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~ 絶望の村 ~
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僕らが山を歩いて一日が立つ
想像以上に僕は疲れていた。みんな泣き言ひとつ言わない、やはりみんなたくましい人達であるのは間違いなかった。
さすがに太一さん達もこういう経験がたくさんあるんだろう、自分との体力の違いに驚いた。
もちろん、僕には初めての経験だ。
やっぱりみんなすごい。
もうダメですと言おうとした時、道来さんが言った「ここらで、休憩にするか」
僕はすぐさま地面に倒れるように座り込む
あーさすがに疲れた。
空を見上げると青空が、んっ?水の流れる音がする。
「そこの下に川が流れてるんっすよ、水くみに行けやすよ」
僕は少し休憩した後、水を飲みに向かう。
今ここは山奥、こんな所で迷って一人になったら大変だなぁ、などと思いながら下におりて行った。
僕は急に疲労から、意識を一瞬失い転がり落ちてしまいそうに、あっ、やばい、身体が思うように動かない。
下の石に頭を打ちそうになった瞬間、誰かが僕の身体を止めてくれた。
「あっ、すいません」
「大丈夫ですか?」
その声は女性
僕はすぐさま顔を見上げた
年は15.6才だろうか?
とても、可愛らしい女性だ。
「この辺りの人ですか?」女性が言った
「いえ、僕は山をこえてる最中でして」
「そうですか、本当は私の村で介抱してあげたいんですが、危ないから来ちゃ駄目です」
「えっ、近くに村が?」
「はいっ、これ」
女性は食べ物をくれた。
その微笑んだ顔がとても可愛らしく、僕の頬は赤くなった様な気がした。
「文太の兄貴 大丈夫ですかー」
太一さんの声
女性は逃げようとした
「待って大丈夫、優しい人だから」
女性は少し困った顔をして、立ちどまる。
「あら、こりゃまたベッピンさん、文太の兄貴も罪におけないっすね、しかし驚いた、こんな所に人がいるとは」
「私はこれで」
「待って、近くに集落でもあるのかい?」
女性は少し黙り 頷く
「良かったら、俺たちを休ませてくれないか?礼はする」
「ダメです、今、私の村はとても危ないから」
それを聞いて太一は笑った。
「ははははっ、山賊にでも狙われてるのかい?良いだろう これも何かの縁、この太一様がただで助けてやろう」
女性は一瞬本当に嬉しそうな顔を浮かべ、そして涙を流した。
「本当? 救ってくれるの?」
僕は嬉しかった、実は僕もお礼がしたかったから「この太一さんは強いんです、簡単に助けてくれますよ。大丈夫もう心配いらないです」
女性は泣いた 人目をはばからず泣いた
よっぽど辛かったんだろう。
そして涙を拭ったあとつぶやく
「とっても、嬉しかったです、でもこの話は忘れてください、私の嘘ですから」
「えっ?」
「実は村は今、活気がなく、食料も何もないんです、だから来ても休めません、すみません」
そう言って女性は去ろうとした。
「待ちな、この男太一 そんな嘘が分からないと思うかい、なにか隠してるな 俺には頼れないってか?」
確かに僕は今しがた、食べ物をもらったばかり、それにあの涙は・・・
「前に同じようなことがあったんです。心優しい方が助けてくれると。その時、その人達は殺されました、そして頼んだ村びとも殺されたんです」
「私は殺されても構わない 。それに・・・ でもあなた達は死んじゃいけない そうでしょう」
太一の誇りに火をつけたようだった
「案内しな、その村に かたつけてやる」
それを聞いて女性の瞳から、また涙が流れ落ちた。
「わかりました」
「太一さん、僕二人を呼んできます」
真堂丸と道来さんも合流し、僕達四人は案内されその村へ
その村を見た僕の感想、そこは死人の村だった、村人達に生きてる生気はなく、まさに死人。
村の長らしい男が近寄ってきた。
「かよ、 何だこいつらは?」
「村を救ってくれるって」
事情を知らない道来さんは、キョトンとしてた 「どういうことだ?」
「これは俺が、かたをつけやすから心配なく」と太一は言って事情を話さない。
長老は僕らを見つめ、溜息をつき
「こんな小童達に何が出来るのか」と吐き捨て、すぐに背を向け去って行った。
女性が「すみません」
「これ食べてください」
自分の食料であろう何日か分の食料を僕らにくれた
「君のは、ないんじゃないの?」
「私には、もう必要ないですから」
「あと」そこからは小声で僕だけに聴こえる様に言った
「さっきの話は忘れてください、本当に嬉しかったです、これ食べて村をすぐに出てください」
「そんな」
僕らは遠慮しながらも、せっかくもらった食料を食べ始めた。
何人もの村人が僕らをチラチラ見ている
そしてボソボソ
太一が立ち上がり叫んだ「何か言いたいことがあるならハッキリ言いやがれ」
村人達は黙り込むと、またしばらくしてコソコソ話はじめる
「けっ、いけすかねえ連中だ」太一は座りこんだ。
すると先ほどの村長が再び近づいて来る
「その食料はな、その娘 かよの最後の食事だったんだぞ、何日も食べずにせめて最後の旅立ちの日は豪勢にと」
「最後?」
「お前らは食うだけ食って逃げるんだろう?」
「なんだと貴様、この太一様が助けてやると言ってるだろう」
「何か事情があるようだな、太一、俺もこの娘の恩に報い、 手を貸してやる」
「道来さん」
長老はつづけた
「その娘はな明日 殺されるんじゃ」
「何だって?」
「この村は毎週 一人、奴らに食料として人間を差し出さねばならんのだ」
「奴ら?」
太一は立ち上がり叫んだ「どこのどいつだか知らんが、俺とこの道来さんが助けると言ってんだもう安心だ」
「貴様らに何ができるというのだ、妖魔師と剛大を、お前らごときにやれるって言うのか」長老は声を荒げ叫ぶ
それをきいた太一は唖然としていた
「嘘だろ・・・」
道来までも黙り込んでしまった
「妖魔師と剛大?」
「口先ばかりの奴らが、はよ帰れ、持てぬ希望を持たせやがって」
周りの村人からは文句が飛びかった
「強いんですか?」僕は二人に聞く
「驚いたよ、そんな奴らがこの村を」道来がつぶやく
「私たちもこういう商売をしてる、暗黙の了解みたいなのがあるんだ、それは手を出しちゃならない程の実力の存在がいるってことだ」
太一が続けた「こないだの狼泊なら、まだあっしらも手を出せるんじゃないかくらいの名前だった、それであの有様
しかし、今回の奴らは 何度名前をきいてきたか・・・手を出せる域の相手じゃねえ」
「そんな?じゃあ、あの娘は」
太一は下を向いた。
「あの娘は殺されるしかないんですか?助けられないんですか?」
僕は太一さんと道来さんに懇願するような気持ちだった。
二人は下をうつむく
その反応を見て、僕は本当にどうにも出来ない相手なんだということを実感した。
絶望に包まれた
村人だけじゃなく
僕も
道来さんも 太一さんも
太一は座り込み、娘の前に頭をつけた
「すまん なにもしてやれねぇ、約束も守ってやれねえ 救ってやれねえ、俺にどうにか出来る相手じゃなかった」
太一は泣きながら土下座をした。
娘はそんな太一の肩を優しく叩き、首を横に振った
「ありがとう」
こんな優しい娘が殺されるのを黙って見てるしか出来ない
何も出来ない 嘘だよね・・・
村の空気は絶望という名のどす黒い闇に包まれている様だった。
全ての灯が消え、あとは黙ってこの重苦しい闇の中に身を潜め、ただただ娘が殺されに行くのを見送るしかなかった。
この村の人間は、みんな昼間ですらも
ここに居るんだ この闇の中で暮らしているんだ……
僕は知らず知らず涙がこぼれた
真っ黒だ 何も見えない
どうすることも出来ない
苦しい
一瞬呼吸の仕方すら忘れてしまった
前も、後ろも、右も左も、分からない こんなことって
娘はさっきもこの闇の中にいたんだ。
ここにいて、僕らに優しくしてくれ気遣ってくれていたんだ。
僕は娘の、強さ、優しさに、突然触れてしまい 涙が頬を伝う。
悔しい もどかしい、僕の心には怒りが込み上げていた。何も出来ない
村全体が真っ暗闇の絶望に包まれていた
だが、その時だった 誰もが予測していなかった、まさかの事が起こったのだ。
刀が抜かれ
それは天に突き出された
「俺の名は真堂丸 この村に力をかすことをここに宣言する、奴らは俺が倒す」
真堂丸? 僕は意外な彼の行動に驚きを隠せなかった、と同時に嬉しくて涙がこぼれた
そう真堂丸なら
「あっ、 あっ あっ兄貴~」太一は叫んだ
村人達はざわめきはじめる
「真堂丸」 「あの真堂丸か?本当か」
そう、その名はこんな山奥の村にも響き渡っていたのだ
それは絶望に包まれていた村に一筋の光が射し込んだ瞬間だった
ざわめく村は絶望の色から一瞬で希望の色へと変わっていった
なんという力
そう、あきらめるにはまだはやかった
ここに真堂丸が居たのだ
真堂丸が居たのだ
村に確かな希望が、今まさに射し込んだ瞬間
想像以上に僕は疲れていた。みんな泣き言ひとつ言わない、やはりみんなたくましい人達であるのは間違いなかった。
さすがに太一さん達もこういう経験がたくさんあるんだろう、自分との体力の違いに驚いた。
もちろん、僕には初めての経験だ。
やっぱりみんなすごい。
もうダメですと言おうとした時、道来さんが言った「ここらで、休憩にするか」
僕はすぐさま地面に倒れるように座り込む
あーさすがに疲れた。
空を見上げると青空が、んっ?水の流れる音がする。
「そこの下に川が流れてるんっすよ、水くみに行けやすよ」
僕は少し休憩した後、水を飲みに向かう。
今ここは山奥、こんな所で迷って一人になったら大変だなぁ、などと思いながら下におりて行った。
僕は急に疲労から、意識を一瞬失い転がり落ちてしまいそうに、あっ、やばい、身体が思うように動かない。
下の石に頭を打ちそうになった瞬間、誰かが僕の身体を止めてくれた。
「あっ、すいません」
「大丈夫ですか?」
その声は女性
僕はすぐさま顔を見上げた
年は15.6才だろうか?
とても、可愛らしい女性だ。
「この辺りの人ですか?」女性が言った
「いえ、僕は山をこえてる最中でして」
「そうですか、本当は私の村で介抱してあげたいんですが、危ないから来ちゃ駄目です」
「えっ、近くに村が?」
「はいっ、これ」
女性は食べ物をくれた。
その微笑んだ顔がとても可愛らしく、僕の頬は赤くなった様な気がした。
「文太の兄貴 大丈夫ですかー」
太一さんの声
女性は逃げようとした
「待って大丈夫、優しい人だから」
女性は少し困った顔をして、立ちどまる。
「あら、こりゃまたベッピンさん、文太の兄貴も罪におけないっすね、しかし驚いた、こんな所に人がいるとは」
「私はこれで」
「待って、近くに集落でもあるのかい?」
女性は少し黙り 頷く
「良かったら、俺たちを休ませてくれないか?礼はする」
「ダメです、今、私の村はとても危ないから」
それを聞いて太一は笑った。
「ははははっ、山賊にでも狙われてるのかい?良いだろう これも何かの縁、この太一様がただで助けてやろう」
女性は一瞬本当に嬉しそうな顔を浮かべ、そして涙を流した。
「本当? 救ってくれるの?」
僕は嬉しかった、実は僕もお礼がしたかったから「この太一さんは強いんです、簡単に助けてくれますよ。大丈夫もう心配いらないです」
女性は泣いた 人目をはばからず泣いた
よっぽど辛かったんだろう。
そして涙を拭ったあとつぶやく
「とっても、嬉しかったです、でもこの話は忘れてください、私の嘘ですから」
「えっ?」
「実は村は今、活気がなく、食料も何もないんです、だから来ても休めません、すみません」
そう言って女性は去ろうとした。
「待ちな、この男太一 そんな嘘が分からないと思うかい、なにか隠してるな 俺には頼れないってか?」
確かに僕は今しがた、食べ物をもらったばかり、それにあの涙は・・・
「前に同じようなことがあったんです。心優しい方が助けてくれると。その時、その人達は殺されました、そして頼んだ村びとも殺されたんです」
「私は殺されても構わない 。それに・・・ でもあなた達は死んじゃいけない そうでしょう」
太一の誇りに火をつけたようだった
「案内しな、その村に かたつけてやる」
それを聞いて女性の瞳から、また涙が流れ落ちた。
「わかりました」
「太一さん、僕二人を呼んできます」
真堂丸と道来さんも合流し、僕達四人は案内されその村へ
その村を見た僕の感想、そこは死人の村だった、村人達に生きてる生気はなく、まさに死人。
村の長らしい男が近寄ってきた。
「かよ、 何だこいつらは?」
「村を救ってくれるって」
事情を知らない道来さんは、キョトンとしてた 「どういうことだ?」
「これは俺が、かたをつけやすから心配なく」と太一は言って事情を話さない。
長老は僕らを見つめ、溜息をつき
「こんな小童達に何が出来るのか」と吐き捨て、すぐに背を向け去って行った。
女性が「すみません」
「これ食べてください」
自分の食料であろう何日か分の食料を僕らにくれた
「君のは、ないんじゃないの?」
「私には、もう必要ないですから」
「あと」そこからは小声で僕だけに聴こえる様に言った
「さっきの話は忘れてください、本当に嬉しかったです、これ食べて村をすぐに出てください」
「そんな」
僕らは遠慮しながらも、せっかくもらった食料を食べ始めた。
何人もの村人が僕らをチラチラ見ている
そしてボソボソ
太一が立ち上がり叫んだ「何か言いたいことがあるならハッキリ言いやがれ」
村人達は黙り込むと、またしばらくしてコソコソ話はじめる
「けっ、いけすかねえ連中だ」太一は座りこんだ。
すると先ほどの村長が再び近づいて来る
「その食料はな、その娘 かよの最後の食事だったんだぞ、何日も食べずにせめて最後の旅立ちの日は豪勢にと」
「最後?」
「お前らは食うだけ食って逃げるんだろう?」
「なんだと貴様、この太一様が助けてやると言ってるだろう」
「何か事情があるようだな、太一、俺もこの娘の恩に報い、 手を貸してやる」
「道来さん」
長老はつづけた
「その娘はな明日 殺されるんじゃ」
「何だって?」
「この村は毎週 一人、奴らに食料として人間を差し出さねばならんのだ」
「奴ら?」
太一は立ち上がり叫んだ「どこのどいつだか知らんが、俺とこの道来さんが助けると言ってんだもう安心だ」
「貴様らに何ができるというのだ、妖魔師と剛大を、お前らごときにやれるって言うのか」長老は声を荒げ叫ぶ
それをきいた太一は唖然としていた
「嘘だろ・・・」
道来までも黙り込んでしまった
「妖魔師と剛大?」
「口先ばかりの奴らが、はよ帰れ、持てぬ希望を持たせやがって」
周りの村人からは文句が飛びかった
「強いんですか?」僕は二人に聞く
「驚いたよ、そんな奴らがこの村を」道来がつぶやく
「私たちもこういう商売をしてる、暗黙の了解みたいなのがあるんだ、それは手を出しちゃならない程の実力の存在がいるってことだ」
太一が続けた「こないだの狼泊なら、まだあっしらも手を出せるんじゃないかくらいの名前だった、それであの有様
しかし、今回の奴らは 何度名前をきいてきたか・・・手を出せる域の相手じゃねえ」
「そんな?じゃあ、あの娘は」
太一は下を向いた。
「あの娘は殺されるしかないんですか?助けられないんですか?」
僕は太一さんと道来さんに懇願するような気持ちだった。
二人は下をうつむく
その反応を見て、僕は本当にどうにも出来ない相手なんだということを実感した。
絶望に包まれた
村人だけじゃなく
僕も
道来さんも 太一さんも
太一は座り込み、娘の前に頭をつけた
「すまん なにもしてやれねぇ、約束も守ってやれねえ 救ってやれねえ、俺にどうにか出来る相手じゃなかった」
太一は泣きながら土下座をした。
娘はそんな太一の肩を優しく叩き、首を横に振った
「ありがとう」
こんな優しい娘が殺されるのを黙って見てるしか出来ない
何も出来ない 嘘だよね・・・
村の空気は絶望という名のどす黒い闇に包まれている様だった。
全ての灯が消え、あとは黙ってこの重苦しい闇の中に身を潜め、ただただ娘が殺されに行くのを見送るしかなかった。
この村の人間は、みんな昼間ですらも
ここに居るんだ この闇の中で暮らしているんだ……
僕は知らず知らず涙がこぼれた
真っ黒だ 何も見えない
どうすることも出来ない
苦しい
一瞬呼吸の仕方すら忘れてしまった
前も、後ろも、右も左も、分からない こんなことって
娘はさっきもこの闇の中にいたんだ。
ここにいて、僕らに優しくしてくれ気遣ってくれていたんだ。
僕は娘の、強さ、優しさに、突然触れてしまい 涙が頬を伝う。
悔しい もどかしい、僕の心には怒りが込み上げていた。何も出来ない
村全体が真っ暗闇の絶望に包まれていた
だが、その時だった 誰もが予測していなかった、まさかの事が起こったのだ。
刀が抜かれ
それは天に突き出された
「俺の名は真堂丸 この村に力をかすことをここに宣言する、奴らは俺が倒す」
真堂丸? 僕は意外な彼の行動に驚きを隠せなかった、と同時に嬉しくて涙がこぼれた
そう真堂丸なら
「あっ、 あっ あっ兄貴~」太一は叫んだ
村人達はざわめきはじめる
「真堂丸」 「あの真堂丸か?本当か」
そう、その名はこんな山奥の村にも響き渡っていたのだ
それは絶望に包まれていた村に一筋の光が射し込んだ瞬間だった
ざわめく村は絶望の色から一瞬で希望の色へと変わっていった
なんという力
そう、あきらめるにはまだはやかった
ここに真堂丸が居たのだ
真堂丸が居たのだ
村に確かな希望が、今まさに射し込んだ瞬間
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