刀一本で戦場を駆け巡る俺は無課金侍

tukumo

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命は惜しいものです

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 んんー♪いやあ稼いだ稼いだべ!
 結局、あの足軽さんたつも腹一杯心も満たしてまああと3日以内に故郷に帰れるだろうなあ


「もし…そこのお方…」

 はて?こんな山奥で老婆のような瓜が地面から生えて話し掛けてくるべな…

「ハハッ…そうですね正に地面からはえてる様にあたしは埋められましたから」

 こんな山奥で頭だけ出してどうしたべ追い剥ぎにでもあっただか?

「いんやあたしは口減らしでここに埋めて貰って餓死するまで仏様に拝んてたんですだよ、でもあんたみてぇな人が来るのは久しくてね」


 …そうか、邪魔した御詫びといっちゃあなんだがそこから出してあげようか?

「んにゃ…その御厚意にすがっちまったら孫の顔を見に村に戻っちまいそうでさあ。」

 ………なんであんたがわざわざ贄にならにゃいかんのだろうか


「仕方ないことなんだよあたしの村では昔っから貧しいくてなあ老いたらこうやって自ら山ん中で死を待つか若い衆に殺めて貰う選択しかないんですさあ。」


 そうか、だが此処でおらも見捨てたら夢見が悪いべ。どうだろうか婆さんおらの住まう領地で働いてみねえだか?
 衣食住が付いた職を丁度一つ紹介できんだけんど、、、



「あんたお人好しですねぇ一度は死んだ様なもんですもう村には戻れないし本当は死にたくないどうかこのおばばの最期を導いて貰えねぇですか」


 おう、交渉成立だべな!

 んじゃまずはそこから出よう、穴掘る道具はあるからな


「ありがとう…」 


 気にすんなあ、握り飯食うか?

「なにからなにまで申し訳ねぇ…」

 お互い様だべこの渡世は残酷だけんど鬼ばかりでもないべ


「ウゥッうまい‥うめえです!」

 ほれ水、ゆっくり食え喉に詰まるべ


 それから数日後… 


 ~とある町の旅館~


「あ!山本殿これまた凄い逸材を拾ってきてくださいましたなあ」

 婆さんはなんとかやれてるべ?

「もうこの宿では欠かせないになっておりやすよ!」


 そうかそうかどうか宜しく頼むべ!


「へい!むしろこちらがあのおばば様に助けて貰ってるのでねこれからどんどん宿を繁盛させて給金を多めに支払えるようにしますんで」




 婆さんは今何処に?

「へい、2階へ客間へお客人を案内してます。それが終われば休憩になりますので呼んでまいりましょうか?」


 いやいい、足腰にあまり負担かけ過ぎないように元気でと伝えておいてくれたら


「承知致しました」


 邪魔したべまたふらっと来る時は家族で泊まりにくるべ


「その時はおもてなしさせて貰います」



 生きてりゃ苦労がある分楽もある
 良かったな婆さん
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