8 / 10
第8章:夫自慢バトル
しおりを挟む
「さて!」
瑞希は腕を組みながら、満面の笑みを浮かべた。
「いよいよ、私たちが最終的に選んだ“最高の相手”について語る時が来たわけよ!」
「……なんか、大げさじゃない?」
「大げさじゃないでしょ!
だって、これまで散々元カレや初恋の話をしてきたけど、最終的に結婚したのは今の夫なわけじゃん?
つまり、私たちが“最強の男”として選び抜いた相手ってことよ!」
「……まぁ、確かにそう言われるとそうかも」
「というわけで、まずは私から語らせていただきます!」
瑞希は自信満々に胸を張ると、大きく頷いた。
「うちの翔太はね、もう本当に最高の夫なのよ!」
「へぇ、具体的に?」
「まずね、優しい!
これは絶対に外せないポイント。
私がちょっとでも体調悪いと、“無理しないで休んで”ってすぐに気遣ってくれるし、落ち込んでる時は気づいてす ぐにフォローしてくれるの」
「おぉ……」
「しかも家事もちゃんとやる!
いや、最初はちょっと怪しかったんだけど、言えばちゃんとやってくれるし、自分から気づいてやることも増えてきた!」
「それは確かにポイント高いね」
「あとね、仕事も真面目!
変な遊びとかもしないし、ちゃんと堅実に働いてるし、貯金もしっかりしてる!」
「……なんか、もう完璧じゃん」
「でしょ!?
もうね、私が“結婚するならこんな人がいい”って思ってた理想を全部クリアしてるのよ!」
瑞希はドヤ顔でカップを持ち上げ、一口飲む。
「はい、どう?
これ、私の勝ちじゃない?」
「……いやいやいや、ちょっと待って」
桜子は苦笑しながら、ゆっくりとカップを置いた。
「私の圭介も負けてないから」
「ほう、聞こうじゃないの」
「まず、うちの圭介はね……
何より頼りになるの」
「ほう?」
「私が困った時には、必ず助けてくれる。
仕事で嫌なことがあった時も、“大丈夫、俺がついてる”って言ってくれるし、何かあったら必ず話を聞いてくれる」
「……うん、それはいいね」
「しかも、料理ができる!」
「えっ、ほんとに!?
料理できる夫ってすごいね!」
「まぁ、最初はまったくできなかったけどね。
でも、結婚してからちゃんと覚えて、今では私より上手い料理もある」
「マジで!?
それはポイント高いわ」
「しかもね、私が疲れてる時は黙って皿洗いをしてくれるし、“お疲れ様”って言いながら肩を揉んでくれるの」
「……ちょっと待って、それ聞いたら翔太が負けた気がしてきた」
「でしょ?」
二人は顔を見合わせて笑った。
「でもさ、こうやって話してみると、どっちもいい旦那じゃない?」
「うん、結局はそれぞれ違う良さがあるんだよね」
「でしょ?
だから、どっちが勝ちとかじゃなくて、どっちも勝ち!」
「……そういうオチにするの?」
「当然でしょ!」
二人はくすくすと笑いながら、カップを掲げた。
しかし、この夫自慢バトル、ここで終わるわけではなかった——。
瑞希は腕を組みながら、満面の笑みを浮かべた。
「いよいよ、私たちが最終的に選んだ“最高の相手”について語る時が来たわけよ!」
「……なんか、大げさじゃない?」
「大げさじゃないでしょ!
だって、これまで散々元カレや初恋の話をしてきたけど、最終的に結婚したのは今の夫なわけじゃん?
つまり、私たちが“最強の男”として選び抜いた相手ってことよ!」
「……まぁ、確かにそう言われるとそうかも」
「というわけで、まずは私から語らせていただきます!」
瑞希は自信満々に胸を張ると、大きく頷いた。
「うちの翔太はね、もう本当に最高の夫なのよ!」
「へぇ、具体的に?」
「まずね、優しい!
これは絶対に外せないポイント。
私がちょっとでも体調悪いと、“無理しないで休んで”ってすぐに気遣ってくれるし、落ち込んでる時は気づいてす ぐにフォローしてくれるの」
「おぉ……」
「しかも家事もちゃんとやる!
いや、最初はちょっと怪しかったんだけど、言えばちゃんとやってくれるし、自分から気づいてやることも増えてきた!」
「それは確かにポイント高いね」
「あとね、仕事も真面目!
変な遊びとかもしないし、ちゃんと堅実に働いてるし、貯金もしっかりしてる!」
「……なんか、もう完璧じゃん」
「でしょ!?
もうね、私が“結婚するならこんな人がいい”って思ってた理想を全部クリアしてるのよ!」
瑞希はドヤ顔でカップを持ち上げ、一口飲む。
「はい、どう?
これ、私の勝ちじゃない?」
「……いやいやいや、ちょっと待って」
桜子は苦笑しながら、ゆっくりとカップを置いた。
「私の圭介も負けてないから」
「ほう、聞こうじゃないの」
「まず、うちの圭介はね……
何より頼りになるの」
「ほう?」
「私が困った時には、必ず助けてくれる。
仕事で嫌なことがあった時も、“大丈夫、俺がついてる”って言ってくれるし、何かあったら必ず話を聞いてくれる」
「……うん、それはいいね」
「しかも、料理ができる!」
「えっ、ほんとに!?
