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第一章冒険編
第四十二話ミドラ族長が緊急事態と言っていた理由はアリスが来たからだったよ
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第四十二話ミドラ族長が緊急事態と言っていた理由はアリスが来たからだったよ
私はスミカと買い物中だったのに気づけば龍國峠に戻されていた。
そしてミリアがプンスカプンスカと怒っている。
シャルロッテが
「一緒に怒ってやるから」
と言っている。
そして私が全員いるかどうかを確認するために周りを見ていたらミドラ族長が
私に
「ルミエルちょっと族長室に来い」
と言ってきたので私はどうして私なの? 思っていたらスミカが
「私もエルと一緒にいくから……なにかあっても大丈夫だからね」
そした私はスミカと一緒に族長室に行った。
「あれスミカも一緒か……まあいい。たしかルミエルお前がここのリーダーだったよな」
「別にリーダーってわけじゃ……」
私がミドラ族長にそう言ったらスミカが
「なに言ってるのエル!! エルがみんなを集めたんだからリーダーって言ってもいいでしょ!!」
と言ってくれた……少し、いやすごく嬉しい……けどまずはミリア族長にどうして私たち呼んだのかを聞かないと
「ミドラ族長どうして私たちを龍國峠に呼び戻したんですか?」
「ああその件だが……入ってこい」
入ってこい? 誰かいるのかな?
そして入ってきた人を見て私とスミカは驚いてしまった
「どうもルミエルさんにスミカさん会うのはあの時以来ですね……今日はあの時のことを謝りにきたんです。
あなたの仲間を一人殺したことを……」
どうしてアリスが、と考えていたらミドラ族長が
「本当はヒョウのやつを呼びたかったがあいつすぐにでも攻撃しそうだろ……まあアリスが今日きたのは説明をするため、らしい」
「説明ってどういうこと?」
私がミドラ族長にそう聞いたらアリスが
「あの時私たちは怨み増幅魔法をかけられてて、誰にかけられたのかは今もわからないけど……今は解けてるからいいけど…………本当にごめんなさい!! 謝る相手が違うことぐらい私にも分かってるけど謝らせて」
するとミドラ族長が
「……もうヒョウ呼ぶか?……アリス、ヒョウのやつ絶対戦おうとするだろうからその時は応じてくれよ」
「分かってるって……そもそもの私が殺したから……それで召喚魔法今でも使ってるんだミドラ……」
あれ、アリスはヒョウが蘇ってるけど驚かないのかな?
蘇生魔法を知ってるから驚いてないのかな
そのときアリスが
「ヒョウが蘇ってることはミドラから聞いてるから、蘇生魔法を使ったんでしょ……私ももっと早く覚えてたらって今でも思うよ。
蘇生魔法ってね……死んで十年以上経った人には使えないんだよ。だからなるべくは使わないことを前提に行動した方がいいよ……でも死ぬ時は死んじゃうから……」
そのとき隣にいたスミカが
「エルは死なないでよ……お願いだから」
こういうときに私は死なないって言えたらよかったんだけど……ていうかミドラ族長とアリスが何か話してる。
「なあアリス……お前もヴォルフガングと戦う前にアレンとあんな感じだったよな……アレンを助けられなくてすまなかったな……ルイとグレイはどうした一緒じゃないのか?」
「アレンを助けられなかったのは私も同じ……いっつも一人でなんでも抱え込もうとするんだから……封印するときだって自分の命と引き換えにしてヴォルフガング封印してた。封印の仕方を教えてくれればアレンの代わりに私が…………でもアレンは封印まえに
回想
『ヒューゴお前いつも笑わないからこれからは少しでもいいから笑えよ。アリスあの時は死なないでって言ってくれたこと本当に嬉しかったよ……死なないって約束守れそうにないな……復讐はしなくていいからな俺はアリスの笑顔が……好きなんだからさ。
ルイお前はもっと他人に興味を持てよ……仲良くとまでいかなくていい……お前が孤独で苦しんでる姿は見たくないからな。
グレイお前は……ふふっバカなことを一緒にやったことばっかり思い出すな、お前はバカなことやって捕まらないかが心配だな……でもグレイの面白いところは変わらなくていいからな。
ミドラお前とはここまで仲良くなれるとは思わなかったぞ、最初はあんなに殺し合ったのにな……でも仲良くなれて嬉しかった。ミドラ出来ればこれからみんなのことを頼むわ。
ヨルグ、ミドラのことをこれからも頼む……お前の鈍感ところは変わってほしいとは思う……ミドラがさすがに報われ……ないでもない…………」
回想終わり
「アレン"最期の希望(フィーニスエスペランサ)"まで使って……私はただ生きてて欲しかった。分かってたはずなのに……永遠を生きる私たち種族であるレヴナントは出会いより別れの回数の方が多いってことくらい……分かってたのにな。それでルイとグレイは……闘技場に入り浸ってるから置いてきた。テレポートは出来るからすぐ二人のところにいけるから……まあそこは気にしてない」
「…………アリス、俺も別れの方が多いから少し分かる……まあ俺は精神が崩壊しかけたから意図的に精神を生成・分離させる魔法を作ったんだ!! 知り合いで狂ってしまったやつをたくさん見てきたからな……でルイもグレイは……どうせ闘技場で荒稼ぎしてやる!! とか意気込んでるんだろ……ったくほんとアレンにも見せてやりたかったな。おっとヒョウを呼ばないとな……そんじゃいくぞ」
シュゥゥゥゥゥン
その時ヒョウがミドラ族長に呼ばれて来た。
「……なっなんだ突然場所が変わったんだが…………お前は!!」
ヒョウはアリスを見つけた瞬間攻撃を仕掛けた。
そこから二人が戦い始めた。
私はスミカと買い物中だったのに気づけば龍國峠に戻されていた。
そしてミリアがプンスカプンスカと怒っている。
シャルロッテが
「一緒に怒ってやるから」
と言っている。
そして私が全員いるかどうかを確認するために周りを見ていたらミドラ族長が
私に
「ルミエルちょっと族長室に来い」
と言ってきたので私はどうして私なの? 思っていたらスミカが
「私もエルと一緒にいくから……なにかあっても大丈夫だからね」
そした私はスミカと一緒に族長室に行った。
「あれスミカも一緒か……まあいい。たしかルミエルお前がここのリーダーだったよな」
「別にリーダーってわけじゃ……」
私がミドラ族長にそう言ったらスミカが
「なに言ってるのエル!! エルがみんなを集めたんだからリーダーって言ってもいいでしょ!!」
と言ってくれた……少し、いやすごく嬉しい……けどまずはミリア族長にどうして私たち呼んだのかを聞かないと
「ミドラ族長どうして私たちを龍國峠に呼び戻したんですか?」
「ああその件だが……入ってこい」
入ってこい? 誰かいるのかな?
そして入ってきた人を見て私とスミカは驚いてしまった
「どうもルミエルさんにスミカさん会うのはあの時以来ですね……今日はあの時のことを謝りにきたんです。
あなたの仲間を一人殺したことを……」
どうしてアリスが、と考えていたらミドラ族長が
「本当はヒョウのやつを呼びたかったがあいつすぐにでも攻撃しそうだろ……まあアリスが今日きたのは説明をするため、らしい」
「説明ってどういうこと?」
私がミドラ族長にそう聞いたらアリスが
「あの時私たちは怨み増幅魔法をかけられてて、誰にかけられたのかは今もわからないけど……今は解けてるからいいけど…………本当にごめんなさい!! 謝る相手が違うことぐらい私にも分かってるけど謝らせて」
するとミドラ族長が
「……もうヒョウ呼ぶか?……アリス、ヒョウのやつ絶対戦おうとするだろうからその時は応じてくれよ」
「分かってるって……そもそもの私が殺したから……それで召喚魔法今でも使ってるんだミドラ……」
あれ、アリスはヒョウが蘇ってるけど驚かないのかな?
蘇生魔法を知ってるから驚いてないのかな
そのときアリスが
「ヒョウが蘇ってることはミドラから聞いてるから、蘇生魔法を使ったんでしょ……私ももっと早く覚えてたらって今でも思うよ。
蘇生魔法ってね……死んで十年以上経った人には使えないんだよ。だからなるべくは使わないことを前提に行動した方がいいよ……でも死ぬ時は死んじゃうから……」
そのとき隣にいたスミカが
「エルは死なないでよ……お願いだから」
こういうときに私は死なないって言えたらよかったんだけど……ていうかミドラ族長とアリスが何か話してる。
「なあアリス……お前もヴォルフガングと戦う前にアレンとあんな感じだったよな……アレンを助けられなくてすまなかったな……ルイとグレイはどうした一緒じゃないのか?」
「アレンを助けられなかったのは私も同じ……いっつも一人でなんでも抱え込もうとするんだから……封印するときだって自分の命と引き換えにしてヴォルフガング封印してた。封印の仕方を教えてくれればアレンの代わりに私が…………でもアレンは封印まえに
回想
『ヒューゴお前いつも笑わないからこれからは少しでもいいから笑えよ。アリスあの時は死なないでって言ってくれたこと本当に嬉しかったよ……死なないって約束守れそうにないな……復讐はしなくていいからな俺はアリスの笑顔が……好きなんだからさ。
ルイお前はもっと他人に興味を持てよ……仲良くとまでいかなくていい……お前が孤独で苦しんでる姿は見たくないからな。
グレイお前は……ふふっバカなことを一緒にやったことばっかり思い出すな、お前はバカなことやって捕まらないかが心配だな……でもグレイの面白いところは変わらなくていいからな。
ミドラお前とはここまで仲良くなれるとは思わなかったぞ、最初はあんなに殺し合ったのにな……でも仲良くなれて嬉しかった。ミドラ出来ればこれからみんなのことを頼むわ。
ヨルグ、ミドラのことをこれからも頼む……お前の鈍感ところは変わってほしいとは思う……ミドラがさすがに報われ……ないでもない…………」
回想終わり
「アレン"最期の希望(フィーニスエスペランサ)"まで使って……私はただ生きてて欲しかった。分かってたはずなのに……永遠を生きる私たち種族であるレヴナントは出会いより別れの回数の方が多いってことくらい……分かってたのにな。それでルイとグレイは……闘技場に入り浸ってるから置いてきた。テレポートは出来るからすぐ二人のところにいけるから……まあそこは気にしてない」
「…………アリス、俺も別れの方が多いから少し分かる……まあ俺は精神が崩壊しかけたから意図的に精神を生成・分離させる魔法を作ったんだ!! 知り合いで狂ってしまったやつをたくさん見てきたからな……でルイもグレイは……どうせ闘技場で荒稼ぎしてやる!! とか意気込んでるんだろ……ったくほんとアレンにも見せてやりたかったな。おっとヒョウを呼ばないとな……そんじゃいくぞ」
シュゥゥゥゥゥン
その時ヒョウがミドラ族長に呼ばれて来た。
「……なっなんだ突然場所が変わったんだが…………お前は!!」
ヒョウはアリスを見つけた瞬間攻撃を仕掛けた。
そこから二人が戦い始めた。
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