160 / 280
第六部 一章「闇の声」
「星への嫌悪」
しおりを挟む
『ぁあ……っ、あぁあああっ』
少女の泣声がエリーの聴覚を貫く。
またしても光景が変わり、今度は少し狭く、暗い空間にいた。
酷く泣く少女は母親に大事そうに抱えられている。母親も落ち着かせようと、少々焦った様子でいた。
『エリシア。……大丈夫、大丈夫だからっ』
何度もそう言って安心感を与える。
その近くには、一人の青年に取り押さえられた不気味な老婆が床に横たわって、険しい顔を少女に向けている。
『呪いの星っ。終焉をもたらす厄災の子供……っ。いずれその星は世界を終わらせる災厄を起こす! 忌むべき存在! 消さねば……、消さねばぁ!! 呪いの黒星を!!』
『おとなしくするんだ! 王妃様の前だぞ!!』
取り乱した様子の老婆は体と声に力を入れ、少女を忌み嫌う。
この場に立ち会った老婆は占星術を生業としており、少女の呪いの解決に役立てばとこの場に招かれていた。
しかし、結果は見ての通りだ。
何を観てしまったのか、老婆は普段抱かないであろう使命感ある殺意を抱き、手にする銀のナイフを少女に突き立てようとした。
なんとかそれを食い止めたのは、今も老婆を押さえる青年のおかげである。
まだ若い青年は、意外なまでの力を押さえつけるのに手一杯だ。
『王妃様っ。姫様は無事ですか? 何処かお怪我は……!?』
『ええ、大丈夫よ……。仕事中に無理を言ってごめんなさいね』
青年は城で呪いの解除を研究する者だった。
顔はよく見えないが、元は穏やかそうな性格にも思える。
それに、少女に敵意などない珍しい存在でもあった。
ようやく力尽きてきたのか、老婆はぐったりと息を荒げてしまう。弱まった隙に、青年は老婆のナイフを奪う。
『……っ、この者はどうしますか?』
青年はナイフを握りしめている。老婆に嫌悪を向けている様。それは答えしだいで老婆を殺す様にも見えた。
母親は苦い表情で、首をゆっくりと横に振る。
『殺しはしないであげて。……私が彼女を呼んでしまったのが原因なのだから』
『では、記憶の方をどうにかいたしましょうか……?』
『……』
母親は返答に時間をかけた。
やむを得ず。渋々とした様子で、微かに頷いたようにも見える。
その様はうっすらと靄の様に闇がかかり、視界が暗転してしまった。
これまでに、幾らかの過去が視界にへと訪れた。
どれもこれも、自分という過去の少女を蔑む者たちの姿がある。
目に見えるだけでなく、陰で噂するようにする者も。
それが、自分に向けられていたものだったのだと、事実を突きつけられる。
中には殺害しようとした者の姿も。
……だが、エリーは深い絶望を刻み込まれた、というよりは、呆然と光景を眺め、聞いていただけに留まっていた。
以前のヴァイスレットの時よりも、妙に落ち着いてしまっている。
ヴァイスレットの経験があってこそか、エリーはこの過去に対応できているのか。本人にはそういった感覚はない。
ただ、受け止めるしかない状況なのだろう。
どんな悲惨なものでも、逃げる事が出来ずに受け止めるのみを強いられている。
エリーは暗転した空間で、忘れた記憶を胸にそっとしまい込む。
「……なんでだろう。自分の事なのに……、忘れていた事なのに……。どうして、こんなに心に穴が開いたような気持になるんだろう?」
他人事ではないのに、不思議と他人事にすらも感じてしまう。
見えていた少女は、紛れもなく過去の自分だというのに、それを他人と見てしまう感覚がわずかにもあった。
忘れていた姿とはいえ、その自分とは全く違う様子が自分と思えないのかもしれない。
しかし、どう思っても結局は自分である。
『今日、姫様の世話役をしていた子が、次の日にはやめてしまったそうよ? 3日ももたなかったわね』
『陛下たちに悪気があるとは思えないけど。やっぱり、このままじゃ……』
『しっ! 他の人に聞かれたらなんて言われるか……っ』
『とにかく、この話はやめにしましょう。……いいわね?』
『……まったく。陛下たちは何を考えているのかっ。いずれ他国の怒りをかうぞ!』
『落ち着いてください大臣殿。城内で声が大きいです……っ』
『兵風情が。……しかし、どうしたものか。やはり元凶をどうにかせねばならんな』
『……っ!? ま、まさか……、陛下たちを裏切り、姫様を……!?』
『私自ら姫を殺すわけないだろう。……最も警戒の目を向けているのはレガルだ。ならば、レガルと内通し……暗殺者を忍び込ませる。後は野蛮なそいつらが解決してくれるだろう。呪いの解除など、待っているだけで寿命が縮むっ』
