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本編
観覧車でロマンス?
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顔つきが温和に変わり少し艶っぽい仕草で、オオワタツミは両膝の上に手を置くとスサノオを見つめた。
ワタ:「スサノオ・・・・・くん?」
貴子:(そんな・・・学生みたいな・・・・・)
スサノオも身体は斜めだが真正面から顔を見つめ、
スサ:「オオワタツ・・ミ・・・・・・・・・・ワタ・・・・ツミ・・・・・・・・ワタちゃん。」
と優しく言った。
太一:(!!!むっちゃ省略しやがった!!)
ワタの心なのか貴子なのか分からないが、心臓の音が凄い勢いで貴子の身体の中に鳴り始めた。
貴子:(ちょ、ちょっと・・・・・・・苦しい!!)
ワタ:「あっ・・・・・」
スサノオがオオワタツミ・・・ワタの右手を上から掴んだ。
貴子:(手を掴まれただけでそんな声出さなくっても!!)
そうは思っても、貴子の動悸はますます高まっていく。
スサ:「フフ・・・・・」
太一:(そんな風に掴むな~!!・・・・・・っていうか、なにもんだおまえ~!!)
不思議な事に太一はまだ冷静だった。
スサ:「スベスベだよ。」
ワタの右手の甲に乗せた左手をゆっくり動かしながら、指でその感触を味わっている。
貴子:(そりゃ~きちんと手入れしてるからね・・・・・・・って、なによ、気安く!!)
貴子が騒いでいることを気にも留めずにワタはうっとりと目を瞑った。
ワタ:「何か・・・・・・・・・・おっきい・・・・・・・・・・・・・ポッ」
太一:(・・・・・・・・・・・・・・)
貴子:(・・・・・・・・・・・・・・)
二人は固まった。
丁度その時にゴンドラは一番下に降りたが、まだ合図が無いと思ったお姉さんはチラッと中を見ただけで止めなかった。
が、あまりの雰囲気に、
(あれ?中学生くらいの付き合いたてのカップルくらいかと思ったけど・・・・・高校生ぐらいいってるのかしら??)
と思ったほどだ。
(って言うか、中でいやらしいことしないわよね~?)
スサノオは右手でおもむろにトートバッグを掴み、向かい側の席に軽く投げた。
貴子:(お弁当が崩れちゃうじゃないの~!!)
太一:(おいおい、食べ物を粗末に・・・・・・・・はっ!!)
スサノオは身体ごとワタに詰め寄る形で、右ひざをワタの左ひざにひっつけた。
貴子:(こら~!!わ■△※■△※■△※■△※~)
スサ:「う~・・・・・・なんか、こうブルっと来るな~!!」
ワタ:「本当・・・・・・電気が走ってるか・ん・じ」
ワタがうっとりとスサノオの肩にもたれた。
太一:(・・・・・・・・・・・・・・)
貴子:(・・・・・・・・・・・・・・)
貴子:(・・・・・・・・・・え~と・・・・・・・・・そろそろ、やるべきことをやっては?)
ワタ:「そうね・・・じゃあ、このまま。」
太一:(じ、時間が、も、もったいないぞ!!)
スサ:「わかったよ。じゃあ・・・・・・・」
スサとワタはすっと目を閉じて、探索を始めた。
この二人がメインで探索を行うとかなりの距離を網羅出来るようだが代償も大きい。
そのまま3週した頃には二人ともお互いの繋いだ手もくっつけていたひざも、それこそ額にも汗が滲み出ていた。
ただ、それが何とも言えない艶かしさを感じ、太一は緊張と興奮でいつの間にか激しい鼓動になっていた。
普段、クラスの男子共が少しエッチな雑誌をみんなで見ながら騒いでいても太一はまるでそれに関心を持っていなかった。
まだお子様と言えば確かにそうなのだ。
美智子に関しても、そもそも恋愛感情はもっておらず、あくまで隣同士で兄弟のように育った幼馴染の仲良しな女の子なのだ。
健と明日香は大っぴらに恋愛感情を表に出しているが、太一と美智子は最初から無かった。
本当に、兄弟のように育ったからである。
実は、太一は少しだけ美智子に恋らしきものを感じ始めたことがあったが、自分と美智子が結婚したら健と明日香は兄妹になってしまって結婚できなくなってしまう、と本気で思い自分で自分を止めてしまったのだ。
勿論、今となっては本人もたいして覚えてないくらいぼんやりしたものだが。
スサ:「ダメ・・・・だな・・・・・・」
ワタ:「そう・・・・ね・・・・・あとは、ゆっくり休んで・・・・・・午後でいいんじゃないかしら・・・・・・・・」
かなりヘトヘトの様子である。
太一:(お疲れ様!!さ、代わりな)
貴子:(そうね、休んでると良いわ!!)
太一と貴子にも、喪失感と空腹は明らかに凄かった。
スサ:「これ以上やると動けなくなるといけないからな。」
ワタ:「そうね・・・・・・・・・・あっ!」
かなりの脱力感からか、ワタはスサの身体に倒れ掛かった。
スサ:「大丈夫か?」
ワタ:「ごめんなさい」
ワタが身体を起こそうとしたが、スサがちょっと起き上がったワタをギュッと抱きしめた。
太一:(!!)
貴子:(!!)
スサ:「・・・・・・・・・少しだけ・・・・・・・・・」
ワタ:「・・・・・・・・・どうせなら・・・・・・・き・・・・・・・・キスを・・・・・」
貴子:「こら~!!!って・・・・・・・・あっ・・・・・・・・戻った・・・・・・」
ワタはすっかり疲れて、休んでしまったようだ。
太一:「貴子・・・・・なんか・・・・・・・良い匂いがする・・・・・・・・・」
貴子:「!!あんたも戻ってんじゃない!!・・・・・・・ちょ、ちょっと・・・・は、離しなさいよ!!」
そうは言っても、そんなに強く拒んではいない。
太一:「あっ!!・・・・・・・・・あぁ・・・・・・・ごめんごめん・・・・・・・・・」
そう言って、太一はゆっくりと両手を広げながら体を離した。
太一:「はぁ~・・・・・・・・」
貴子:「はぁ~・・・・・・・・」
二人は同時に椅子にもたれかかるようにして溜息をついた。
ワタ:「スサノオ・・・・・くん?」
貴子:(そんな・・・学生みたいな・・・・・)
スサノオも身体は斜めだが真正面から顔を見つめ、
スサ:「オオワタツ・・ミ・・・・・・・・・・ワタ・・・・ツミ・・・・・・・・ワタちゃん。」
と優しく言った。
太一:(!!!むっちゃ省略しやがった!!)
ワタの心なのか貴子なのか分からないが、心臓の音が凄い勢いで貴子の身体の中に鳴り始めた。
貴子:(ちょ、ちょっと・・・・・・・苦しい!!)
ワタ:「あっ・・・・・」
スサノオがオオワタツミ・・・ワタの右手を上から掴んだ。
貴子:(手を掴まれただけでそんな声出さなくっても!!)
そうは思っても、貴子の動悸はますます高まっていく。
スサ:「フフ・・・・・」
太一:(そんな風に掴むな~!!・・・・・・っていうか、なにもんだおまえ~!!)
不思議な事に太一はまだ冷静だった。
スサ:「スベスベだよ。」
ワタの右手の甲に乗せた左手をゆっくり動かしながら、指でその感触を味わっている。
貴子:(そりゃ~きちんと手入れしてるからね・・・・・・・って、なによ、気安く!!)
貴子が騒いでいることを気にも留めずにワタはうっとりと目を瞑った。
ワタ:「何か・・・・・・・・・・おっきい・・・・・・・・・・・・・ポッ」
太一:(・・・・・・・・・・・・・・)
貴子:(・・・・・・・・・・・・・・)
二人は固まった。
丁度その時にゴンドラは一番下に降りたが、まだ合図が無いと思ったお姉さんはチラッと中を見ただけで止めなかった。
が、あまりの雰囲気に、
(あれ?中学生くらいの付き合いたてのカップルくらいかと思ったけど・・・・・高校生ぐらいいってるのかしら??)
と思ったほどだ。
(って言うか、中でいやらしいことしないわよね~?)
