Heavens Gate

酸性元素

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シャーロット編

そして彼女は希望という名のそれに縋る③

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「………」
ドラゴンゾンビの亡骸の山、その上でシャーロットは煙草を吹かせていた。
「一体お前は何をしたいんだ?俺に何をさせる?」
煙草を右手で押しつぶす。
苛立ちは加速していた。
「……進もう。」
彼女は足を動かす。
何一つとして思い出せない。
ならばこうして進むべきだ。
自分はそうして生きてきたのだ。
人を守り、悪を殺す。
理由のないその信念が彼女を生かし、そして殺し続けた。
そんな事は理解している。
それでも止める事などできない。
突如、巨大な魔力を感じる。
「……!」
霧の向こうから現れたのは、骸骨の騎士だった。
しかし見慣れたものではない。
大きさは通常より一回り大きい程度だが、正真正銘の強者と分かる。
stage6と肩を並べる、否。それ以上かもしれない。
「我は死霊の騎士。女王様に扱えする騎士なり。」
「テメェの名なんぞ知るかよ。……どけよ。騎士ってのはレディファーストなんだろ?」
「ならば名乗れ、通りたくば!」
「骨伝導じゃ伝らねぇのか死に損ないが!」
ロングソードが彼女に迫る。
右腕で首元を庇った。
が、勢いを消せない。魔能力で分解しきれない。
剣の刃は、彼女に届いていた。
「フム…」
騎士の剣は液体となり、その場にボタボタと溶けていく。
「やはり聞いていた通りか。貴様は『超高速かつ超強力な単純な物理攻撃』であれば傷がつくのか。」
空気の壁を超え、彼女が認識できるギリギリの速度まで突き詰めた斬撃。
それに魔力も纏わず、ただ単純な剣技で辿り着いたと言うのか。死霊としての補正があるとは言え、余りにも異常。
恐らく生前もこれと殆ど変わらぬ速度であっただろう。
ふざけている。ただの人間がこれを成したのか?
シャーロットは固唾を飲んだ。恐れているのか、俺が。
いや、そう珍しい事ではない。俺はいつでも恐れてきた。
これは、勝てないという意味での怖さではない。得体の知れないと言う意味の怖さだ。
「……どけ。」
それでも彼女の苛立ちが勝った。
「……通しはしない。」
死霊の騎士は剣を振り翳す。
モウドウデモイイ。ゼンブ、ゼンブコワシテシマオウ。ソウスルタメニウマレタンダカラ。
シャーロットの魔力が爆発する。
街どころか国全土を覆いたくさんばかりの威力。
その一撃が放たれようとしていた。
だが、彼女の怒りはかき消された。
「ケイン……?!」
傷だらけの、汚れだらけの、1人の男が立っていた。
彼女が耐えられなかった一撃を、刀一本で受け止めていたのだ。
「アンタ……何してんだよ。」
「………」
シャーロットは答えられなかった。
「そんなに信用できないかよ…1人で抱え込んで暴走するのが好きなのかよ。」
「違…」
「違わねぇだろ!そうやっていつもアンタは何も言わない!分かってんだよ…アンタがいつも何かと戦って!その度傷ついて!…それでも立ち続けてる事。……俺を助けたのは単なる同情だろ?俺と境遇が似てると察したからだろ?」
「……!」
図星だった。硝子でできた心臓にヒビが入る。
「だから俺は、守るよ。」
「…?」
「アンタが無条件で助けなきゃ生きられないように、俺もそうだから。救いたくない奴しか救えないクソ野郎だから。
だから今回も今度こそはって、救いたい奴を救おうとする事にした。」
「お前…」
「行けよ、シャーロット。アンタを救う方法はこれしかないんだろう?だったら俺がこいつを止める。アンタを救えるのはアンタ自身だ。だけど俺がそれに加わることはできる。」
そう言って、ケインは騎士の方に向き直る。
「………ありがとう。」
「死のうと思ってるなら諦めろ、死なせないからよ。せいぜい後悔しろよ?自分と似た奴を救った事を。」
「させん!」
先程まで待機していた騎士は再び動き始める。
「させねぇのはこっちだ馬鹿!」
突然重みを増した重力に、騎士は一瞬よろめいた。
ケインはその隙を見逃さない。
彼のロングソードは、ケインの下からの剣戟に弾かれた。
「……!」
シャーロットはその間に、城の入り口にまで辿り着いた。
信じよう、あいつの事を。今一度向き合う時が来たんだ。
城の扉が破壊される。


玉座に、1人の吸血鬼が座っていた。
「遅かったのう、シャーロット。待ちくたびれたぞ?」
「ヴァイオレット…!!!!」
「覚えておったか。忘れてきるやもしれん、今一度名乗り直そう。我が名はヴァイオレット.ヴァン.ヴァンパニアス。吸血鬼一族の最後の生き残りだ。」 
名乗りを終えた瞬間に攻撃は開始された。
先手は当然シャーロット。
死の槍が30発撃ち込まれる。
そこまでに僅か0.034秒。
通常であれば城どころか、国土の1/10を削り取ることが可能な程の攻撃。しかし、それはあっさりと飲み込まれた。
「驚いたか?覚えていようがいまいがその反応じゃろう、わざわざ何も言わんで良い。ただの『吸血能力の延長戦』じゃ。」
赤黒い血液が空中で錬成される。
その姿は、先ほど彼女が放った魔法と余りにも酷似していた。
「…!」
咄嗟に魔法で相殺する。
衝撃派が周囲に伝わり、強烈な揺れが起きる。
「さあ…始めようぞ!」
互いに一歩、一歩と距離を縮める。
そしてあと数歩先で、と言う所まで迫った二者は、ほとんど同時に魔法を放った。
突如、シャーロットの脳内に記憶が流れ込んだ。

魔西暦1289年、俺は生まれた。
両親は当然いた。生まれたところは当時幾つもある、ただのエルフの集落だった。
本来ならば両親から相応の愛情を注がれたであろう俺の人生は、生まれた頃から逸脱していた。
俺は生まれついた時から、あまりにも魔力量が高かったのだ。
コントロールができなかった俺は、ただひたすら高密度の魔力を放つ。エルフは魔力への感度が高く、それ故に俺の魔力への悪影響も強い。村の大半からすれば、俺は忌み子でしかなかったのだ。
規格外の魔力を持つ俺を、村のものは殺そうとした。
いずれこの子は災いの種となる、と。
「仕方がない…仕方がないんだ…」
「ごめんなさい…本当に…」
両親はあまり反対しなかった。どう考えても両親の取る行動ではない。友人との暫くの別れのような名残惜しさしかなかった。仕方がない、と言う感覚で俺を殺そうとしたのだ。そうして俺は神聖な儀式の下、殺される事があっという間に決まってしまった。
エルフの長い人生の中では、子供1人の感覚など薄れてしまうと言う話は、どうやら嘘ではなかったらしい。
だが、儀式は行われることは無かった。
突然の王国からの襲撃により、村のものは皆捕虜になったのだ。女は慰安婦として、男は労働力として使われた。
そして赤子の俺はどうなったかと言うと、王国の実験台に使われたのだ。
規格外の魔力を持つエルフの赤子。当時発展途上だった魔装兵器の開発には、俺はあまりに魅力的すぎたのだ。
そうして埋め込まれたのが、アジ.ダハーカの心臓。
竜の心臓を人間に埋め込むと、寿命を引き換えに高い再生能力を得ることが出来る、と言うのは当時から分かっていた事だった。
では、それに耐えうるほどの魔力量を持つものに、最強の竜の心臓を埋め込めばどうなるのか?と言う至極単純なものである。
そして幸か不幸か、実験は成功してしまった。
物心着く頃から、俺の世界は実験室だった。
だが、埋め込まれたのは最初からではない。その間は多少マシだったような気がする。
「おはよう、アナーヒター。」
アナーヒター。これが俺の名前だった。アジ.ダハーカを封印した者の名らしい。
「おはよう、ランブルフ。」
魔法科学者、ランブルフ。生まれた時から俺の世話をしていた。親と言えば彼だったのかもしれない。
「今日はどんな本を読み聞かせてくれるの?」
彼との1時間ばかりの触れ合い、それが実験の辛さを忘れさせてくれた。今思えば、この時は女らしい感情が俺にもあったのか。
「じゃあ、また明日ね。」
「うん!」
笑顔で手を振る。さっきまで楽園のように見えた部屋は、殺風景な箱に戻ってしまった。

朝起きるとドアが勢いよく開く。
「早く来い!」
「やだ!やだ!やだぁ!」
魔封じの手錠をかけられ、強く引っ張られる。
どうにもあの実験や改造は慣れなかった。魔法の威力の向上の為に体をいじくり回され、そんな体から強制的に魔力を引き摺り出して最大出力を上げさせられた。
麻酔も、感覚停止魔法も無かったこの時代、体中に激痛を感じながら魔法神経を操作された。
抵抗すると真っ赤な鉄の棒を顔面に押し当てられたり、電撃で瀕死にまで追いやられたりした。あの罰を恐れるあまり、俺は反抗できなかったのだ。
そして心臓を埋め込まれた。
どうせ傷つけても死なない、と言う安心感がそうさせたのかは分からないが、連中の躊躇いのなさは加速していった。
そして再生能力の実験が始まった。まあ色んな事をされた。
身体中を業火に焼かれる、水に沈められて半日放置、首を切断、心臓を抜き取る、神経毒を致死量の100倍の濃度で流し込まれる、あらゆる武器で串刺し、100を超える魔法を浴びせ続けられる、ひたすらに殴られる……数え出したらキリがなかった。その度記憶は消えていった。だがなんとか、ランドルフの事だけは忘れないようにした。どうやらある程度は消す記憶を操作できるらしい。
だがそんな時、精神攻撃が追加された。どうやら、と言うかやはり連中は、俺の精神を壊して完全な兵器にしたいと考えていたらしい。
だが1人、ランドルフだけはそれに反対した。
「どうか…!どうかあの子の心だけは奪わないで下さい!」
「そうか……ランブルフ君、君は優秀だったんだが…仕方ない。」
そうして彼は、2度と来ることはなかった。
当然俺は事情など知らない。
「ねえ…ランドルフは?どこに行ったのですか?」
魔法科学者の1人は、笑いもせずに冷酷に言い放った。
「気持ち悪いんだと。お前の事が。それはそうだものな?お前は一歩間違えれば大量殺人を働くような化け物だ。良いか?お前は誰とも馴れ合っちゃいけないんだよ。お前は壊すことしか出来ないんだ。」
そういうと、奴らは俺の目の前で、ランドルフの読んだ本を全て燃やしてしまった。
そして実験、拷問を繰り返すだけの日々に変わった。
殺されて治されて、殺されて治されて殺されて治されてコロサレテナオサレテコロサレテナオサレテコロサレテナオサレテコロサレテナオサレテコロサレテナオサレテコロサレテナオサレテ
そうして、心は僅か2日で無機物になった。

「ところで……アレはどうなってる?」
「ああ、失敗ですよ。フラメル氏に提供頂いたあの素材なら、魔法人形オートマタは可能だと思ったんですが……いかんせん形だけ真似をする事しかできない銀色の流動体のままでして……廃棄処分ですね。」
「残念だ。で、アジ.ダハーカはいつ使える?」
「もうじき実践段階に入ります。……やはりランブルフを追放したのは正解でしたね。」
「ああ……これで最強の兵器が出来上がる。」
嘘だったんだ。ランブルフは私のことなんか嫌いになってない。
だが、最後に振り撒かれた希望は、俺の魔力を暴走させた。今まで閉じ込められていた魔力はコントロールを失い、直後、大爆発を起こしてしまった。
後に歴史にも刻まれる事となったこの大爆発は、一撃で国を崩壊へと追いやった。生き残った者達は国土を奪って内乱を起こし始め、最終的にそれぞれの隣国に吸収された。
誰1人として生命の無い瓦礫の中を、1人の少女が歩く。
「…………」
現実を直視できず、ただひたすらに放心していた。だが、不意に向けた視線の先に、見慣れた人型の炭が映っていたのだ、
「なんで…いるの……?」
何度も見た手の形、特徴的な眼鏡のフレーム。紛れもないランブルフだった。
この場所は、この場所は城の監禁部屋だった。辞めさせられたのではなく、閉じ込められたのだ。
「間違ってない……間違ってないよね…?貴方が言ってたもの……連中はおかしいって……間違ってない…ふふふ…。
やってやった!やってやった!やってやったやってやった………
ああああああああああああああああああああああ!」
顔を掻きむしる。頭を打ちつける。死のう、死のう、死ね、死ね、死ね、死ね、死ね、死ね。
何度も何度も自殺した。
だけれどやっぱり死ねなかった。
そうするうちに、記憶は消えた。
何もかもを忘れ、荒廃した大地を彷徨い続けた。
空腹で倒れ込む。
どうせ飢えても死ぬ事はない。再生してまた飢えが無くなる。雨に体が濡れていく。冷たさなど気にならない。
だが突然、暖かさが体を包み込んだ。
「凄い熱……連れて帰りましょう。」
女の声が聞こえてくる。
誰だろう、疑問が解消されないまま、俺は目を閉じた。
思えばこれからが俺の始まりであり、そして絶望でもあった。
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