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真穂と桜~友情悲しみ
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私は私立の学校に通ってる高校2年生。
部活はバド部。
まぁどこにでもいる普通の高校生。
もちろん彼氏とかいない。
いるわけが無い。
ただ大好きな友達と一緒におしゃべりしたり遊んだりするだけで充分楽しかった。
でもそんな時間もつかの間だった。
やっと部活が終わりいつも一緒に帰っている仲のいいさくらに声をかける。
「さくらーおつかれー」
「おー真穂もおつかれ」
いつも部活が終わると私は桜と一緒に帰っている。
「じゃぁ帰ろっか!」
私がそう桜に言う。しかし桜は
「真穂ごめん!私実はさ、彼氏出来て、、」
!?!?!?!?
私は驚いてしまい思わず「え~!?!?」
と叫んでしまった。その声は体育館に響いた。その時は私たち以外誰もいなかった。
桜はちょっと照れたような表情で
「実はその彼氏同じクラスの健人くんなんだよね」
私はその言葉にまた驚いてしまった。
健人はサッカー部に入っており、クラスの中では人気者でカッコイイっていったらまぁカッコイイ。
そんな人気者の健人が桜と?
私はなんて言っていいのか分からずとにかくおめでとうって言っとけばいいのかなぁっと考えていると体育館の入口が開く音がした。
「桜!帰ろ!」
体育館の中に入ってきたのは噂の桜の彼氏だった。
桜はすぐに健人の所にかけより
「健人くんごめん!もしかして外で待ってた?」
なんかいつもより可愛く喋る桜を見て私はちょっと悲しかった…(私の前ではあんな喋り方しないのに…
そんなことを思いながら健人がふとこちらを見た。
「あれ?真穂じゃん!え、もしかして桜と帰る約束してる??」
健人が気を使ってくれてるのは分かる。
でも私にはその2人の邪魔は出来ないよ、そう心で呟いた。
私は笑顔で
「いや、私は今日親が迎え来るから桜と帰ってあげて。」
親が迎えに来るなんてこと嘘だ。
「分かったーじゃぁ桜帰ろっか。」
桜は少し照れたようにうなずいてる。
そうして2人は楽しそうに話しながら体育館を出て行った。
体育館で1人残された私は悲しかった…泣きたい…今までずっと一緒に帰ってた桜が今日はいない。
私はすぐに体育館を出た。
そして1人で通学路を歩く。
この道はよく桜と一緒に歩いたな
今桜には健人がいる。
なんか健人に嫉妬してる自分がいる。
そんな気持ちで歩いていた。
でも桜とずっと話せなくなるって訳じゃないんだし今は桜に彼氏が出来たこと素直に祝ってあげようという気持ちになれた。
それからというもの部活で少し喋るぐらいでほとんど桜と話さなくなった。
桜はずっと健人の所にいる。
休み時間、お昼休み、放課後、休みの日、
全て健人に取られた気がする。
月日が経つにつれ、健人と一緒にいる桜が羨ましく思った。
「私も彼氏欲しいなぁ」
そんなことを学校で呟いてしまった。
すると部活仲間でもある同じクラスの愛華が声をかけてきた。
「真穂~!!やっと真穂も彼氏欲しいって思うようになったか~」
すごくテンション高めで声をかけてきた愛華にちょっとめんどくさいというオーラを出しつつ
「まぁ彼氏は欲しいわ」
と私はいった。
すると愛華が
「ね!彼氏作るいい方法あるよ」
愛華のその言葉に私は
部活はバド部。
まぁどこにでもいる普通の高校生。
もちろん彼氏とかいない。
いるわけが無い。
ただ大好きな友達と一緒におしゃべりしたり遊んだりするだけで充分楽しかった。
でもそんな時間もつかの間だった。
やっと部活が終わりいつも一緒に帰っている仲のいいさくらに声をかける。
「さくらーおつかれー」
「おー真穂もおつかれ」
いつも部活が終わると私は桜と一緒に帰っている。
「じゃぁ帰ろっか!」
私がそう桜に言う。しかし桜は
「真穂ごめん!私実はさ、彼氏出来て、、」
!?!?!?!?
私は驚いてしまい思わず「え~!?!?」
と叫んでしまった。その声は体育館に響いた。その時は私たち以外誰もいなかった。
桜はちょっと照れたような表情で
「実はその彼氏同じクラスの健人くんなんだよね」
私はその言葉にまた驚いてしまった。
健人はサッカー部に入っており、クラスの中では人気者でカッコイイっていったらまぁカッコイイ。
そんな人気者の健人が桜と?
私はなんて言っていいのか分からずとにかくおめでとうって言っとけばいいのかなぁっと考えていると体育館の入口が開く音がした。
「桜!帰ろ!」
体育館の中に入ってきたのは噂の桜の彼氏だった。
桜はすぐに健人の所にかけより
「健人くんごめん!もしかして外で待ってた?」
なんかいつもより可愛く喋る桜を見て私はちょっと悲しかった…(私の前ではあんな喋り方しないのに…
そんなことを思いながら健人がふとこちらを見た。
「あれ?真穂じゃん!え、もしかして桜と帰る約束してる??」
健人が気を使ってくれてるのは分かる。
でも私にはその2人の邪魔は出来ないよ、そう心で呟いた。
私は笑顔で
「いや、私は今日親が迎え来るから桜と帰ってあげて。」
親が迎えに来るなんてこと嘘だ。
「分かったーじゃぁ桜帰ろっか。」
桜は少し照れたようにうなずいてる。
そうして2人は楽しそうに話しながら体育館を出て行った。
体育館で1人残された私は悲しかった…泣きたい…今までずっと一緒に帰ってた桜が今日はいない。
私はすぐに体育館を出た。
そして1人で通学路を歩く。
この道はよく桜と一緒に歩いたな
今桜には健人がいる。
なんか健人に嫉妬してる自分がいる。
そんな気持ちで歩いていた。
でも桜とずっと話せなくなるって訳じゃないんだし今は桜に彼氏が出来たこと素直に祝ってあげようという気持ちになれた。
それからというもの部活で少し喋るぐらいでほとんど桜と話さなくなった。
桜はずっと健人の所にいる。
休み時間、お昼休み、放課後、休みの日、
全て健人に取られた気がする。
月日が経つにつれ、健人と一緒にいる桜が羨ましく思った。
「私も彼氏欲しいなぁ」
そんなことを学校で呟いてしまった。
すると部活仲間でもある同じクラスの愛華が声をかけてきた。
「真穂~!!やっと真穂も彼氏欲しいって思うようになったか~」
すごくテンション高めで声をかけてきた愛華にちょっとめんどくさいというオーラを出しつつ
「まぁ彼氏は欲しいわ」
と私はいった。
すると愛華が
「ね!彼氏作るいい方法あるよ」
愛華のその言葉に私は
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