3 / 16
第一章 クッキング無双への一歩
基礎は実践あるのみ
しおりを挟む
ギルドホールにFランク冒険者(仮)の新人達が集められた。
これから先輩冒険者方と帝都の外部、南の比較的に雑魚魔物しか生息しないナッタ草原で、冒険者のいろはを叩き込んで貰う。
‥ギルド所長の説明はざっくりとこんな感じだ
早速俺ら新米冒険者とEランク冒険者の先輩方3名と副所長のハッカクさんがナッタ草原へ向かう
~ナッタ草原~
「では‥新人冒険者の諸君、これから一日この草原で過ごして貰う。日中は魔物を倒し、夜に備え薪を集め、食糧調達やテントを張り。夜は夜襲に気をつけ、各自早朝まで生き延びられたならば今回の講習で、晴れてFランク冒険者として活動できる!」
講習という実践行動で学べて、各々に任せる形なのは、大変解りやすくてたすかった。
「また、万が一の場合‥この草原の魔物なら余裕で倒せるEランクの冒険者が巡回しているから、みんな安心して今回の講習に集中してくれ。では、以上だ。‥ちなみにスキルや魔法は習得すると勝手に使えるようになるから、レベルが上がって使えるなら使ってみるがよい。MP切れには気を付けるように~。」
「「「「はい!」」」」
Eランク冒険者の講習を受ける新人は俺を含めて4人、冒険者はパーティーを組む事も、ソロで活動も自由。
‥なるべく帝王さまにお会いできるよう、悪目立ちして勧誘が続いたら嫌なので暫く、ソロでバンバン魔物を狩ってレベルあげたいな‥なんて考えていたら、目の前にスライムが現れた。
初めての戦闘、取り敢えずマジックリングから細身の鉄剣を取り出した。
「セイッ!」おお、、、案外呆気なかったなあ
スライムを一撃で倒せた、核も破壊できたようだ。
魔物には、心臓のような動力部分として、核がからだの何処かに埋まっている。
それを壊せば消滅か、遺体のまま残り、アイテムや食糧や加工品として使われるのである。
冒険者は魔物の一部を回収し、ギルドにクエストクリアの報告をする。
目の前のスライムや、緑小鬼を無心で狩り続けていると、、
何やら魔力が集まってきた。これが、レベルが上がった証拠らしい‥
ちなみに、魔法は習得すると頭の中ではもう理解しているので、すきな時に放つ事ができる。
その仕組みは、詳しくは知らない。
「あ、ファイアーボールを習得できた」
これがあったらもう、火打石はMP切れ以外必要ないな‥火加減も、調整できれば調理も楽だな
「それにしても、ゴブリンの数多くない?」
さっきからやたらエンカウントするの、ゴブリンなんだ‥
経験値が高いから、美味しい戦闘なんだけれども‥錆びたナイフや、古びた弓を扱うゴブリンだけでなく、魔法帽子をかぶったゴブリンに、やたら大きくて筋肉質なゴブリン‥
まあ、全部倒せたから問題ないか。
戦闘をしながら薪を集め、食べられそうな物も採ってくる。
その度、マジックリングに収納すれば、身軽でサクサク探索できたので、妹には感謝しかない
最高のプレゼントを貰えて幸せ!
