冬馬君の秋と冬

だかずお

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『燃えるスー』

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「レムリアの人ですよぉ~」
ニタアァアァアアアア~~多網が追っかけてくる(まだやっとんのか~)みんなゲラゲラ大笑いの謎な遊びが旅行先で開発された日であった。

「冬なのに暑いや」冬馬君はゴクゴク水を飲み始め

「あーレムリア鬼ごっこ面白かった」きみ子も床に座り満足気に笑っている。

すると多網が「朝風呂行っとく?」

「むきょおおお~~~」

多網天才「それ最高だね」大喜が飛び跳ね、一斉に露天風呂に走り出す子供達。
旅先そして冬の露天風呂やはりたまらん。

ザブゥ~~ン
「かは~ったまらん」

肌に触れる冷たい空気これは冷たい程、肌身に沁みる、そして湯に浸かっている温かい身体、この寒さと温かさのバランスがたまらんのじゃ~い、子供達は歌い出す。

「いっい湯だなぁ~あはは、いい湯だなぁ~あはは」すると「ババンババンバンバン」と多網

「バビバノノン」きみ子が続く。朝から露天風呂に浸かり本当に最高の気分、みんなご機嫌である。

「森を眺めながら朝から湯に浸かるのたまりません
なぁ~」大喜がそう言った瞬間、ガラガラ、リビングの窓が開き、中からスーが現れる。

「昨日の夜のお返し」と言っては、オレンジジュースを持ってきてくれたのだ。

「スー最高ありがとう~」これは至福の瞬間である。
ごきゆっ、ごキュッ、ごキュッ ごくっ

森の景色を眺めながら、お風呂に浸かり、ジュースを飲む。
「かはーったまらん」毎日こんな生活をしたい、一生遊んでいたい、そんな事を思う冬馬君であった。

「あーあ明日帰るのか~、まだまだ居たいね」

「本当、なんだかあっと言う間、冬休みも、もう終わっちゃうね」きみ子のそんな言葉に小さなため息ひとつ、冬馬君。

あ~、あのみんなが泊まりに来た冬休みの初めに戻りたい。
本当に楽しい日々だった。少し学校の始まりを意識してしまう冬馬君であった。

その後、サーとスーも露天風呂に浸かり、いざ再び外の観光スポットに向かい出す。

ブゥゥーン

車の中「今から向かう場所はこの辺りで有名な公園らしいよ」サーが言う。
お風呂に浸かったおかげでみんなの身体はポカポカなのだ。
広い公園には立派な木々が並び、大きな池があった。

「のどかな公園だね~」

「うん奇麗だ」

その時、大喜が「あっサツキさん」
その声に心臓が張り裂けそうになったのは恋する男スーでる。

「あっ本当だ」
きみ子のこの言葉に男は本当にサツキさんが居ると確信する。
こんなところでまた会えるなんて、これって運命?まさか赤い糸で結ばれている?
だけど、こんな時間にこんな場所に居るなんて、まさかデートじゃ?
男はドキドキ、チラチラ何度も何度も隠れ見ている、1分間に42回は見ただろう(見すぎじゃい)
この時、男はこんな事を思ったと言われる、あっ僕恋してると(気づくの遅い)そして祈った、頼む、デートであるなと。
今男がやって来たらスーは木っ端微塵に吹き飛ぶだろう(おいっ)。

「サツキ~」ギロリ、すぐに言葉のする方に目をやるスー。ハヒュッ、やって来たのは
















なんと











まさかの








宇宙人





だったらウケた








やって来たのは








まさかの








女性


やった~スーは飛び跳ねちゃった(随分引っ張ったな)

「スー今だ告白しちゃいなよ」きみ子がこれはチャンスとスーの背中を押す。
「告白なんてそんな、良いよ、気づかなかったふりして行こう」

「スーせっかくだし挨拶だけでもしてきたら?もう二度と会えないかもよ」ズギャアアアンッ サーの言葉が胸を貫く(なんちゅう効果音、一体どんな貫き方したんじゃ?)

「えっ、でも挨拶って、結婚して下さいって?」皆はずっこけた、とばしすぎじゃ。
「あっ、行っちゃうよ」冬馬君がその言葉を発した時、男はすでに走っていた「サツキさん」

「あっ、どっ、どっ、どもこんにちは」

速えっ~すげー積極性、いつもと違う、これは本気だ。
スー頑張れ!!皆に緊張が走る。

「あっ、どっども昨日はあっ、あり、蟻、ありがとうございました」緊張しまくりのスー。

「あっ、スーさんでしたよね?」

スーは天に昇天した。
僕の名前を覚えてくれてたあああっ、サツキ様がああっ、僕の名前なんかを。
「他の皆さんは今日は一緒じゃないんですか?」
スーが指を指し「あそこに居ますよ」
みんなも手を振っている。
「みなさんは、いつまでこちらにいらっしゃるんですか?」
ああ、一言一言サツキさんの変わる表情にドキドキしてしまう、サツキさん、あなたは可愛いすぎる。女神だ、天使だ、神様だ。
あまりの美しさに照れて目は合わせられなかった。
「明日帰ります」スーは、はにかんだ。

「そうなんですか、良かったら今夜もお店遊びに来てください」
ドヒュ~~ン スーは再び天に舞う、また今夜もサツキさんに会える夢見たいだ、すぐに確認開始「みんな今夜もサツキさんの働くお店行く?」
「行きたーい」スーの言葉に叫んで返事する子供達。

「でっ、では、行かせていただきます」

「本当ですか?嬉しいです」

ズギャアアアンッ 

サツキさんが嬉しい、そんな、そんな言葉を聞けた僕はもっとうれぴ~、スーはそんな事を想いワロタそうである。
と言う事で一同は今夜もお店に行く事になったのだ。スーは心の中何度もガッツポーズを決めていた。

観光を終え、公園を出る時の車の中、スーのアゲアゲは半端なかった。あーっ、なんか僕って本当運が良い。
ちあわせ~。ひっじょ~にわかり易い男、その名もスー。

「ねぇ駅近くのデパート行こうよ」冬馬君と大喜が言うと、きみ子がハッとする「スー、サツキさんに会う前にお洒落した方が良いんじゃない」

「おっ、お洒落?」

「せっかくのチャンス、サツキさんにアピールしなきゃ」
お洒落なんてそんな、生まれてこの方意識したこと無い。
すると多網が「コーディネート自信ある」(多網よ君は常に真っ黒の服来てるだけやんけ~)

「お洒落なら女子の私に任せんしゃい」(きみ子は豚の顔がどアップにのるトレーナーを着ている)ちなみに可愛い豚の絵などではない、リアルな豚の顔写真である、更に言うと漢字で豚と書いてある。(すげ~服じゃ)

「よしっ、みんなよろしく」

ブゥゥーン

車は駅近のデパートに到着。
コーディネーターきみちゃんの技が炸裂する。
十分後スーは着替えて試着室のカーテンを開く
「みんな、このファッションどうかな?」カラフルなガラシャツ、両膝に豚の顔の刺繍が入ったジーパン(どんなジーパンや)ちなみにガラシャツの背中にはドアップの豚のケツ、更によく見るとガラシャツには細かく豚、豚、豚と書かれてあったそうな。
サーはギョッとした、最近の子は豚をファッションに取り入れるのが通なのか(通って、それにこれはきみ子だけだろう、多分)
ちなみに余談だが著者は以前、黒人の女性で大きく熊とかかれたティ~シャツを着てる女性を見かけた事がある。
日本人の私を見かけると「これどう言う意味?」と聞かれた。
「動物の熊」と教えると彼女は道端で叫んだオーノー(実話である)

スーが言う「これはちょっと僕には派手すぎるかな」

「でも、それ着たらサツキさん、豚の事ツッコんでくれるんじゃないの」(豚の事ツッコまれてもこまる)と、サーのその言葉に男は購入決定。

豚まみれのニューファッションに変身、名付けて、スーの豚みぞれ煮込み。
シャキ~ンッ 男は多網の案により五百円のグラサンも購入
決まった!!生まれ変わった、こうなると性格まで変わりだす。
「今日は決めるぜ!アイムピッグスー」(どんな名前じゃ)
こうしてピッグスーとその仲間達は一旦お店が開くまで泊まってる場所に戻る事に。

「何時に行こうか?」冬馬君が聞く

「大体19時くらいかね」サーが言う。
現在ピッグスーの様子はと言うと、ガチガチに緊張していた。さっきまでの威勢は何処へやら?「やっぱやめようか?変だよね何回も店に行くって?」現実に呼び戻されたようだ。
「今更何言ってんの、もしかしたら付き合えるかもしれないんだよ」大喜のその言葉にピッグスーは興奮する。
えっ、僕がサツキさんと?想像するだけで男の胸は高まり、洋服に描かれる豚はブヒブヒ言い始めた(なんぢゃ)
しかし、もしサツキさんと付き合える事になったら僕は幸せすぎてどうなってしまうか想像つかない。(モノホンの豚になるだろう)
ああ、サツキさんは神様の様だ、サツキさんがこの世に居るだけで僕はハッピー、男は祈った。頼む我が恋よ今度こそ成就してくれ。
緊張と得体の知れないため息は止まなかった。
そして時間が来る。

「さて、みんな行こうか」サーのその言葉に失禁しかけるピッグスー。

よしいざ出発~~

今夜ピッグスーが爆発する!!


ブヒブヒ~ッ



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