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決戦編
決戦、開始
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「……さて、彼らは来るのか。」
ニコラ.フラメルは玉座から立ち上がる。
「ええ、トラヴィスも死にましたからね……どうなるかわかりませんよ。」
ヴェルサスは、外の景色を眺めながら言う。
「まあとにかく……人造人間と悪魔をありったけ送りましょう。それまででだいぶ戦力は削れるはずです。」
クレアは地面に両手をつけ、魔力を放つ。すると、周囲から悪魔、人造人間が次々と再生されていき、国全土を覆い尽くした。
「ふむ……では、いざという時は頼むよ、君たち。」
「わかってますよ。」
「わかっているとも。」
2人は同時に返答した。
「………そろそろ、だな。」
ケインは船の向こうを見渡す。国の影が霧の向こうから見える。
「……仮にアタシらが死んでも、止まっちゃいけないよ?」
デボラはケインに忠告する。
「わかってますよ……そんな事。………来るぞ!構えろ!」
何かを感じ取ったケインは刀を取り出し、前方から迫り来る何かに向けて魔能力を解き放った。
巨大な重力波によって、海から現れた悪魔の大群は一掃される。
「ふぅ……危ねえ。」
「アンタ……凄いね。」
「凄いもんか。いざって時は守れるかも分からないですよ。……だから自分の身は自分で守らないと。………それが今です。」
先ほどの10倍近くの量の悪魔が、海から顔を出す。
「構えて!突破するよ!」
悪魔たちは触手を伸ばし、次々と船を襲い始める。
「死の槍!」
シャーロットから放たれた魔能力により、悪魔たちは倒されていく。しかし、増殖が止む事はなく、破壊されるたびに倍以上の数が飛び出してくる。
「しゃーねえ……ケイン、あれやるぞ!」
「りょーかいしましたよ!」
シャーロットは、すべての船底に魔能力を装填させる。
「え?!そんな事したら壊れるよ!」
「見ててくださいよ…」
焦るデボラを静止し、ニヤリとケインは笑う。
ケインは両手を上に構え、シャーロットの装填した魔能力の間に、巨大な質量の壁を作り出した。
「今です!全員捕まれ!」
1000隻を超える船は、下から押し出され、大きく飛び上がった。
「ええええええ?!どう言う事?!」
「無限の質量なら……幾らでも衝撃吸収できるでしょ?!うおおおおおお!」
船は続々と船着場へと着陸していく。
「ははは…!中々楽しかったなあ。」
場違いに笑いを浮かべるケインに、デボラは思わず目を細める。
「なんで笑ってんのさ…」
「いや…これから最後の殺し合いってんだから……笑わずにはいられなくてよ。」
「ホント変わったね…アンタ。でもそっちのが良いわ。」
岸からでも見える、夥しい数の悪魔、人造人間の大群。
それを見て、ケインはニヤリと笑った。
「よし……行くぞ!」
ケインは我慢できない様子で前に飛び出す。
「おおおおおおおおおお!」
周囲はケインに続くように、続々と前進を始める。
「ははは…はははは!あー…なんで笑ってんだろ、俺。」
ゲラゲラと笑いながら、ケインは周囲の悪魔を斬り殺していく。
「ったく……アタシらはいるのかねえ……」
デボラはため息をつきつつ、彼に加勢する。
「おいおい俺も混ぜろよケイン、殺し足りねえぜ!」
「あー!」
ジハイドとオーガスタスは、ケインの後ろをカバーする形で、悪魔を殺していく。敵から敵へと飛び移って殺すその様は、まさしく獣。血に塗れる事すら気にせず、彼らはただただこの状況に高揚していた。
「ぎゃあああ!」
「うわあああ!」
だが、都合良くはいかない。人造人間や悪魔に、人々は殺されていく。
