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第0話『駅のホーム、猫と電車と異世界と』
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「……うっわ、最悪や。よりによって、こんな日にかいな……」
黒須隼人、38歳。大阪生まれ大阪育ち。
仕事帰りの夜、彼はいつものようにJRのホームに立っていた。
目の下にクマ、ネクタイは緩めたまま、肩には重たい書類カバン。
今日も今日とて、高校三年生にベクトルの証明を教えて、精神がごっそり持っていかれたばっかりや。
「明日も授業か……あ~もう、誰か代わってくれんかなぁ」
アメちゃんをぽいっと口に入れながら、ベンチに腰を下ろす。
そのときや――
「……ん? なんかおる……猫か?」
線路の向こう側、黒い小さな影がピョンと飛び出した。
ふわふわの毛並み、尖った耳。どう見ても、子猫や。
「うそやろ!? おいおい、線路降りたらあかんて!」
猫はすでに線路の中央で立ちすくんでた。
ホームのアナウンスが「電車がまいります」と告げ、前方には眩しいライトが見える。
(これ……助けな間に合わん!)
体が勝手に動いた。
カバンを放り出し、飛び降りた。
走る。必死で、猫のもとへ。
直前、猫を抱き上げ、背を向けるようにして――
「ッ……!」
光と音が爆発する。視界がぐにゃりと歪んで、身体が宙に浮いた感覚。
耳鳴りと共に、辺りが闇に包まれていく。
◆◇◆
気づいた時、空が……変わってた。
「は?」
そこは、見たことのない森やった。
夜空には二つの月が浮かび、空気は妙に澄んでる。虫の鳴き声すら、聞いたことのない音色。
「え、なんやここ……? どこやねん……てか、生きてる……? え、ワイ死んだんちゃうんか?」
猫はいない。線路も、駅も、スマホも、財布も、何一つない。
代わりに、妙に動きやすい服を着ていて、腰には小袋が下がっていた。覗いてみたら……薬草らしきものが少し。
「これ、ゲームの世界とか、そんなんか……?」
自分の手を見て驚く。
骨ばっていたはずの指がすらりと伸び、若々しくなっている。
手足も長くなり、腹筋も引き締まってる。鏡がないが、感触でわかる。体が若返ってる。
「うそぉん……ワイ、20歳ぐらいに戻ってへん? なにこれ……バグ? まさか、転移とかいうアレかいな……」
夢やと何度も思いたかったが、冷たい夜風がリアルすぎる。
何もかもが、現実として五感に刺さってきよる。
その後の3日間、地獄やった。
言葉が完全には通じず(けど関西弁は意外と通じた)、野宿と空腹で心が折れかける。
必死に街を目指して歩き、やっとの思いで石壁の巨大な都市――「レオリアの門」に辿り着く。
門番に言葉が通じた時、カイは思わず泣きそうになった。
(うわぁ、ほんまに人おる……文明って最高やわ……)
◆◇◆
街に入ってすぐ、香ばしい匂いに誘われて、屋台へとふらふら歩いていった。
炭火で焼いた串肉、香草の香りが鼻をくすぐる。
「すんまへん、その串焼き一本……」
「はいよ、一本三ダルだよ!」
(……三ダル? 通貨単位やな。まぁ、なんとかなるやろ……)
そう思って、ポーチを開く。
中を覗いて、顔が引きつった。
「…………え?」
銅貨すら、一枚もない。ほんまにゼロ。
自販機にも通用せんレベルの無一文や。
「……兄ちゃん、金ないのかい?」
「……は、はは……せやな……金、持ってへんねん……」
「……見るに、旅人だな。ほら、腹減ってるだろ、食っとけ」
おっちゃんは笑って串焼きを差し出そうとした。
けど、カイは手を引っ込めた。
「気持ちだけもろとくわ。タダでもろても味せぇへんやろ」
◆◇◆
その夜、また空腹と共に、冷たい石畳の路地裏に座り込んでいた。
限界が近かった。意識が朦朧とする。
(……やっぱ、死んだんやな、ワイ……)
そんな時や。目の前で、バサッと何かが倒れる音がした。
「……お、おっちゃん!? 大丈夫か!?」
倒れていたのは、ローブを着た白髪の老人。
額から血を流していて、呼吸も浅い。
(うわっ、ヤバいやつやん……え、放っとけへんで!?)
