8 / 28
1章
⑧ドアと俺
しおりを挟む
「っ……」
目が覚めると俺は柔らかいベッドの上に寝かされていた。
顔だけを動かすと質素だが安くはない作りの天井が見える。隣にはもう一つベッドがあり、十分な広さのものが置かれていた。
きっとそれなりのグレードの部屋なんだろう。
体を起こそうと踏ん張ると、そこかしこの筋肉が悲鳴を上げた。かなりのダメージが体に溜まっているらしい。
苦労して上体を起こしたところで、どこかから勢いよく水の流れる音がしていることに気づく。
音は部屋の隅の扉からだ。
俺は寝ぼけた頭で立ち上がり、何も考えずにその扉を開けた。
「あ」
「あ?」
こういう綺麗な肌のことを、絹のようなとかいうのだろうか。濡れた銀髪が窓からの日差しを照り返していて、神々しさすら感じる。腕や足の細さに比べて主張激しい双丘は、そのアンバランスさゆえに目を惹いた。
そんな感想が頭から出てきてしまうくらい、俺は見惚れていたんだろう。
謝罪の言葉を口にする前に、俺はドアごと蹴り飛ばされた。
◇ ◇ ◇
・ ・
◇ ◇ ◇
「男に肝要なのは清潔感とデリカシーだと思うのよね」
タオルで髪の水気を取りながら、リアナは正座する俺の鼻先で足を組んだ。
人によってはご褒美になるのだろうが、この足はさっき大の男プラス木製のドアを蹴り飛ばした足だ。凶器以外なにものでもない。
「シャワーの音してるのに普通開ける?」
「注意力というか洞察力というか……なんだ。そういうのが吹っ飛んでたんだスミマセン」
言い訳しつつ、実際に裸をじっくり拝んでしまったのは事実なので素直に謝っておく。
しばらくの沈黙の後、どうやら誠実さが伝わったようだ。リアナは「はぁ」とため息をつくと表情を緩める。
「アンタどのくらい寝てたかわかる?」
「まったくわからん」
問われて首を横に振ると、リアナは指を二本立てた。
「二時間?」
「丸二日よ」
「そりゃ寝ぼけるよな」
「また蹴られたい? いいからシャワー浴びてきなさい」
そうして俺は着替えと一緒にシャワー室へと叩き込まれる。
蛇口を捻ると、魔術加工されているらしく温水が出た。
硬くなった体をほぐしながら考えに耽る。
どうやら魔装での戦闘の後、俺は爆睡していたらしい。
リアナが俺を背負って遺跡から町へ移動し、この宿に連れてきてくれたと想像すると情けない気持ちになる。
お姫様抱っこでもされていたらかなり恥ずかしい話だ。まぁ、もしかしたら片足を掴んで引きずるぐらいのことはするかもしれないが。
「結構、反動が大きかったわね」
シャワーの最中、扉越しにリアナが話しかけてきた。
「魔装に乗ったせいか?」
「そうね。動かすのに相当魔力を使うから。けど、原因はそこじゃないわ」
リアナは一呼吸おいて、言葉を繋げる。
「アタシと繋がってるせいよ」
「別に驚かないぞ」
「あら」
俺は体を拭く手を止めて、壁にかけられた鏡を覗き込んだ。
そこにはいつもと変わらない俺の顔がある。だが、その瞳だけは薄っすらと光を放っていることに気づいていた。
「平凡な人間だった俺が人間じゃあなくなってるみたいだからな」
「その言い方だとアタシが化け物みたいじゃない」
「実際、他の賢人と比べてもそうだろ?」
俺の答えにリアナがふっと笑うの響きが聞こえる。
そこに自嘲的なものを感じて、俺は思わず扉を開けた。
「リアナ」
扉近くの壁に寄りかかっていたリアナが目を丸くする。
「俺も一緒だぞ」
言うと、小さな口がぽかんと開かれた。瞬く目で長いまつげが大きく動く。
それからだんだんと表情が崩れていって――大笑いされた。
「な、なんだよ」
「あっはっは……! 見えそうで見えない格好でそんなこというもんだから笑っちゃったじゃない! ふっ……へへっ」
目に浮かんだ涙を拭きながらリアナの笑いは中々止まらない。
自分を見てみれば、たしかに短いタオルを腰に巻いただけの危うい恰好だった。慌ててシャワー室に引っ込み、新しい服に袖を通す。
「はぁ。笑わせてどうすんだよ俺は……」
せっかく良いこと言おうと思ったのだが、見切り発車で飛び出したものだから失敗してしまった。部屋に戻るとリアナはベッドに座っていた。
「ユーリと一緒ならいいかもしんないわね」
「ん?」
聖女は聖女らしからぬ歯を見せた、大きな笑顔を見せる。だが俺はその笑顔こそ、リアナらしい表情だと思った。
「化け物だったとしても、アンタと一緒なら」
俺もいいかもしれないと思ってるよ。
こんなお淑やかさ皆無な聖女に拾われて、心臓を半分こされたとしても。
目が覚めると俺は柔らかいベッドの上に寝かされていた。
顔だけを動かすと質素だが安くはない作りの天井が見える。隣にはもう一つベッドがあり、十分な広さのものが置かれていた。
きっとそれなりのグレードの部屋なんだろう。
体を起こそうと踏ん張ると、そこかしこの筋肉が悲鳴を上げた。かなりのダメージが体に溜まっているらしい。
苦労して上体を起こしたところで、どこかから勢いよく水の流れる音がしていることに気づく。
音は部屋の隅の扉からだ。
俺は寝ぼけた頭で立ち上がり、何も考えずにその扉を開けた。
「あ」
「あ?」
こういう綺麗な肌のことを、絹のようなとかいうのだろうか。濡れた銀髪が窓からの日差しを照り返していて、神々しさすら感じる。腕や足の細さに比べて主張激しい双丘は、そのアンバランスさゆえに目を惹いた。
そんな感想が頭から出てきてしまうくらい、俺は見惚れていたんだろう。
謝罪の言葉を口にする前に、俺はドアごと蹴り飛ばされた。
◇ ◇ ◇
・ ・
◇ ◇ ◇
「男に肝要なのは清潔感とデリカシーだと思うのよね」
タオルで髪の水気を取りながら、リアナは正座する俺の鼻先で足を組んだ。
人によってはご褒美になるのだろうが、この足はさっき大の男プラス木製のドアを蹴り飛ばした足だ。凶器以外なにものでもない。
「シャワーの音してるのに普通開ける?」
「注意力というか洞察力というか……なんだ。そういうのが吹っ飛んでたんだスミマセン」
言い訳しつつ、実際に裸をじっくり拝んでしまったのは事実なので素直に謝っておく。
しばらくの沈黙の後、どうやら誠実さが伝わったようだ。リアナは「はぁ」とため息をつくと表情を緩める。
「アンタどのくらい寝てたかわかる?」
「まったくわからん」
問われて首を横に振ると、リアナは指を二本立てた。
「二時間?」
「丸二日よ」
「そりゃ寝ぼけるよな」
「また蹴られたい? いいからシャワー浴びてきなさい」
そうして俺は着替えと一緒にシャワー室へと叩き込まれる。
蛇口を捻ると、魔術加工されているらしく温水が出た。
硬くなった体をほぐしながら考えに耽る。
どうやら魔装での戦闘の後、俺は爆睡していたらしい。
リアナが俺を背負って遺跡から町へ移動し、この宿に連れてきてくれたと想像すると情けない気持ちになる。
お姫様抱っこでもされていたらかなり恥ずかしい話だ。まぁ、もしかしたら片足を掴んで引きずるぐらいのことはするかもしれないが。
「結構、反動が大きかったわね」
シャワーの最中、扉越しにリアナが話しかけてきた。
「魔装に乗ったせいか?」
「そうね。動かすのに相当魔力を使うから。けど、原因はそこじゃないわ」
リアナは一呼吸おいて、言葉を繋げる。
「アタシと繋がってるせいよ」
「別に驚かないぞ」
「あら」
俺は体を拭く手を止めて、壁にかけられた鏡を覗き込んだ。
そこにはいつもと変わらない俺の顔がある。だが、その瞳だけは薄っすらと光を放っていることに気づいていた。
「平凡な人間だった俺が人間じゃあなくなってるみたいだからな」
「その言い方だとアタシが化け物みたいじゃない」
「実際、他の賢人と比べてもそうだろ?」
俺の答えにリアナがふっと笑うの響きが聞こえる。
そこに自嘲的なものを感じて、俺は思わず扉を開けた。
「リアナ」
扉近くの壁に寄りかかっていたリアナが目を丸くする。
「俺も一緒だぞ」
言うと、小さな口がぽかんと開かれた。瞬く目で長いまつげが大きく動く。
それからだんだんと表情が崩れていって――大笑いされた。
「な、なんだよ」
「あっはっは……! 見えそうで見えない格好でそんなこというもんだから笑っちゃったじゃない! ふっ……へへっ」
目に浮かんだ涙を拭きながらリアナの笑いは中々止まらない。
自分を見てみれば、たしかに短いタオルを腰に巻いただけの危うい恰好だった。慌ててシャワー室に引っ込み、新しい服に袖を通す。
「はぁ。笑わせてどうすんだよ俺は……」
せっかく良いこと言おうと思ったのだが、見切り発車で飛び出したものだから失敗してしまった。部屋に戻るとリアナはベッドに座っていた。
「ユーリと一緒ならいいかもしんないわね」
「ん?」
聖女は聖女らしからぬ歯を見せた、大きな笑顔を見せる。だが俺はその笑顔こそ、リアナらしい表情だと思った。
「化け物だったとしても、アンタと一緒なら」
俺もいいかもしれないと思ってるよ。
こんなお淑やかさ皆無な聖女に拾われて、心臓を半分こされたとしても。
0
あなたにおすすめの小説
身代わりで呪いの公爵に嫁ぎましたが、聖女の力で浄化したら離縁どころか国一番の溺愛妻になりました〜実家が泣きついてももう遅い〜
しょくぱん
恋愛
「お前のような無能は、死神の生贄にでもなっていろ」
魔力なしの無能と蔑まれ、家族に虐げられてきた伯爵令嬢レティシア。 彼女に命じられたのは、近づく者すべてを病ませるという『呪いの公爵』アレクシスへの身代わり結婚だった。
鉄格子の馬車で運ばれ、たどり着いたのは瘴気に満ちた死の城。 恐ろしい怪物のような男に殺される――。 そう覚悟していたレティシアだったが、目の前の光景に絶望よりも先に別の感情が湧き上がる。
(な、何これ……汚すぎるわ! 雑巾とブラシはどこ!?)
実は、彼女が「無能」と言われていたのは、その力が『洗浄』と『浄化』に特化した特殊な聖女の魔力だったから。
レティシアが掃除をすれば、呪いの瘴気は消え去り、枯れた大地には花が咲き、不気味だった公爵城はまたたく間にピカピカの聖域に塗り替えられていく。 さらには、呪いで苦しんでいたアレクシスの素顔は、見惚れるほどの美青年で――。
「レティシア、君は一体何者なんだ……? 体が、こんなに軽いのは初めてだ」
冷酷だったはずの公爵様から、まさかの執着と溺愛。 さらには、呪いが解けたことで領地は国一番の豊かさを取り戻していく。
一方で、レティシアを捨てた実家は、彼女の『浄化』を失ったことで災厄に見舞われ、今さら「戻ってきてくれ」と泣きついてくるが……。
「私は今、お城の掃除と旦那様のお世話で忙しいんです。お引き取りくださいませ」
これは、掃除を愛する薄幸令嬢が、その愛と魔力で死神公爵を救い、最高に幸せな居場所を手に入れるまでのお話。
異世界召喚されたけどスキルが地味だったので、現代知識とアイテムボックスで絶品料理を作ったら大商会になっちゃいました
黒崎隼人
ファンタジー
手違いで剣も魔法もない異世界に召喚された、しがない日本のサラリーマン、湊カイリ。
彼に与えられたのは、無限に物が入る【アイテムボックス】と、物の名前が分かる【鑑定】という、あまりにも地味な二つのスキルだけだった。
戦闘能力は皆無。途方に暮れるカイリだったが、異世界の食事が絶望的に不味いことを知り、大きなチャンスに気づく。
現代日本の「当たり前」の知識は、この世界ではとんでもない「宝」なのだと!
「醤油?味噌?そんなものがあれば、この世界の食文化はひっくり返るぞ!」
ひょんなことから出会った没落貴族の美少女・リリアナと共に、カイリは現代知識と地味スキルを駆使して屋台から商売をスタート。
絶品料理で人々の胃袋を掴み、さらには便利な生活用品を次々と発明していく。
伝説の神獣の幼体「フェン」やドワーフの鍛冶師など、頼れる仲間たちも加わり、彼らが立ち上げた「サンライズ商会」は瞬く間に大躍進!
迫り来る悪徳商会や腐敗した貴族の妨害も、現代のマーケティング術と知恵で痛快に打ち破る!
これは、平凡なサラリーマンが異世界の常識を覆し、食と生活に革命を起こして一代で大商会を築き上げる、痛快成り上がりファンタジー!
美味しい料理と、もふもふな相棒、そして仲間との絆。
人生、逆転できないことなんて何もない!
スキル『農業』はゴミだと追放されたが、実は植物の遺伝子を書き換える神スキル【神農】でした。荒野を楽園に変えて異世界万博を開催します!
黒崎隼人
ファンタジー
「そのスキル『農業』?剣も魔法も使えないクズはいらん、失せろ!」
勇者召喚に巻き込まれて異世界へ転生した植物オタクの青年カイルは、地味なスキルを理由に王都を追放され、死の荒野へと捨てられた。
しかし、誰も知らなかったのだ。
彼のスキルが、ただの農業ではなく、植物の遺伝子さえ書き換え、不毛の大地を瞬く間に聖域に変える神の力【神農】であることを。
荒野を一瞬で緑豊かな楽園に変えたカイルは、伝説の魔獣フェンリルを餌付けして相棒にし、傷ついた亡国の美姫ソフィアを助け出し、自由気ままなスローライフを開始する。
やがて彼が育てた作物は「エリクサーより効く」と評判になり、その噂を聞きつけた商人によって、彼の領地で世界規模の祭典――『異世界万博』が開催されることに!?
一方、カイルを追放した王国は深刻な食糧難に陥り、没落の一途をたどっていた。
「今さら戻れと言われても、この野菜は全部、俺とソフィアのとフェンのものですから」
最強の農民が送る、世界を揺るがす大逆転・万博ファンタジー、ここに開幕!
追放された無能鑑定士、実は世界最強の万物解析スキル持ち。パーティーと国が泣きついてももう遅い。辺境で美少女とスローライフ(?)を送る
夏見ナイ
ファンタジー
貴族の三男に転生したカイトは、【鑑定】スキルしか持てず家からも勇者パーティーからも無能扱いされ、ついには追放されてしまう。全てを失い辺境に流れ着いた彼だが、そこで自身のスキルが万物の情報を読み解く最強スキル【万物解析】だと覚醒する! 隠された才能を見抜いて助けた美少女エルフや獣人と共に、カイトは辺境の村を豊かにし、古代遺跡の謎を解き明かし、強力な魔物を従え、着実に力をつけていく。一方、カイトを切り捨てた元パーティーと王国は凋落の一途を辿り、彼の築いた豊かさに気づくが……もう遅い! 不遇から成り上がる、痛快な逆転劇と辺境スローライフ(?)が今、始まる!
無能スキル【模倣】で追放された俺、実は神々の力さえコピーできる【完全模倣・改】で世界を救うことになった件
黒崎隼人
ファンタジー
クラスごと異世界に勇者として召喚された高校生、佐藤拓海。
彼が授かったのは、他人のスキルを一度だけ劣化させて使うことしかできない【模倣】スキルだった。
「無能はいらない」――仲間からの無慈悲な言葉と共に、彼は魔物が蔓延る森へと追放される。
死の淵で彼が手にしたのは、絶望か、それとも希望か。
これは、外れスキルと呼ばれた【模倣】が、あらゆる理を喰らい尽くす【完全模倣・改】へと覚醒する瞬間から始まる、一人の少年の成り上がり英雄譚。
裏切ったクラスメイト、世界の欺瞞、そして神々が仕組んだ壮大なシステム。
全てに牙を剥き、信頼できる仲間と共に自らの手で望む世界を創り上げる!
絶望の底から始まる、爽快な逆転劇と壮大な世界の謎。
あなたの心を掴んで離さない、究極の異世界ファンタジー、堂々開幕!
大根令嬢の雑学無双、王弟殿下を添えて。~ 前世を思い出したので、許婚をほったらかして人助けしまくります!!
古森真朝
恋愛
気弱な伯爵令嬢のカレンは、自分勝手な婚約者レナートに振り回されていた。耐え続けていたある日、舞踏会で何者かに突き飛ばされ、階段から落ちてしまう。
その傷が元で儚く……なるかと思いきや。衝撃で前世を思い出したカレンは一転、かの『ド根性大根』みたいな超・ポジティブ人間になっていた。
『モラハラ婚約者の思惑なんぞ知るか!! 今度こそ好きなことやって、目いっぱい幸せに長生きするんだから!!!』
昔ひたすら読書に耽って身に着けた『雑学』を武器に、うっかり採れ過ぎた作物や、開墾しようとすると不幸に見舞われる土地、不治の病にかかった王族、等々の問題をどんどん解決。
領地の内外で心強い友人が出来たり、いつの間にかものすごく有名になっていたり、何かと協力してくれる王弟ヴィクトルから好意を寄せられたり(注:気付いてない)する中、温かい家族と共に仕事に励んでいく。
一方、前世から因縁のある人々もまた、こちらに転生していて――
老聖女の政略結婚
那珂田かな
ファンタジー
エルダリス前国王の長女として生まれ、半世紀ものあいだ「聖女」として太陽神ソレイユに仕えてきたセラ。
六十歳となり、ついに若き姪へと聖女の座を譲り、静かな余生を送るはずだった。
しかし式典後、甥である皇太子から持ち込まれたのは――二十歳の隣国王との政略結婚の話。
相手は内乱終結直後のカルディア王、エドモンド。王家の威信回復と政権安定のため、彼には強力な後ろ盾が必要だという。
子も産めない年齢の自分がなぜ王妃に? 迷いと不安、そして少しの笑いを胸に、セラは決断する。
穏やかな余生か、嵐の老後か――
四十歳差の政略婚から始まる、波乱の日々が幕を開ける。
タダ働きなので待遇改善を求めて抗議したら、精霊達から『破壊神』と怖れられています。
渡里あずま
ファンタジー
出来損ないの聖女・アガタ。
しかし、精霊の加護を持つ新たな聖女が現れて、王子から婚約破棄された時――彼女は、前世(現代)の記憶を取り戻した。
「それなら、今までの報酬を払って貰えますか?」
※※※
虐げられていた子が、モフモフしながらやりたいことを探す旅に出る話です。
※重複投稿作品※
表紙の使用画像は、AdobeStockのものです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる