66 / 88
それは甘く蕩けて灰になる
誤解
しおりを挟む
結界が現れまた消えて、それを繰り返していた。
「いったいどうなってやがる?」
「レーダーでは接触しています。ただ一方が逃げ、もう一方がそれを追う状態です」
「逃げてるのが彼女で、追ってるのがトウヤでしょうね」
ポーラ達は森から離れた場所で監視していた。
結果的にまだ近づかなかったこと、急に結界が現れることを想定して離れたのは正解だった。
「いったい何をしたんだ、トウヤのやつは?」
「わからない。でも何かが思ってたのと違うのかもしれないわね」
「チッ!うちらはこうやって見てることしか出来ねぇのかよ」
「もう少しの辛抱よ。リンシェンがAMSを使った装置を作っているから」
「今は信じようぜ。トウヤのやることを」
「あ、ああ」
(過保護ね)(過保護だな)
この中で一番彼の身を案じていたのは、一番嫌っていた彼女だった。
土地勘はやはり彼女にある。しかも足場の感覚も彼女に分がある。
トウヤはなかなか追いつけずにいた。だが・・・
「追いついた!」
追いつくと同時に逃げないようしっかりと抱きかかえた。
「ああ!たすけて!たすけて!」
セリフだけ聞けばこっちが悪役に思える。
「おちつけ!何があったんだ!」
トウヤの叫びに一瞬ビクっとしたが、少し冷静さを取り戻したようだ。
「ああ。ああ」
何かを訴えるようにトウヤの身体を確認した。
「ああ。うう・・・う~・・・」
何かと思うと今度は泣き出した。
「何なんだ?いったい・・・」
魔族だから何か見えないものが見えるのか?それとも・・・
「とりあえず、あの洞窟に戻ろう?」
言葉が通じないので彼女には伝わらない。
(闇雲に走ったから全く分からないな)
トウヤには森の区別はつかない。彼女の案内が無ければ、戻るのは難しいだろう。
(仕方ない。落ち着くまで待つか)
と言っても何もしないわけにもいかないので、彼女の騒いだ原因を考える。
あの時はたしか・・・
紅茶と携帯食を出した時だったな。それに何か嫌な思い出が?
いや、誰にされた?この生物が生きていけない環境で何かされたは考えづらい。
となると他か?
他に気になることと言うと、彼女が「助けて」と言ったことだ。
彼女は会話が真面に出来ないほど言葉を知らない。
この言葉は何処で知った?むしろ誰から聞いた?
(・・・被害者か?)
いや、被害者は“魅了”の影響で理性を失うはずだ。
・・・いや、例外がいた。
俺と同じ効果が薄かった被害者がいたんだ。しかも複数人。
石化する人々を目の前で目撃し、
それが彼女が近づくことで起こっているとわかった場合、
「たすけて」と命乞いをしただろう。
恐怖に怯え石化する姿は、彼女にとっても恐怖でしかない。
その原因が自分だと知らずに。
いや、自分が原因だと知ったからこそ、動くときは結界を小さくしていたのだ。
そして人がいないこの森に居続けた。人を石化させないために。
彼女は、彼女なりに考えていた。それが辛い運命を選んでいるとも知らずに。
(あ・・・!)
一つ誤解していたかもしれない。
彼女が騒ぎ出す直線にやった、手の平を見せるあの仕草。
抑止の合図だと思っていたが違うかもしれない。
おそらく「たすけて」と言う言葉と同時に学んだんだ。
手の平を見せる姿は、石化すると。
被害者は俺たちと同じ抑止の合図で使ったのだろう。
しかしそれを知らない彼女は、手の平を見せる人、
助けてと叫ぶ人は石化すると認識してしまった。
だから彼女は恐れた。俺が石化することを。
(優しい子なのか?それとも臆病な子なのか?)
どちらかはわからない。
でもどちらであろうと害となることはないだろう。
(もう彼女がここで生活するのは難しいから、局で預かれないかな?)
むしろ石化の能力は絶対防御と言っても過言でないくらい強力だ。
魔道士になる選択肢もある。
あーだこーだ考えていると彼女が服を引っ張った。
「あー、おー」
指でどこかを指しながら言っていた。
「帰ろうって言ってるのか?」
何をしたいのかわからなかったが、彼女に付いて行った。
「・・・」
「・・・さすが・・・」
しっかりと洞窟に戻ることが出来た。
やはり彼女には何処に何があるかわかるのだろう。
放置したお陰で焚火も消えていた。火事にならなかったのは幸いだろう。
彼女は荷物を取ると、俺に押し付けてきた。
「あうー!あーうあ!あ!」
「荷物を持って帰れってことか?」
荷物を持った俺を押し出す。やっぱり帰れって意味のようだ。
「道がわからないんだよ。案内してくれ」
言葉が通じない彼女は押し続ける。
このまま帰るのもあれだ。強行手段でいきますか。
彼女の手を掴み、一緒に連れて行こうとする。
「ああ!あ~!あ~!」
明かな拒否のサイン。掴んだ手を振りほどこうと腕を振ると同時に体を引く。
だがトウヤも負けじと手を離さない。
一般男子より小柄だが、仮にも男。体格の近い女子にそうそう力負けすることは無い。
・・・一人の例外を除いて・・・だがな・・・
「俺と一緒に来てくれ!その能力どうにか出来るかもしれないんだ!」
そう言おうと彼女には通じず、まだ手を振るほどこうとする。
そこでトウヤは手を離し、今度は両肩を手で掴む。
彼女は一瞬ビクッとし、動きが止まる。
「俺は君を助けたいんだ!頼む!ついてきてくれ!」
互いに目を合わせ頼み込む。
言葉は通じなくても、お互い同じ目線で訴えかければ何か通じるものがある。
目は口ほどに物を言うと言うが、言葉が通じなくても大丈夫だろうか?
などという心配に反して彼女は大人しくなった。
何かしら通じるものがあったようで安心した。
だが彼女は不安そうに見ている。
今まで何人もの人間を石や灰にしてきた能力。
そう簡単に解決できると思わないのが普通だ。
「大丈夫、信じて」
そう言うと、トウヤはそっと抱き寄せた。
「う~・・・う~・・・」
彼女は泣き出しそうな声を出すと、同じように抱き寄せた。
「外に仲間がいるんだ。そいつらが用意して待っている。一緒に外へ行こう」
そう外と思われる方向を指差し、彼女の手を引く。
今度はついて来てくれた。
おそらく俺のことを信じてみようと思ってくれたかな?
指を指した手前、その方向に進んだが、方向があっているかわからない。
(しまった、彼女に案内してもらわないとわからないや)
だが彼女に案内してほしいと伝える方法がわからない。
仕方ないので勘を頼りに進むしかないか。
道中、持参した携帯食を一緒に食べ、彼女との仲を深めながら進んだ。
あんなことになるまでは。
「いったいどうなってやがる?」
「レーダーでは接触しています。ただ一方が逃げ、もう一方がそれを追う状態です」
「逃げてるのが彼女で、追ってるのがトウヤでしょうね」
ポーラ達は森から離れた場所で監視していた。
結果的にまだ近づかなかったこと、急に結界が現れることを想定して離れたのは正解だった。
「いったい何をしたんだ、トウヤのやつは?」
「わからない。でも何かが思ってたのと違うのかもしれないわね」
「チッ!うちらはこうやって見てることしか出来ねぇのかよ」
「もう少しの辛抱よ。リンシェンがAMSを使った装置を作っているから」
「今は信じようぜ。トウヤのやることを」
「あ、ああ」
(過保護ね)(過保護だな)
この中で一番彼の身を案じていたのは、一番嫌っていた彼女だった。
土地勘はやはり彼女にある。しかも足場の感覚も彼女に分がある。
トウヤはなかなか追いつけずにいた。だが・・・
「追いついた!」
追いつくと同時に逃げないようしっかりと抱きかかえた。
「ああ!たすけて!たすけて!」
セリフだけ聞けばこっちが悪役に思える。
「おちつけ!何があったんだ!」
トウヤの叫びに一瞬ビクっとしたが、少し冷静さを取り戻したようだ。
「ああ。ああ」
何かを訴えるようにトウヤの身体を確認した。
「ああ。うう・・・う~・・・」
何かと思うと今度は泣き出した。
「何なんだ?いったい・・・」
魔族だから何か見えないものが見えるのか?それとも・・・
「とりあえず、あの洞窟に戻ろう?」
言葉が通じないので彼女には伝わらない。
(闇雲に走ったから全く分からないな)
トウヤには森の区別はつかない。彼女の案内が無ければ、戻るのは難しいだろう。
(仕方ない。落ち着くまで待つか)
と言っても何もしないわけにもいかないので、彼女の騒いだ原因を考える。
あの時はたしか・・・
紅茶と携帯食を出した時だったな。それに何か嫌な思い出が?
いや、誰にされた?この生物が生きていけない環境で何かされたは考えづらい。
となると他か?
他に気になることと言うと、彼女が「助けて」と言ったことだ。
彼女は会話が真面に出来ないほど言葉を知らない。
この言葉は何処で知った?むしろ誰から聞いた?
(・・・被害者か?)
いや、被害者は“魅了”の影響で理性を失うはずだ。
・・・いや、例外がいた。
俺と同じ効果が薄かった被害者がいたんだ。しかも複数人。
石化する人々を目の前で目撃し、
それが彼女が近づくことで起こっているとわかった場合、
「たすけて」と命乞いをしただろう。
恐怖に怯え石化する姿は、彼女にとっても恐怖でしかない。
その原因が自分だと知らずに。
いや、自分が原因だと知ったからこそ、動くときは結界を小さくしていたのだ。
そして人がいないこの森に居続けた。人を石化させないために。
彼女は、彼女なりに考えていた。それが辛い運命を選んでいるとも知らずに。
(あ・・・!)
一つ誤解していたかもしれない。
彼女が騒ぎ出す直線にやった、手の平を見せるあの仕草。
抑止の合図だと思っていたが違うかもしれない。
おそらく「たすけて」と言う言葉と同時に学んだんだ。
手の平を見せる姿は、石化すると。
被害者は俺たちと同じ抑止の合図で使ったのだろう。
しかしそれを知らない彼女は、手の平を見せる人、
助けてと叫ぶ人は石化すると認識してしまった。
だから彼女は恐れた。俺が石化することを。
(優しい子なのか?それとも臆病な子なのか?)
どちらかはわからない。
でもどちらであろうと害となることはないだろう。
(もう彼女がここで生活するのは難しいから、局で預かれないかな?)
むしろ石化の能力は絶対防御と言っても過言でないくらい強力だ。
魔道士になる選択肢もある。
あーだこーだ考えていると彼女が服を引っ張った。
「あー、おー」
指でどこかを指しながら言っていた。
「帰ろうって言ってるのか?」
何をしたいのかわからなかったが、彼女に付いて行った。
「・・・」
「・・・さすが・・・」
しっかりと洞窟に戻ることが出来た。
やはり彼女には何処に何があるかわかるのだろう。
放置したお陰で焚火も消えていた。火事にならなかったのは幸いだろう。
彼女は荷物を取ると、俺に押し付けてきた。
「あうー!あーうあ!あ!」
「荷物を持って帰れってことか?」
荷物を持った俺を押し出す。やっぱり帰れって意味のようだ。
「道がわからないんだよ。案内してくれ」
言葉が通じない彼女は押し続ける。
このまま帰るのもあれだ。強行手段でいきますか。
彼女の手を掴み、一緒に連れて行こうとする。
「ああ!あ~!あ~!」
明かな拒否のサイン。掴んだ手を振りほどこうと腕を振ると同時に体を引く。
だがトウヤも負けじと手を離さない。
一般男子より小柄だが、仮にも男。体格の近い女子にそうそう力負けすることは無い。
・・・一人の例外を除いて・・・だがな・・・
「俺と一緒に来てくれ!その能力どうにか出来るかもしれないんだ!」
そう言おうと彼女には通じず、まだ手を振るほどこうとする。
そこでトウヤは手を離し、今度は両肩を手で掴む。
彼女は一瞬ビクッとし、動きが止まる。
「俺は君を助けたいんだ!頼む!ついてきてくれ!」
互いに目を合わせ頼み込む。
言葉は通じなくても、お互い同じ目線で訴えかければ何か通じるものがある。
目は口ほどに物を言うと言うが、言葉が通じなくても大丈夫だろうか?
などという心配に反して彼女は大人しくなった。
何かしら通じるものがあったようで安心した。
だが彼女は不安そうに見ている。
今まで何人もの人間を石や灰にしてきた能力。
そう簡単に解決できると思わないのが普通だ。
「大丈夫、信じて」
そう言うと、トウヤはそっと抱き寄せた。
「う~・・・う~・・・」
彼女は泣き出しそうな声を出すと、同じように抱き寄せた。
「外に仲間がいるんだ。そいつらが用意して待っている。一緒に外へ行こう」
そう外と思われる方向を指差し、彼女の手を引く。
今度はついて来てくれた。
おそらく俺のことを信じてみようと思ってくれたかな?
指を指した手前、その方向に進んだが、方向があっているかわからない。
(しまった、彼女に案内してもらわないとわからないや)
だが彼女に案内してほしいと伝える方法がわからない。
仕方ないので勘を頼りに進むしかないか。
道中、持参した携帯食を一緒に食べ、彼女との仲を深めながら進んだ。
あんなことになるまでは。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
出来損ない貴族の三男は、謎スキル【サブスク】で世界最強へと成り上がる〜今日も僕は、無能を演じながら能力を徴収する〜
シマセイ
ファンタジー
実力至上主義の貴族家に転生したものの、何の才能も持たない三男のルキウスは、「出来損ない」として優秀な兄たちから虐げられる日々を送っていた。
起死回生を願った五歳の「スキルの儀」で彼が授かったのは、【サブスクリプション】という誰も聞いたことのない謎のスキル。
その結果、彼の立場はさらに悪化。完全な「クズ」の烙印を押され、家族から存在しない者として扱われるようになってしまう。
絶望の淵で彼に寄り添うのは、心優しき専属メイドただ一人。
役立たずと蔑まれたこの謎のスキルが、やがて少年の運命を、そして世界を静かに揺るがしていくことを、まだ誰も知らない。
企業再生のプロ、倒産寸前の貧乏伯爵に転生する
namisan
ファンタジー
数々の倒産寸前の企業を立て直してきた敏腕コンサルタントの男は、過労の末に命を落とし、異世界で目を覚ます。
転生先は、帝国北部の辺境にあるアインハルト伯爵家の若き当主、アレク。
しかし、そこは「帝国の重荷」と蔑まれる、借金まみれで領民が飢える極貧領地だった。
凍える屋敷、迫りくる借金取り、絶望する家臣たち。
詰みかけた状況の中で、アレクは独自のユニーク魔法【構造解析(アナライズ)】に目覚める。
それは、物体の構造のみならず、組織の欠陥や魔法術式の不備さえも見抜き、再構築(クラフト)するチート能力だった。
「問題ない。この程度の赤字、前世の案件に比べれば可愛いものだ」
前世の経営知識と規格外の魔法で、アレクは領地の大改革に乗り出す。
痩せた土地を改良し、特産品を生み出し、隣国の経済さえも掌握していくアレク。
そんな彼の手腕に惹かれ、集まってくるのは一癖も二癖もある高貴な美女たち。
これは、底辺から這い上がった若き伯爵が、最強の布陣で自領を帝国一の都市へと発展させ、栄華を極める物語。
で、お前が彼女に嫌がらせをしている理由を聞かせてもらおうか?
Debby
恋愛
ヴェルトが友人からの手紙を手に辺境伯令嬢であるレィディアンスの元を訪れたのは、その手紙に「詳細は彼女に聞け」と書いてあったからだ。
簡単にいうと、手紙の内容は「学園で問題を起こした平民──エボニーを妻として引き取ってくれ」というものだった。
一方その話を聞いてしまった伯爵令嬢のオリーブは動揺していた。
ヴェルトとは静かに愛を育んできた。そんな自分を差し置いて、言われるがまま平民を妻に迎えてしまうのだろうか。
そんなオリーブの気持ちを知るはずもないエボニーは、辺境伯邸で行儀見習いをすることになる。
オリーブは何とかしてヴェルトを取り戻そうと画策し、そのことを咎められてしまう。もう後は無い。
オリーブが最後の望みをかけてヴェルトに自分を選んで欲しいと懇願する中、レィディアンスが静かに口を開いた。
「で、そろそろお前が彼女に嫌がらせをしている理由を聞かせてもらおうか」
「はい?」
ヴェルトは自分が何を言われたのか全く理解が出来なかった。
*--*--*
覗いてくださりありがとうございます。(* ᴗ ᴗ)⁾⁾
★全31話7時19時更新で、全話予約投稿済みです。
★★「このお話だけ読んでいただいてもOKです!」という前提のもと↓↓↓
このお話は独立した一つのお話ですが、「で。」シリーズのサイドストーリーでもあり、第一弾「で、私がその方に嫌がらせをする理由をお聞かせいただいても?」の「エボニーその後」でもあります(あるいは「最終話」のその後)。
第一弾「で、私がその方に嫌がらせをする理由をお聞かせいただいても?」
第二弾「で、あなたが私に嫌がらせをする理由を伺っても?」
第三弾「で、あなたが彼に嫌がらせをする理由をお話しいただいても?」
どれも女性向けHOTランキングに入り、特に第二弾はHOT一位になることが出来ました!(*´▽`人)アリガトウ
もしよかったら宜しくお願いしますね!
大ッ嫌いな英雄様達に告ぐ
鮭とば
ファンタジー
剣があって、魔法があって、けれども機械はない世界。妖魔族、俗に言う魔族と人間族の、原因は最早誰にもわからない、終わらない小競り合いに、いつからあらわれたのかは皆わからないが、一旦の終止符をねじ込んだ聖女様と、それを守る5人の英雄様。
それが約50年前。
聖女様はそれから2回代替わりをし、数年前に3回目の代替わりをしたばかりで、英雄様は数え切れないぐらい替わってる。
英雄の座は常に5つで、基本的にどこから英雄を選ぶかは決まってる。
俺は、なんとしても、聖女様のすぐ隣に居たい。
でも…英雄は5人もいらないな。
第5皇子に転生した俺は前世の医学と知識や魔法を使い世界を変える。
黒ハット
ファンタジー
前世は予防医学の専門の医者が飛行機事故で結婚したばかりの妻と亡くなり異世界の帝国の皇帝の5番目の子供に転生する。子供の生存率50%という文明の遅れた世界に転生した主人公が前世の知識と魔法を使い乱世の世界を戦いながら前世の奥さんと巡り合い世界を変えて行く。
社畜のおじさん過労で死に、異世界でダンジョンマスターと なり自由に行動し、それを脅かす人間には容赦しません。
本条蒼依
ファンタジー
山本優(やまもとまさる)45歳はブラック企業に勤め、
残業、休日出勤は当たり前で、連続出勤30日目にして
遂に過労死をしてしまい、女神に異世界転移をはたす。
そして、あまりな強大な力を得て、貴族達にその身柄を
拘束させられ、地球のように束縛をされそうになり、
町から逃げ出すところから始まる。
底辺から始まった俺の異世界冒険物語!
ちかっぱ雪比呂
ファンタジー
40歳の真島光流(ましまみつる)は、ある日突然、他数人とともに異世界に召喚された。
しかし、彼自身は勇者召喚に巻き込まれた一般人にすぎず、ステータスも低かったため、利用価値がないと判断され、追放されてしまう。
おまけに、道を歩いているとチンピラに身ぐるみを剥がされる始末。いきなり異世界で路頭に迷う彼だったが、路上生活をしているらしき男、シオンと出会ったことで、少しだけ道が開けた。
漁れる残飯、眠れる舗道、そして裏ギルドで受けられる雑用仕事など――生きていく方法を、教えてくれたのだ。
この世界では『ミーツ』と名乗ることにし、安い賃金ながらも洗濯などの雑用をこなしていくうちに、金が貯まり余裕も生まれてきた。その頃、ミーツは気付く。自分の使っている魔法が、非常識なほどチートなことに――
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる