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瑠璃がいじめられる

告白

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俺は急いで校門を出た。
すると後からマナが走って追いかけてきた。

「いきなり急がないでよ、気持ちわからなくもないけど」

「マナ、俺何が悪かったんだろな、性格か?それともイケメンじゃないからか?」

心がぐちゃぐちゃになって今にも泣いちゃいそうだった。

『割り切ったはずなんだけどなー
瑠璃が彼氏を連れてる姿を見ると胸が張り裂けそうになる。
心の中でどこか彼氏ができたことを信じてなかったのかもしれない。』

「希堂は頑張ったよ、罰ゲームからあそこまで好かれるなんてそうそうないよ」

マナは俺を頑張ったけど後一歩し表彰台に届かなかった人にすごかったよと言うように励ました。
俺は数分経って気持ちを持ち直し

「マナ帰ろうぜ、今日はどこ通っていこう」

するとマナは大丈夫のようねという表情をしながら

「いいわよ、今日はおごってあげる。いっぱい愚痴を聞いたあげるわ」

「ありがとうな、今回もこの前も慰めてもらって俺、マナがいなかったら今頃家に塞ぎ込んでたかもしれない」
俺は真剣な眼差しで言った。

「いいのよ、身内が傷ついたら助けるのは当たり前よ」
マナはその後小さくボソほぞと何か言ったが俺は気にしないで俺はその言葉にジーンとなり感動した。

「これからもよろしくな」

俺は今できるぜいっぱいの笑顔しながら言った。



俺たちは雑談しながら歩いていると平和台について、定期も使うの今日が最後だなと感慨深くおも思いながら駅構内に入った。

俺たちは空いてるベンチに座った

俺はリュックの中から携帯を出すときに財布がないことに気づき

「すまん、マナちょっと待ってもらっていいか?財布をどうやら学校に忘れたぽくって、すぐに戻ってくる」

マナはわかったと言ってカバンから携帯を取り出しゲームをし始めた。

俺は走って駅を出で学校まで向かった。

学校について下駄箱に着くと弓道部が練習をしていた。
俺はその間をごめんと思いながらくぐり抜け自分の下駄箱で上履きに履き変えて、教室に急いだ。
教室についてドアを開けようとすると2人のシルエットが見えた。
俺はすかさず告白だと思い開かないで告白を聞いた。

『だって人の告白とか興味あるだろというのもあるが、俺と同じようなシーンで告白してるのが気になったんだ。
まぁー見ちゃ失礼なのはわかっているけど』

ドアから2人のシルエットを目を凝らしてみてみると、今日転校してきた近衛さんだった

『転校初日から告白するのかよ、ずいぶん勇気あるな。
なんでの近衛さん方が告白したのかわかるかって?
そんなの昼ごはんの時の様子を見ればわかる。
男の方は俺が瑠璃と付き合ってた時に嫉妬の視線浴びせてきたやつだな』

「転校してきた時あなたがクラスにいた時は運命だと思ったわ」

近衛さんは太陽にの光を浴びながら綺麗に微笑みながら言った。


「僕も可憐が転校してきた時はびっくりしたよ」

男の方その時のことを思い出した表情をしながら言った。


「私と付き合ってくれるかしら」
意を決したような表情して告白した。


俺はなんだかバツが悪くなりさいふを取りに行かず下駄箱に向かった。

『告白の結果は気になるがそれを俺が聞いてしまうのはなんだか相手に失礼のような気がした。
だから俺はその場を立ち去った。
マナには無駄に待たせて悪いが理由を言えば許してくれるだろう。』

俺は急いで上履きから靴に履き替えて学校の外に出た。
走って駅に向かうとちょうど電車が来てたのでマナと合流して乗った。

「結局財布あったの?」

「いやちょっと色々あってな探せなかった」
俺はその経緯を話した。

「まさか転校初日から告白なんてね、幼馴染なのかな」

「昼休みのやり取りを見る感じだとそうぽいよな」

「相変わらず人のことジロジロみてるのね」
呆れた口調でマナは言った。

「ジロジロとは失礼な、観察だよ
小説の参考になるんだよ」

「そいうことしておいてあげるわ」

『いや思ってねーだろ言い方が呆れた言い方だし』

「観察をしてる希堂に聞くけどうまくいくと思う?」

『男の雰囲気から読み取るのは難しかったが、あの男は瑠璃のことが好きだ。
だけどあれだけの美少女から告白されたらその気持ちは揺らぐだろう。
しかも好きな相手は違う人と付き合ってるんだから。
俺だったら好き人が分かれるのを待つが』


「どうだろうな、ちょっとしか観察してないからわからないな」

「あれだけの美少女に告白されて振る男っているの?
......好きな人がいるってこと?」

『感がいいなマナさすが女子と言ったところだな』

「あの男、多分瑠璃のことが好きなんだと思う」

「だから1日じゃ判断できないのね」

「どれだけ好きかわからないからな」

「それにしても告白かー私だったら好きな人に好きな人がいたら告白はしないかな」
俺の方を一瞬ちらっとみて言った。

『なんだよ、俺のこと好きなの?
まぁそれはないと思うが』

「俺だったら告白するな、相手に好きな人がいてももしかしたら意識してもらえるかもしれないし」
そうと興味なさげに呟いて愁た表情をしてた。
それも一瞬だけでマナは自分の財布を見て二百円を差し出してきた。
「希堂財布ないんでしょ、これ電車代」
俺はサンキューと言いながらそれを受け取った。

『スイカは別で入ってるからあるんだけどここはスイカ使えないんだよな』




電車を降りて俺はサックの看板を見てお腹が空いたのでサックに寄っていいか尋ねることにした。

「サックによっていくか?」
俺はサックの看板を見ながらよりたいなーていう感じを出しながら言った。

マナは顎に手を当てて暫し考えた後

「いいわよあそこやすいし、私課金して今月きついからね」

『いや、課金するほどハマってるのかよ、抜かれるのは時間の問題だな。
だが課金をしすぎてお金をすぐ使うのはどうなんだ。
ここはちゃんと言っとおかなきゃな』

俺はこのプランでいいのかというような念を押すように

「課金はほどほどにしておけよ」

目を真剣にマナを見つめながら真面目な面持ちで言った。

「わかってるわよ」

大人にに注意された子供のような声で言った。

『これで浪費はしないだろうな、まあもとも心配はあまりしてないが
というより俺の方が食費で浪費してるよな。これからはきおつけるか』

俺たちはサックの前につき階段を上りサックに入った。
サックに入るといつも以上にうちの学生がいる気がした。

『同じ制服の奴らはヒソヒソと俺らの方を見て何かを話している
大方俺が瑠璃と別れた後にすぐに違う女性と付き合ってるなんで怪しいとか思われてるんだろう。
つきあってはいないが別れてからマナとの距離感は近くなった気がする。
前は腐れ縁の友達から親友くらいまでアップしたような気がした』

俺たちはレジに並びマナの食べたいものを聞いて上に席を確保しにもらった。 
マナからは千円を受け取った。

俺の順番が来てご注文は何になさいますか?と営業スマイルをしながら聞いてきた

「サックシェイクのsサイズとしゃしゃかチキンとチーズバーガー通れんジュースのsサイズお願いします。」

「以上でよろしいでしょうか?」

「以上で、大丈夫です」

「横にずれてお待ちください」

クルーは素敵なスマイルで言った。

『瑠璃と付き合う前の俺だったら勘違いして振られてたな
振られちゃうのかよ』

某ラノベの主人公みたいに自分で言って自分でつっこんだ。

『あのラノベの主人公ぼっちとか言ってのに最終的に女子ばっか集まるよな魅力あるから仕方ないけど、だけど途中でぼっち名乗るのはやめてほしいよな。
あの主人公は好かれてるのに俺は振られた。
嫉妬みたいなものか』


そんなどうでもいいことを考えてると、注文したものができたらしくトレーを持って階段を上がり二階に向かった。


二階に着くとキョロキョロとマナを探すと右の奥の方に座ってたのでそこに向かった。

「おまたせ、注文あってるか?」

「あってるよ」

「んじゃ食べるか」

俺はチキンの入ってる袋にレッドペッパーを入れてシャカシャカ振った。

数秒ふってチキンをダストレットペッバーのほのかな香りが周辺に漂った。

俺はそれを一口食べて、サックシェイクを飲む。

やっぱ最高だな辛いの食べた後に甘いの飲むの俺は幸せーといった表情でそれらを繰り返してあっという間に食べ終わった。

マナは最初はこちらを怪訝そうに見てたがやがてみるのをやめてチーズバーガーを食べた。

数分たち互いに食べ終わり。

「思ったんだけど近衛さんの告白の相手名前わかるの?」
何か含みをもたせたように聞いてきた



「志倉ていう名前じゃないかな、確か」


「志倉ねーあのさえない人か、近衛さんに好かれるのようには見えないけどね」

「人は見かけじゃないってことだろ俺だってここまで瑠璃に好かれると思わなかったしな」

「そうだね、人は見かけによらないわ」
何か含みをもたせた言い方だった。



「それにしても、瑠璃の彼氏イケメンだったな、はー俺もイケメンだったら後もう人押しで落とせたかもしれないのにな」

「確かにイケメンだと落としやすいかもしれないけどそもそもイケメンだったら瑠璃と付き合う前に違う人付き合うでしょ」

呆れたようにマナは言った 。


「それにしてもずるいよなーキーくん昔からの中でずっと思われてたなんて、普通だったら昔のやつ忘れて今を選ぶだろう。
それに普通出会うはずないのにないのに出会ちゃうなんて」


俺はそれから愚痴をマナにゆいまくりマナはそれを優しく受け止めてくれた。

携帯を見てみたい番組があることを思い出して

「もう行くか」

「そうだねもう遅いし帰ろうか」

俺はそれを聞いてリュックを持って背負い、マナはバックを持って外に出る準備をした。

俺たちは店内を出てあるいていえにむかった。

「今日は本当にありがとうな、色々聞いてくれて」

「愚痴ぐらいならいつでも聞くわよ」

「ありがとうな」

というとマナはポカーンとした表情をした。

「どうした俺変なこと言ったか?」

「何もないよ、ちょっと微笑んだ顔がかっこよく見えただけ」

最後の方は何をいったか聞き取れなかったが何もないなら別にいいやと思い、また歩き始めた。

俺たちは肩を前よりもよせてあるいて家に向かった。

俺たちは家に着くとじゃーまた明日って言って自分の家に入った。

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