慌てて駆け寄り、手持ちの薬草を噛んでペーストにし、出血箇所に当てる。
包帯なんてないから、ローブの裾を裂いて止血した。
しばらくして、老人はかすかに目を開けた。
「……お前……助けてくれたのか……」
「せやけど、医者やないで。高校教師や。数学の。て、言うても伝わらんか……」
老人はしばらく黙っていたが、ふっと笑って言った。
「名は……?」
「黒須隼人。けど、ここでは……ちょっと長いかもしれんから、カイでええわ」
老人は静かに目を閉じて呟いた。
「カイ……良い響きだ。では、お前には新たな名を授けよう。“カイ・クロス”だ。“交差点”の意を持つ名。世界の境を越えてきた者に、相応しい」
「……クロス、か。まぁ……悪くあらへんな」
◆◇◆
その後、カイは老人に連れられて街の奥にある立派な屋敷へ。
そこは、ロゼリア王立魔法学園の学園長邸やった。
老人は学園の長であり、魔法界の大権威でもある人物やった。
彼は、異世界から来たカイの話を真剣に聞き、こう言った。
「この世界には、“数学”の概念が未成熟だ。君の知識は……いや、才能は、この世界の魔法理論を変えるかもしれん」
「は、はぁ……ワイ、ただの教師やけどな……?」
「偶然にも、今日、数学の臨時講師が辞めた。どうか、代わりに教鞭を執ってくれないか?」
「……しゃーないな。腹も減ったし、雨風しのげるなら、やらんでもないで?」
こうして、異世界に転移してきた大阪の元教師・黒須隼人は、
“カイ・クロス”として、新たな人生を歩み始める。
王族と悪役令嬢と魔法の世界。
飴ちゃん片手に、関西弁全開で――
まだ誰も知らへん。
この男が、王国をひっくり返す伝説の“バグ”になるとは――
黒須隼人、38歳。大阪生まれ大阪育ち。
仕事帰りの夜、彼はいつものようにJRのホームに立っていた。
目の下にクマ、ネクタイは緩めたまま、肩には重たい書類カバン。
今日も今日とて、高校三年生にベクトルの証明を教えて、精神がごっそり持っていかれたばっかりや。
「明日も授業か……あ~もう、誰か代わってくれんかなぁ」
アメちゃんをぽいっと口に入れながら、ベンチに腰を下ろす。
そのときや――
「……ん? なんかおる……猫か?」
線路の向こう側、黒い小さな影がピョンと飛び出した。
ふわふわの毛並み、尖った耳。どう見ても、子猫や。
「うそやろ!? おいおい、線路降りたらあかんて!」
猫はすでに線路の中央で立ちすくんでた。
ホームのアナウンスが「電車がまいります」と告げ、前方には眩しいライトが見える。
(これ……助けな間に合わん!)
体が勝手に動いた。
カバンを放り出し、飛び降りた。
走る。必死で、猫のもとへ。
直前、猫を抱き上げ、背を向けるようにして――
「ッ……!」
光と音が爆発する。視界がぐにゃりと歪んで、身体が宙に浮いた感覚。
耳鳴りと共に、辺りが闇に包まれていく。
◆◇◆
気づいた時、空が……変わってた。
「は?」
そこは、見たことのない森やった。
夜空には二つの月が浮かび、空気は妙に澄んでる。虫の鳴き声すら、聞いたことのない音色。
「え、なんやここ……? どこやねん……てか、生きてる……? え、ワイ死んだんちゃうんか?」
猫はいない。線路も、駅も、スマホも、財布も、何一つない。
代わりに、妙に動きやすい服を着ていて、腰には小袋が下がっていた。覗いてみたら……薬草らしきものが少し。
「これ、ゲームの世界とか、そんなんか……?」
自分の手を見て驚く。
骨ばっていたはずの指がすらりと伸び、若々しくなっている。
手足も長くなり、腹筋も引き締まってる。鏡がないが、感触でわかる。体が若返ってる。
「うそぉん……ワイ、20歳ぐらいに戻ってへん? なにこれ……バグ? まさか、転移とかいうアレかいな……」
夢やと何度も思いたかったが、冷たい夜風がリアルすぎる。
何もかもが、現実として五感に刺さってきよる。
その後の3日間、地獄やった。
言葉が完全には通じず(けど関西弁は意外と通じた)、野宿と空腹で心が折れかける。
必死に街を目指して歩き、やっとの思いで石壁の巨大な都市――「レオリアの門」に辿り着く。
門番に言葉が通じた時、カイは思わず泣きそうになった。
(うわぁ、ほんまに人おる……文明って最高やわ……)
◆◇◆
街に入ってすぐ、香ばしい匂いに誘われて、屋台へとふらふら歩いていった。
炭火で焼いた串肉、香草の香りが鼻をくすぐる。
「すんまへん、その串焼き一本……」
「はいよ、一本三ダルだよ!」
(……三ダル? 通貨単位やな。まぁ、なんとかなるやろ……)
そう思って、ポーチを開く。
中を覗いて、顔が引きつった。
「…………え?」
銅貨すら、一枚もない。ほんまにゼロ。
自販機にも通用せんレベルの無一文や。
「……兄ちゃん、金ないのかい?」
「……は、はは……せやな……金、持ってへんねん……」
「……見るに、旅人だな。ほら、腹減ってるだろ、食っとけ」
おっちゃんは笑って串焼きを差し出そうとした。
けど、カイは手を引っ込めた。
「気持ちだけもろとくわ。タダでもろても味せぇへんやろ」
◆◇◆
その夜、また空腹と共に、冷たい石畳の路地裏に座り込んでいた。
限界が近かった。意識が朦朧とする。
(……やっぱ、死んだんやな、ワイ……)
そんな時や。目の前で、バサッと何かが倒れる音がした。
「……お、おっちゃん!? 大丈夫か!?」
倒れていたのは、ローブを着た白髪の老人。
額から血を流していて、呼吸も浅い。
(うわっ、ヤバいやつやん……え、放っとけへんで!?)
慌てて駆け寄り、手持ちの薬草を噛んでペーストにし、出血箇所に当てる。
包帯なんてないから、ローブの裾を裂いて止血した。
しばらくして、老人はかすかに目を開けた。
「……お前……助けてくれたのか……」
「せやけど、医者やないで。高校教師や。数学の。て、言うても伝わらんか……」
老人はしばらく黙っていたが、ふっと笑って言った。
「名は……?」
「黒須隼人。けど、ここでは……ちょっと長いかもしれんから、カイでええわ」
老人は静かに目を閉じて呟いた。
「カイ……良い響きだ。では、お前には新たな名を授けよう。“カイ・クロス”だ。“交差点”の意を持つ名。世界の境を越えてきた者に、相応しい」
「……クロス、か。まぁ……悪くあらへんな」
◆◇◆
その後、カイは老人に連れられて街の奥にある立派な屋敷へ。
そこは、ロゼリア王立魔法学園の学園長邸やった。
老人は学園の長であり、魔法界の大権威でもある人物やった。
彼は、異世界から来たカイの話を真剣に聞き、こう言った。
「この世界には、“数学”の概念が未成熟だ。君の知識は……いや、才能は、この世界の魔法理論を変えるかもしれん」
「は、はぁ……ワイ、ただの教師やけどな……?」
「偶然にも、今日、数学の臨時講師が辞めた。どうか、代わりに教鞭を執ってくれないか?」
「……しゃーないな。腹も減ったし、雨風しのげるなら、やらんでもないで?」
こうして、異世界に転移してきた大阪の元教師・黒須隼人は、
“カイ・クロス”として、新たな人生を歩み始める。
王族と悪役令嬢と魔法の世界。
飴ちゃん片手に、関西弁全開で――
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この男が、王国をひっくり返す伝説の“バグ”になるとは――
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