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いざ、初デート4
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本を選び終え外に出ると、陽はすっかり沈んでいた。
濃紺の闇の中にオレンジ色の街灯がぽつぽつと浮かび上がっている。
何の変哲もない夜の光景だが特別に思えるのは、隣にルネがいるからだろう。
二人は今、王城から少し離れた位置にある繁華街へと向かっている。
ルネが今日のお礼に夕食をご馳走したいと申し出たからだ。
単なる義理だったとしても、ルネから誘ってもらうのは初めてのことだ。
アダンは図書館入り口の段差で転びそうになるほど浮足立っていた。
食事代を出してもらうのは気が引けたが、アダンの分も本を借りる代わりに食事を奢るというギブアンドテイクの方が気楽だろうし、今後も気兼ねなく声を掛けてもらえそうだと思い、厚意に与ることにした。
「ご馳走すると言ったものの、店をどうしようか……」
「俺もそれほど詳しくはないですけど……団長は食べたい料理とかありますか?」
「アダンの好きなものでいいよ」
本当にデートをしているかのような会話に、思わず頬が緩んでしまう。
きっと今の自分は、誰から見てもだらしない顔をしているのだろう。
「じゃあ、俺は団長が食べたい物が食べたいです」
「え?」
「俺、団長ともっと仲良くなりたいんです。だから、団長の食べたい物を知りたい。それが俺の希望です」
少々直接的すぎただろうか。
だが、鈍いルネにはこれくらいでも足りないくらいだと思い直し、アダンは口を結んでルネの返事を待った。
「乾杯!」
ビールが並々と注がれたグラスを軽くぶつけ合ってから、アダンは酒を喉へと流し込んだ。
隣に座るルネは、行儀よく両手でグラスを持っているものの飲み方は豪快だ。
ルネが希望したのは、アダンがイメージしていた貴族御用達のレストランではなく、いわゆる大衆酒場だった。
食べたいものは特にないが酒場の雰囲気を味わってみたいと言われ、アダンは何度か行ったことのある酒場へとルネを案内した。
人口の多い城下には多くの酒場が存在している。
一口に酒場といっても、貴族御用達の高級酒場から泥酔客が暴れる荒っぽい酒場まで、店の質によって客層は大きく異なる。
アダンが王城から距離のあるこの店を選んだのは、値段が手ごろな割に客層が良いからだがが、非番の騎士団員と出会してデートの邪魔されたくないという魂胆もあった。
食べ物はゆっくり選びたいだろうと先に酒を注文したのだが、ルネのグラスはもう半分以上減っている。
酔わせるつもりはないが、もしルネが自ら酔い潰れてしまったら――瞬間的に沸き起った下心を振り切るように、アダンは頭を大きく左右に振った。
「えっと、食べ物はどうします? メニューは壁の黒板に書いてあります」
「へえ、面白い」
貴族が利用するレストランではシェフが決めたコース料理が出てくることがほとんどのため、好きなものを選べるのがルネには新鮮に映ったようだ。
カウンター席が六つ、テーブル席が三つというこぢんまりとした店内には、アダンたちの他に客は三人ほどしかいない。
男らは時折ルネにチラチラと視線を送っているものの、アダンと目が合うと気まずそうに顔を逸らしてしまうあたり、質の悪い客ではなさそうだ。
見知った顔もおらず、とりあえず店選びは成功と言っていいだろう。
料理をいくつか注文してから、アダンは向かいに座るルネの瞳をじっと覗き込んだ。
「ずっと気になってたんですけど……団長が休日に城から出ないのは、何か理由があるんですか?」
前団長が休日に酒場を渡り歩いていたことを思うと、城内に留まらなければならない規定はないはずだ。
図書館や酒場といった興味を引くものがあるにもかかわらず、半年以上も外出を控えていたのには何か深い事情があるに違いない、と思っていたのだが。
「ああ、ジュストが一人で出歩くなって言うから」
「え!?」
平然と言ってのけたルネに、アダンは思わず短い声を上げた。
無防備すぎるルネを一人で外出させたくない気持ちは、非常によく分かる。
だが、ジュストにルネの行動を縛る権利などないはずだ。
堂々と束縛めいた発言をするジュストにも、当たり前のように従っているルネにも、驚きと反発を隠せなかった。
「い、いくら幼馴染とはいえ、行動を制限されるのって息苦しくはないですか? その、副団長を責めているわけではないんですけど……」
「うーん……俺のために忠告してくれてるのは分かってるから、嫌だと思ったことはないかな」
「でも……」
ジュストが一方的にルネに強い感情を向けている印象が強かったが、行動を制限されることを苦と思わないほどにはルネもジュストを思っている。
まるでアダンに入り込む余地はないと言われているような心地がして、どうにもしがたい不満と不安が胸に込み上がる。
だが、本人が許容している以上、アダンの勝手な不満をぶつけることはできない。
そんな感情が顔に出てしまっていたのだろう、ルネは腕を伸ばしてアダンの頭を撫でた。
「同意できない時はちゃんと断ってるよ。今日のことも強く反対されたけど、アダンとの約束を優先したいから承服しなかった」
髪を撫でるルネ手付きは幼子を慰める母のように優しい。
恐らくルネは、アダンがルネのために憤っているとでも思っているのだろう。
「……副団長、怒ってませんでした?」
ルネに触れられて醜い感情が薄まってきたアダンと入れ替わるように、今度はルネが僅かに顔を曇らせた。
「怒ってたけど、駄目だの一点張りで押し通そうとするから仕方がない。俺には言えない事情があるのかもしれないけど、それじゃあ承服できるものも承服できない」
ジュストがルネへの恋情を隠している限り、度を越えた忠告の理由を明かすことはできないはずだ。
ルネと肉体関係を持ったアダンと出掛けるのは許容し難い行為であるのに、強く否定することしかできないのは、さぞもどかしかったに違いない。
一方で、そんな事情を知らないルネからすれば、言われないと分からないと思うのも至極当然だ。
ジュストの苦悩は決して他人事ではないが、アダンが寄り添うべきは当然ルネの方だ。
「団長が俺のことを考えてくれただけで、すごく嬉しいです。けど、俺が誘ったせいで副団長と言い争いになってしまって、すみません……」
濃紺の闇の中にオレンジ色の街灯がぽつぽつと浮かび上がっている。
何の変哲もない夜の光景だが特別に思えるのは、隣にルネがいるからだろう。
二人は今、王城から少し離れた位置にある繁華街へと向かっている。
ルネが今日のお礼に夕食をご馳走したいと申し出たからだ。
単なる義理だったとしても、ルネから誘ってもらうのは初めてのことだ。
アダンは図書館入り口の段差で転びそうになるほど浮足立っていた。
食事代を出してもらうのは気が引けたが、アダンの分も本を借りる代わりに食事を奢るというギブアンドテイクの方が気楽だろうし、今後も気兼ねなく声を掛けてもらえそうだと思い、厚意に与ることにした。
「ご馳走すると言ったものの、店をどうしようか……」
「俺もそれほど詳しくはないですけど……団長は食べたい料理とかありますか?」
「アダンの好きなものでいいよ」
本当にデートをしているかのような会話に、思わず頬が緩んでしまう。
きっと今の自分は、誰から見てもだらしない顔をしているのだろう。
「じゃあ、俺は団長が食べたい物が食べたいです」
「え?」
「俺、団長ともっと仲良くなりたいんです。だから、団長の食べたい物を知りたい。それが俺の希望です」
少々直接的すぎただろうか。
だが、鈍いルネにはこれくらいでも足りないくらいだと思い直し、アダンは口を結んでルネの返事を待った。
「乾杯!」
ビールが並々と注がれたグラスを軽くぶつけ合ってから、アダンは酒を喉へと流し込んだ。
隣に座るルネは、行儀よく両手でグラスを持っているものの飲み方は豪快だ。
ルネが希望したのは、アダンがイメージしていた貴族御用達のレストランではなく、いわゆる大衆酒場だった。
食べたいものは特にないが酒場の雰囲気を味わってみたいと言われ、アダンは何度か行ったことのある酒場へとルネを案内した。
人口の多い城下には多くの酒場が存在している。
一口に酒場といっても、貴族御用達の高級酒場から泥酔客が暴れる荒っぽい酒場まで、店の質によって客層は大きく異なる。
アダンが王城から距離のあるこの店を選んだのは、値段が手ごろな割に客層が良いからだがが、非番の騎士団員と出会してデートの邪魔されたくないという魂胆もあった。
食べ物はゆっくり選びたいだろうと先に酒を注文したのだが、ルネのグラスはもう半分以上減っている。
酔わせるつもりはないが、もしルネが自ら酔い潰れてしまったら――瞬間的に沸き起った下心を振り切るように、アダンは頭を大きく左右に振った。
「えっと、食べ物はどうします? メニューは壁の黒板に書いてあります」
「へえ、面白い」
貴族が利用するレストランではシェフが決めたコース料理が出てくることがほとんどのため、好きなものを選べるのがルネには新鮮に映ったようだ。
カウンター席が六つ、テーブル席が三つというこぢんまりとした店内には、アダンたちの他に客は三人ほどしかいない。
男らは時折ルネにチラチラと視線を送っているものの、アダンと目が合うと気まずそうに顔を逸らしてしまうあたり、質の悪い客ではなさそうだ。
見知った顔もおらず、とりあえず店選びは成功と言っていいだろう。
料理をいくつか注文してから、アダンは向かいに座るルネの瞳をじっと覗き込んだ。
「ずっと気になってたんですけど……団長が休日に城から出ないのは、何か理由があるんですか?」
前団長が休日に酒場を渡り歩いていたことを思うと、城内に留まらなければならない規定はないはずだ。
図書館や酒場といった興味を引くものがあるにもかかわらず、半年以上も外出を控えていたのには何か深い事情があるに違いない、と思っていたのだが。
「ああ、ジュストが一人で出歩くなって言うから」
「え!?」
平然と言ってのけたルネに、アダンは思わず短い声を上げた。
無防備すぎるルネを一人で外出させたくない気持ちは、非常によく分かる。
だが、ジュストにルネの行動を縛る権利などないはずだ。
堂々と束縛めいた発言をするジュストにも、当たり前のように従っているルネにも、驚きと反発を隠せなかった。
「い、いくら幼馴染とはいえ、行動を制限されるのって息苦しくはないですか? その、副団長を責めているわけではないんですけど……」
「うーん……俺のために忠告してくれてるのは分かってるから、嫌だと思ったことはないかな」
「でも……」
ジュストが一方的にルネに強い感情を向けている印象が強かったが、行動を制限されることを苦と思わないほどにはルネもジュストを思っている。
まるでアダンに入り込む余地はないと言われているような心地がして、どうにもしがたい不満と不安が胸に込み上がる。
だが、本人が許容している以上、アダンの勝手な不満をぶつけることはできない。
そんな感情が顔に出てしまっていたのだろう、ルネは腕を伸ばしてアダンの頭を撫でた。
「同意できない時はちゃんと断ってるよ。今日のことも強く反対されたけど、アダンとの約束を優先したいから承服しなかった」
髪を撫でるルネ手付きは幼子を慰める母のように優しい。
恐らくルネは、アダンがルネのために憤っているとでも思っているのだろう。
「……副団長、怒ってませんでした?」
ルネに触れられて醜い感情が薄まってきたアダンと入れ替わるように、今度はルネが僅かに顔を曇らせた。
「怒ってたけど、駄目だの一点張りで押し通そうとするから仕方がない。俺には言えない事情があるのかもしれないけど、それじゃあ承服できるものも承服できない」
ジュストがルネへの恋情を隠している限り、度を越えた忠告の理由を明かすことはできないはずだ。
ルネと肉体関係を持ったアダンと出掛けるのは許容し難い行為であるのに、強く否定することしかできないのは、さぞもどかしかったに違いない。
一方で、そんな事情を知らないルネからすれば、言われないと分からないと思うのも至極当然だ。
ジュストの苦悩は決して他人事ではないが、アダンが寄り添うべきは当然ルネの方だ。
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