食事前のミステリー

いただきます

第4話 -集められた7人の謎-

「転送完了」

僕は、この音声と同時に目を開けた。
そこには、7人の学生達が居た。

僕には、状況が理解できない。
でも、話しかけた方が良いのは理解出来た。
僕は、勇気を振り絞って話しかけてみた。

「こ、こんにちは…トキと言います…」

みんなこちらを向いているが声を出そうとしない。恐らく、みんなも状況が理解出来ていないようだ。

「ガチャ……ブィーーン」

突如、そこにはでかいスクリーンが現れた。

「皆さんこんにちは。私はゲームマスターです。皆さんには、謎解き脱出ゲームをして頂く為に集まって貰いました。ゲーム進行は、この私がさせて頂きます。これからの指示はこのスクリーンもしくは私が直々に話します。では、第1の関門です。」

「あ、そうそう言い忘れましたが…指示を破ったりストライキ起こすようなら首謀者は死にます。以上です。」

ある1人の青年が提案した。
みんな、喋れないと思うから紙に書いて自己紹介しよう…と…
ゲームマスターは、それを聞いていたのか紙とペンを用意してくれた。

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自己紹介
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