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1話~5話まとめ
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第1話‐始まり‐
翔馬は後悔していた
また、5時間目の授業を抜け出してしまったのだ。
いつもそうだ、少しでも居心地が悪いといつの間にか抜け出してしまっている。
そして毎回あの場所へ向かってしまう。
城跡近くの小道の生垣に気づきにくいが隙間が空いている、その奥に翔馬がいつも使っているベンチがある、この場所に人がいるところを翔馬は見たことがなかった。
が、今日は先客がいたようだ。
フードを目深にかぶっており性別は判断できない、身長は、、160cmくらいだろうか?
話しかけようかするまいか迷っていたら先客のほうが気付いたようだったので一応声をかけようと決めた。
「ここでなにしてんの?」
「君が鳳翔馬か?」
(男とも女ともとらえられる声だな、、、ん?今こいつ俺の名前を、)
「聞こえなかったか?君が鳳翔馬でいいんだな?」
「そうだけど?なんで俺の名前を?、というかなぜここに?」
「君を探していたんだよ。」
「なんで俺なんですか?」
「まぁ、君にはここで明日にも会うこおとになるだろう、ではまた、聞きたいことはその時にでも話してやろう。」
そういって、彼(?)は消えるようにさっていった。
(いまのはなんだったんだ?しかもあいつ明日ここで会うって言ってたけどなんでそんなことが言い切れるんだ?まぁいっか。)
「でも明日もここに来なきゃいけなくなったのか、明日の5時間目は確か、、、、
自習か、だったらいっか。」
そういえば、、、、、、
気が付けばもう5時を回るころになっていた。
「そういえば今日新刊発売日じゃん、急がないと!」
翔馬は重度のオタクである。
第2話‐謎の少女‐
翌日、翔馬はいつもの場所に来ていた。
昨日の夜帰ってからも、ずっと彼(?)のことを考えていた。
ーーーー昨日ーーーー
新刊を買い終え、家に帰ってから、、、
「あいつ結局何なんだったんだろうな?」
「明日も会うって言ってたけど、明日俺があそこに行くなんて決まってるわけじゃないのに」
「ヤベー、めっちゃ気になる。結局行くしかないやん」
そして今日にいたる
「てことで気になりすぎて、結局午前中の授業から休んできてるけど、、、」
「やっぱいない、か」
「早まり過ぎたか。」
「今から学校なんて行きたくないし、ここで本でも読んでるか、」
翔馬は昨日買った文庫本を取り出して読みだした
ーー????ーーーー
【翔馬と別れた後】
「さて、彼との接触も済ませたことだし、そろそろ本職に戻るとするか」
そういって≪彼女≫はフードを脱ぎ制服に戻った
「そういや、おじさんからの依頼って確かあと一つあったな」
そういってスマホを取り出しメモ欄を確認する
〘依頼内容〛
・鳳翔馬との接触。その後組織に連れてくる(接触回数はできるだけ少なくするように)
・武器の調達
・雛鳥知佳との接触
・ラノベの買い出し
「最後のなんだよ、おい、あのクソクライアントめ」
「てか予算渡されてねーし、現役高校生(なお学校には通っていない模様)に何冊買わせようとしてんだ」
(メモには40冊以上ラノベのタイトルが並んでいる)
「いくら組織の場所ばれしないようにってこの量はふざけてんだろうが!」
ーーー翔馬ーーーー
「やっぱ選んでよかったな。」
そういって書間は文庫本をしまうと起き上がった。
「もう昼過ぎか、いつもほとんど食べてないから飯は別にいいけど、一回帰ろっかな?」
「でも親が、いるからな帰ったらさぼったってばれて絶対怒られる。」
(てか、なんで義務教育なんて作ったんだろ?頭悪くたっていいじゃん、何もできなくたっていいじゃん生きたくないやつ束縛する必要性なんてないのに、生きたくないのに死なせてくれない世界ってゴミだよなまじで、)
10分以上世界への文句を思いつく限り言っていたが、長すぎるので、カット!
(てゆうか、ここどこだろう?考え事してるうちに眠ったのかな?てことはここは夢か?)
試しに頬をつねってみる。
痛みはない
(やっぱ夢なのか?でもこんな場所見たことないんだよな?)
第3話‐過去‐
6年前、、、{翔馬}
夜、家に帰ると、叔母さんがいた、
両親が交通事故で亡くなったそうで、今日から叔母さんが世話をしてくれるそうだ。
両親には特に思入れはない
育ててくれたことには感謝してるが学校から帰るとすぐに部屋にこもっていたため、顔すら覚えていない
そのころ住んでいたマンションは少し不思議な場所にあった、
都内の公園にほど近い森に小さな小道がある、その小道を上ると翔馬が住んでいたマンションがある
そこに住んでいた時、確かお隣に幼馴染の女の子がいたはずだ、確か名前は、、、
あだ名で呼んでたっけ、『きーちゃん』って言ってた気がするけど
名前は思い出せないな、まぁ仕方ないか、もう会わなくなってから5年か
今どうしているだろう、まだあの住みづらいマンションに住んでるのだろうか。
叔母さんと、住み始めても結局今までどおり、部屋にこもる生活を続けているう、
叔母さんに会うのはご飯の時と、家を出るときのみ、ちなみに、家は山の中の一軒家である、
隣は空き家で、近所に人はあまりいない、と叔母さんが言っていた。
まぁ、学校以外外に出ることがないし、人に会わなくていい分前のマンションよりましだろう
ーーーーー〘??????〙過去ーーーーーー
6年前お隣の幼馴染がいなくなった、突然のことだった、
「今日から遊びに行かないでね」なんてお母さんから言われた。
なんで?って聞いてもお母さんは教えてくれなかった。
それから、4年お母さんは病気が悪化して亡くなった。
私は知らない人に引き取られた、
「おじさんってなにしてるの?」気になって聞いたことがあった
「世界を救ってるんだよ」なんて言われた、その時は冗談だと思って聞き流していた
その3年後、
今、私は私を引き取ってくれたおじさんの組織で、働いている、
ほんとあいつは人使いが荒い
久々にまともな任務が来た。
何でも新人を勧誘してきてほしいとのこと、
結局いつも役立たずしか見つけられないおじさんのことだ
また、役立たずだろうと思った。
名前を聞くまでは・・・
名前を聞いたとき、気のせいだと思った、そうであってほしい、と
第4話‐異界‐
(ここはどこなんだろう?)
まずは現状を整理しよう、
さっきまで、いろいろ考え事をしていた、で、気付いたらここにいた、
この場所に見覚えは、、、ない、とは言い切れないのかな。どこか懐かしいような、、
ここは、、倉庫か何かの中なのかな?小さいころにこういう場所に閉じ込められたことがあるからそういうことかな。
夢、なのかな
記憶にない場所が出てきてるから夢ではなさそうだな。
ますますわからなくなってきた、とりあえず外に出てみるか。
ーーーーーー????ーーーーーーーー
いきなりおじさんに呼び出された。
なんでも、翔馬があの世界に入ってしまったらしいという。
流石にあの世界は初見で耐えられるような世界じゃない、私でも、初めて行ったとき事前にどういう世界か聞かされていたが、耐えられなかった。《あいつらにあってさえいなければいいのだが》
だから、だから、今すぐ助けに行きたいと、おじさんに言った。
≪◆▲▽ァ▩≫
「どこだ?初めてくる人はいつもここにいるはずなんだけどな?」
私は誰もいない室内を見渡した。古びた旅館の一室この部屋からはすべての部屋が一望できる、壊れかけの内装、いつも新人が来るとここに最初に出るはずなのだ。
が、部屋にい人の姿は見えない、
(まさか違う場所に出てきてるなんてことないよね、そうだとしたら早く見つけないと。)
ーーーーー鳳翔馬ーーーーーー
「何なんだここ!山の中なのはまだいいがあいつはなんだよ。
翔馬の前には、大きな熊?がいた。いや、あれは、モンスターだ、この世に頭が2つ以上存在する生き物をアニメやゲーム以外では見たことがない。
「しかもあれは2次元だからいいのであって、現実に出てきてもらっちゃ困る。なんか周りにも変な生物いるし。ホントに何なんだぁ!!」
「ヤバイ、追い詰められた」
背後にはせり立った崖がある。もうこれ以上逃げ場はない、
ズバッ・・・バタッ
「せめて、もう一回会いたいな、元気かな」
スタ、スタ
「よかったよ、君が無事のようで」
上から聞き覚えのある声が降ってきた、
前を見ると前にあったフードを被った人だった
「あんたは、あの時の、、、だれ?」
「そういえば自己紹介がまだだったな。」
声の主がフードを脱いだ。
・ ・ ・
女だった、白髪で,長さは短め。俺と同じくらいの年だろうか、可愛いというよりかっこいいのほうが似合いそうな見た目だ。
「私の名前は□⋄⋄・・・
第5話‐再開‐
「私の名前は、霧里 雛」
「君を助けに来た、」
「助けに来た」そういわれたところで俺の意識は途切れた」
気づくとそこは、いつものベンチだった
さっきまでのことが嘘だったかのように空は澄み切っていた。
「夢、だったのか?」
そうつぶやくと、返答があった
「夢じないよ、」
「記憶があいまいなのは仕方ないことだ、改めて自己紹介と行きますか」
そう言って彼女は立ち上がり俺の前に立った
「改めて、私の名前は、霧里 雛」
「ある組織の人間だ。」
「組織?」
本やアニメでしか聞いたことがない単語が出てきて、翔馬は一瞬困惑した
「そういえば、あの世界は何なんですか?」
「まあ後々説明するさ、組織でね。ちなみに、その組織だが、、、翔ちゃんあなたも入ってもらうことになった。」
「はっ?」
(ていうか今俺のことなんて呼んだ?)
「まだ思い出してくれねーんだな。翔ちゃん」
「とりあえずついてきてもらえる?見せたいものがあるんだ」
(この感じどこかで、、あと俺の昔のあだ名をしってるって、、、とりあえず悪い人ではなさそうだからついて行ってみるか)
「入って」
そう言われたのは、あるマンションの一部屋だった
「ここって、、、」
「私の部屋、とにかく早く入って、誤解を生むと面倒だから」
そういわれて我に返った
「お邪魔します」
「普段生活してないから散らかってないと思うけど」
「どこかその辺に座ってて」
「あの、普段生活してないってどういう、」
「普段は組織のほうで生活させてもらってるからね、こっちに返ってくるのも久々なんだよね、、、あれどこだっけな?」
「・・・あったあった、」
そう言いながら彼女はアルバムを取り出した
「これを見れば私のこと思い出してくれるかな」
「っ!」
アルバムを開くとそこには昔住んでいたマンションが移っていた。マンションの前には昔の俺と、もう一人、、、
「きーちゃん、、、」
「思い出してくれた?翔ちゃん」
その後俺は、彼女から今までの話を聞いた。
「・・・というわけで今組織で働いてるんだよ、、翔ちゃんにも入ってもらいたいんだが、どう?」
「一つだけ確認していい?組織に入ることで俺の生活はどうなる?」
その質問に質問で返ってきた
「・・翔ちゃんてさ、いま、学校で親しい友達いる?」
「まぁ、何人かは、いなくはないけど」
「その人たちから自分の記憶が消えても構わない?」
「それって、周りの人の記憶を消すってこと?」
「消すんじゃない、そこは否定しておく。ただ、どうしても消えてしまうの、あの世界に入ると、周りから」
「じゃあ、もう俺を覚えている奴はほぼいないと・・」
「つまり、普段の生活には戻れないってことでいいんだな?」
「そういことになる」
(あの空気から解放されるなら、嬉しいな、ただどうやって生活するか、やっぱ組織とやらに入らなきゃいけないかなぁ)
「分かった、生活面はどうなるんだ?」
「組織の部屋が空いてるからそこに泊まることになると思う、でも入らなくても生活費はサポートしてくれるはずだ。だから無理に入らなくても、、、」
「分かった、入ることにする」
「、、、え?」
「なんだ?入っちゃまずいのか?」
「ううん、まずくはないけど、そんなあっさり決めていいものかと、この状況ってふつう疑うはずなのに、、、そんなあっさり」
「で、入るのはいいけど俺はどうすればいいんだ?」
「と、とりあえずついてきて、組織の本部まで向かうから」
翔馬は後悔していた
また、5時間目の授業を抜け出してしまったのだ。
いつもそうだ、少しでも居心地が悪いといつの間にか抜け出してしまっている。
そして毎回あの場所へ向かってしまう。
城跡近くの小道の生垣に気づきにくいが隙間が空いている、その奥に翔馬がいつも使っているベンチがある、この場所に人がいるところを翔馬は見たことがなかった。
が、今日は先客がいたようだ。
フードを目深にかぶっており性別は判断できない、身長は、、160cmくらいだろうか?
話しかけようかするまいか迷っていたら先客のほうが気付いたようだったので一応声をかけようと決めた。
「ここでなにしてんの?」
「君が鳳翔馬か?」
(男とも女ともとらえられる声だな、、、ん?今こいつ俺の名前を、)
「聞こえなかったか?君が鳳翔馬でいいんだな?」
「そうだけど?なんで俺の名前を?、というかなぜここに?」
「君を探していたんだよ。」
「なんで俺なんですか?」
「まぁ、君にはここで明日にも会うこおとになるだろう、ではまた、聞きたいことはその時にでも話してやろう。」
そういって、彼(?)は消えるようにさっていった。
(いまのはなんだったんだ?しかもあいつ明日ここで会うって言ってたけどなんでそんなことが言い切れるんだ?まぁいっか。)
「でも明日もここに来なきゃいけなくなったのか、明日の5時間目は確か、、、、
自習か、だったらいっか。」
そういえば、、、、、、
気が付けばもう5時を回るころになっていた。
「そういえば今日新刊発売日じゃん、急がないと!」
翔馬は重度のオタクである。
第2話‐謎の少女‐
翌日、翔馬はいつもの場所に来ていた。
昨日の夜帰ってからも、ずっと彼(?)のことを考えていた。
ーーーー昨日ーーーー
新刊を買い終え、家に帰ってから、、、
「あいつ結局何なんだったんだろうな?」
「明日も会うって言ってたけど、明日俺があそこに行くなんて決まってるわけじゃないのに」
「ヤベー、めっちゃ気になる。結局行くしかないやん」
そして今日にいたる
「てことで気になりすぎて、結局午前中の授業から休んできてるけど、、、」
「やっぱいない、か」
「早まり過ぎたか。」
「今から学校なんて行きたくないし、ここで本でも読んでるか、」
翔馬は昨日買った文庫本を取り出して読みだした
ーー????ーーーー
【翔馬と別れた後】
「さて、彼との接触も済ませたことだし、そろそろ本職に戻るとするか」
そういって≪彼女≫はフードを脱ぎ制服に戻った
「そういや、おじさんからの依頼って確かあと一つあったな」
そういってスマホを取り出しメモ欄を確認する
〘依頼内容〛
・鳳翔馬との接触。その後組織に連れてくる(接触回数はできるだけ少なくするように)
・武器の調達
・雛鳥知佳との接触
・ラノベの買い出し
「最後のなんだよ、おい、あのクソクライアントめ」
「てか予算渡されてねーし、現役高校生(なお学校には通っていない模様)に何冊買わせようとしてんだ」
(メモには40冊以上ラノベのタイトルが並んでいる)
「いくら組織の場所ばれしないようにってこの量はふざけてんだろうが!」
ーーー翔馬ーーーー
「やっぱ選んでよかったな。」
そういって書間は文庫本をしまうと起き上がった。
「もう昼過ぎか、いつもほとんど食べてないから飯は別にいいけど、一回帰ろっかな?」
「でも親が、いるからな帰ったらさぼったってばれて絶対怒られる。」
(てか、なんで義務教育なんて作ったんだろ?頭悪くたっていいじゃん、何もできなくたっていいじゃん生きたくないやつ束縛する必要性なんてないのに、生きたくないのに死なせてくれない世界ってゴミだよなまじで、)
10分以上世界への文句を思いつく限り言っていたが、長すぎるので、カット!
(てゆうか、ここどこだろう?考え事してるうちに眠ったのかな?てことはここは夢か?)
試しに頬をつねってみる。
痛みはない
(やっぱ夢なのか?でもこんな場所見たことないんだよな?)
