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マナとの帰路

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俺マナにちょっと待ってての意駐輪場に入り自転車を取りまたいでマナの元へ向かった。

マナの元へ着くとマナは後ろに乗ったのを確認する行くよといいペダルを漕ぎ始めた。

漕いでから数分経ってから

「今日はありがとうなぁー、色々」


マナの俺のことをつかむ手が強くなり

「もし傷ついたりしたら言ってよ、胸貸すから」 

男前すぎんだろ、普通それ俺がいうことじゃん

そうなったら活用させてもらおうと思い

「そん時はよろしくなあー、多分そうとう傷ついてる時だと思うけど」

特に瑠璃ニス振られたりした時とか
あ、やべイメージしたたげて泣けてきた

振られるイメージを取っ払った

 あと数分で着くなっと思った時不意に背中に手を回して抱きついてきて頭を背中にピタリくっつけてきた。
俺はドキドキしながら

「なにやってんの?見られたら不倫疑われるぞ」


「この辺同じ学校やついないし、それにさっきドキドキさせたお返し」

と言ってさらに抱きつく力を強くした。


胸が背中当たってるだが、しかも女子特有のいい匂いがするし
瑠璃が好きじゃなかったらもう惚れてんぞ

俺は家に着くまで心臓をばくばくしながら走ってた


家が見えてきてマナがパッと手を話し俺も自転車を胸をなでおろしながら降りた。


俺駐輪場に自転車を置きマナトと並んで歩いた。

にしてもいきなり抱きつくなよ、心臓飛び出るかと思ったんだぞ

「いきなりやらなきゃドキドキしないでしょ私だってそんくらいドキドキされたんだから」

いや全然ドキドキしてるように見えませんでしたよ、ポーカフェス得意なのかと思いながら

あのマナをドキドキさせたってこの本すごいなと思ってると


「その本、すごいけどあんま鵜呑みにするんじゃないよ」

「わかってる、鵜呑みにするほど信じたことないから。友達できるっていう本で友達できなかったし」

悲しい思い出と共に鵜呑みにしないよということをキメ顔で言った

するとマナは呆れたように

「そんな悲しいことキメ顔で言うことじゃないでしょ、こっちまで悲しくなってくるわ」

そう言って彼女はじゃねといい鍵を開けて中へと入っていた。

俺も蛇穴と言ってマナが家に入るのを見送ったあと俺自分の家に鍵を開け帰った


家に帰ると俺今日は色々あったなぁーと思い出した。

告白の真実今でも思い出すと泣きそうになってしまう
それから瑠璃を落とすと決めて本を買って最後はマナにドキドキさせられてそう思い返してるとスマートフォンがなった。

明日学校一緒に行かない?

瑠璃から一緒に登校しないかというラインだった

瑠璃に明日会うのが怖いと思いながらも会いたいという気持ちもあってうーんと10分間唸ったあと会いたい気持ちが勝ち

いいよ、いつもの場所でいいよねと返信した

俺は明日のために今日買った本を熟読した。


明日試してやろうといワクワク感を抱いていた











 
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