邪仙人の再開拓

tukumo

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プロローグ 混沌

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 人間は食い扶持だの土地の領有権だの兎に角種を広げ安寧を願い争い次の時代へ繋げていった

 それがふと下界を見下ろせば人間は

 性の多様化ジェンダーレスに環境保護やら動物愛護とやらで菜食主義者とやらで各地で暴動を起こすようになった

 裏では相変わらず騒ぎを利用する狡い奴もおったがそれから幾年たつとなんと世界の番なる全生き物の♂が死滅してしまったではないか


 これはまずいと我等神々は一応建て直せるよう一部の人の娘に更に知恵を授けた


 __それがまずかった、儂らの授けた知恵は全世界の♂の再構築で決して個人の理想像なる♂を創造するために授けたわけではない



 ~最高神の間~


「それでどうする儂、もう世界滅ぼしちゃおうか」



「ゼウス様!そうやってすぐ全てを破壊して解決してはなりませんよ!」



 最高神ゼウスと世界各地の名高い神々は話し合う



「そうねぇ~そもそも一目惚れしてほいほいと追加で知恵を授けた旦那あなた様もどうかと思いますよ?まさかイタシテマセンヨネ?」



「__っ!やだなぁ儂は頼まれたら断れない質なだけであの娘とは最後までしとらんよ~」



「最後まで_へー?」


 最高神ゼウスの妻である女神ヘラは静かにだが確実に怒っていた。



「「「(またか…)」」」



 この夫婦神は昔から地上でやらかす
 ある時のゼウスは動物に化けてとある国の王妃とアハン
 そして、ある時は下界に見目麗しい男性になり誰彼構わずアハン


 そんな旦那ゼウスの不貞行為を妻たるヘラが見逃すわけなく嫉妬の渦に飲まれながらその地国もろとも血祭りにあげた。


 まあそれでもゼウスの子たる半神は数柱天に召し抱えられているため多少の不貞は許されるのかは不明である。





「あの、私から発言しても宜しいでしょうか」



「おお、すまない天照よ今回世界の神々が集ったのはここにおるアマテラスが主神に東国の島は八百万の神々を支持しておる_発言権を許す」




「ありがとうございますそれでは日ノ本より参りましたアマテラスです隣のものは弟のツクヨミ、夜を司る神です二柱で今回この宮殿へ。」


 この世界では神々の信仰も存在も極端に危うかった特にこんなの祀る意味ある?みたいなものにも宿るのが八百万が住まう日ノ本ジャパン等今や神でなく忘れ去られて荒神、邪神、付喪神と堕神や妖怪が勢力を増しているからだ。




「この世界があまりにも人の…片割れ女人の暴走により我等の國も混沌となりかつて天と地を分けた意味を失ってしまったのです。」

 アマテラスはかつて天と地でこの世を分割した曖昧な生と死も分けた

「…闇夜いや昼夜問わず我欲が渦巻いておとなしくしていたものもそろそろ押さえ込む事にも限界が」

 ツクヨミは常世の管理もしていた母であるイザナミ、そして兄であるスサノオノの牽制と労い



「「そろそろ常世の統制も難しくなります」」



 常世とは彼の世、地獄に天国、仙境等の理想郷のあるもうひとつの世界。


 いくら彼の世が広くとも現世へ送らねばならないが最近ゼウスの授けた知恵を悪用して生まれた理想の子都合のいい番が大量に生まれてはすぐ逝く為彼の世もこの世もパンク状態。


 一部は否応なしに世界の地獄や何もない簡易的な境地へ送ったりもしたがある世界がでもう埋まりそうなのである。



「もう滅ぼさぬか?我らエジプトの裁判式でも裁ききれぬ癪だが地獄ツアトに問答無用で堕としても仕事が廻らん」


 エジプト彼の世のラーは目の隈をほぐしながら愚痴る


「…EU地獄もあの、堕天して天界をかき乱そうと画策しておりましたがもうそんなに魂欲しくないですしあのすんません」


 地獄の堕天子魔王ルシファーも半泣きである



「ふーむどうするか」


 ここに集うかつては敵対していた一部魔王や邪神も頭を悩ませていた。




「あのアマテラス様にツクヨミ様我々鄷都や仙境の導士や仙人から聞いたのですが…お宅の國にかつて全世界を揺るがす者がいたとか」


 昔、西暦20XX年一人の邪仙人とその仲間達が時を渡る薬を精製し、時空間をねじ曲げた事案があった



「ああ…あの者達は独自に空間を編み出して仙境を創って住み着いておりますね」


「御姉様、あの者達であればもしや?」


 道教の教えを持ち皇帝の座から今や鄷都で亡者を裁く為政者はすがる


「お願いいたしますっ!彼等は恐らくこの世界を変える鍵となりえます」



「……」


「なんじゃ?よくわからんがアマテラスちゃんとツクヨミ君の所にはなにやら凄い者がおるのか!?」


 最高神ゼウスはもしかしていける?世界を変えられるのかと若干wktkしている。


 しかし、アマテラスは悩んだ


「…姉様、御気持ちは多いに存じ上げられますが今はもはや彼等に頼むべきかと」



 ツクヨミはの事は理解していた
 神無月で散々暴れまわって粗相した不届きものではあるが彼等は腐っても仙人。
 それに時の神クロノスを激怒させた挙げ句完全消滅させられそうなところを自らの機転と行動で丸く治める力がある故に、事の顛末を安心できる確証があることを


「では一番で危機的状況でも逆転勝ちする一人の邪仙人に頼みましょう」



「ねえ様!流石の判断にございます!!」



「…あーあのときはその我等の國の者が粗相をしたが頼む」




「「「「!?」」」」



 鄷都の為政者は苦笑い



「まあ彼奴が適任だな」


「クロノス殿!」


 時空間の狭間からひょいっと顔を表した時の神
 そもそも日ノ本の神ではないが件の時を渡る薬を精製した時にこの神、時の神の逆鱗に触れる。


 が、なんやかんや和解している。



「んっん…ゼウス殿、此方がこの世界を変える鍵となりえる者です。」


 遣いの下神が資料を渡す



「ふむふむ…ほう、____よし、早速召喚せよ山村八仙を!」




「「「「はっ!」」」」



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