第3話‐過去‐
6年前、、、{翔馬}
夜、家に帰ると、叔母さんがいた、
両親が交通事故で亡くなったそうで、今日から叔母さんが世話をしてくれるそうだ。
両親には特に思入れはない
育ててくれたことには感謝してるが学校から帰るとすぐに部屋にこもっていたため、顔すら覚えていない
そのころ住んでいたマンションは少し不思議な場所にあった、
都内の公園にほど近い森に小さな小道がある、その小道を上ると翔馬が住んでいたマンションがある
そこに住んでいた時、確かお隣に幼馴染の女の子がいたはずだ、確か名前は、、、
あだ名で呼んでたっけ、『きーちゃん』って言ってた気がするけど
名前は思い出せないな、まぁ仕方ないか、もう会わなくなってから5年か
今どうしているだろう、まだあの住みづらいマンションに住んでるのだろうか。
叔母さんと、住み始めても結局今までどおり、部屋にこもる生活を続けているう、
叔母さんに会うのはご飯の時と、家を出るときのみ、ちなみに、家は山の中の一軒家である、
隣は空き家で、近所に人はあまりいない、と叔母さんが言っていた。
まぁ、学校以外外に出ることがないし、人に会わなくていい分前のマンションよりましだろう
ーーーーー〘??????〙過去ーーーーーー
6年前お隣の幼馴染がいなくなった、突然のことだった、
「今日から遊びに行かないでね」なんてお母さんから言われた。
なんで?って聞いてもお母さんは教えてくれなかった。
それから、4年お母さんは病気が悪化して亡くなった。
私は知らない人に引き取られた、
「おじさんってなにしてるの?」気になって聞いたことがあった
「世界を救ってるんだよ」なんて言われた、その時は冗談だと思って聞き流していた
その3年後、
今、私は私を引き取ってくれたおじさんの組織で、働いている、
ほんとあいつは人使いが荒い
久々にまともな任務が来た。
何でも新人を勧誘してきてほしいとのこと、
結局いつも役立たずしか見つけられないおじさんのことだ
また、役立たずだろうと思った。
名前を聞くまでは・・・
名前を聞いたとき、気のせいだと思った、そうであってほしい、と
第4話‐異界‐
(ここはどこなんだろう?)
まずは現状を整理しよう、
さっきまで、いろいろ考え事をしていた、で、気付いたらここにいた、
この場所に見覚えは、、、ない、とは言い切れないのかな。どこか懐かしいような、、
ここは、、倉庫か何かの中なのかな?小さいころにこういう場所に閉じ込められたことがあるからそういうことかな。
夢、なのかな
記憶にない場所が出てきてるから夢ではなさそうだな。
ますますわからなくなってきた、とりあえず外に出てみるか。
ーーーーーー????ーーーーーーーー
いきなりおじさんに呼び出された。
なんでも、翔馬があの世界に入ってしまったらしいという。
流石にあの世界は初見で耐えられるような世界じゃない、私でも、初めて行ったとき事前にどういう世界か聞かされていたが、耐えられなかった。《あいつらにあってさえいなければいいのだが》
だから、だから、今すぐ助けに行きたいと、おじさんに言った。
≪◆▲▽ァ▩≫
「どこだ?初めてくる人はいつもここにいるはずなんだけどな?」
私は誰もいない室内を見渡した。古びた旅館の一室この部屋からはすべての部屋が一望できる、壊れかけの内装、いつも新人が来るとここに最初に出るはずなのだ。
が、部屋にい人の姿は見えない、
(まさか違う場所に出てきてるなんてことないよね、そうだとしたら早く見つけないと。)
ーーーーー鳳翔馬ーーーーーー
「何なんだここ!山の中なのはまだいいがあいつはなんだよ。
翔馬の前には、大きな熊?がいた。いや、あれは、モンスターだ、この世に頭が2つ以上存在する生き物をアニメやゲーム以外では見たことがない。
「しかもあれは2次元だからいいのであって、現実に出てきてもらっちゃ困る。なんか周りにも変な生物いるし。ホントに何なんだぁ!!」
「ヤバイ、追い詰められた」
背後にはせり立った崖がある。もうこれ以上逃げ場はない、
ズバッ・・・バタッ
「せめて、もう一回会いたいな、元気かな」
スタ、スタ
「よかったよ、君が無事のようで」
上から聞き覚えのある声が降ってきた、
前を見ると前にあったフードを被った人だった
「あんたは、あの時の、、、だれ?」
「そういえば自己紹介がまだだったな。」
声の主がフードを脱いだ。
・ ・ ・
女だった、白髪で,長さは短め。俺と同じくらいの年だろうか、可愛いというよりかっこいいのほうが似合いそうな見た目だ。
「私の名前は□⋄⋄・・・
第5話‐再開‐
「私の名前は、霧里 雛」
「君を助けに来た、」
「助けに来た」そういわれたところで俺の意識は途切れた」
気づくとそこは、いつものベンチだった
さっきまでのことが嘘だったかのように空は澄み切っていた。
「夢、だったのか?」
そうつぶやくと、返答があった
「夢じないよ、」
「記憶があいまいなのは仕方ないことだ、改めて自己紹介と行きますか」
そう言って彼女は立ち上がり俺の前に立った
「改めて、私の名前は、霧里 雛」
「ある組織の人間だ。」
「組織?」
本やアニメでしか聞いたことがない単語が出てきて、翔馬は一瞬困惑した
「そういえば、あの世界は何なんですか?」
「まあ後々説明するさ、組織でね。ちなみに、その組織だが、、、翔ちゃんあなたも入ってもらうことになった。」
「はっ?」
(ていうか今俺のことなんて呼んだ?)
「まだ思い出してくれねーんだな。翔ちゃん」
「とりあえずついてきてもらえる?見せたいものがあるんだ」
(この感じどこかで、、あと俺の昔のあだ名をしってるって、、、とりあえず悪い人ではなさそうだからついて行ってみるか)
「入って」
そう言われたのは、あるマンションの一部屋だった
「ここって、、、」
「私の部屋、とにかく早く入って、誤解を生むと面倒だから」
そういわれて我に返った
「お邪魔します」
「普段生活してないから散らかってないと思うけど」
「どこかその辺に座ってて」
「あの、普段生活してないってどういう、」
「普段は組織のほうで生活させてもらってるからね、こっちに返ってくるのも久々なんだよね、、、あれどこだっけな?」
「・・・あったあった、」
そう言いながら彼女はアルバムを取り出した
「これを見れば私のこと思い出してくれるかな」
「っ!」
アルバムを開くとそこには昔住んでいたマンションが移っていた。マンションの前には昔の俺と、もう一人、、、
「きーちゃん、、、」
「思い出してくれた?翔ちゃん」
その後俺は、彼女から今までの話を聞いた。
「・・・というわけで今組織で働いてるんだよ、、翔ちゃんにも入ってもらいたいんだが、どう?」
「一つだけ確認していい?組織に入ることで俺の生活はどうなる?」
その質問に質問で返ってきた
「・・翔ちゃんてさ、いま、学校で親しい友達いる?」
「まぁ、何人かは、いなくはないけど」
「その人たちから自分の記憶が消えても構わない?」
「それって、周りの人の記憶を消すってこと?」
「消すんじゃない、そこは否定しておく。ただ、どうしても消えてしまうの、あの世界に入ると、周りから」
「じゃあ、もう俺を覚えている奴はほぼいないと・・」
「つまり、普段の生活には戻れないってことでいいんだな?」
「そういことになる」
(あの空気から解放されるなら、嬉しいな、ただどうやって生活するか、やっぱ組織とやらに入らなきゃいけないかなぁ)
「分かった、生活面はどうなるんだ?」
「組織の部屋が空いてるからそこに泊まることになると思う、でも入らなくても生活費はサポートしてくれるはずだ。だから無理に入らなくても、、、」
「分かった、入ることにする」
「、、、え?」
「なんだ?入っちゃまずいのか?」
「ううん、まずくはないけど、そんなあっさり決めていいものかと、この状況ってふつう疑うはずなのに、、、そんなあっさり」
「で、入るのはいいけど俺はどうすればいいんだ?」
「と、とりあえずついてきて、組織の本部まで向かうから」
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