気紛れで助けた女性が積極的に迫ってくるから怖い

tukumo

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6周目

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「…で、あの仙骨役立ってませんよあなたの部下の道具チート過ぎやしません?」

「面目ないよもやこれ程迄とは私は人間を侮っていたようです」


 バレンタインの日、異物混入のチョコレートを食べずなあなあと過ごして3日後、サクッと刺されてしまいこれより6回目の死に戻りへ向かう前に死神の吉凶さんと問答中


「ぶっちゃけもう転生したいんですけど女運なかったねくらいで許しますんで地獄でも天国へでも送って貰えませんか」


 ぶっちゃけこのままループするならさっさと逝った方がよくね?


「いやそうしたいのは山々なのですがワタクシの給金に響くといいますか…」


「はあ?あんた等の不始末で俺時戻りバイツァダストさせられてるんですが!?」


「まあまあ落ち着いて取り敢えず寿命を向かえるまで貴方を正式にお迎えできないのはご承知願いますが何とか部下の後始末と道具回収はしないといけません」


 またあの狂った女の居る世界で生きろと?そんなの…そんなの…俺は拳を強く握り今すぐ吐き捨ててたい怒りを抑えるが限界だ


「…俺が自ら死んだらどうなるんです」

「ッ!いけませんいけませんよ!それをされたらペナルティで私…いえ、、貴方はあの狂女の手中に永遠に収まってしまいますよ!!」


 吉凶さん何処までも自分優先かよまあ死神だって仕事だもんなそれにしても永遠に彼女の掌か


「永遠?」

「そうです文字通り永遠に彼女と生きなくてはなりません」


 ゾワッとした久しい恐怖を覚えた
 そう山の中で鹿が人の腐肉を食べていたあの光景のように


「じゃあどうすりゃあいいんすかマジで」


「取り敢えず仙骨は引き続き持ち歩いて頂いて手っ取り早いのは部下の道具の破壊、ですが…」


 やはり破壊かあ…これから後何週するかわからないけれどもう壊すのを目的に動いてみるか


「俺、もう疲れたのでその時を巻き戻す道具を破壊するまで死に戻りします」


「…いいんですか?廃人になる可能性も高いですが」


 俺は深く固く頷いてみせる


「もうこうなりゃあヤケですよ俺の平和な人生の為にも!」



「お痛わしや…ワタクシもなるべくサポートはいたしますのでどうか御武運を」


 こうして時間が巻き戻される人生6周目を迎えた。



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