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シャーロット編
We②
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『妾はこの身を不死者としてその地に定着させた。通常では不可能じゃが、妾の魔法はちと特殊でな。
…そして地底の中で数100年眠り続けた。その傍ら、迫害された者の命を不死者として復活させた。巨人族、ドラゴン…奴らは妾の交渉に応じたよ。交渉なしでする事は可能じゃったが、それでは同じ事の繰り返しになる。
竜人族は…ギルバートは辞めておいた。もうそっとしておこう、とな。……この地の魔力に定着したからの、そこまで来ればお前にも届く。お前の魔力はずっと追いかけていたよ。だからここを最後にすると決めた。』
「ああああああ!」
シャーロットの魔法は、ヴァイオレットを貫いた。
なあヴァイオレット。俺は結局誰も理解できなかったよ。して貰えもしなかった。
「シャーロットォ!」
ヴァイオレットは反撃する。
シャーロットはそれを相殺し、衝撃によってその場を転がる。
『いや、お前はもう十分じゃ。一人で戦う必要はない。』
お前は1000以上の魂を、今背負っている。
俺に背負えるものなどない。今更。
『何を言っている。お前は口にしたじゃろう。奴らの名を。』
孤立しきった彼女の背中に、5つの手が触れる。
ああ、そうだった。背負える覚悟は無くていいんだ。共に背負える者がいたじゃないか。
『そうか…!お前は背負うのか。今まで殺した万の命を。』
シャーロットは前を向いた。
魑魅魍魎の魂の怪物が、彼女を殺そうと罵詈雑言を飛ばす。
大丈夫、俺は、俺たちは立ち向かえる。
5人が彼女の背中を押した。
ゆっくり、確実に歩んでいく。
「ここからが……俺の物語だ!」
彼女の瞳に魔力が灯る。
「っ……!」
魔殲。魔導士の奥義、とされているが、実際は最悪の魔法と言われている。
一定以上の魔法能力を持つ者が
『希望を失い、絶望する』事で目覚める魔法。
使用者の脳内には、リアルタイムで己の思い出したくない過去が流れ続ける。そして使用後には、例外を除いて皆意識を失う。今までの彼女では使う事などできなかっただろう。
「ああ…怖えなあ、ホント。やりたくねぇ。」
それでも止まらない。止まるわけにはいかない。
「………」
ヴァイオレットは魔殲を使わない。否、使えないのだ。
不死者には使用不可能な技術、それが魔殲。
「おおおおおおお!」
ランスロットの右腕が、遂に完全に切断された。
「ぐっ…!おおおおおお!」
限界を超えた彼の反撃にケインは反応できない。
彼の腹部は大きく削り取られた。
「ケインくん!」
ランスロットの攻撃をノーマンは凌ぐ。
『防ぐのは容易…だが彼が戦えないなら厳しい…』
ケインは立ち上がる。
あの時は、あの時はもっと痛かった。
ランスロットの後ろに回り込み、物干し竿2本を投げる。
「甘い!」
信じられない。左腕一本で2本の刀を弾くなど。
だがそんな事はどうでも良い。
即座に刀を手元に戻すと、2本を1つに戻し、ケインは彼の懐に潜り込んだ。
だが、その程度ではランスロットを超えられない。ほんの僅か、彼の方が早かった。
筈だった。
ケインは寸前で、彼の剣をかわしていたのである。
ケインの剣先は、ランスロットの頭部を破壊した。
花織は龍の攻撃を受け止める。
まだ、まだだ。無駄を無くせ。無駄を消せ。
レドは装置を起動する。
黒い鎧が彼に纏わり付いた。
「クレアさん…一瞬ですよ。」
己の魔能力を体に纏う鎧。
せいぜいstage6の最下級と奮戦できる程度だ。
だが、それで十分。
竜の打撃を受け止める。
レド、花織、2人の体にヒビが入る。
ただ一人の女の過去の為に、体を壊して戦っている。そんな事実だけで笑われるだろう。
それになんの問題がある。
今生きているのは、彼女がいたからだ。戦う理由などそれで十分じゃないか。
竜はよろめく。
「ああああああ!」
花織の一閃。竜の体を削り取る。剣の跡は炎のように荒れていた。再生不可能な、それこそ組織構造そのものを破壊する『削る斬撃』。レドに着想を得たものだ。
クレアの砲撃は竜の頭を捉える。内部に潜り込んだエネルギーは、彼の体を際限なく破壊していった。
最早彼らは話すことは無い。ただ倒れるだけ。
だが、一人の竜はそうでは無かった。
勝つことが事実上不可能であっても、人に撃ち倒される事をテュポンは望んでいない。
「………。」
ヘルガは何も言わない。
「はあ…はあ……!」
再生するだけの体力ももう残っていないだろう。
「行くぞ。」
周囲を破壊し尽くすほどの大魔法。それを己の身に纏う。
「ええ。」
ヘルガは指先に魔力を集中させる。
放たれた魔力は、彼の心臓を捉えた。
結局届く事など無かったのだ。
「………貴方を許す事はしない。どこまで行っても国にとっては悪です。しかし私は、貴方の正義を信じます。平等でいるのが人としても在り方ですから。」
ドラゴンクロウのかつての領主。彼の言葉と同じだったのだ。
「まさか…まさかお前は………!」
「何処かで聞きました。私の親戚は貴族だった、と。貴方の探し求める方なのかは知りませんがね。」
「ああ…ああああ…あああああ!」
未だ抱いたことのない感情が、彼を満たしていく。
喜び、と人が呼んだその感情が、彼を唯一救い出したのだ。
「……」
もはやドラゴン達は何も言わない。
クレアはそっと、消えゆく彼らの瞼を閉じた。
「殺せるのか?シャーロットよ。妾は不死者。この地の魔力と定着した以上、この地を壊さぬ限りは死なぬ!」
「そうかな?……俺は進む。何があっても、だ。」
魔力が周囲を揺らしていく。天が躍動し、地が蠢く。
「-瞼を閉じよ。星螺奏還。」
ヴァイオレットの命に届いたその魔法は、周囲を包み込んだ。
光の粒が周囲を舞う。
「ああ……そうか。これがお前か。………本当に綺麗だ。」
落下しそうになるヴァイオレットの体を、シャーロットは受け止めた。
「女王様………ああ…」
ランスロットは空を見る。
死を選んだあの日見たものと同じ。
だが、だがどうしてこんなにも清々しいのだろう。
「時に少年よ。あの時どうやって私の剣をかわした?」
「あー…重力だよ。重力ってのは時の動きに影響する。重力としての機能じゃなくて、その時の動きに魔力を全振りした。それだけ。」
「それだけって……君ほんとに言ってる?そんなの容易にできるモンじゃないよ。」
「はははは!そうか……そうだったか。ケイン、と言いましたね。貴方の歩む道はそう容易なものではないでしょう。それでもきっと、最後には希望があると信じています。」
「…おう。」
「そして其方の方。……貴方がどんな選択をするか、それは存じませんが、間違いなど何処にもない。」
「嬉しいなぁ、最強の騎士のアドバイスは。」
「ああ……シャーロット。彼女は如何だろうか。幸せに死ねるのだろうか………」
ランスロットは消えていった。
彼の事情など2人は知らない。だが、それでも彼を忘れる事は無かった。
「魔殲ってのは案外頑張れば意識保てんだな。」
「フッ…その状況で戦えるかは別じゃがな。」
「だろーな。話すだけでも頭がクラクラするわ。」
「お前のあの魔法…」