料理できる夫ってすごいね!」
「まぁ、最初はまったくできなかったけどね。
でも、結婚してからちゃんと覚えて、今では私より上手い料理もある」
「マジで!?
それはポイント高いわ」
「しかもね、私が疲れてる時は黙って皿洗いをしてくれるし、“お疲れ様”って言いながら肩を揉んでくれるの」
「……ちょっと待って、それ聞いたら翔太が負けた気がしてきた」
「でしょ?」
二人は顔を見合わせて笑った。
「でもさ、こうやって話してみると、どっちもいい旦那じゃない?」
「うん、結局はそれぞれ違う良さがあるんだよね」
「でしょ?
だから、どっちが勝ちとかじゃなくて、どっちも勝ち!」
「……そういうオチにするの?」
「当然でしょ!」
二人はくすくすと笑いながら、カップを掲げた。
しかし、この夫自慢バトル、ここで終わるわけではなかった——。
0
あなたにおすすめの小説
ちょっと大人な物語はこちらです
神崎 未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な短編物語集です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
初夜に暴言を吐いた夫は後悔し続ける──10年後の償い【完結】
星森 永羽(ほしもりとわ)
恋愛
王命により、辺境伯ロキアのもとへ嫁いだのは、金髪翠眼の美しき公爵令嬢スフィア。
だが、初夜に彼が告げたのは、愛も権限も与えないという冷酷な宣言だった。噂に踊らされ、彼女を「穢れた花嫁」と罵ったロキア。
しかし、わずか一日でスフィアは姿を消し、教会から届いたのは婚姻無効と慰謝料請求の書状──。
王と公爵の怒りを買ったロキアは、爵位も領地も名誉も奪われ、ただの補佐官として生きることに。
そして十年後、運命のいたずらか、彼は被災地で再びスフィアと出会う。
地位も捨て、娘を抱えて生きる彼女の姿に、ロキアの胸に去来するのは、悔恨と赦しを乞う想い──。
⚠️本作はAIの生成した文章を一部に使用しています。
極上イケメン先生が秘密の溺愛教育に熱心です
朝陽七彩
恋愛
私は。
「夕鶴、こっちにおいで」
現役の高校生だけど。
「ずっと夕鶴とこうしていたい」
担任の先生と。
「夕鶴を誰にも渡したくない」
付き合っています。
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
神城夕鶴(かみしろ ゆづる)
軽音楽部の絶対的エース
飛鷹隼理(ひだか しゅんり)
アイドル的存在の超イケメン先生
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
彼の名前は飛鷹隼理くん。
隼理くんは。
「夕鶴にこうしていいのは俺だけ」
そう言って……。
「そんなにも可愛い声を出されたら……俺、止められないよ」
そして隼理くんは……。
……‼
しゅっ……隼理くん……っ。
そんなことをされたら……。
隼理くんと過ごす日々はドキドキとわくわくの連続。
……だけど……。
え……。
誰……?
誰なの……?
その人はいったい誰なの、隼理くん。
ドキドキとわくわくの連続だった私に突如現れた隼理くんへの疑惑。
その疑惑は次第に大きくなり、私の心の中を不安でいっぱいにさせる。
でも。
でも訊けない。
隼理くんに直接訊くことなんて。
私にはできない。
私は。
私は、これから先、一体どうすればいいの……?
~春の国~片足の不自由な王妃様
クラゲ散歩
恋愛
春の暖かい陽気の中。色鮮やかな花が咲き乱れ。蝶が二人を祝福してるように。
春の国の王太子ジーク=スノーフレーク=スプリング(22)と侯爵令嬢ローズマリー=ローバー(18)が、丘の上にある小さな教会で愛を誓い。女神の祝福を受け夫婦になった。
街中を馬車で移動中。二人はずっと笑顔だった。
それを見た者は、相思相愛だと思っただろう。
しかし〜ここまでくるまでに、王太子が裏で動いていたのを知っているのはごくわずか。
花嫁は〜その笑顔の下でなにを思っているのだろうか??
「地味ブス」と捨てられた私、文化祭の大型スクリーンで王子様の裏の顔を全校生に配信します
スカッと文庫
恋愛
「お前みたいな地味女、引き立て役にもならないんだよ」
眼鏡にボサボサ頭の特待生・澪(みお)は、全校生徒が見守る中、恋人だった学園の王子・ハルトから冷酷に捨てられた。
隣には、可憐な微笑みを浮かべる転校生・エマ。
エマの自作自演により「いじめの犯人」という濡れ衣まで着せられ、学園中から蔑まれる澪。
しかし、彼女を嘲笑う者たちはまだ知らない。
彼女が眼鏡の奥に、誰もが平伏す「真実の美貌」と、学園さえも支配できる「最強の背景」を隠していることを――。
「……ねぇ、文化祭、最高のステージにしてあげる」
裏切りへのカウントダウンが今、始まる。
スクリーンの裏側を暴き、傲慢な王子と偽りのヒロインを奈落へ突き落とす、痛快・学園下剋上ファンタジー!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる