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一年
お兄ちゃんに……:this winter
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「エドガー兄さん、魔装の整備終わったの?」
「ああ、終わったぞ。最近はようやく砥石を使わずに魔装を整備できるようになったからな」
「へぇー」
うん、全くもって意味が分からない。砥石を使わずにエドガー兄さんの魔装である斧をどうやって整備するのだろうか。
あ、もしかして魔力とか意思の力的な感じで整備するのかもしれない。まぁ、後で調べよ。今日は少しだけ疲れてるし。
そう思っていたら、ユリシア姉さんへの説教が終わったロイス父さんとアテナ母さんが、クラリスさんの右側に並んで座った。
紅茶を飲んでいたユナは、何を言われるでもなく自然に立ち上がり、ロイス父さんたちが言葉を発する前に二人の分の紅茶を入れて、差し出した。
「ありがとう、ユナ」
「ありがとうね、ユナ」
ロイス父さんとアテナ母さんは、苦笑と微笑を浮かべた。
「いえ、当然のことですので」
ユナは少しだけ鼻を膨らせながら、しかし華麗にカーテシーを決めて、ゆっくりと落ち着いた動作で再び椅子に座って紅茶を飲み始めた。
そうして、日課である料理研究をしているアランや夫婦水入らずの夜を過ごしているバトラ爺とマリーさん、そして何故かここにいないレモン以外の全員が揃った。
しかし、皆紅茶とお菓子に夢中で口すら開かず、静かな空間に包まれる。家ってこう、こういうのが好きだよな。
と、思っていたら、ユナが出したクッキーが無くなった。
また、運が良いのか悪いのか、ユキを頭に乗っけているレモンが現れた。ユキはレモンのモフモフの両耳の間にスッポリと収まって気持ちよさそうに目を瞑っている。何というか、絵にはなっている。
「……む、この匂いとお皿。ユナ、さてはあのクッキーを食べましたね。もちろん私の分は――」
そしてレモンは丁度クッキーを食べ終わり、紅茶で最後をしめている俺達を見て、何かを思い出すように黄金の瞳を上に動かし、また鼻をヒクヒクと動かした。
そして一番聞きやすかったのか、紅茶を優雅に飲んでいるユナに身体を向けた。
「――残していませんよ」
ユナは、落ち着いた様子でピシャリと言った。レモンはガーンと崩れ落ちた。レモンの方が年上のはずなのだが、これではユナの方が大人に見えてしまう。
そしてそんなレモンは縋るようにロイス父さんを見た。
「……ロイス様」
「僕はクッキーを作れないから、アランかセオに頼んだら?」
「セオ様……」
矛先が俺に向かってきた。ここで断るのもできるが……
「……今日は無理だけど気が向いたら作るよ」
「しかと聞きましたからね。明日よろしくお願いします」
俺はニコリとレモンに微笑む。
よし、明日に先送りができた。ここで断るのは面倒なのだ。
まぁ、俺は明日作るとは一言も言っていないし、微笑んだだけで頷いてはいないので言い訳は可能だ。明日頑張ろう。
「して、レモン。儂に用があったのだろう?」
「あ、そうでした」
機嫌を取り戻したレモンにクラリスさんが問う。レモンは思い出したように頭に乗っけていたユキをそっと手に取りクラリスさんの前に置く。
ユキは目を瞑ったままで起きる事はない。
「検査をお願いします」
「うむ」
クラリスさんはそんなユキに手を翳した。
検査って何だろ。クラリスさんがやるべきことなのだろうか。疑問は尽きないが、ライン兄さんやエドガー兄さんたちは紅茶を飲みながら黙ってみているし、ロイス父さんたちはそもそも見向きもしていないので、今は訊ねない方が良いだろう。
なんかクラリスさんの邪魔をしちゃいけないと思うし。
そうして数十秒か経った後、クラリスさんはユキに翳していた手をどかした。そして何故か眉を困ったように歪めていた。
「え、クラリス様。ユキになんかあるんですか!?」
「お、落ち着いておくれ!」
それを見たレモンが思いっきりクラリスさんの肩を掴み、ガクガクと揺らす。クラリスさんは揺すられながら落ち着く様に声を掛ける。
「レモン、落ち着きなさい」
「クラリス、ユキに何かあったの?」
また、流石にそんな様子にロイス父さんとアテナ母さんは飲んでいた紅茶のカップを机に置いて、レモンをクラリスさんから引きはがした。
レモンはそれで我に返ったのか、コホンと咳払いした。立派な親である。また、レモンが引きはがされた事によって落ち着きを取り戻したクラリスさんは口を湿らせるためか、紅茶を一口だけ口に含んだ。
「……いや、ユキはいたって健康に成長しておる。体内の魔石も契約と盟約によって安定的に存在しておるし、魔力循環や肉体と魂魄の融合も安定的だ」
「なら、どうしてそんな表情をしているのかしら?」
クラリスさんはまだ、困ったように眉を顰めている。ライン兄さんやユリシア姉さんたちが、心配する様に見ている。
「いや、そのな……」
「ハッキリしなさい」
アテナ母さんが詰問する様にクラリスさんに顔をずいッと近づける。そうされて、クラリスさんは決心がついたのか、溜息をついてアテナ母さんとロイス父さんを見た。特にアテナ母さんに対しては心配というか、喜びというか、迷いなどを浮かべていた。
「……アテナ、ロイス。落ち着いて聞いておくれ」
「何よ改まって」
「どうしたんだい?」
クラリスさんは金の瞳を何度も左右に揺らした後、立ち上がり、首を傾げているロイス父さんたちの肩に手を置いた。二人は身体をずらし、クラリスさんの方に身体を向けた。
俺達はどうなっているのか分からず、クラリスさんが立ったのと同時に自分たちも立って、アテナ母さんたちの周りに移動した。
「……アテナ、ロイス。エルメス様の残滓がないのは確かなのだな?」
「え、ええ」
「うん、そうだけど……」
クラリスさんは真剣に問うた後、アテナ母さんのお腹に手を当てた。
「“祝福”」
「えっ?」
「クラリス?」
クラリスさんは黄金の魔力を手から放ち、アテナ母さんを優しく包み込んでいった。本当に優しく、大地の様に温かい光だった。
そして、アテナ母さんは。ロイス父さんは。
「……ほ、本当なの、ねぇ、クラリス?」
「クラリス、騙してるわけじゃ……」
呆然と間抜けな表情を晒した後、ゆっくりと目の端に涙を溜めていった。レモンとユナがハッと息を飲んでいた。
俺達は全くもってさっぱりである。ユリシア姉さんなんて、分からな過ぎてアテナ母さんたちを睨み付けている。ユリシア姉さんは分からないことが溜まっていくと、睨むような形相になるのだ。
「そんな事をするわけなかろう。というかお主ら、衰えを……いや、それよりもアテナ、お主、まだ弱体化が収まってるわけないだろうに。せめて、計画性を」
クラリスさんは先程とは打って変わって心底呆れた瞳をロイス父さんとアテナ母さんに向けている。それどころか、説教まで始めようとする。
そして弱体化という言葉で俺は飲み込めないが、飲み込めないが、とある推測が頭を過った。
「……い、いや、何というかさ、ね。つい、こないだ暴れる冬雪亀を抑えるのに力を使ったらさ」
「そ、そうよ。久しぶりの戦闘で……」
「昂ったのか」
過った推測が俺を混乱させる中、ロイス父さんとアテナ母さんがしどろもどろに手をワタワタ動かす。けれど、その言葉には歓喜が溢れていて。
「……はぁ。まぁ、いい。お主ら、おめでとう」
そしてそんなアテナ母さんたちを見て、クラリスさんは少しだけ嬉しそうに、呆れたように溜息をついて、二人に微笑んだ。
「ほんっっとうにおめでとうございます!」
「おめでとうございます、アテナ様、ロイス様!」
また、レモンとユナがロイス父さんとアテナ母さんに飛び込むように近づき、けれど飛びつく瞬間に止まって、ゆっくりと二人を抱きついた。
もう、俺の頭を過った推測の可能性が高すぎて、けれど信じられなくて。戸惑っているライン兄さんやエドガー兄さんたちのためにも。
「ね、ねぇ! ロイス父さん、アテナ母さん、もしかして……」
目尻に涙を浮かべて喜んでいるアテナ母さんとロイス父さんは、抱きついているレモンとユナをやんわりと離し。
「ええ。セオ、お兄ちゃんになるわよ」
「…………お腹の中にいるの?」
「そうだの。“祝福”を掛けたから、確かだの」
確かって、つまり確実に着床して、流れる……いや、ってか着床すらまだじゃ……え、でも、クラリスさんが確かっていうなら……“祝福”が、あるのか。
え?
「マジか……」
俺は思わず腰が抜けそうになって、けれど吸い寄せられるようにアテナ母さんのお腹の前をマジマジと見た。
「……お兄ちゃんになるのか」
前世も含めて、初めてのお兄ちゃんである。
「ああ、終わったぞ。最近はようやく砥石を使わずに魔装を整備できるようになったからな」
「へぇー」
うん、全くもって意味が分からない。砥石を使わずにエドガー兄さんの魔装である斧をどうやって整備するのだろうか。
あ、もしかして魔力とか意思の力的な感じで整備するのかもしれない。まぁ、後で調べよ。今日は少しだけ疲れてるし。
そう思っていたら、ユリシア姉さんへの説教が終わったロイス父さんとアテナ母さんが、クラリスさんの右側に並んで座った。
紅茶を飲んでいたユナは、何を言われるでもなく自然に立ち上がり、ロイス父さんたちが言葉を発する前に二人の分の紅茶を入れて、差し出した。
「ありがとう、ユナ」
「ありがとうね、ユナ」
ロイス父さんとアテナ母さんは、苦笑と微笑を浮かべた。
「いえ、当然のことですので」
ユナは少しだけ鼻を膨らせながら、しかし華麗にカーテシーを決めて、ゆっくりと落ち着いた動作で再び椅子に座って紅茶を飲み始めた。
そうして、日課である料理研究をしているアランや夫婦水入らずの夜を過ごしているバトラ爺とマリーさん、そして何故かここにいないレモン以外の全員が揃った。
しかし、皆紅茶とお菓子に夢中で口すら開かず、静かな空間に包まれる。家ってこう、こういうのが好きだよな。
と、思っていたら、ユナが出したクッキーが無くなった。
また、運が良いのか悪いのか、ユキを頭に乗っけているレモンが現れた。ユキはレモンのモフモフの両耳の間にスッポリと収まって気持ちよさそうに目を瞑っている。何というか、絵にはなっている。
「……む、この匂いとお皿。ユナ、さてはあのクッキーを食べましたね。もちろん私の分は――」
そしてレモンは丁度クッキーを食べ終わり、紅茶で最後をしめている俺達を見て、何かを思い出すように黄金の瞳を上に動かし、また鼻をヒクヒクと動かした。
そして一番聞きやすかったのか、紅茶を優雅に飲んでいるユナに身体を向けた。
「――残していませんよ」
ユナは、落ち着いた様子でピシャリと言った。レモンはガーンと崩れ落ちた。レモンの方が年上のはずなのだが、これではユナの方が大人に見えてしまう。
そしてそんなレモンは縋るようにロイス父さんを見た。
「……ロイス様」
「僕はクッキーを作れないから、アランかセオに頼んだら?」
「セオ様……」
矛先が俺に向かってきた。ここで断るのもできるが……
「……今日は無理だけど気が向いたら作るよ」
「しかと聞きましたからね。明日よろしくお願いします」
俺はニコリとレモンに微笑む。
よし、明日に先送りができた。ここで断るのは面倒なのだ。
まぁ、俺は明日作るとは一言も言っていないし、微笑んだだけで頷いてはいないので言い訳は可能だ。明日頑張ろう。
「して、レモン。儂に用があったのだろう?」
「あ、そうでした」
機嫌を取り戻したレモンにクラリスさんが問う。レモンは思い出したように頭に乗っけていたユキをそっと手に取りクラリスさんの前に置く。
ユキは目を瞑ったままで起きる事はない。
「検査をお願いします」
「うむ」
クラリスさんはそんなユキに手を翳した。
検査って何だろ。クラリスさんがやるべきことなのだろうか。疑問は尽きないが、ライン兄さんやエドガー兄さんたちは紅茶を飲みながら黙ってみているし、ロイス父さんたちはそもそも見向きもしていないので、今は訊ねない方が良いだろう。
なんかクラリスさんの邪魔をしちゃいけないと思うし。
そうして数十秒か経った後、クラリスさんはユキに翳していた手をどかした。そして何故か眉を困ったように歪めていた。
「え、クラリス様。ユキになんかあるんですか!?」
「お、落ち着いておくれ!」
それを見たレモンが思いっきりクラリスさんの肩を掴み、ガクガクと揺らす。クラリスさんは揺すられながら落ち着く様に声を掛ける。
「レモン、落ち着きなさい」
「クラリス、ユキに何かあったの?」
また、流石にそんな様子にロイス父さんとアテナ母さんは飲んでいた紅茶のカップを机に置いて、レモンをクラリスさんから引きはがした。
レモンはそれで我に返ったのか、コホンと咳払いした。立派な親である。また、レモンが引きはがされた事によって落ち着きを取り戻したクラリスさんは口を湿らせるためか、紅茶を一口だけ口に含んだ。
「……いや、ユキはいたって健康に成長しておる。体内の魔石も契約と盟約によって安定的に存在しておるし、魔力循環や肉体と魂魄の融合も安定的だ」
「なら、どうしてそんな表情をしているのかしら?」
クラリスさんはまだ、困ったように眉を顰めている。ライン兄さんやユリシア姉さんたちが、心配する様に見ている。
「いや、そのな……」
「ハッキリしなさい」
アテナ母さんが詰問する様にクラリスさんに顔をずいッと近づける。そうされて、クラリスさんは決心がついたのか、溜息をついてアテナ母さんとロイス父さんを見た。特にアテナ母さんに対しては心配というか、喜びというか、迷いなどを浮かべていた。
「……アテナ、ロイス。落ち着いて聞いておくれ」
「何よ改まって」
「どうしたんだい?」
クラリスさんは金の瞳を何度も左右に揺らした後、立ち上がり、首を傾げているロイス父さんたちの肩に手を置いた。二人は身体をずらし、クラリスさんの方に身体を向けた。
俺達はどうなっているのか分からず、クラリスさんが立ったのと同時に自分たちも立って、アテナ母さんたちの周りに移動した。
「……アテナ、ロイス。エルメス様の残滓がないのは確かなのだな?」
「え、ええ」
「うん、そうだけど……」
クラリスさんは真剣に問うた後、アテナ母さんのお腹に手を当てた。
「“祝福”」
「えっ?」
「クラリス?」
クラリスさんは黄金の魔力を手から放ち、アテナ母さんを優しく包み込んでいった。本当に優しく、大地の様に温かい光だった。
そして、アテナ母さんは。ロイス父さんは。
「……ほ、本当なの、ねぇ、クラリス?」
「クラリス、騙してるわけじゃ……」
呆然と間抜けな表情を晒した後、ゆっくりと目の端に涙を溜めていった。レモンとユナがハッと息を飲んでいた。
俺達は全くもってさっぱりである。ユリシア姉さんなんて、分からな過ぎてアテナ母さんたちを睨み付けている。ユリシア姉さんは分からないことが溜まっていくと、睨むような形相になるのだ。
「そんな事をするわけなかろう。というかお主ら、衰えを……いや、それよりもアテナ、お主、まだ弱体化が収まってるわけないだろうに。せめて、計画性を」
クラリスさんは先程とは打って変わって心底呆れた瞳をロイス父さんとアテナ母さんに向けている。それどころか、説教まで始めようとする。
そして弱体化という言葉で俺は飲み込めないが、飲み込めないが、とある推測が頭を過った。
「……い、いや、何というかさ、ね。つい、こないだ暴れる冬雪亀を抑えるのに力を使ったらさ」
「そ、そうよ。久しぶりの戦闘で……」
「昂ったのか」
過った推測が俺を混乱させる中、ロイス父さんとアテナ母さんがしどろもどろに手をワタワタ動かす。けれど、その言葉には歓喜が溢れていて。
「……はぁ。まぁ、いい。お主ら、おめでとう」
そしてそんなアテナ母さんたちを見て、クラリスさんは少しだけ嬉しそうに、呆れたように溜息をついて、二人に微笑んだ。
「ほんっっとうにおめでとうございます!」
「おめでとうございます、アテナ様、ロイス様!」
また、レモンとユナがロイス父さんとアテナ母さんに飛び込むように近づき、けれど飛びつく瞬間に止まって、ゆっくりと二人を抱きついた。
もう、俺の頭を過った推測の可能性が高すぎて、けれど信じられなくて。戸惑っているライン兄さんやエドガー兄さんたちのためにも。
「ね、ねぇ! ロイス父さん、アテナ母さん、もしかして……」
目尻に涙を浮かべて喜んでいるアテナ母さんとロイス父さんは、抱きついているレモンとユナをやんわりと離し。
「ええ。セオ、お兄ちゃんになるわよ」
「…………お腹の中にいるの?」
「そうだの。“祝福”を掛けたから、確かだの」
確かって、つまり確実に着床して、流れる……いや、ってか着床すらまだじゃ……え、でも、クラリスさんが確かっていうなら……“祝福”が、あるのか。
え?
「マジか……」
俺は思わず腰が抜けそうになって、けれど吸い寄せられるようにアテナ母さんのお腹の前をマジマジと見た。
「……お兄ちゃんになるのか」
前世も含めて、初めてのお兄ちゃんである。
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