暗い周囲では、おぼろげな人影が何度も通り過ぎてゆく。
恐れを抱きながら、何処かへ逃げ出そうと勤しむ姿や、よくない事を目論んでいる暗躍の影。
交差するそれらは過去に聞いたものなのか、それとも憶測が生み出した幻想だったのか。
今のエリーに、その真実を知るすべはない。だが、前者なのではという思いが勝ってはいた。
自分を親しく思う人物など、数人程度でしかなく。声の持ち主はどれもそれから外れてしまっている。
そんな蔑みの声に耳を塞ぐ事すら忘れるほど呆けていれば、聞き慣れた声が我を呼び覚ます。
『……何処にいるんだ。…………厄災の――』
その声は周囲と同じ朧気であるも、何処か歪であり違和感すら感じられる。
だが、その声に意識は引き寄せられエリーは反応して探す。
「……クロト、さん?」
離れてからどれだけ時間が経っただろうか。
長く会っていない気すらあり、クロトの声には敏感になってしまったのか、エリーは何度でも周囲を見渡す。
空間は冷たい暗闇で、朧げな人影の群れにエリーは立っていた。
一人はぐれてしまったかの様。エリーは人影の群れの中にあると思われるクロトの姿を探す。
星の瞳を彷徨わせ、一秒でも早く魔銃使いの姿を視界におさめたかった。
しばらく探すも姿は見えず、諦めかけた時、カチャリと、銃を構えた音が鮮明に響く。
刹那。人混みは静止し、静寂にエリーは汗を浮かべる。
音は背後から聞こえた。クロトなら振り向くべきなのだろうが、その気にはなれない。
明らかに後ろにいると思われるクロトの存在。しかし、構えられた銃はエリーの頭に突き付ける形にある。
それを察して、エリーは息を飲む。
この場で【厄災の姫】に嫌悪を向ける者がいるとすれば、それは彼もまた、その内の一人である。
『――お前のせいで』
以前にも聞いたことのあるセリフ。
他の声よりも、クロトから発せられたものは重みが違ってしまう。
【厄災の姫】を責めた言葉。それはクロトに負担をかけてしまっているという事。エリーはその言葉を深く受け止め、静かに深呼吸をすると同時に、目を伏せる。
直後、銃声が暗闇で響く。
少女の泣声がエリーの聴覚を貫く。
またしても光景が変わり、今度は少し狭く、暗い空間にいた。
酷く泣く少女は母親に大事そうに抱えられている。母親も落ち着かせようと、少々焦った様子でいた。
『エリシア。……大丈夫、大丈夫だからっ』
何度もそう言って安心感を与える。
その近くには、一人の青年に取り押さえられた不気味な老婆が床に横たわって、険しい顔を少女に向けている。
『呪いの星っ。終焉をもたらす厄災の子供……っ。いずれその星は世界を終わらせる災厄を起こす! 忌むべき存在! 消さねば……、消さねばぁ!! 呪いの黒星を!!』
『おとなしくするんだ! 王妃様の前だぞ!!』
取り乱した様子の老婆は体と声に力を入れ、少女を忌み嫌う。
この場に立ち会った老婆は占星術を生業としており、少女の呪いの解決に役立てばとこの場に招かれていた。
しかし、結果は見ての通りだ。
何を観てしまったのか、老婆は普段抱かないであろう使命感ある殺意を抱き、手にする銀のナイフを少女に突き立てようとした。
なんとかそれを食い止めたのは、今も老婆を押さえる青年のおかげである。
まだ若い青年は、意外なまでの力を押さえつけるのに手一杯だ。
『王妃様っ。姫様は無事ですか? 何処かお怪我は……!?』
『ええ、大丈夫よ……。仕事中に無理を言ってごめんなさいね』
青年は城で呪いの解除を研究する者だった。
顔はよく見えないが、元は穏やかそうな性格にも思える。
それに、少女に敵意などない珍しい存在でもあった。
ようやく力尽きてきたのか、老婆はぐったりと息を荒げてしまう。弱まった隙に、青年は老婆のナイフを奪う。
『……っ、この者はどうしますか?』
青年はナイフを握りしめている。老婆に嫌悪を向けている様。それは答えしだいで老婆を殺す様にも見えた。
母親は苦い表情で、首をゆっくりと横に振る。
『殺しはしないであげて。……私が彼女を呼んでしまったのが原因なのだから』
『では、記憶の方をどうにかいたしましょうか……?』
『……』
母親は返答に時間をかけた。
やむを得ず。渋々とした様子で、微かに頷いたようにも見える。
その様はうっすらと靄の様に闇がかかり、視界が暗転してしまった。
これまでに、幾らかの過去が視界にへと訪れた。
どれもこれも、自分という過去の少女を蔑む者たちの姿がある。
目に見えるだけでなく、陰で噂するようにする者も。
それが、自分に向けられていたものだったのだと、事実を突きつけられる。
中には殺害しようとした者の姿も。
……だが、エリーは深い絶望を刻み込まれた、というよりは、呆然と光景を眺め、聞いていただけに留まっていた。
以前のヴァイスレットの時よりも、妙に落ち着いてしまっている。
ヴァイスレットの経験があってこそか、エリーはこの過去に対応できているのか。本人にはそういった感覚はない。
ただ、受け止めるしかない状況なのだろう。
どんな悲惨なものでも、逃げる事が出来ずに受け止めるのみを強いられている。
エリーは暗転した空間で、忘れた記憶を胸にそっとしまい込む。
「……なんでだろう。自分の事なのに……、忘れていた事なのに……。どうして、こんなに心に穴が開いたような気持になるんだろう?」
他人事ではないのに、不思議と他人事にすらも感じてしまう。
見えていた少女は、紛れもなく過去の自分だというのに、それを他人と見てしまう感覚がわずかにもあった。
忘れていた姿とはいえ、その自分とは全く違う様子が自分と思えないのかもしれない。
しかし、どう思っても結局は自分である。
『今日、姫様の世話役をしていた子が、次の日にはやめてしまったそうよ? 3日ももたなかったわね』
『陛下たちに悪気があるとは思えないけど。やっぱり、このままじゃ……』
『しっ! 他の人に聞かれたらなんて言われるか……っ』
『とにかく、この話はやめにしましょう。……いいわね?』
『……まったく。陛下たちは何を考えているのかっ。いずれ他国の怒りをかうぞ!』
『落ち着いてください大臣殿。城内で声が大きいです……っ』
『兵風情が。……しかし、どうしたものか。やはり元凶をどうにかせねばならんな』
『……っ!? ま、まさか……、陛下たちを裏切り、姫様を……!?』
『私自ら姫を殺すわけないだろう。……最も警戒の目を向けているのはレガルだ。ならば、レガルと内通し……暗殺者を忍び込ませる。後は野蛮なそいつらが解決してくれるだろう。呪いの解除など、待っているだけで寿命が縮むっ』
暗い周囲では、おぼろげな人影が何度も通り過ぎてゆく。
恐れを抱きながら、何処かへ逃げ出そうと勤しむ姿や、よくない事を目論んでいる暗躍の影。
交差するそれらは過去に聞いたものなのか、それとも憶測が生み出した幻想だったのか。
今のエリーに、その真実を知るすべはない。だが、前者なのではという思いが勝ってはいた。
自分を親しく思う人物など、数人程度でしかなく。声の持ち主はどれもそれから外れてしまっている。
そんな蔑みの声に耳を塞ぐ事すら忘れるほど呆けていれば、聞き慣れた声が我を呼び覚ます。
『……何処にいるんだ。…………厄災の――』
その声は周囲と同じ朧気であるも、何処か歪であり違和感すら感じられる。
だが、その声に意識は引き寄せられエリーは反応して探す。
「……クロト、さん?」
離れてからどれだけ時間が経っただろうか。
長く会っていない気すらあり、クロトの声には敏感になってしまったのか、エリーは何度でも周囲を見渡す。
空間は冷たい暗闇で、朧げな人影の群れにエリーは立っていた。
一人はぐれてしまったかの様。エリーは人影の群れの中にあると思われるクロトの姿を探す。
星の瞳を彷徨わせ、一秒でも早く魔銃使いの姿を視界におさめたかった。
しばらく探すも姿は見えず、諦めかけた時、カチャリと、銃を構えた音が鮮明に響く。
刹那。人混みは静止し、静寂にエリーは汗を浮かべる。
音は背後から聞こえた。クロトなら振り向くべきなのだろうが、その気にはなれない。
明らかに後ろにいると思われるクロトの存在。しかし、構えられた銃はエリーの頭に突き付ける形にある。
それを察して、エリーは息を飲む。
この場で【厄災の姫】に嫌悪を向ける者がいるとすれば、それは彼もまた、その内の一人である。
『――お前のせいで』
以前にも聞いたことのあるセリフ。
他の声よりも、クロトから発せられたものは重みが違ってしまう。
【厄災の姫】を責めた言葉。それはクロトに負担をかけてしまっているという事。エリーはその言葉を深く受け止め、静かに深呼吸をすると同時に、目を伏せる。
直後、銃声が暗闇で響く。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
【書籍化決定】アシュリーの願いごと
ましろ
恋愛
「まあ、本当に?」
もしかして。そう思うことはありました。
でも、まさか本当だっただなんて。
「…それならもう我慢する必要は無いわね?」
嫁いでから6年。まるで修道女が神に使えるが如くこの家に尽くしてきました。
すべては家の為であり、夫の為であり、義母の為でありました。
愛する息子すら後継者として育てるからと産まれてすぐにとりあげられてしまいました。
「でも、もう変わらなくてはね」
この事を知ったからにはもう何も我慢するつもりはありません。
だって。私には願いがあるのだから。
✻基本ゆるふわ設定です。
気を付けていますが、誤字脱字などがある為、あとからこっそり修正することがあります。
✻1/19、タグを2つ追加しました
✻1/27、短編から長編に変更しました
✻2/2、タグを変更しました
敗戦国の姫は、敵国将軍に掠奪される
clayclay
恋愛
架空の国アルバ国は、ブリタニア国に侵略され、国は壊滅状態となる。
状況を打破するため、アルバ国王は娘のソフィアに、ブリタニア国使者への「接待」を命じたが……。
五年後、元夫の後悔が遅すぎる。~娘が「パパ」と呼びそうで困ってます~
放浪人
恋愛
「君との婚姻は無効だ。実家へ帰るがいい」
大聖堂の冷たい石畳の上で、辺境伯ロルフから突然「婚姻は最初から無かった」と宣告された子爵家次女のエリシア。実家にも見放され、身重の体で王都の旧市街へ追放された彼女は、絶望のどん底で愛娘クララを出産する。
生き抜くために針と糸を握ったエリシアは、持ち前の技術で不思議な力を持つ「祝布(しゅくふ)」を織り上げる職人として立ち上がる。施しではなく「仕事」として正当な対価を払い、決して土足で踏み込んでこない救恤院の監督官リュシアンの温かい優しさに触れエリシアは少しずつ人間らしい心と笑顔を取り戻していった。
しかし五年後。辺境を襲った疫病を救うための緊急要請を通じ、エリシアは冷酷だった元夫ロルフと再会してしまう。しかも隣にいる娘の青い瞳は彼と瓜二つだった。
「すまない。私は父としての責任を果たす」
かつての合理主義の塊だった元夫は、自らの過ちを深く悔い、家の権益を捨ててでも母子を守る「強固な盾」になろうとする。娘のクララもまた、危機から救ってくれた彼を「パパ」と呼び始めてしまい……。
だが、どんなに後悔されても、どんなに身を挺して守られても、一度完全に壊された関係が元に戻ることは絶対にない。エリシアが真の伴侶として選ぶのは、凍えた心を溶かし、温かい日常を共に歩んでくれたリュシアンただ一人だった。
これは、全てを奪われた一人の女性が母として力強く成長し誰にも脅かされることのない「本物の家族」と「静かで確かな幸福」を自分の手で選び取るまでの物語。
つまらない妃と呼ばれた日
柴田はつみ
恋愛
公爵令嬢リーシャは政略結婚で王妃に迎えられる。だが国王レオニスの隣には、幼馴染のセレスが“当然”のように立っていた。祝宴の夜、リーシャは国王が「つまらない妃だ」と語る声を聞いてしまい、心を閉ざす。
舞踏会で差し出された手を取らず、王弟アドリアンの助けで踊ったことで、噂は一気に燃え上がる――「王妃は王弟と」「国王の本命は幼馴染」と。
さらに宰相は儀礼と世論を操り、王妃を孤立させる策略を進める。監視の影、届かない贈り物、すり替えられた言葉、そして“白薔薇の香”が事件現場に残る冤罪の罠。
リーシャは微笑を鎧に「今日から、王の隣に立たない」と決めるが、距離を取るほど誤解は確定し、王宮は二人を引き裂いていく。
――つまらない妃とは、いったい誰が作ったのか。真実が露わになった時、失われた“隣”は戻るのか。
~春の国~片足の不自由な王妃様
クラゲ散歩
恋愛
春の暖かい陽気の中。色鮮やかな花が咲き乱れ。蝶が二人を祝福してるように。
春の国の王太子ジーク=スノーフレーク=スプリング(22)と侯爵令嬢ローズマリー=ローバー(18)が、丘の上にある小さな教会で愛を誓い。女神の祝福を受け夫婦になった。
街中を馬車で移動中。二人はずっと笑顔だった。
それを見た者は、相思相愛だと思っただろう。
しかし〜ここまでくるまでに、王太子が裏で動いていたのを知っているのはごくわずか。
花嫁は〜その笑顔の下でなにを思っているのだろうか??
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる