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Tips(用語集)
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「00000JAPAN(ファイブゼロジャパン)」
大規模災害時に通信事業者が開放する無料の公衆Wi-Fiサービスです。
スマホなどのWi-Fi設定で『00000JAPAN』を選択するだけで、誰でもインターネットに接続できる。
パスワード入力やメールアドレス登録は不要。
901
9月1日「防災の日」とは、1923年(大正12年)の関東大震災を教訓に、災害への備えを怠らないことを呼びかける日である。
911
2001年9月11日、四機の米国国内線民間航空機がほぼ同時にハイジャックされ、米国の経済、軍事を象徴する建物に相次いで突入する自爆テロが行われた。国際社会に最も衝撃を与えた米国同時多発テロである。
ChatGPT
おしゃべり好きなAI。質問すれば答えてくれるし、物語まで書いてくれる。ただし調子に乗ると、やたら饒舌になったり、勝手にドラマチックな展開を作り出したりするのでご注意を。
……ちなみに、この小説も≪実は全部ChatGPTが書いた≫なんてウワサもあるとか、ないとか。
M7.9の地震
マグニチュード(M)は地震の規模を示す数字。
7を超えると『巨大地震』とされ、M7.9はエネルギーにして広島型原爆の数千発分。世界史に残る地震でいえば、2011年の東日本大震災はM9.0、1960年のチリ地震はM9.5。
そう考えると「M7.9なんてまだマシ?」と思うかもしれないが、都市直下なら笑えない。
SNSと災害
情報収集や安否確認の手段になる一方、デマや誤情報も拡散されやすい。
直接メッセージのやり取りが難しい場合でも、既読表示機能を活用することで安否確認が可能
【あ~こ】
ウーバー
UberEats。災害時でもセレブはタワマンの一室から注文する。
配達員の報酬は1件500円ほど。1時間で3回運べば時給1500円だ。
→ 人嫌いな漣はこの仕事が性に合っている。がたまに配達のお礼としてジュースを貰うこともあり、都会も捨てたもんじゃねえと感じている。
外国人観光客と災害
言葉や文化の壁が不安を増幅する。多言語表示やジェスチャーが助けになる。
🔦懐中電灯
停電時の必需品。できれば電池式と手回し式の両方を備えておくと安心。
夜間の避難時には、下を照らすよりも目線より少し前を照らすと安全に歩ける。
☂傘
瓦礫の多い道を歩くとき、足元を探る杖の代わりにもなる。
また、雨や日差しから体温を守る役割も。
🍜カップ麺とポット
あと3分待てるかどうか、が人間力を試す儀式。停電時はお湯すらレアアイテム。
→ 美咲は一度、麺がのびて泣いた(※小さな悲劇)。
🥫缶詰のパン
誰が最初に考えたのか分からないが、ふわふわ感は意外と健在。非常食界のサプライズ担当。
→ 村上が食べたとき「悪くない」とつぶやいたらしい。
乾電池
ラジオやライト、簡易充電器に不可欠。単3と単4が最も使う機会が多い。
電池はプラスとマイナスを合わせて並べると消耗が早まるので、保管時は逆向きにしておくと良い。
🍙コンビニのおにぎり
ツナマヨ最強説と鮭王道説に分かれる論争の火種。停電中は冷たくてもご馳走に感じる。
→ 彩花が握りしめたのは、単なる炭水化物ではなく安心の象徴。
【さ~と】
災害ボランティア
被災地で支援活動を行う人々。物資運搬、炊き出し、子どもの遊び相手など役割は多岐にわたる。
→ リサが『声をかけただけ』で救われた人がいたのも、一種のボランティア。
👙下着
薄手で乾きやすい素材を選ぶことで、衛生的に保ちやすくなる。
ユニセックスなデザインのボクサーパンツやカップ付きインナーは、女性用だと分かりにくく、干す際に周囲の目を気にしなくてよいメリットがある。
洗濯ができない可能性を考慮して、使い捨ての下着を用意するのも有効な手段。
心理的応急手当(PFA)
災害時に専門家でなくてもできる心のケア。傾聴・安心の確保・情報提供など。
→ 彩花が子どもの手を握ってかけた言葉は、まさにPFAの実践。
スターバックス
東日本大震災の時、各地で無料のコーヒー提供を行った。
震災時、もしどこかで営業していたら避難所以上の人だかりができるだろう。
――人はWi-Fiとカフェインに群がる動物。
体育館の床
寝袋があっても腰が痛くなる日本最硬級ベッド。寝返りの音が同時に合唱となる。
→ 村上が多少でも眠れたのは、職業柄どこでも寝られる癖がついていたからだ。
🚽 トイレ
避難所では水よりトイレが先に不足する、と言われるほど重要。
災害時、断水すると水洗トイレは使えなくなる。3日分のトイレ対策を備えておこう。
携帯トイレ(凝固剤入り)は100円ショップや防災グッズ売り場で購入可能。
→ リサは日本のウォシュレットを文明の奇跡と語り、帰国後も恋しくなる予定。
🧻トイレットペーパー
震災時にはすぐ品薄になる。
1人1か月で1ロール程度を目安に備蓄しておくと安心。
雨や湿気で濡れると使えなくなるので、袋やケースで防水保存しておくのがポイント。
⌚時計
スマホの充電が切れると時間が分からなくなる。
電池式の腕時計を持っておくと、安否確認や避難スケジュールの管理に役立つ。
災害時は正確な時間が共有できることが意外と大切。
【な~ほ】
⚡バッテリー残量2%
なぜか一番ドラマチックなタイミングで現れる数字。災害時に限らず、告白前、上司への提出直前、推し配信クライマックス、でも出てくる。
→ 蓮と村上にとっては、命の綱と同じだった。
非常用持ち出し袋
水・食料・懐中電灯・モバイルバッテリー・薬などが基本。心を落ち着ける思い出の品も役に立つ。
避難所(ひなんじょ)
体育館や公民館などに開設される一時的な避難場所。プライバシーや衛生環境が課題になる。
→ 彩花が仕切りカーテンを工夫し、子どもや高齢者を安心させた。
ポータブル電源
避難所に届いたのは20kgを超える大容量のもの。一人で独占せず、15分交代ルール、満充電禁止など小さな工夫が、全体を救うことにつながる。
家庭用のものは買ったまま押し入れに入れておくと、いざというときに充電残量ゼロ。年に1回は充電・放電を試す習慣を。
【ま~ん】
🐈三毛猫
三毛猫はじつはほぼ全てメスで、性格はツンデレ
災害時は、同行避難する前提でキャリーケースを用意しておくこと。迷子になることが多いので名札やエアタグは必須。
基本的にNGであることが多いので、ふだんから避難所がペットの受け入れをしているか確認しておこう。
💧 水
水道水がそのまま飲める国は世界でわずか9カ国。日本はそのひとつ。
災害時は水の確保が最優先。1人1日3リットルが目安。
ペットボトルの水は賞味期限が過ぎても品質劣化しにくいので、捨てずに備蓄に回そう。
余震(よしん)
大きな地震のあとに繰り返し発生する小さな揺れ。建物の損壊を進める原因にもなり、心理的な不安も増す。
→ 蓮が足を止めたのは、余震の記憶が脳裏をよぎったから。
ライフライン
電気・水道・ガス・通信など、生活を支える基盤。災害時には同時に途絶することが多く、復旧までに数日~数週間かかる場合もある。
→ 陽翔はるとがシドニーから情報を探す一方、日本では通信網が寸断されていた。
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