「ああ……アレはまあ、そうだな。言っちまえばあらゆる能力を貫通して対象を殺す、一発限りの魔法なんだわ。ホントになんでもいいぜ?再生能力だろうが魔能力だろうが、ホントにどの能力でも貫通する。」
「そうか…それは叶わんな。」
「つーかお前、不死者の器ってどうやって用意したんだよ?」
「ああ……アレはあるものを参考にして作り出した土の器じゃ。何かわ言わぬぞ?誰かに聞かれればお前が死ぬからの。まあ…つまり監視がおる。」
「そうか…。で、さ。……俺、頑張るからさ。だからちょっと…」
「………」
「ごめん……ごめん嘘だ。やっぱり無理だよ、俺には。そんな事できない。
貴方がいないと出来ないよ…私…」
「うん。」
「だからさ、見ててくれよ。俺、もうちょっと頑張ってみるから。俺たちがきっと、今よりちょっとだけいい世界にするから。俺のそばで見ててくれ。」
「…ありがとう。」
いるはずのない死体を抱きしめて、涙を流す者がそこにいた。
友の亡骸が消えてしまったような様子で、そこで泣き続けていたのだ。
「……所長。」
4人、そんな彼女のそばに座る者がいた。
「帰りましょう。」
優しく彼は呼びかけた。
行こう。
立ち上がる必要なもうない。
運んでくれる者がいる。
背負ってくれる者がいる。
元いた場所に、今は帰ろう。
シャーロットはそっと目を閉じた。
それはいつもの朝だった。朝に起きて、顔を洗う。
だけれど彼女は知っている。
そんな『いつも』に価値があると。
突然ですが、私は日記を付けることにしました。
きっと仲間が忘れた事を教えてくれるとは思いますが、念の為忘れた時、と言う感じです。
昔の事は取り敢えず全部書きました。
これから書くのは今の事。
勝手に読んだ人、読んだら読んだで最後まで読んでくださいね。
「おーい、所長!掃除しろってレドが!」
「あーすまんすまん、くつろぐので忙しいわ。」
「なんじゃそりゃテメェ!こちとら1人でやってんだよ!」
「うるせえなあ!俺は休まないと死ぬの!」
「3日間寝ることしかして無いじゃないスか!」
辛いけど、苦しいけど、ひとまず今を生きてみます。
また会う日までさようなら。
…そして地底の中で数100年眠り続けた。その傍ら、迫害された者の命を不死者として復活させた。巨人族、ドラゴン…奴らは妾の交渉に応じたよ。交渉なしでする事は可能じゃったが、それでは同じ事の繰り返しになる。
竜人族は…ギルバートは辞めておいた。もうそっとしておこう、とな。……この地の魔力に定着したからの、そこまで来ればお前にも届く。お前の魔力はずっと追いかけていたよ。だからここを最後にすると決めた。』
「ああああああ!」
シャーロットの魔法は、ヴァイオレットを貫いた。
なあヴァイオレット。俺は結局誰も理解できなかったよ。して貰えもしなかった。
「シャーロットォ!」
ヴァイオレットは反撃する。
シャーロットはそれを相殺し、衝撃によってその場を転がる。
『いや、お前はもう十分じゃ。一人で戦う必要はない。』
お前は1000以上の魂を、今背負っている。
俺に背負えるものなどない。今更。
『何を言っている。お前は口にしたじゃろう。奴らの名を。』
孤立しきった彼女の背中に、5つの手が触れる。
ああ、そうだった。背負える覚悟は無くていいんだ。共に背負える者がいたじゃないか。
『そうか…!お前は背負うのか。今まで殺した万の命を。』
シャーロットは前を向いた。
魑魅魍魎の魂の怪物が、彼女を殺そうと罵詈雑言を飛ばす。
大丈夫、俺は、俺たちは立ち向かえる。
5人が彼女の背中を押した。
ゆっくり、確実に歩んでいく。
「ここからが……俺の物語だ!」
彼女の瞳に魔力が灯る。
「っ……!」
魔殲。魔導士の奥義、とされているが、実際は最悪の魔法と言われている。
一定以上の魔法能力を持つ者が
『希望を失い、絶望する』事で目覚める魔法。
使用者の脳内には、リアルタイムで己の思い出したくない過去が流れ続ける。そして使用後には、例外を除いて皆意識を失う。今までの彼女では使う事などできなかっただろう。
「ああ…怖えなあ、ホント。やりたくねぇ。」
それでも止まらない。止まるわけにはいかない。
「………」
ヴァイオレットは魔殲を使わない。否、使えないのだ。
不死者には使用不可能な技術、それが魔殲。
「おおおおおおお!」
ランスロットの右腕が、遂に完全に切断された。
「ぐっ…!おおおおおお!」
限界を超えた彼の反撃にケインは反応できない。
彼の腹部は大きく削り取られた。
「ケインくん!」
ランスロットの攻撃をノーマンは凌ぐ。
『防ぐのは容易…だが彼が戦えないなら厳しい…』
ケインは立ち上がる。
あの時は、あの時はもっと痛かった。
ランスロットの後ろに回り込み、物干し竿2本を投げる。
「甘い!」
信じられない。左腕一本で2本の刀を弾くなど。
だがそんな事はどうでも良い。
即座に刀を手元に戻すと、2本を1つに戻し、ケインは彼の懐に潜り込んだ。
だが、その程度ではランスロットを超えられない。ほんの僅か、彼の方が早かった。
筈だった。
ケインは寸前で、彼の剣をかわしていたのである。
ケインの剣先は、ランスロットの頭部を破壊した。
花織は龍の攻撃を受け止める。
まだ、まだだ。無駄を無くせ。無駄を消せ。
レドは装置を起動する。
黒い鎧が彼に纏わり付いた。
「クレアさん…一瞬ですよ。」
己の魔能力を体に纏う鎧。
せいぜいstage6の最下級と奮戦できる程度だ。
だが、それで十分。
竜の打撃を受け止める。
レド、花織、2人の体にヒビが入る。
ただ一人の女の過去の為に、体を壊して戦っている。そんな事実だけで笑われるだろう。
それになんの問題がある。
今生きているのは、彼女がいたからだ。戦う理由などそれで十分じゃないか。
竜はよろめく。
「ああああああ!」
花織の一閃。竜の体を削り取る。剣の跡は炎のように荒れていた。再生不可能な、それこそ組織構造そのものを破壊する『削る斬撃』。レドに着想を得たものだ。
クレアの砲撃は竜の頭を捉える。内部に潜り込んだエネルギーは、彼の体を際限なく破壊していった。
最早彼らは話すことは無い。ただ倒れるだけ。
だが、一人の竜はそうでは無かった。
勝つことが事実上不可能であっても、人に撃ち倒される事をテュポンは望んでいない。
「………。」
ヘルガは何も言わない。
「はあ…はあ……!」
再生するだけの体力ももう残っていないだろう。
「行くぞ。」
周囲を破壊し尽くすほどの大魔法。それを己の身に纏う。
「ええ。」
ヘルガは指先に魔力を集中させる。
放たれた魔力は、彼の心臓を捉えた。
結局届く事など無かったのだ。
「………貴方を許す事はしない。どこまで行っても国にとっては悪です。しかし私は、貴方の正義を信じます。平等でいるのが人としても在り方ですから。」
ドラゴンクロウのかつての領主。彼の言葉と同じだったのだ。
「まさか…まさかお前は………!」
「何処かで聞きました。私の親戚は貴族だった、と。貴方の探し求める方なのかは知りませんがね。」
「ああ…ああああ…あああああ!」
未だ抱いたことのない感情が、彼を満たしていく。
喜び、と人が呼んだその感情が、彼を唯一救い出したのだ。
「……」
もはやドラゴン達は何も言わない。
クレアはそっと、消えゆく彼らの瞼を閉じた。
「殺せるのか?シャーロットよ。妾は不死者。この地の魔力と定着した以上、この地を壊さぬ限りは死なぬ!」
「そうかな?……俺は進む。何があっても、だ。」
魔力が周囲を揺らしていく。天が躍動し、地が蠢く。
「-瞼を閉じよ。星螺奏還。」
ヴァイオレットの命に届いたその魔法は、周囲を包み込んだ。
光の粒が周囲を舞う。
「ああ……そうか。これがお前か。………本当に綺麗だ。」
落下しそうになるヴァイオレットの体を、シャーロットは受け止めた。
「女王様………ああ…」
ランスロットは空を見る。
死を選んだあの日見たものと同じ。
だが、だがどうしてこんなにも清々しいのだろう。
「時に少年よ。あの時どうやって私の剣をかわした?」
「あー…重力だよ。重力ってのは時の動きに影響する。重力としての機能じゃなくて、その時の動きに魔力を全振りした。それだけ。」
「それだけって……君ほんとに言ってる?そんなの容易にできるモンじゃないよ。」
「はははは!そうか……そうだったか。ケイン、と言いましたね。貴方の歩む道はそう容易なものではないでしょう。それでもきっと、最後には希望があると信じています。」
「…おう。」
「そして其方の方。……貴方がどんな選択をするか、それは存じませんが、間違いなど何処にもない。」
「嬉しいなぁ、最強の騎士のアドバイスは。」
「ああ……シャーロット。彼女は如何だろうか。幸せに死ねるのだろうか………」
ランスロットは消えていった。
彼の事情など2人は知らない。だが、それでも彼を忘れる事は無かった。
「魔殲ってのは案外頑張れば意識保てんだな。」
「フッ…その状況で戦えるかは別じゃがな。」
「だろーな。話すだけでも頭がクラクラするわ。」
「お前のあの魔法…」
「ああ……アレはまあ、そうだな。言っちまえばあらゆる能力を貫通して対象を殺す、一発限りの魔法なんだわ。ホントになんでもいいぜ?再生能力だろうが魔能力だろうが、ホントにどの能力でも貫通する。」
「そうか…それは叶わんな。」
「つーかお前、不死者の器ってどうやって用意したんだよ?」
「ああ……アレはあるものを参考にして作り出した土の器じゃ。何かわ言わぬぞ?誰かに聞かれればお前が死ぬからの。まあ…つまり監視がおる。」
「そうか…。で、さ。……俺、頑張るからさ。だからちょっと…」
「………」
「ごめん……ごめん嘘だ。やっぱり無理だよ、俺には。そんな事できない。
貴方がいないと出来ないよ…私…」
「うん。」
「だからさ、見ててくれよ。俺、もうちょっと頑張ってみるから。俺たちがきっと、今よりちょっとだけいい世界にするから。俺のそばで見ててくれ。」
「…ありがとう。」
いるはずのない死体を抱きしめて、涙を流す者がそこにいた。
友の亡骸が消えてしまったような様子で、そこで泣き続けていたのだ。
「……所長。」
4人、そんな彼女のそばに座る者がいた。
「帰りましょう。」
優しく彼は呼びかけた。
行こう。
立ち上がる必要なもうない。
運んでくれる者がいる。
背負ってくれる者がいる。
元いた場所に、今は帰ろう。
シャーロットはそっと目を閉じた。
それはいつもの朝だった。朝に起きて、顔を洗う。
だけれど彼女は知っている。
そんな『いつも』に価値があると。
突然ですが、私は日記を付けることにしました。
きっと仲間が忘れた事を教えてくれるとは思いますが、念の為忘れた時、と言う感じです。
昔の事は取り敢えず全部書きました。
これから書くのは今の事。
勝手に読んだ人、読んだら読んだで最後まで読んでくださいね。
「おーい、所長!掃除しろってレドが!」
「あーすまんすまん、くつろぐので忙しいわ。」
「なんじゃそりゃテメェ!こちとら1人でやってんだよ!」
「うるせえなあ!俺は休まないと死ぬの!」
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