~昼頃~
取り敢えず集合地点に戻って昼飯の準備をする
薪を石ころで囲い、ファイアーボールで着火。持ってきた小釜で湯を沸かす。
その間に、先程近くの川原で採れたクイーン鯉の下味をつけておく。
(内臓や鱗は川の水で処理済み)
湯が沸けばマジックリングの空間から、マグカップを取り出し、茶葉を入れ、湯を注ぎ優雅なティータイム。
一服している間に下味をつけたクイーン鯉を、
拾った枝で突き刺し、じっくり焼く。
こんがり焼けたら青葉を皿にして、頬張る。
味付けは塩と、畑の一画で採れた香草とレモンは一切れ贅沢に絞りだした。
「上手い!」冒険者になっても何とかなりそうだなぁ、、、
※副所長ハッカク視点※
私は、今回の実践講習では戦闘料理人であるシモツキ君の観察も任されていた。
彼は元々冒険者だったかと思う程、野営の生活を黙々とこなしていた。
魔物も、実は最近ゴブリンファイターやマジックゴブリンの出現報告もあり、密かにDランクの冒険者に監視、討伐を依頼していたのだが‥どうやらこの辺りには出現してなさそうだ。
「副所長!報告です」
む、噂をすれば「ご苦労、倒してくれたのかね?此処等にはまだ出現してないからな。新人達に被害が出てなくて‥「討伐したのは、あの実践講習中のシモツキ殿です!」良かっえ、ええ!?」
「それが‥本人は全く気づいてない様子でしたがゴブリンファイター、マジックゴブリン他、アーチャーゴブリンと、次々と討伐しながら採集し、ヒスイ湖で釣りをしておりました」
「そうか‥結構近くまで魔物はいたのね。結果的には音沙汰なく解決できたことだし、、それにしても、彼の職業がレアだとはいえ冒険者としては今回が初めて、魔物すら討伐したのは初だろう?」
「はい、以前の鑑定書の記されていた通りでしたら彼は戦闘経験は皆無。調理の方は元々趣味だった模様で、調理スキルは結構な実力です」
「うーん、まあ夜営があるから‥引き続き散策しといてくれる?」
「はっ!」(隠密)スキルを使い、持ち場に戻ったDランク冒険者
副所長のハッカクは悩んだ
「後でレポートに纏めないと駄目っぽいな、めんどうくさいなあ‥」
最近、夜な夜なかみさんに内緒で毎日行っているパブに通えなくなることに‥
「副所長!大変だー!!」
Eランクの冒険者が走ってきた
「どうしたんだそんなに慌てて」
「俺らパーティーで新人の安全確保してる際、オークが3体此方に向かって来てるんだ!今俺らの仲間のふたりが、新人と共に此方に逃げている俺は先に伝言の為にスキル(ハヤブサ)で飛んできたんだ‥!」
オークが3体?
「副所長!そのオークは2体仕留めましたが、、仕留めそこねた一匹が、此方に向かってきております!」Dランクの冒険者が報告に来た
「ご苦労、後一体ならまあ私らで片付けられる‥いや、私達は手を出さないであの子に任せてみよう」
副所長ハッカクは、のほほんと昼食をとる俺に眼をやる
「正気ですか!?あいつはまだFランクで新人、しかも実戦講習中ですよ?」
Eランクの男が叫ぶ
「あ、キミは知らなかったけ?彼はね、職業が戦闘料理人で、今日の講習を観察していてもぶっちゃけ、、、此処等の魔物も隣国の魔物も余裕で倒せるくらい実力あるから大丈夫だ。」
「しかし‥ゴブリンファイターと比べるとオークはDランク冒険者の中でも苦戦しながら倒す魔物‥シモツキ殿の実力は確かですが、万が一は私が援護しても?」
Dランクの男は副所長に懇願する
「ああ勿論‥というか万が一、億が一になったら私も加勢するから。大丈夫だろうけどね!」
Eランクの男は告げる
「俺も此処で観察してもいいすか?仲間も、新人達も無事なようですし‥彼も期待のルーキーらしいし、俺も學べることがあるかもですし。」
「ああ勿論だ。よく見てなさい、、彼はね期待どおりの活躍をするさ!」
一方、俺は昼食を食べていると‥
けたたましい鳴き声と共に草むらからでっかい二足歩行の豚が現れた。
確か、あれはオーク‥市場の肉の価値は安い部位でも銀貨5枚懸かる。高級食材だ!狩らない訳にはいかない‥食卓が豪華になる、、明日の夕食はオーク肉のステーキ!
「よっしゃあ!新鮮な部位を頂くぞ!」
俺は、マジックリングから肉切り包丁を出した
倒したらそのまま解体するためだ。
「おらあ!血抜きして鮮度を保って俺と妹の糧となれぇ!!」
結果、オークはあっという間に倒されて枝肉から精肉にされ、マジックリングの中に収納された
俺は予期せぬ収穫にご機嫌だ、夜が更ける前に夕飯の支度をしなくちゃ。
さっき捌いたオーク肉と、畑で採れた野菜と、あとは‥この草原で狩れそうな兎や鳥も探してこよう。
※副所長ハッカク視点※
「えーーーーっ!まじか、副所長?戦闘料理人ってあんなに強いんですか?只の肉切り包丁を出したと思ったらそのまま解体しやがった‥」
「うん‥私も想定外の強さで驚いている。つーか彼、終始食材としか見ていなかったんだが」
「ええ‥実はスキル(投影)で先程の戦闘を録画したのですが、確かに終始どう調理しようだとか‥明日の夕食はステーキ!と、嬉々として解体作業に入ってます」
Dランクの男は隠密行動に長けたジョブである
盗賊の上位職忍びであるスキル(投影)で情報を記録し、魔力で紙に映像を写し出せる。
「え、今の(投影)してくれてたの?後でくれないかな。報告書と一緒に提出するから」
「御意」
「あのう‥僕にも貰えませんか?実は魔物の捌きかたパーティー全員苦手なので、教材として」
「教材‥それ使えそうだな、、この子にも上げてくれる?」
「畏まりました」
「やった!有り難うございます!」
ハッカクは思った、教材として売ればギルドの資金も潤うんじゃね?と
これから先輩冒険者方と帝都の外部、南の比較的に雑魚魔物しか生息しないナッタ草原で、冒険者のいろはを叩き込んで貰う。
‥ギルド所長の説明はざっくりとこんな感じだ
早速俺ら新米冒険者とEランク冒険者の先輩方3名と副所長のハッカクさんがナッタ草原へ向かう
~ナッタ草原~
「では‥新人冒険者の諸君、これから一日この草原で過ごして貰う。日中は魔物を倒し、夜に備え薪を集め、食糧調達やテントを張り。夜は夜襲に気をつけ、各自早朝まで生き延びられたならば今回の講習で、晴れてFランク冒険者として活動できる!」
講習という実践行動で学べて、各々に任せる形なのは、大変解りやすくてたすかった。
「また、万が一の場合‥この草原の魔物なら余裕で倒せるEランクの冒険者が巡回しているから、みんな安心して今回の講習に集中してくれ。では、以上だ。‥ちなみにスキルや魔法は習得すると勝手に使えるようになるから、レベルが上がって使えるなら使ってみるがよい。MP切れには気を付けるように~。」
「「「「はい!」」」」
Eランク冒険者の講習を受ける新人は俺を含めて4人、冒険者はパーティーを組む事も、ソロで活動も自由。
‥なるべく帝王さまにお会いできるよう、悪目立ちして勧誘が続いたら嫌なので暫く、ソロでバンバン魔物を狩ってレベルあげたいな‥なんて考えていたら、目の前にスライムが現れた。
初めての戦闘、取り敢えずマジックリングから細身の鉄剣を取り出した。
「セイッ!」おお、、、案外呆気なかったなあ
スライムを一撃で倒せた、核も破壊できたようだ。
魔物には、心臓のような動力部分として、核がからだの何処かに埋まっている。
それを壊せば消滅か、遺体のまま残り、アイテムや食糧や加工品として使われるのである。
冒険者は魔物の一部を回収し、ギルドにクエストクリアの報告をする。
目の前のスライムや、緑小鬼を無心で狩り続けていると、、
何やら魔力が集まってきた。これが、レベルが上がった証拠らしい‥
ちなみに、魔法は習得すると頭の中ではもう理解しているので、すきな時に放つ事ができる。
その仕組みは、詳しくは知らない。
「あ、ファイアーボールを習得できた」
これがあったらもう、火打石はMP切れ以外必要ないな‥火加減も、調整できれば調理も楽だな
「それにしても、ゴブリンの数多くない?」
さっきからやたらエンカウントするの、ゴブリンなんだ‥
経験値が高いから、美味しい戦闘なんだけれども‥錆びたナイフや、古びた弓を扱うゴブリンだけでなく、魔法帽子をかぶったゴブリンに、やたら大きくて筋肉質なゴブリン‥
まあ、全部倒せたから問題ないか。
戦闘をしながら薪を集め、食べられそうな物も採ってくる。
その度、マジックリングに収納すれば、身軽でサクサク探索できたので、妹には感謝しかない
最高のプレゼントを貰えて幸せ!
~昼頃~
取り敢えず集合地点に戻って昼飯の準備をする
薪を石ころで囲い、ファイアーボールで着火。持ってきた小釜で湯を沸かす。
その間に、先程近くの川原で採れたクイーン鯉の下味をつけておく。
(内臓や鱗は川の水で処理済み)
湯が沸けばマジックリングの空間から、マグカップを取り出し、茶葉を入れ、湯を注ぎ優雅なティータイム。
一服している間に下味をつけたクイーン鯉を、
拾った枝で突き刺し、じっくり焼く。
こんがり焼けたら青葉を皿にして、頬張る。
味付けは塩と、畑の一画で採れた香草とレモンは一切れ贅沢に絞りだした。
「上手い!」冒険者になっても何とかなりそうだなぁ、、、
※副所長ハッカク視点※
私は、今回の実践講習では戦闘料理人であるシモツキ君の観察も任されていた。
彼は元々冒険者だったかと思う程、野営の生活を黙々とこなしていた。
魔物も、実は最近ゴブリンファイターやマジックゴブリンの出現報告もあり、密かにDランクの冒険者に監視、討伐を依頼していたのだが‥どうやらこの辺りには出現してなさそうだ。
「副所長!報告です」
む、噂をすれば「ご苦労、倒してくれたのかね?此処等にはまだ出現してないからな。新人達に被害が出てなくて‥「討伐したのは、あの実践講習中のシモツキ殿です!」良かっえ、ええ!?」
「それが‥本人は全く気づいてない様子でしたがゴブリンファイター、マジックゴブリン他、アーチャーゴブリンと、次々と討伐しながら採集し、ヒスイ湖で釣りをしておりました」
「そうか‥結構近くまで魔物はいたのね。結果的には音沙汰なく解決できたことだし、、それにしても、彼の職業がレアだとはいえ冒険者としては今回が初めて、魔物すら討伐したのは初だろう?」
「はい、以前の鑑定書の記されていた通りでしたら彼は戦闘経験は皆無。調理の方は元々趣味だった模様で、調理スキルは結構な実力です」
「うーん、まあ夜営があるから‥引き続き散策しといてくれる?」
「はっ!」(隠密)スキルを使い、持ち場に戻ったDランク冒険者
副所長のハッカクは悩んだ
「後でレポートに纏めないと駄目っぽいな、めんどうくさいなあ‥」
最近、夜な夜なかみさんに内緒で毎日行っているパブに通えなくなることに‥
「副所長!大変だー!!」
Eランクの冒険者が走ってきた
「どうしたんだそんなに慌てて」
「俺らパーティーで新人の安全確保してる際、オークが3体此方に向かって来てるんだ!今俺らの仲間のふたりが、新人と共に此方に逃げている俺は先に伝言の為にスキル(ハヤブサ)で飛んできたんだ‥!」
オークが3体?
「副所長!そのオークは2体仕留めましたが、、仕留めそこねた一匹が、此方に向かってきております!」Dランクの冒険者が報告に来た
「ご苦労、後一体ならまあ私らで片付けられる‥いや、私達は手を出さないであの子に任せてみよう」
副所長ハッカクは、のほほんと昼食をとる俺に眼をやる
「正気ですか!?あいつはまだFランクで新人、しかも実戦講習中ですよ?」
Eランクの男が叫ぶ
「あ、キミは知らなかったけ?彼はね、職業が戦闘料理人で、今日の講習を観察していてもぶっちゃけ、、、此処等の魔物も隣国の魔物も余裕で倒せるくらい実力あるから大丈夫だ。」
「しかし‥ゴブリンファイターと比べるとオークはDランク冒険者の中でも苦戦しながら倒す魔物‥シモツキ殿の実力は確かですが、万が一は私が援護しても?」
Dランクの男は副所長に懇願する
「ああ勿論‥というか万が一、億が一になったら私も加勢するから。大丈夫だろうけどね!」
Eランクの男は告げる
「俺も此処で観察してもいいすか?仲間も、新人達も無事なようですし‥彼も期待のルーキーらしいし、俺も學べることがあるかもですし。」
「ああ勿論だ。よく見てなさい、、彼はね期待どおりの活躍をするさ!」
一方、俺は昼食を食べていると‥
けたたましい鳴き声と共に草むらからでっかい二足歩行の豚が現れた。
確か、あれはオーク‥市場の肉の価値は安い部位でも銀貨5枚懸かる。高級食材だ!狩らない訳にはいかない‥食卓が豪華になる、、明日の夕食はオーク肉のステーキ!
「よっしゃあ!新鮮な部位を頂くぞ!」
俺は、マジックリングから肉切り包丁を出した
倒したらそのまま解体するためだ。
「おらあ!血抜きして鮮度を保って俺と妹の糧となれぇ!!」
結果、オークはあっという間に倒されて枝肉から精肉にされ、マジックリングの中に収納された
俺は予期せぬ収穫にご機嫌だ、夜が更ける前に夕飯の支度をしなくちゃ。
さっき捌いたオーク肉と、畑で採れた野菜と、あとは‥この草原で狩れそうな兎や鳥も探してこよう。
※副所長ハッカク視点※
「えーーーーっ!まじか、副所長?戦闘料理人ってあんなに強いんですか?只の肉切り包丁を出したと思ったらそのまま解体しやがった‥」
「うん‥私も想定外の強さで驚いている。つーか彼、終始食材としか見ていなかったんだが」
「ええ‥実はスキル(投影)で先程の戦闘を録画したのですが、確かに終始どう調理しようだとか‥明日の夕食はステーキ!と、嬉々として解体作業に入ってます」
Dランクの男は隠密行動に長けたジョブである
盗賊の上位職忍びであるスキル(投影)で情報を記録し、魔力で紙に映像を写し出せる。
「え、今の(投影)してくれてたの?後でくれないかな。報告書と一緒に提出するから」
「御意」
「あのう‥僕にも貰えませんか?実は魔物の捌きかたパーティー全員苦手なので、教材として」
「教材‥それ使えそうだな、、この子にも上げてくれる?」
「畏まりました」
「やった!有り難うございます!」
ハッカクは思った、教材として売ればギルドの資金も潤うんじゃね?と
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
敗戦国の姫は、敵国将軍に掠奪される
clayclay
恋愛
架空の国アルバ国は、ブリタニア国に侵略され、国は壊滅状態となる。
状況を打破するため、アルバ国王は娘のソフィアに、ブリタニア国使者への「接待」を命じたが……。
冤罪で辺境に幽閉された第4王子
satomi
ファンタジー
主人公・アンドリュート=ラルラは冤罪で辺境に幽閉されることになったわけだが…。
「辺境に幽閉とは、辺境で生きている人間を何だと思っているんだ!辺境は不要な人間を送る場所じゃない!」と、辺境伯は怒っているし当然のことだろう。元から辺境で暮している方々は決して不要な方ではないし、‘辺境に幽閉’というのはなんとも辺境に暮らしている方々にしてみれば、喧嘩売ってんの?となる。
辺境伯の娘さんと婚約という話だから辺境伯の主人公へのあたりも結構なものだけど、娘さんは美人だから万事OK。
幼女はリペア(修復魔法)で無双……しない
しろこねこ
ファンタジー
田舎の小さな村・セデル村に生まれた貧乏貴族のリナ5歳はある日魔法にめざめる。それは貧乏村にとって最強の魔法、リペア、修復の魔法だった。ちょっと説明がつかないでたらめチートな魔法でリナは覇王を目指……さない。だって平凡が1番だもん。騙され上手な父ヘンリーと脳筋な兄カイル、スーパー執事のゴフじいさんと乙女なおかんマール婆さんとの平和で凹凸な日々の話。
復讐のための五つの方法
炭田おと
恋愛
皇后として皇帝カエキリウスのもとに嫁いだイネスは、カエキリウスに愛人ルジェナがいることを知った。皇宮ではルジェナが権威を誇示していて、イネスは肩身が狭い思いをすることになる。
それでも耐えていたイネスだったが、父親に反逆の罪を着せられ、家族も、彼女自身も、処断されることが決まった。
グレゴリウス卿の手を借りて、一人生き残ったイネスは復讐を誓う。
72話で完結です。
置き去りにされた転生シンママはご落胤を秘かに育てるも、モトサヤはご容赦のほどを
青の雀
恋愛
シンママから玉の輿婚へ
学生時代から付き合っていた王太子のレオンハルト・バルセロナ殿下に、ある日突然、旅先で置き去りにされてしまう。
お忍び旅行で来ていたので、誰も二人の居場所を知らなく、両親のどちらかが亡くなった時にしか発動しないはずの「血の呪縛」魔法を使われた。
お腹には、殿下との子供を宿しているというのに、政略結婚をするため、バレンシア・セレナーデ公爵令嬢が邪魔になったという理由だけで、あっけなく捨てられてしまったのだ。
レオンハルトは当初、バレンシアを置き去りにする意図はなく、すぐに戻ってくるつもりでいた。
でも、王都に戻ったレオンハルトは、そのまま結婚式を挙げさせられることになる。
お相手は隣国の王女アレキサンドラ。
アレキサンドラとレオンハルトは、形式の上だけの夫婦となるが、レオンハルトには心の妻であるバレンシアがいるので、指1本アレキサンドラに触れることはない。
バレンシアガ置き去りにされて、2年が経った頃、白い結婚に不満をあらわにしたアレキサンドラは、ついに、バレンシアとその王子の存在に気付き、ご落胤である王子を手に入れようと画策するが、どれも失敗に終わってしまう。
バレンシアは、前世、京都の餅菓子屋の一人娘として、シンママをしながら子供を育てた経験があり、今世もパティシエとしての腕を生かし、パンに製菓を売り歩く行商になり、王子を育てていく。
せっかくなので、家庭でできる餅菓子レシピを載せることにしました
処刑された勇者は二度目の人生で復讐を選ぶ
シロタカズキ
ファンタジー
──勇者は、すべてを裏切られ、処刑された。
だが、彼の魂は復讐の炎と共に蘇る──。
かつて魔王を討ち、人類を救った勇者 レオン・アルヴァレス。
だが、彼を待っていたのは称賛ではなく、 王族・貴族・元仲間たちによる裏切りと処刑だった。
「力が強すぎる」という理由で異端者として断罪され、広場で公開処刑されるレオン。
国民は歓喜し、王は満足げに笑い、かつての仲間たちは目を背ける。
そして、勇者は 死んだ。
──はずだった。
十年後。
王国は繁栄の影で腐敗し、裏切り者たちは安穏とした日々を送っていた。
しかし、そんな彼らの前に死んだはずの勇者が現れる。
「よくもまあ、のうのうと生きていられたものだな」
これは、英雄ではなくなった男の復讐譚。
彼を裏切った王族、貴族、そしてかつての仲間たちを絶望の淵に叩き落とすための第二の人生が、いま始まる──。
次期国王様の寵愛を受けるいじめられっこの私と没落していくいじめっこの貴族令嬢
さくら
恋愛
名門公爵家の娘・レティシアは、幼い頃から“地味で鈍くさい”と同級生たちに嘲られ、社交界では笑い者にされてきた。中でも、侯爵令嬢セリーヌによる陰湿ないじめは日常茶飯事。誰も彼女を助けず、婚約の話も破談となり、レティシアは「無能な令嬢」として居場所を失っていく。
しかし、そんな彼女に運命の転機が訪れた。
王立学園での舞踏会の夜、次期国王アレクシス殿下が突然、レティシアの手を取り――「君が、私の隣にふさわしい」と告げたのだ。
戸惑う彼女をよそに、殿下は一途な想いを示し続け、やがてレティシアは“王妃教育”を受けながら、自らの力で未来を切り開いていく。いじめられっこだった少女は、人々の声に耳を傾け、改革を導く“知恵ある王妃”へと成長していくのだった。
一方、他人を見下し続けてきたセリーヌは、過去の行いが明るみに出て家の地位を失い、婚約者にも見放されて没落していく――。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる