30 / 106
共同戦線
しおりを挟む
「なんだこりゃ、うめぇっ!!」
野太い声が響き渡った。石工の棟梁が、カレーライスをひとくち食べるなり声を上げたのだ。
棟梁は白髪のひと際体格の良いドワーフだ。
黙っていれば気難しそうな印象を与えるが、口を開けばそれが短気そうな印象に変わる。いずれにせよ、オレは近寄りがたく感じていた。
それがカレーによって子供のように相好を崩している。
「米なんざ麦と一緒にミルクにぶちこんで煮て食うぐらいしかないと思ってたが、こいつは美味いな」
作業中は鋭い目で現場内を睥睨し、石工、モリの人足問わず叱責を飛ばしていたのだが、意外によく喋る。
そして食べるのも早い。一瞬で皿の半分ほどが無くなっていた。
かなり多めに作ったつもりだったけど足りるだろうか。
「そこのひょろっとしたアンタ。アンタがコレを作ったのか?」
ひょろっとしたという表現に、思わず石工の料理番の方を見たのだが、どうやらオレのことを指していたらしい。別にひょろっとはしてないつもりなんだけど、ドワーフから見ればそうなのだろう。
「ああ、作ったのはオレだよ」
「ワシも若い頃はあちこち旅をしていたんだが、こんなのは初めて食う。なんていう料理だ?」
「カレーというんだ。南方の料理をアレンジしてみたんだよ」
「なるほどな。確かに南方の料理に似てはいるな。辛いが美味い」
棟梁がそう言うと、他の石工たちからも「こいつは美味い」「何皿でもいける」「エールが欲しくなる」などの声が出る。
石工たちは全部で五人。
棟梁はドワーフだが、あとは二人がドワーフで二人が人間だ。
ドワーフには社交的ではないイメージがあったが、気心が知れるとそうでもないらしく、みんな口々にカレーのことを褒めてくれた。
「モリさんよ、あんたすごい料理人を見つけてきたもんだな」
棟梁が言うとモリは
「まあな。ちょっと特別なツテで探した秘蔵の料理人だからな」
などと、適当なことを言ってる。
「確かに兄貴はすごいよ。
スパイスの効いたスープに小麦粉とバターを使ってとろみをつけたんだ。それで米にかけても染み込まないから食べやすくなってるんだ。
しかもスープは何種類かのスパイスを使うだけじゃなく、あらかじめそれらをすり潰してからブレンドしてカレー粉ってのにしとくんだってさ。その配合さえ覚えておけば、同じ風味と辛さがいつでも再現できるもんな」
ハンク──石工の料理番が、まるで自分のことのように得意気に言った。
恥ずかしすぎるからやめてほしい。それ全部オレが考えたことじゃないんだ。
ハンクの料理への熱意を感じてカレーの作り方くらいは教えてやりたくなり、色々と得意げに喋ってしまったことをオレは激しく後悔した。いや、正直なところをいえば兄貴呼ばわりされて調子に乗ってしまったのだ。
「へー、すごいアイデアだねえ。カズは天才料理人だなあ」
シルバーがオレにだけ聞こえる囁き声で言う。
くそっ、何も言い返せねえ。
無視してオレもカレーのスプーンを口に運ぶ。
「うまいっ」
思わず自画自賛してしまった。
よく煮込まれてニンジンもジャガイモも小さくなっているけど、その分ソースに甘味とコクが出ている。
何より良い仕事をしているのが干し肉だ。煮込まれた干し肉そのものもほろりと柔らかくなっていて美味いが、もどし汁(と呼ぶのかは分からないが)がソースに強力な旨味を与えている。
市販の固形ルウを使い慣れているオレからすれば、旨味とかコクの点ではきっと物足りなくなるんだろうなと予想していたのだが、そんなことはなかった。
むしろこれまで食べたことのないくらいの肉の旨味が出ている。それが飴色タマネギの甘さや香ばしさ、スパイスの風味と相まって、至高の逸品となっていた。
これは一流カレー店のカレーといっても通るのではないだろうか。
うーむ、やはりオレは天才なのかもしれない。
「何をにやにやしてるの、気持ち悪い」
シルバーのヘイトも気にならないぐらいの美味さだ。
石工の料理番が作っていた腸詰とキャベツのスープも別けてもらったので、それも一緒に食べた。
汁物アンド汁物なので腹がちゃぽんちゃぽんになりそうだが、こちらも美味い。
保存のためなのだろうが、腸詰に塩と香辛料がよく効いていて、それがスープの味を作っている。大量にぶちこまれたキャベツもよく煮込まれてくたりとしていて美味い。
キャベツ好きのシルバーはカレーよりもこちらの方が気に入ったようだ。そこはちょっとだけくやしいような気がしなくもない。
「この飯の費用は払わせてくれ」
棟梁がオレとモリを交互に見て言った。