「休むな!進め!」
デボラは必死で叫ぶ。
その時だった。
「ちょっと下がりな。」
シャーロットが彼女を後ろに押し出し、魔能力を展開した。
「んじゃ‥ちょっとばかし隕石降らすか。」
巨大な隕石を一つ、彼女は落とす。
巻き起こされた凄まじい爆風により、周囲の敵は全て塵へと変わる。
「よし……行くぞ。」
「うおおおおお!」
後退しつつあった当初の勢いは、彼女によって再燃し、前進を一同は再び開始する。
「……ここは俺が切り開く。アンタは先に行ってくれ。」
ノーマンは、ケインの先に立ちはだかる敵を次々と斬っていく。
「……!」
だが、全長500mを超えるであろう巨大な悪魔が、彼らの前に立ちはだかった。
「うえええ……お前、あれ斬れる?」
ケインはノーマンに問いかける。
「できねーよ。」
ノーマンはあっさりと切り捨てた。
「俺ならできるが……こうまで人が集まってるとなあ…」
シャーロットは、頭をボリボリと掻きながら言う。
その場で頭を抱える3人の前に、何者かが現れる。
「こー言うのは…私の仕事です。」
それは、ヘルガだった。
悪魔は、彼女に向けて拳を振るう。
「その程度で……叶うと思ったか!」
彼女から放たれた魔法により、その悪魔は塵へと変わった。
「行ってください。先輩と私でやるので。」
「わかったよ。……ありがとな。」
2人は先へと進んでいった。
『……レド。アンタの仲間はきっと生きるよ。』
ノーマンは、今は亡きレドに対し、心の中でそう呟いた。
「………これは。」
2人が進んだ先には、巨大な魔力が張り巡らされていた。
「こっからが本番って警告だな。……行くぞ。」
「ええ。」
2人は、張り巡らされた魔力の壁へと、足を踏み入れた。
すると、凄まじい魔力の圧が、2人へとのしかかる。
「……なるほど、な。」
「こりゃあめんどくせえ。」
その先には、凄まじい量の人造人間が待ち構えていた。恐らく総数は100万を超えるだろう。
「よーし……んじゃ……」
「やりますか!」
2人は体を大きく伸ばすと、ほぼ同時に飛び出した。
ケインは無限の質量で周囲を押しつぶし、シャーロットは原子の爆発で地形を変えていく。
その戦いの最中、2人は会話していた。
「なあ……ケイン。」
「なんですか?」
「俺の考えてる事…わかるか?」
「…………」
「ごめんな、これは俺のエゴだ。お前は1人になるだろう。
それでも、進めるか?」
クレアのかつてした質問が、脳裏に浮かぶ。
今度は、自信を持って答えられる。
「進めますよ、俺は。ジハイドが……みんなが1人じゃないって言ってくれた。……だから俺は、自分勝手に生き続ける。」
「それを聞いて安心したよ。」
100万の軍隊を、2人は僅か2分で一層し終わり、島の中央部へと辿り着いた。
「……くそ。やっぱ固く閉ざされてるか。」
シャーロットは舌打ちする。
フラメルが居るはずの中央部は、強固な防壁で閉ざされていた。
「これは……俺でも壊せねえな。」
シャーロットは頭を掻きむしる。
「壊す、か。壊す暇などあるのかい?」
突如、2人の後ろから声が聞こえる。咄嗟に彼らは振り返る。
そこにいたのは、紛れもないクレアとヴェルサスだった。
クレアは、間髪入れずに砲撃を放つ。
ケインはそれを刀で弾いた。
「へえ、やるね。今の砲撃は星一つ分に相当する質量があるんだが……君にはもはや関係ないか…」
ケインはクレアに飛びかかり、ヴェルサスから引き離そうと試みる。
「させないよ、ここで2人とも…」
ヴェルサスが伸ばした腕を、シャーロットは魔能力で破壊した。
「させねーのはこっちだよ、ヴェルサス。」
シャーロットの周囲に、空間が展開されていく。
「……これは!」
彼は驚愕した。まさか、これは宇宙空間なのか?
