒ってるのか?」
「怒ってません、さっきベラベラしゃべったことを反省してるんです」
「そんなに気にする事は無い、その歳で大人のような会話をしたら気持ち悪い」
「はい」
「検索はどうだ?敵味方の区別も出来るのか?範囲はどのくらいだ?」
「敵味方の区別と人数はわかります、範囲はここからこの街の端までを半径にした距離が範囲です」
「マジか、、、」
「すごいな、では聞くがこの屋敷に何人いる?」
「1階調理場に二人、食堂のフロアに二人、浴室に一人、2階に二人、地下に一人、、、ですね」
「、、、風呂場に一人とは、、誰か入っているのか?、、、まあ人数はあってる、大したものだ」
「アンドレアさん警備の数が随分少ないように思いますが、、」
「そうだ、世間的にはまだここには届いておらんことになっててな、空の荷物を護衛しているよ」
「え?さっきのギルマスの話だと荷物は着いたと言っていたような、、、」
「ああ、着いているよ、結界を張って隠している」
マジか!僕が見えないなんて、、、
「それはアンドレアさんが結界を張ってるのですか?」
「ははは、それが出来たら苦労はないわい、あるものを使っている」
「あるもの?」
「君は聞いたことがないかもしれんな、この世界にはな、あるはずのないものが時々見つかるんだ」
、、、聞いたことないな、、、
「あるはずがなければそれは無いのではないですか?」
「いや、あるけどあるのはおかしいんだ、、」
「よく意味が分かりませんが、、」
「ん~それはだな、、、」
「おじいちゃん!」
「ああ、クロエ、まずはノックしなさい、それからお客様の前だよ少しは静かに入ってきなさい」
「おじいちゃん!まだあれは見せてくれないの?」
「クロエ、、、すまない二人とも、、オルランドは知ってるよな?、エリアスこの娘はクロエ、わたしの孫だ、君より2つ年下だ」
「エリアスです、よろしくクロエ」
「お客様って言うからどんな人かと思ったら変なおじさんと子供じゃない、気を使って損した、、」
どこに気を使ってるって?、、、
「まったく、、お前は誰に似たんだか、、、」
「それより早く見せてよ!、リューテキって言うやつ」
「見てどうする?何に使うのかわからんのに」
「いいの!、約束したよ!?今日見せてくれるって」
「わかったわかった、仕方ない、君たちも一緒に来てくれるか?もしもの事があったら大変だ」
!!!、、、「ギルマス!」、「ああ、じいさん、ここを動かないで、、クロエもだ」
「ここに結界を張ります、絶対に出ないでください、ギルマス、ここをお願いします」
「一人で大丈夫か?」
「なあに、動きを封じるだけです、終わったら知らせます」
「爺さん、あいつがいる時でよかったな、俺一人だとじいさんたち二人の面倒を見ながらなんて無理だ」
≪終わりました、もう出てきていいですよ≫
≪結界を解いてくれ、出られん、、≫
「どうぞ、この5人です」
「この3人はうちで雇っている者たちだ、他の二人は知らんな、、、」
「すぐに街の警備兵に引き取らせよう」
「よくやったなエリアス」
「まだいますよ、、仲間が」
「何?まだいるのか?」
「どうやらその中にリーダーがいるみたいですね、しかも相当強い、、こっちの力も今のでバレましたね、、今日はもう襲ってこないと思います、最初からこの街にはいません、、、でもじっと見てました」
「わかるのか?」
「はい、無理やり僕の心を押し広げようとしましたから」
「お前、、体も心も大丈夫なのか?」
「僕なら大丈夫です」
「お前、力はSSクラスだな」
「とにかくしばらくは大丈夫です」
「、、、びっくりした、、もう大丈夫なの?」
「はい、また人集めから始めるでしょう、すぐには集まらないと思います」
「そっかあ、良かった、、じゃあおじいちゃん見せて!」
「まだ諦めてないのか?」
「諦めるわけないじゃん、私を誰だと思ってるの?爺ちゃんの孫よ?」
「わかったよ、、、じゃあ行こうか」
「おじいちゃん、こんなところに階段があったんだ?」
「秘密だぞ、わしとお前たち以外は誰も知らん」
「そんな大事なことを、、、僕、初対面ですよ?」
「さっきの事で信用するよ、、さ、入り給え」
「、、、おじいちゃん、何もないよ?」
「いくよ」
、、、何?、、、何か出てきた、、、
「出てきた~」
「何ですかこれは?」
「私にもわからん、ただ、持って振るとなんとなく音がする、、、んだが、何に使うのかさっぱりわからん、、」
「依頼主は知ってるのですか?」
「それがさっぱりだそうだ、、珍しいものが好きなのは知っていたが、どうするつもりなんだろうな、、」
、、、どっかで見たことあるような無いような、、、
≪ほおお、、こんなところでお目にかかるとは、、、≫
≪びっくりした!ヤト?どうしたの急に?≫
≪いや、珍しいものが見えたと思ったのでな、、≫
≪これが何だか知ってるの?≫
≪勿論だ、昔知り合いがよく吹いてた≫
≪吹いてた?、、、これ何?≫
≪篠笛?竜笛?能管?造りからすればこれは竜笛じゃな≫
≪そう言えばさっきそんな名前を言ってたな、、、何する物?≫
≪笛、横笛じゃな、祭事の時に使うものだ、この笛は千年以上前のものだ、力はあるぞ≫
≪そっかあ、大事なものなんだな≫
「エリアス!!?」
「、、、あ、、スイマセン、ボーっとしちゃって」
「大丈夫か?」
「大丈夫です」
「ならいいが、、お前もこんなのは知らんよな?」
「はい、見たことないです」
知らん顔しとこうっと、、、、、本当に僕は知らないんだし、、、
「まあこれ自体には何の価値もないが、欲しい人には宝物って言う事だ」
「なんだ、つまんないの」
「そう言うな、こんな物でもお客さんが欲しがる以上探すし、護衛もつける」
「もういいわ、飽きた、、、ねえ、エリアスって言ったわよね?
何か面白いことない?何でもいいわ、、旅してるんでしょ?何か面白い話ない?」
「そんな事言っても、、、」
「これ!クロエいい加減にしなさい、、、もういいだろう?そろそろ寝る時間だ」
「え~!やだ!まだ眠くないもん」
「あんまりわがまま言うと国に返すよ?」
「んもう、おじいちゃんのイジワル」
「すまんなエリアス、あの品物を売り終わるまでしばらくこの家に居てくれ」
「わかりました、では僕はこれで寝ます」
「エリアス?明日はいろいろ付き合ってもらうわよ」
「、、、、、」
、、、そんな、、アンドレアさん、拝み倒されても、、、
「、、、わかりました、どこでも好きな所へお付き合いします」
「やった、じゃあ私も寝る」
なんかルナみたいな娘だな、、、
さて、この屋敷に結界を張って索敵もしておこう、、
≪ヤト?竜笛ってどんな音がするの?≫
≪お前は向こうで聞いたことないか?≫
≪う~ん見たことあるような気はするんだけど音はよくわからない、吹いてるところを見たことないから≫
≪そうか、あれは祭事、つまりお祭りや催し物などで音楽を奏でる時に使う楽器だ、どんな音かと聞かれてもどう言っていいのかわからん≫
≪だよね、今度向こうに行った時におじさんたちに聞いてみる≫
≪そのほうが良いな、ひょっとしたら使わせてくれるかもしれんぞ?≫
≪わかった、その時が楽しみだ、おやすみ≫
~~~~~~~~~~~~~~
ガチャガチャ、、、「エリアスおはよう~」
「うわっ、何々?だれ?」
「もう朝だよエリアス早く起きてよ!」
「クロエか、、すぐには出かけられないよ、オルランドさんが来るまでここで警備しないと」
「あんなのいいじゃん!全然価値のない物なんだし盗まれたら適当なものでごまかせばいいよ」
「この国を代表する商売人の孫とは思えないような大胆発言!!、、、それって詐欺だよ?おじいさん捕まるよ?、、それにあれは本物だよ」
「エリアスあれが何か知ってるの?」
「、、、いや、、知らないけどさ、、、」
「、、なんだ、エリアスも案外適当な事言うんだね」
「、、、、、」
「じゃあいつまで待てばいいの?どうせあの変なおじさんを待ってるんでしょ?」
「変なおじさんって、、、帰っちゃおうかな、、、」
「あ!変なおじさん!、今日は早いじゃん、、じゃあもう出かけてもいいのね?」
「どうぞごゆっくり」
≪あのじじい、俺にまで拝み倒して来やがって、、今日は朝から来てくれだってよ、、まったく親バカじゃなくて孫バカだあのじじい≫
≪お互い大変ですね≫
≪まあお前よりはましだがな、、≫
「何をこそこそ喋ってるのよ!行くわよエリアス!」
「ちょっと待ってよ、顔も洗ってないしご飯も食べてないよ!」
「もう!早くしてよね!」
こりゃ嫌な予感しかしない、、、
「へいへい、、」
アンドレアさん貸しだかんね、、、
「さてお嬢ちゃんどこに行きたいのかな?」
「なめた事言ってると許さないよ!」
「わかりましたよ、それでどこ行きたいの?」
「んとね、ダンジョンに行きたい」
「ぶっ、、、マジか、、、」
本当にルナみたい、、、
「なによ!?」
「いや皇都にいる友達がよく似てるから」
「あら?気が合いそうね、女の子?」
「そうだよ」
「そう、、じゃあ今度おじいちゃんと一緒に皇都に行ったら会ってみるわ」
「会ってみるわって、、、」
「何て名前?」
「秘密だよ」
「何でよ!、、あ、、ひょっとしてその子の事好きなの?」
「何でそうなるんだよ、、ただの友達だよ!」
「だったらいいじゃん教えてくれても」
「他に人の事は言わないよ、昨日アンドレアさんに怒られたんだ口が軽すぎるって」
「ふん、、まあいいわ」
「で、どこ行くの?」
「だからダンジョンだって」
「あ、そっか、、でもダンジョンはFランク以上ないと入れないよ」
「え?そうなの?私そんなの持ってない、、」
「大体6歳なら最初は自動的にOランクになるからダンジョンなんて無理だよ」
「じゃあ私は当分ダンジョンには行けないの?」
「そうなるね、、」
「なんとか早く行けるようにできない?」
「僕は君の実力を知らないし、、それよりまず君は剣術や魔法を使ったことあるの?」
「あるわけないじゃん、女の子だよ?習うものが違うよ!」
「だよね、でもどうしてダンジョンに行きたいの?普通の女の子はもっと女の子らしい習い事のほうが好きじゃん?」
「私は家でじっとしてるより外で体を動かすほうが好きなの、仕方ないじゃん、そういう性格なんだから」
「まあそういう女の子もいるよね」
「そうよ、エリアスのお友達だって私と同じじゃない、、、」
「そうだね、、わかった、じゃあ君に冒険者としての適性があるかどうか僕が見てあげる、、近くに広いところない?、、、待てよ?僕と一緒に外に出ればいいんだ、忘れてた」
「出れるの?」
「うん、その前にとりあえず冒険者ギルドでカード発行してもらわないとダメだけどね」
「わかった、すぐ行きましょ」
~~~~~~~~~~~~~~~
「はい、クロエ様、あなたのランクはOランクです、外に出る時はパーティを組んでください、それから薬草取り以外の仕事は出来ませんので、、それからクエスト、もしくはそれと同等な仕事をしなければガードは失効され、没収されますのでお気をつけください」
「よし、じゃあ行こうか」
クロエは女の子だから剣のほうはなかなか難しいだろうな、、、
魔力がどのくらいあるかってのと心の強さがどれくらいなのかが適性の有無を確かめる基準かな、、、
「この辺でいいか、、じゃあまず武器を選んで、どれがいい?」
「どれにしようかな、、、」
「これにする!」
「へえ、スピアか、、どうしてそれを?」
「だって一番軽いし、ナイフみたいに短いのは嫌だから」
「うん、いい選択だと思うよ、、じゃあそれを構えて、、、片手で持ってね」
「こう?」
「あら、クロエは左利きか、、」
「そうなんだ」
「そうなんだって、、左手で持ってるじゃん」
「あれ?本当だ、、ダメなの?」
「いや、どっちでもいいよ、無意識に左で持ったんならたぶん左利きだろうね」
「そう、、何でもいいわ、それで?どうしたらいいの?」
「じゃあ、まず、、、、、」
、、、、やっぱり剣術のほうはなかなか時間が掛かりそうだな、
「じゃあ次は魔術のほうね、まずイメージする練習ね、、暖炉の火を思い出して、」
「思い出した」
「その火が手の上に乗ってるイメージをするんだ」
「こう?、、、何にも変わらないよ?」
気が付いてないのかな、、手の上にエネルギーが溜まってるんだけど、、、
「良い感じだよ、魔術のほうは十分才能あるね」
「そうなの?私にはわからないけど」
たぶんエネルギーの事を知らないから気が付かないんだろうな、、、
「これでわからない?」
「わわわっ!すごい!なにこれ?なんかすごいのが感じる」
「今君の手の上にエネルギーを乗せたんだ、、じっと見ててね」
火のイメージが湧くように、、、
「あ!、、、火が見える!!」
「OKわかった?火がどういうものか」
「うん、わかったと思う」
「じゃあもう一回火を出してみて」
「こう、、、かな?」
よし!出た
「出た~!!出たよエリアス!」
「OK合格、いいね、初めてなのにすぐに火が出るなんて」
「信じられない、自分にこんなこと出来るなんて」
「君のご先祖様に貴族出身の人はいない?」
「わかんない、聞いたことないけど帰ったら爺ちゃんに聞いてみる」
「うん、それから一人の時は絶対に使っちゃだめだよ、まだ制御できないから火事になっちゃうよ?わかった?」
「わかった、もう一回やっていい?」
「いいよ、今のうちにどんどん使って」
「うん」
今のうちに魔力を使い果たしちゃえば安心だ、、、
「随分うまくできるようになったね」
「すごいでしょ?どお?私だって役に立つんだからね」
「ねえ、どのくらい大きな火が出来る?」
「やってみるね、、、あ、、、、、」
切れたか、、、
「頭痛い、、、」
「魔力切れだね、今日はここまで、かえって静かに寝ててね」
「歩けない、、、」
「仕方ないおんぶしてあげるよ」
これで大丈夫だな、、、
「すいません、只今戻りました、、」
「おお、エリアス遅かったな、、?どうした?クロエは」
「魔力切れです」
「何かさせたのか?」
「どうしてもダンジョンに行きたいって言うから適性を見たんだ」
「そうか、で?どうだった?」
「まあ剣術のほうは年相応の女の子って感じ、、でも魔術のほうは才能あるよ修行すれば十分冒険者になれるね」
「そうか、アンドレアさんは何て言うかな?」
「絶対ダメって言うだろうね、、でもクロエは絶対言う事聞かないだろうね」
「そうだろな、、困った娘だ、、」
「ま、頑張ってください、僕は知りません」
「おまっ!適性を見たのはお前だろう?最後まで責任持てよ!」
「無理ですよ、僕旅人だもん、、」
「そんな事言うな、どうせ急ぐ旅じゃないんだろ?」
「それはそうですが旅ができる期間は決まってるし、それまでに出来るだけ色々見て回りたいです」
「どのくらいかかると思う?」
「最低でも1年はみっちり修行して何とかイレソフのダンジョンにパーティで入れるくらいですね」
「ああ、あの弱弱ダンジョンか、、、」
「ダンジョンなんで弱いところでも死ぬときは簡単に死にますからね」
「そりゃそうだが、、、」
「アンドレアさんの説得に期待するしかないですね」
「、、、、、なんか最後は俺んところに尻拭いが回ってきそうだ、、、」
「アンドレア様のお孫さんだから邪険に出来ないですからね」
「ギルマスなんてやるもんじゃねーな、、、」
「ナム、、、」
「ところでその後の動きはどんな感じですか?」
「動きはねーな」
「お客さんに渡すのはいつなんです?」
「さあ、まだ聞いてねえ」
「相手の動きを待つってのはしんどいもんですね」
「強い奴ってのはこの街に居るのか?俺には感じねーが」
「いえ、あれっきり帰ってきてないですね」
「そうか、帰ってきたら教えてくれ、俺にも認知できるか確認したい」
「わかりました」
「じゃあ僕は飯食いに外に行ってきます、街の様子も見ておきたいので」
「わかった」
宿のほうに顔出しとこ、、、
「やあ、ソフィア元気にしてる?」
「あらエリアス急にいなくなってびっくりしたよ、荷物はそのまま置いてあるしどこに行ってたのよ?」
「うん、ちょっと護衛の仕事でしばらく住み込みになっちゃったんだ、」
「うん、それは聞いたけど、まだかかるの?」
「そうだね、まだしばらくかかりそうなんだ、」
「そう、、わかったわ、無理はしちゃだめよ」
「わかってる、お腹すいたよ、いつものやつお願い、とりあえずエール」
「はいはい」
「ねえ、街の様子はどうだい?」
「どうって?、別にいつも通りだけど、、、」
「そう、ならいいんだ」
「何も変わったところは無いよ、いつも通り」
「そっか、」
「久しぶりなんだからゆっくり食べていきなよ」
「そうするよ」
この店を見る限りいつもと変わらないな、、、
「は~お腹いっぱい」
「もういいの?」
「うん、十分食べたよ」
「しばらくは戻ってこないんだよね?本当に無茶したらダメよ」
「うん、大丈夫だよ、ごちそうさま」
さて、街を見て回るか、、、
相変わらずにぎやかな街だな、、露店も多いし、、
まあどこの街でも表通りはにぎやかだよね、、、
ちょっと裏通りに行ってみようかな、、、
、、、さすがに商売の街だから競争に負けた人たちはこういう所に落ちて苦しい思いをするんだろな、、でもみんな目が死んでない、、こう言う感じは危ない場所って言われてるけど僕は嫌いじゃない、、、転んでもただじゃあ起きないって感じがすごいな
あ!、、、いる!!、、、
≪オルランドさん聞こえる?出たよ強い奴≫
≪出たか、、どの辺だ?≫
≪街の北東方向、、でも変なんだ、北門から少し離れてるのに突然湧いて来たんだ、、、門から入って来たんじゃなさそう≫
≪そうか、、ひょっとしたら秘密の入り口があるのかもな、≫
それか魔法で現れたか、、、転移が出来る人なのか?、、
そうだとしたら厄介だ、、、前に会ったあの人だとかなりやばい、、
念話も聞かれてると思ったほうがいいな、、、
≪おい!どんな感じだ?何か動きはあるのか?≫
≪念話は中止します、おそらく聞かれてます≫
≪はあぁ?!!直通念話だぞ?聞かれるわけねえ≫
≪黙って!≫
≪、、、、、≫
ヤバイヤバイ、、、どうしよう?戻ってオルランドさんと合流したほうが良いのか?それともこのまま外に居たほうが動けるか?、、、ヤトを呼ぶにも聞かれるかもしれないし、、、とにかくまずは隠れる、、、
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