「あ、その事についてなんだが、モリにも言っておきたいことがあるんだ」
オレはそう前置きをしてから続ける。
「まずこのカレーは、材料をトメリア食料品店が提供してくれたので、それを使って作ったんだ。まあつまりおごりだと思ってくれていい」
トヨケとカノミがダンジョンで助けてくれた礼をしたいと言って譲らなかったのだ。
なのでオレはカレーの材料を所望した。作ってみたかったのだカレーが。
「それと、今後の食事についてなんだが、ハンクと二人で協力して石工と冒険者全員分の食事を作りたいんだ」
先ほどハンクから提案された事だった。
オレとしては異論はない。
もとより同じ場所で働く者たちが別に用意された食事を別に食べるということに効率の悪さを覚えていたので、これはありがたい提案だった。
ハンクとしてはオレから料理を学びたいらしいのだが、オレもこの世界の料理を十分に知っているとは言い難いので、学べることがあるのはお互い様だ。
あとは食材の費用に関しての取り決めだ。オレとハンクで勝手に決められることではないし、金のことなので、そこはモリと石工の棟梁に話し合いをして決めてもらいたい。
ところが、
「なるほど、それは良いな。二人で美味いもん作ってくれりゃ、こっちとしても仕事のやり甲斐があるってもんだ。
今それぞれが用意している食材を使ったあとは、材料費はオレが出させてもらう。
金はケチらないから良い物を買ってきてくれ。
モリさんもそれでいいかい?」
「もちろんだ。こちらとしてもありがたい話だ」
こうもあっさりと決まってしまった。
現場のおっちゃんのこういう気風の良さってカッコイイよな。
「ということで、よろしくなハンク」
「お願いします、兄貴」
オレとハンクは熱い握手を交わしたのだった。
兄貴呼びだけはやはり気恥ずかしいからかんべんして欲しいんだがな。
野太い声が響き渡った。石工の棟梁が、カレーライスをひとくち食べるなり声を上げたのだ。
棟梁は白髪のひと際体格の良いドワーフだ。
黙っていれば気難しそうな印象を与えるが、口を開けばそれが短気そうな印象に変わる。いずれにせよ、オレは近寄りがたく感じていた。
それがカレーによって子供のように相好を崩している。
「米なんざ麦と一緒にミルクにぶちこんで煮て食うぐらいしかないと思ってたが、こいつは美味いな」
作業中は鋭い目で現場内を睥睨し、石工、モリの人足問わず叱責を飛ばしていたのだが、意外によく喋る。
そして食べるのも早い。一瞬で皿の半分ほどが無くなっていた。
かなり多めに作ったつもりだったけど足りるだろうか。
「そこのひょろっとしたアンタ。アンタがコレを作ったのか?」
ひょろっとしたという表現に、思わず石工の料理番の方を見たのだが、どうやらオレのことを指していたらしい。別にひょろっとはしてないつもりなんだけど、ドワーフから見ればそうなのだろう。
「ああ、作ったのはオレだよ」
「ワシも若い頃はあちこち旅をしていたんだが、こんなのは初めて食う。なんていう料理だ?」
「カレーというんだ。南方の料理をアレンジしてみたんだよ」
「なるほどな。確かに南方の料理に似てはいるな。辛いが美味い」
棟梁がそう言うと、他の石工たちからも「こいつは美味い」「何皿でもいける」「エールが欲しくなる」などの声が出る。
石工たちは全部で五人。
棟梁はドワーフだが、あとは二人がドワーフで二人が人間だ。
ドワーフには社交的ではないイメージがあったが、気心が知れるとそうでもないらしく、みんな口々にカレーのことを褒めてくれた。
「モリさんよ、あんたすごい料理人を見つけてきたもんだな」
棟梁が言うとモリは
「まあな。ちょっと特別なツテで探した秘蔵の料理人だからな」
などと、適当なことを言ってる。
「確かに兄貴はすごいよ。
スパイスの効いたスープに小麦粉とバターを使ってとろみをつけたんだ。それで米にかけても染み込まないから食べやすくなってるんだ。
しかもスープは何種類かのスパイスを使うだけじゃなく、あらかじめそれらをすり潰してからブレンドしてカレー粉ってのにしとくんだってさ。その配合さえ覚えておけば、同じ風味と辛さがいつでも再現できるもんな」
ハンク──石工の料理番が、まるで自分のことのように得意気に言った。
恥ずかしすぎるからやめてほしい。それ全部オレが考えたことじゃないんだ。
ハンクの料理への熱意を感じてカレーの作り方くらいは教えてやりたくなり、色々と得意げに喋ってしまったことをオレは激しく後悔した。いや、正直なところをいえば兄貴呼ばわりされて調子に乗ってしまったのだ。
「へー、すごいアイデアだねえ。カズは天才料理人だなあ」
シルバーがオレにだけ聞こえる囁き声で言う。
くそっ、何も言い返せねえ。
無視してオレもカレーのスプーンを口に運ぶ。
「うまいっ」
思わず自画自賛してしまった。
よく煮込まれてニンジンもジャガイモも小さくなっているけど、その分ソースに甘味とコクが出ている。
何より良い仕事をしているのが干し肉だ。煮込まれた干し肉そのものもほろりと柔らかくなっていて美味いが、もどし汁(と呼ぶのかは分からないが)がソースに強力な旨味を与えている。
市販の固形ルウを使い慣れているオレからすれば、旨味とかコクの点ではきっと物足りなくなるんだろうなと予想していたのだが、そんなことはなかった。
むしろこれまで食べたことのないくらいの肉の旨味が出ている。それが飴色タマネギの甘さや香ばしさ、スパイスの風味と相まって、至高の逸品となっていた。
これは一流カレー店のカレーといっても通るのではないだろうか。
うーむ、やはりオレは天才なのかもしれない。
「何をにやにやしてるの、気持ち悪い」
シルバーのヘイトも気にならないぐらいの美味さだ。
石工の料理番が作っていた腸詰とキャベツのスープも別けてもらったので、それも一緒に食べた。
汁物アンド汁物なので腹がちゃぽんちゃぽんになりそうだが、こちらも美味い。
保存のためなのだろうが、腸詰に塩と香辛料がよく効いていて、それがスープの味を作っている。大量にぶちこまれたキャベツもよく煮込まれてくたりとしていて美味い。
キャベツ好きのシルバーはカレーよりもこちらの方が気に入ったようだ。そこはちょっとだけくやしいような気がしなくもない。
「この飯の費用は払わせてくれ」
棟梁がオレとモリを交互に見て言った。
「あ、その事についてなんだが、モリにも言っておきたいことがあるんだ」
オレはそう前置きをしてから続ける。
「まずこのカレーは、材料をトメリア食料品店が提供してくれたので、それを使って作ったんだ。まあつまりおごりだと思ってくれていい」
トヨケとカノミがダンジョンで助けてくれた礼をしたいと言って譲らなかったのだ。
なのでオレはカレーの材料を所望した。作ってみたかったのだカレーが。
「それと、今後の食事についてなんだが、ハンクと二人で協力して石工と冒険者全員分の食事を作りたいんだ」
先ほどハンクから提案された事だった。
オレとしては異論はない。
もとより同じ場所で働く者たちが別に用意された食事を別に食べるということに効率の悪さを覚えていたので、これはありがたい提案だった。
ハンクとしてはオレから料理を学びたいらしいのだが、オレもこの世界の料理を十分に知っているとは言い難いので、学べることがあるのはお互い様だ。
あとは食材の費用に関しての取り決めだ。オレとハンクで勝手に決められることではないし、金のことなので、そこはモリと石工の棟梁に話し合いをして決めてもらいたい。
ところが、
「なるほど、それは良いな。二人で美味いもん作ってくれりゃ、こっちとしても仕事のやり甲斐があるってもんだ。
今それぞれが用意している食材を使ったあとは、材料費はオレが出させてもらう。
金はケチらないから良い物を買ってきてくれ。
モリさんもそれでいいかい?」
「もちろんだ。こちらとしてもありがたい話だ」
こうもあっさりと決まってしまった。
現場のおっちゃんのこういう気風の良さってカッコイイよな。
「ということで、よろしくなハンク」
「お願いします、兄貴」
オレとハンクは熱い握手を交わしたのだった。
兄貴呼びだけはやはり気恥ずかしいからかんべんして欲しいんだがな。
0
あなたにおすすめの小説
追放された無能鑑定士、実は世界最強の万物解析スキル持ち。パーティーと国が泣きついてももう遅い。辺境で美少女とスローライフ(?)を送る
夏見ナイ
ファンタジー
貴族の三男に転生したカイトは、【鑑定】スキルしか持てず家からも勇者パーティーからも無能扱いされ、ついには追放されてしまう。全てを失い辺境に流れ着いた彼だが、そこで自身のスキルが万物の情報を読み解く最強スキル【万物解析】だと覚醒する! 隠された才能を見抜いて助けた美少女エルフや獣人と共に、カイトは辺境の村を豊かにし、古代遺跡の謎を解き明かし、強力な魔物を従え、着実に力をつけていく。一方、カイトを切り捨てた元パーティーと王国は凋落の一途を辿り、彼の築いた豊かさに気づくが……もう遅い! 不遇から成り上がる、痛快な逆転劇と辺境スローライフ(?)が今、始まる!
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
転生したら王族だった
みみっく
ファンタジー
異世界に転生した若い男の子レイニーは、王族として生まれ変わり、強力なスキルや魔法を持つ。彼の最大の願望は、人間界で種族を問わずに平和に暮らすこと。前世では得られなかった魔法やスキル、さらに不思議な力が宿るアイテムに強い興味を抱き大喜びの日々を送っていた。
レイニーは異種族の友人たちと出会い、共に育つことで異種族との絆を深めていく。しかし……
辺境貴族ののんびり三男は魔道具作って自由に暮らします
雪月夜狐
ファンタジー
書籍化決定しました!
(書籍化にあわせて、タイトルが変更になりました。旧題は『辺境伯家ののんびり発明家 ~異世界でマイペースに魔道具開発を楽しむ日々~』です)
壮年まで生きた前世の記憶を持ちながら、気がつくと辺境伯家の三男坊として5歳の姿で異世界に転生していたエルヴィン。彼はもともと物作りが大好きな性格で、前世の知識とこの世界の魔道具技術を組み合わせて、次々とユニークな発明を生み出していく。
辺境の地で、家族や使用人たちに役立つ便利な道具や、妹のための可愛いおもちゃ、さらには人々の生活を豊かにする新しい魔道具を作り上げていくエルヴィン。やがてその才能は周囲の人々にも認められ、彼は王都や商会での取引を通じて新しい人々と出会い、仲間とともに成長していく。
しかし、彼の心にはただの「発明家」以上の夢があった。この世界で、誰も見たことがないような道具を作り、貴族としての責任を果たしながら、人々に笑顔と便利さを届けたい——そんな野望が、彼を新たな冒険へと誘う。
悪徳貴族の、イメージ改善、慈善事業
ウィリアム・ブロック
ファンタジー
現代日本から死亡したラスティは貴族に転生する。しかしその世界では貴族はあんまり良く思われていなかった。なのでノブリス・オブリージュを徹底させて、貴族のイメージ改善を目指すのだった。
転生したら領主の息子だったので快適な暮らしのために知識チートを実践しました
SOU 5月17日10作同時連載開始❗❗
ファンタジー
不摂生が祟ったのか浴槽で溺死したブラック企業務めの社畜は、ステップド騎士家の長男エルに転生する。
不便な異世界で生活環境を改善するためにエルは知恵を絞る。
14万文字執筆済み。2025年8月25日~9月30日まで毎日7:10、12:10の一日二回更新。
異世界転生おじさんは最強とハーレムを極める
自ら
ファンタジー
定年を半年後に控えた凡庸なサラリーマン、佐藤健一(50歳)は、不慮の交通事故で人生を終える。目覚めた先で出会ったのは、自分の魂をトラックの前に落としたというミスをした女神リナリア。
その「お詫び」として、健一は剣と魔法の異世界へと30代後半の肉体で転生することになる。チート能力の選択を迫られ、彼はあらゆる経験から無限に成長できる**【無限成長(アンリミテッド・グロース)】**を選び取る。
異世界で早速遭遇したゴブリンを一撃で倒し、チート能力を実感した健一は、くたびれた人生を捨て、最強のセカンドライフを謳歌することを決意する。
定年間際のおじさんが、女神の気まぐれチートで異世界最強への道を歩み始める、転生ファンタジーの開幕。
神の手違い転生。悪と理不尽と運命を無双します!
yoshikazu
ファンタジー
橘 涼太。高校1年生。突然の交通事故で命を落としてしまう。
しかしそれは神のミスによるものだった。
神は橘 涼太の魂を神界に呼び謝罪する。その時、神は橘 涼太を気に入ってしまう。
そして橘 涼太に提案をする。
『魔法と剣の世界に転生してみないか?』と。
橘 涼太は快く承諾して記憶を消されて転生先へと旅立ちミハエルとなる。
しかし神は転生先のステータスの平均設定を勘違いして気付いた時には100倍の設定になっていた。
さらにミハエルは〈光の加護〉を受けておりステータスが合わせて1000倍になりスキルも数と質がパワーアップしていたのだ。
これは神の手違いでミハエルがとてつもないステータスとスキルを提げて世の中の悪と理不尽と運命に立ち向かう物語である。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる