社会では変人な俺は仙人見習い

tukumo

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暗雲

最後の抵抗

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それは突然おとずれた
巫女さんの治療をする事48日目が過ぎて日付が変わる頃拘束を無理やり引きちぎって大量生産で使用する大きなすり鉢棒を持ち、襲いかかってきた

たまたま俺は分厚い木製の書物を持っていた為、
一撃は防いだがその一撃が重い、、、

振りかぶった次の追撃で俺は死を覚悟する

「ととと、、おい八仙詰めが甘い文字通り氣を張れ!」間一髪、師父に助けられた

「すみません師父一発目は防げたのですが心から慌ててしまい‥」

師父は巫女さんを拘束し札を貼り
仙桃の木で作られた剣を手にして名一杯仙氣を取り憑かれた彼女に注ぐつんざく悲鳴を挙げながらもがき苦しんでいる

四十九日で完治すると師父からは伝えられていた
日付が変わり今日は四十九日目

仙薬で内側から外側からも免疫抗体を造りだし、
今、師父の手製の神聖な仙桃の木で作られた剣は最高クラスの宝貝である

氣を名一杯流し込みながらでてきた憑き物は師父の宝貝で一閃の袈裟斬りにより消滅

「ふう、久々に8割ほど氣を出した流石に憑かれた」

「ともあれこれで巫女さんの目覚めを待つだけですねぇこれで祓ったあの憑き物に罵詈雑言を吠えられなくなって何よりですね!‥なんて言ったら大変なことになるから言わないでおこう」


(師父お疲れ様です)


「‥八仙、声に出した言葉と心の声が逆のようだが本音を正直に言ってくれて正直に感謝しよう」

「師父?これはですね‥」

必死に誤魔化そうとするが時既におすし、遅し

「氣を張り続ける修行を私が許すまで表で座禅組んでしてこい」

「‥はい」

結果、巫女さんは無事だし暫く師父に修行つけて貰えるから無問題!



一週間後「あの‥師父、場所を移動するとはききましたがここで座禅ですか?」

左右正面は断崖絶壁、背後にはここに向かう道中があるがその座禅するここはいつ崩れてもおかしくないものすごい先端部分

「嗚呼、また一週間後に迎えに来るそれまで無心になれ」

、、、動揺したら崩れて死ぬかもしれない

恐怖は有るものの半ば眠りについた状態で取り組んだらなんとかなった

なんとかなるものなのである、、、

無事修行を終えたが足腰が震えている
「‥もう一週間やるか?」

「!?む、武者震いですよ」


八仙は暫く師父に酒の献上を一升上乗せの刑に処された

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