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2話
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一方その頃、日本のとある街で、2人の高校2年の幼馴染みがいた。
その名も瑠姫と七依だ。そう、あの漫画家の考えていた学生その人である。
今日も平和に下校中…。
「今日の授業、4時間目までだったな。ラッキー♪」
「けど今日は3年生を送る会だったでしょう。もう先輩達と部活で会えなくなると考えると少し寂しいな」
「まぁ、まだ4ヶ月くらいはいるじゃないか。部活を辞めて試験に集中するためだって。送る会がこんなに前なのは」
「結局、ほとんど会えないじゃない。いいよね。帰宅部は先輩と仲良くなんないから寂しいという気持ちも少ないんでしょう。」
「そんなことないって。前、言わなかった?自分に1年上の兄がいるって。」
「そんなの言ってたっけ?」
と今日の学校でのことを話しながら楽しく横断歩道を歩いていたら…。
急に目の前に穴のような物が現れた。
そして世界が止まったように何も動かなくなった。
「なんだこれ!」「何よこれ!」
僕たちは混乱した。何が起こったかわからなかった。
『これは異世界に通じる穴さ。』
と声が聞こえた。そう、声だけだ。姿は見えない。
怖くなりながらも尋ねた。
「誰だあんたは?」「誰よあんたは?」また声がそろった。
『さぁ、なんだろね~~。いつかわかるかもよ』
「え?」
『この穴は異世界に通じている。そう、君たちが思い浮かべるような魔法が使える。そんな世界だ。』
「え、少し楽しみかも」「何言ってんのよ」
『あなた達は主人公に選ばれた。作られた世界で操り人形のように楽しめよクックック
まぁ、楽しめるからいいよな』
「「どういう意味?」」と声を揃えて聞いた。
『まぁ、強くなったらわかるかもな』
と言われた瞬間。自分たちの下に同じ穴が現れた。
「落ちる~」「きゃ~~」
ちと言いながら落ちていった。
最後に謎の声から聞いた「作られた世界」と「操り人形のように」という言葉によって男の子は少し楽しみだった気持ちが不安に変わり、女の子は不安と絶望を感じながら穴に落ちていった。
『さぁ、どんな物語になるのやら』
とクックックと笑いながら穴と声は小さくなっていった。
『さぁ、ゲームスタートだ。皆楽しもう ゲームオーバーにはならないよな。』
と言い、消えた。
そして世界は動き出した。2人を消して。存在がなくなったかのように。
いや違う。謎の声によって偽物が作られて、本物のように動き出した。記憶を模倣して。
今2人は漫画という異世界に送られたのだった。
穴の中で落ちていながら2人は思った。
瑠姫はこうなったからには腹をくくるしかないと思い、七依は親のことを思いながら落ちていた。そして不安をなくすべく手を繋ごうとした。しかし、その前に穴の先の光が見えて来た。そして手は…。繋げなかった。
その名も瑠姫と七依だ。そう、あの漫画家の考えていた学生その人である。
今日も平和に下校中…。
「今日の授業、4時間目までだったな。ラッキー♪」
「けど今日は3年生を送る会だったでしょう。もう先輩達と部活で会えなくなると考えると少し寂しいな」
「まぁ、まだ4ヶ月くらいはいるじゃないか。部活を辞めて試験に集中するためだって。送る会がこんなに前なのは」
「結局、ほとんど会えないじゃない。いいよね。帰宅部は先輩と仲良くなんないから寂しいという気持ちも少ないんでしょう。」
「そんなことないって。前、言わなかった?自分に1年上の兄がいるって。」
「そんなの言ってたっけ?」
と今日の学校でのことを話しながら楽しく横断歩道を歩いていたら…。
急に目の前に穴のような物が現れた。
そして世界が止まったように何も動かなくなった。
「なんだこれ!」「何よこれ!」
僕たちは混乱した。何が起こったかわからなかった。
『これは異世界に通じる穴さ。』
と声が聞こえた。そう、声だけだ。姿は見えない。
怖くなりながらも尋ねた。
「誰だあんたは?」「誰よあんたは?」また声がそろった。
『さぁ、なんだろね~~。いつかわかるかもよ』
「え?」
『この穴は異世界に通じている。そう、君たちが思い浮かべるような魔法が使える。そんな世界だ。』
「え、少し楽しみかも」「何言ってんのよ」
『あなた達は主人公に選ばれた。作られた世界で操り人形のように楽しめよクックック
まぁ、楽しめるからいいよな』
「「どういう意味?」」と声を揃えて聞いた。
『まぁ、強くなったらわかるかもな』
と言われた瞬間。自分たちの下に同じ穴が現れた。
「落ちる~」「きゃ~~」
ちと言いながら落ちていった。
最後に謎の声から聞いた「作られた世界」と「操り人形のように」という言葉によって男の子は少し楽しみだった気持ちが不安に変わり、女の子は不安と絶望を感じながら穴に落ちていった。
『さぁ、どんな物語になるのやら』
とクックックと笑いながら穴と声は小さくなっていった。
『さぁ、ゲームスタートだ。皆楽しもう ゲームオーバーにはならないよな。』
と言い、消えた。
そして世界は動き出した。2人を消して。存在がなくなったかのように。
いや違う。謎の声によって偽物が作られて、本物のように動き出した。記憶を模倣して。
今2人は漫画という異世界に送られたのだった。
穴の中で落ちていながら2人は思った。
瑠姫はこうなったからには腹をくくるしかないと思い、七依は親のことを思いながら落ちていた。そして不安をなくすべく手を繋ごうとした。しかし、その前に穴の先の光が見えて来た。そして手は…。繋げなかった。
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