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お汁粉
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今日は十一日、鏡開きの日だ
私は神棚から鏡餅を下げる
昔はトンカチで叩いて粉々にしたけれど、今は真空パックのお餅が中に入っているから、そんなことをしなくても良い
随分と便利だ
さて、このお餅をどうやって食べようかな?
そうだな
お汁粉にしようかな
確か前に買っておいた茹で小豆の缶詰めがあったはずだ
私は戸棚の中を覗いた
あった
よし、これでお汁粉を作ろう
鍋に水と茹で小豆を入れて温める
塩を少々入れる
そこに、焼いたお餅を入れる
出来上がり
今の私を見たら、母はビックリするだろうな
最近は普通にお餅やあんこ、お赤飯なんかも食べるけれど、子供の頃はあまり好きではなかった
だから、いつも母に
「お正月のお雑煮や、鏡開きのお餅は縁起物なのだから、一口でも良いから食べなさい」
と、言われて、我慢して、無理矢理一口だけ食べていた
でも、段々と、年齢を重ねてこの年になると、お餅やお汁粉、お赤飯も食べられるようになった
それでも、まあ、まだ、あまり好きではない食べ物、食べられない食べ物はまだまだたくさんあるんだけどね
私は神棚から鏡餅を下げる
昔はトンカチで叩いて粉々にしたけれど、今は真空パックのお餅が中に入っているから、そんなことをしなくても良い
随分と便利だ
さて、このお餅をどうやって食べようかな?
そうだな
お汁粉にしようかな
確か前に買っておいた茹で小豆の缶詰めがあったはずだ
私は戸棚の中を覗いた
あった
よし、これでお汁粉を作ろう
鍋に水と茹で小豆を入れて温める
塩を少々入れる
そこに、焼いたお餅を入れる
出来上がり
今の私を見たら、母はビックリするだろうな
最近は普通にお餅やあんこ、お赤飯なんかも食べるけれど、子供の頃はあまり好きではなかった
だから、いつも母に
「お正月のお雑煮や、鏡開きのお餅は縁起物なのだから、一口でも良いから食べなさい」
と、言われて、我慢して、無理矢理一口だけ食べていた
でも、段々と、年齢を重ねてこの年になると、お餅やお汁粉、お赤飯も食べられるようになった
それでも、まあ、まだ、あまり好きではない食べ物、食べられない食べ物はまだまだたくさんあるんだけどね
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