スサノオは右手でおもむろにトートバッグを掴み、向かい側の席に軽く投げた。
貴子:(お弁当が崩れちゃうじゃないの~!!)
太一:(おいおい、食べ物を粗末に・・・・・・・・はっ!!)
スサノオは身体ごとワタに詰め寄る形で、右ひざをワタの左ひざにひっつけた。
貴子:(こら~!!わ■△※■△※■△※■△※~)
スサ:「う~・・・・・・なんか、こうブルっと来るな~!!」
ワタ:「本当・・・・・・電気が走ってるか・ん・じ」
ワタがうっとりとスサノオの肩にもたれた。
太一:(・・・・・・・・・・・・・・)
貴子:(・・・・・・・・・・・・・・)
貴子:(・・・・・・・・・・え~と・・・・・・・・・そろそろ、やるべきことをやっては?)
ワタ:「そうね・・・じゃあ、このまま。」
太一:(じ、時間が、も、もったいないぞ!!)
スサ:「わかったよ。じゃあ・・・・・・・」
スサとワタはすっと目を閉じて、探索を始めた。
この二人がメインで探索を行うとかなりの距離を網羅出来るようだが代償も大きい。
そのまま3週した頃には二人ともお互いの繋いだ手もくっつけていたひざも、それこそ額にも汗が滲み出ていた。
ただ、それが何とも言えない艶かしさを感じ、太一は緊張と興奮でいつの間にか激しい鼓動になっていた。
普段、クラスの男子共が少しエッチな雑誌をみんなで見ながら騒いでいても太一はまるでそれに関心を持っていなかった。
まだお子様と言えば確かにそうなのだ。
美智子に関しても、そもそも恋愛感情はもっておらず、あくまで隣同士で兄弟のように育った幼馴染の仲良しな女の子なのだ。
健と明日香は大っぴらに恋愛感情を表に出しているが、太一と美智子は最初から無かった。
本当に、兄弟のように育ったからである。
実は、太一は少しだけ美智子に恋らしきものを感じ始めたことがあったが、自分と美智子が結婚したら健と明日香は兄妹になってしまって結婚できなくなってしまう、と本気で思い自分で自分を止めてしまったのだ。
勿論、今となっては本人もたいして覚えてないくらいぼんやりしたものだが。
スサ:「ダメ・・・・だな・・・・・・」
ワタ:「そう・・・・ね・・・・・あとは、ゆっくり休んで・・・・・・午後でいいんじゃないかしら・・・・・・・・」
かなりヘトヘトの様子である。
太一:(お疲れ様!!さ、代わりな)
貴子:(そうね、休んでると良いわ!!)
太一と貴子にも、喪失感と空腹は明らかに凄かった。
スサ:「これ以上やると動けなくなるといけないからな。」
ワタ:「そうね・・・・・・・・・・あっ!」
かなりの脱力感からか、ワタはスサの身体に倒れ掛かった。
スサ:「大丈夫か?」
ワタ:「ごめんなさい」
ワタが身体を起こそうとしたが、スサがちょっと起き上がったワタをギュッと抱きしめた。
太一:(!!)
貴子:(!!)
スサ:「・・・・・・・・・少しだけ・・・・・・・・・」
ワタ:「・・・・・・・・・どうせなら・・・・・・・き・・・・・・・・キスを・・・・・」
貴子:「こら~!!!って・・・・・・・・あっ・・・・・・・・戻った・・・・・・」
ワタはすっかり疲れて、休んでしまったようだ。
太一:「貴子・・・・・なんか・・・・・・・良い匂いがする・・・・・・・・・」
貴子:「!!あんたも戻ってんじゃない!!・・・・・・・ちょ、ちょっと・・・・は、離しなさいよ!!」
そうは言っても、そんなに強く拒んではいない。
太一:「あっ!!・・・・・・・・・あぁ・・・・・・・ごめんごめん・・・・・・・・・」
そう言って、太一はゆっくりと両手を広げながら体を離した。
太一:「はぁ~・・・・・・・・」
貴子:「はぁ~・・・・・・・・」
二人は同時に椅子にもたれかかるようにして溜息をついた。
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