呪文1つで現実逃避ができるようになったみたいです

doradora

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3 ここに居場所はない

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教室に入るとすでに半分くらいの生徒はすでに来ていた。
僕は誰にも声をかけず声もかけられないまま自分の席につく。

自分の机でまた学生カードでスキャンする、画面には出席とでた。
これから数時間ここに拘束されると思うとまた憂鬱になってしまった。


しばらくして学校のチャイムがなり全員が席につく。
そしてしばらくすると先生が教室に入ってきた。

「はーい6時限まで自習」

はぁ、憂鬱だ。

科目は問わず自習、自分自身を磨くこと。
学問に専念する人もいれば6時限すべて体育として
外で運動する人、家庭的な技術を身につける為お菓子をつくる人。
僕はそんな中で夢の中で勉強というものをしている。
つまり居眠りだ。

学校の成績は全てテストで決まる。
ノートを書く、宿題をする、そういったのは全てない。
その代わりに生活態度というものがあり
授業時間の終わりに必ず席についていること。
ついていない場合は生活ポイントが減点となってしまう。

席にずっと座っている僕は減らされることはない。
だが授業の始まる前に出席のスキャンをしなければいけない為
爆睡してしまうと2時限以降の出席のスキャンができない為減点対象となってしまっている。

今日も減点なしでいくぞ、と気合いを入れて夢の中に入った。
心の中で、Raveと呟いて。

呟いた直後スマホの音が鳴った。
アラームにしてはとても早い気がする。
スマホの音を消して画面を見てみるとシュウからメッセージが届いていた。
さっきの花火が送られてきていた。

やっぱり花火が綺麗、夜にみればもっと綺麗だったのかな
そう思いながら写真をズームにして隅々まで見ていた。
写真のズームに違和感があることに気づいた。
どこまで拡大しても終わりが見えない。
最新機種だから奥まで届くのか?と思いつつ
拡大できるまで指で広げてみることにした。

すると指で広げてないのに勝手に画面が拡大していき
スマホに奥へ奥へずっと進むようになってしまった。
壊れたかなと感じたその時だった。

キャシー「Rave」

朝に聞いた声がした、振り向くとそこにはキャシーがいた。

ケイ「なぜ、ここに?」

ここは学校だセキュリティも強いはず入ってくることなんて可能なのか?
それともキャシーは同じ学校の生徒だったのか
そんなことを考えいるとため息をしながら返答がきた。

キャシー「はぁ、君が呼んだんじゃないか、その画面で」

いってる意味がさっぱらわからずスマホの画面をみてみると
そこには花火の写真などなくただただ暗い画面となっている。

キャシー「君が願いをした、そしてその願いが私だった。正直私に願いをされたところで何一つできることはないんだけどね」

ケイ「なんか、すいません」

とりあえず謝っておくことにした。
勝手に呼んだのであれば食事中だったかもしれない。

キャシー「けど呪文使える人がいるのはびっくりしたよ。学生だからなのかなあ?ま、いいや次はこんなことで呼ばないでね」

キャシーは手を振りながら去って行く。
呪文とは何か、そんなの使った覚えがない、スマホの誤作動?その可能性が高いが聞いた方がはやそうだ。
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