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本編
勇 [ロニー]
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ロニーは、目を覚ました。
朝日が窓から、差し込む…、わけもない。
ここは、ミラー村。「晴れ」という言葉を知らない人も居る村だ。ロニーは、この村唯一の騎士だ。
ロニーは、ベッドから降りて、隣の馬小屋へ歩いた。
「ローマン、調子はどうだ?」
「ヒヒーン」
ローマンは、「調子いい!」と答えるように、嬉しそうに鳴いた。
「今日も宜しくな」
ロニーは、そう言い、ローマンにまたがった。
「ヒヒヒーン!」
ローマンは、馬小屋を出て、村の売店を目指した。
「パカラッ、パカラッ、パカラッ」
好調に足音を鳴らしながら、走った。「今日は、なんか、寒いな」
ロニーは、呟いた。
道ばたにある、草木を避け、ゴミを飛び越え、走り、売店に着いた…が。
「ん?今日は、休みか?そういえば、ここに向かう途中、人に会わなかったな…。なぜだ?」
ロニーは、そう言い、何気なく空を見上げた。
「…!」
ロニーは、見てしまった。タブードラゴンを。
「タブー…ドラゴン!」
ロニーは、絶句したした。
「ヒヒーン!」
ローマンがいきなり暴れだした。
「ローマン!どうした?…うっ!」
ロニーは、振り落とされた。
「ヒヒーン!ヒヒーン!グルルル…」
ローマンは、呻いている。
「ローマン!」
よく見ると、いつの間にかローマンの漆黒の毛は、濁った、白になっていた。
そして、ローマンは、倒れた。
「ロー…マン?」
ロニーは、冷静に語りかけた。ローマンは、後ろ足でロニーを蹴り倒した。
「ローマン…。全てタブードラゴンのせいだ」
ロニーは、悔し涙を流し、ゆっくりと村を出ていった。
朝日が窓から、差し込む…、わけもない。
ここは、ミラー村。「晴れ」という言葉を知らない人も居る村だ。ロニーは、この村唯一の騎士だ。
ロニーは、ベッドから降りて、隣の馬小屋へ歩いた。
「ローマン、調子はどうだ?」
「ヒヒーン」
ローマンは、「調子いい!」と答えるように、嬉しそうに鳴いた。
「今日も宜しくな」
ロニーは、そう言い、ローマンにまたがった。
「ヒヒヒーン!」
ローマンは、馬小屋を出て、村の売店を目指した。
「パカラッ、パカラッ、パカラッ」
好調に足音を鳴らしながら、走った。「今日は、なんか、寒いな」
ロニーは、呟いた。
道ばたにある、草木を避け、ゴミを飛び越え、走り、売店に着いた…が。
「ん?今日は、休みか?そういえば、ここに向かう途中、人に会わなかったな…。なぜだ?」
ロニーは、そう言い、何気なく空を見上げた。
「…!」
ロニーは、見てしまった。タブードラゴンを。
「タブー…ドラゴン!」
ロニーは、絶句したした。
「ヒヒーン!」
ローマンがいきなり暴れだした。
「ローマン!どうした?…うっ!」
ロニーは、振り落とされた。
「ヒヒーン!ヒヒーン!グルルル…」
ローマンは、呻いている。
「ローマン!」
よく見ると、いつの間にかローマンの漆黒の毛は、濁った、白になっていた。
そして、ローマンは、倒れた。
「ロー…マン?」
ロニーは、冷静に語りかけた。ローマンは、後ろ足でロニーを蹴り倒した。
「ローマン…。全てタブードラゴンのせいだ」
ロニーは、悔し涙を流し、ゆっくりと村を出ていった。
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