彼と過ごした 一年間

栄吉

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大晦日(2)

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今日は大晦日

僕は、陽向ひなたと、陽向ひなたの母親の三人で食卓を囲んでいる

「大晦日の夕飯に年越しそばとおせち料理を食べるの?」

食卓に並べられた料理を見て、僕は陽向ひなたに聞く

食卓にはお寿司、おせち料理、年越そばが並べられている

「年越しそばは年を越しながら、おせち料理は元旦に食べるものじゃないの?」

「大晦日の夕飯に、おせち料理、年越しそば、お寿司を食べるのはこの街の風習なんだ」

陽向ひなたが言う

「そーなんだ、僕、年越しそばもおせち料理も食べるの始めてだからウレシイです、いたただきます」

と、言って

僕は年越しそばを食べ始めた

「どう?美味しい?」

陽向ひなたの母親が聞く

「ハイ、とっても美味しいです」

と、

爽やかな笑顔で

僕は言った

「まあ、出前だけどね」

陽向ひなたの母親が言う

僕は

陽向ひなたの方を見る

「うん、まあ、毎年そばは駅前のそばやさんから、お寿司は駅前のお寿司やさんから出前をとるんだ
おせち料理は僕が作ったんだけどね」

陽向ひなた

笑顔で言う

カワイイ

やはり

陽向ひなた

カワイイ

















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