「君……彼女の眼を移植したのか!」
ケインは眼帯を外し、左目に魔力を集中させる。
2人は揉み合いながら、崖の下へと落下していった。
「ありがとよ、ケイン。
さて……宇宙そのものができたとなりゃあ、俺も安心できる。
………見せてやるよ、俺の本気。」
シャーロットは魔殲を発動した。
ニコラ.フラメルは玉座から立ち上がる。
「ええ、トラヴィスも死にましたからね……どうなるかわかりませんよ。」
ヴェルサスは、外の景色を眺めながら言う。
「まあとにかく……人造人間と悪魔をありったけ送りましょう。それまででだいぶ戦力は削れるはずです。」
クレアは地面に両手をつけ、魔力を放つ。すると、周囲から悪魔、人造人間が次々と再生されていき、国全土を覆い尽くした。
「ふむ……では、いざという時は頼むよ、君たち。」
「わかってますよ。」
「わかっているとも。」
2人は同時に返答した。
「………そろそろ、だな。」
ケインは船の向こうを見渡す。国の影が霧の向こうから見える。
「……仮にアタシらが死んでも、止まっちゃいけないよ?」
デボラはケインに忠告する。
「わかってますよ……そんな事。………来るぞ!構えろ!」
何かを感じ取ったケインは刀を取り出し、前方から迫り来る何かに向けて魔能力を解き放った。
巨大な重力波によって、海から現れた悪魔の大群は一掃される。
「ふぅ……危ねえ。」
「アンタ……凄いね。」
「凄いもんか。いざって時は守れるかも分からないですよ。……だから自分の身は自分で守らないと。………それが今です。」
先ほどの10倍近くの量の悪魔が、海から顔を出す。
「構えて!突破するよ!」
悪魔たちは触手を伸ばし、次々と船を襲い始める。
「死の槍!」
シャーロットから放たれた魔能力により、悪魔たちは倒されていく。しかし、増殖が止む事はなく、破壊されるたびに倍以上の数が飛び出してくる。
「しゃーねえ……ケイン、あれやるぞ!」
「りょーかいしましたよ!」
シャーロットは、すべての船底に魔能力を装填させる。
「え?!そんな事したら壊れるよ!」
「見ててくださいよ…」
焦るデボラを静止し、ニヤリとケインは笑う。
ケインは両手を上に構え、シャーロットの装填した魔能力の間に、巨大な質量の壁を作り出した。
「今です!全員捕まれ!」
1000隻を超える船は、下から押し出され、大きく飛び上がった。
「ええええええ?!どう言う事?!」
「無限の質量なら……幾らでも衝撃吸収できるでしょ?!うおおおおおお!」
船は続々と船着場へと着陸していく。
「ははは…!中々楽しかったなあ。」
場違いに笑いを浮かべるケインに、デボラは思わず目を細める。
「なんで笑ってんのさ…」
「いや…これから最後の殺し合いってんだから……笑わずにはいられなくてよ。」
「ホント変わったね…アンタ。でもそっちのが良いわ。」
岸からでも見える、夥しい数の悪魔、人造人間の大群。
それを見て、ケインはニヤリと笑った。
「よし……行くぞ!」
ケインは我慢できない様子で前に飛び出す。
「おおおおおおおおおお!」
周囲はケインに続くように、続々と前進を始める。
「ははは…はははは!あー…なんで笑ってんだろ、俺。」
ゲラゲラと笑いながら、ケインは周囲の悪魔を斬り殺していく。
「ったく……アタシらはいるのかねえ……」
デボラはため息をつきつつ、彼に加勢する。
「おいおい俺も混ぜろよケイン、殺し足りねえぜ!」
「あー!」
ジハイドとオーガスタスは、ケインの後ろをカバーする形で、悪魔を殺していく。敵から敵へと飛び移って殺すその様は、まさしく獣。血に塗れる事すら気にせず、彼らはただただこの状況に高揚していた。
「ぎゃあああ!」
「うわあああ!」
だが、都合良くはいかない。人造人間や悪魔に、人々は殺されていく。
「休むな!進め!」
デボラは必死で叫ぶ。
その時だった。
「ちょっと下がりな。」
シャーロットが彼女を後ろに押し出し、魔能力を展開した。
「んじゃ‥ちょっとばかし隕石降らすか。」
巨大な隕石を一つ、彼女は落とす。
巻き起こされた凄まじい爆風により、周囲の敵は全て塵へと変わる。
「よし……行くぞ。」
「うおおおおお!」
後退しつつあった当初の勢いは、彼女によって再燃し、前進を一同は再び開始する。
「……ここは俺が切り開く。アンタは先に行ってくれ。」
ノーマンは、ケインの先に立ちはだかる敵を次々と斬っていく。
「……!」
だが、全長500mを超えるであろう巨大な悪魔が、彼らの前に立ちはだかった。
「うえええ……お前、あれ斬れる?」
ケインはノーマンに問いかける。
「できねーよ。」
ノーマンはあっさりと切り捨てた。
「俺ならできるが……こうまで人が集まってるとなあ…」
シャーロットは、頭をボリボリと掻きながら言う。
その場で頭を抱える3人の前に、何者かが現れる。
「こー言うのは…私の仕事です。」
それは、ヘルガだった。
悪魔は、彼女に向けて拳を振るう。
「その程度で……叶うと思ったか!」
彼女から放たれた魔法により、その悪魔は塵へと変わった。
「行ってください。先輩と私でやるので。」
「わかったよ。……ありがとな。」
2人は先へと進んでいった。
『……レド。アンタの仲間はきっと生きるよ。』
ノーマンは、今は亡きレドに対し、心の中でそう呟いた。
「………これは。」
2人が進んだ先には、巨大な魔力が張り巡らされていた。
「こっからが本番って警告だな。……行くぞ。」
「ええ。」
2人は、張り巡らされた魔力の壁へと、足を踏み入れた。
すると、凄まじい魔力の圧が、2人へとのしかかる。
「……なるほど、な。」
「こりゃあめんどくせえ。」
その先には、凄まじい量の人造人間が待ち構えていた。恐らく総数は100万を超えるだろう。
「よーし……んじゃ……」
「やりますか!」
2人は体を大きく伸ばすと、ほぼ同時に飛び出した。
ケインは無限の質量で周囲を押しつぶし、シャーロットは原子の爆発で地形を変えていく。
その戦いの最中、2人は会話していた。
「なあ……ケイン。」
「なんですか?」
「俺の考えてる事…わかるか?」
「…………」
「ごめんな、これは俺のエゴだ。お前は1人になるだろう。
それでも、進めるか?」
クレアのかつてした質問が、脳裏に浮かぶ。
今度は、自信を持って答えられる。
「進めますよ、俺は。ジハイドが……みんなが1人じゃないって言ってくれた。……だから俺は、自分勝手に生き続ける。」
「それを聞いて安心したよ。」
100万の軍隊を、2人は僅か2分で一層し終わり、島の中央部へと辿り着いた。
「……くそ。やっぱ固く閉ざされてるか。」
シャーロットは舌打ちする。
フラメルが居るはずの中央部は、強固な防壁で閉ざされていた。
「これは……俺でも壊せねえな。」
シャーロットは頭を掻きむしる。
「壊す、か。壊す暇などあるのかい?」
突如、2人の後ろから声が聞こえる。咄嗟に彼らは振り返る。
そこにいたのは、紛れもないクレアとヴェルサスだった。
クレアは、間髪入れずに砲撃を放つ。
ケインはそれを刀で弾いた。
「へえ、やるね。今の砲撃は星一つ分に相当する質量があるんだが……君にはもはや関係ないか…」
ケインはクレアに飛びかかり、ヴェルサスから引き離そうと試みる。
「させないよ、ここで2人とも…」
ヴェルサスが伸ばした腕を、シャーロットは魔能力で破壊した。
「させねーのはこっちだよ、ヴェルサス。」
シャーロットの周囲に、空間が展開されていく。
「……これは!」
彼は驚愕した。まさか、これは宇宙空間なのか?
「君……彼女の眼を移植したのか!」
ケインは眼帯を外し、左目に魔力を集中させる。
2人は揉み合いながら、崖の下へと落下していった。
「ありがとよ、ケイン。
さて……宇宙そのものができたとなりゃあ、俺も安心できる。
………見せてやるよ、俺の本気。」
シャーロットは魔殲を発動した。
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