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11 服と食事
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ひとしりきり泣いてから俺は豚のことを思い出して聞いてみた。俺はあの森で気を失うまで奴をがっちり抱えていたはずだったからだ。
「あいつなら、私たちのあとをつけてきたぞ。しかし動物は宿に入れられなかったからな。あの豚はもしや元々トモエのペットなのか?」
「違う。昨日森で友達になったばかりなんだ。こっちは豚をペットにする人がいるの?」
「豚はペットではない、家畜だ。あれは小さいが野生だろう。警戒心が少し強い」
「強すぎて、最弱って感じだったけど……」
「一瞬ふらついたけど、しっかり私のあとを付けてきた。きっとトモエが心配だったんだな」
「気絶しなかったんだ」
あの最弱豚。
きっと自然界では驚いて倒れている間に食われるのが掟ではないだろうか。動物に詳しくない俺でもそれは想像できる。なのにしぶとく生き抜いている。まるで俺のようだ。
でもジェイクさんを見て気絶しなかったんだし、黙ってついて来たというなら、それは俺の無理矢理な密着で人間慣れして心臓が鍛えられたのかも。同時に俺の匂いを覚えて情が湧いたということだろうか。
「まだ、外にいるかな」
つぶやくとジェイクさんは横滑りの窓を開けて外を見せてくれる。泊まったこの部屋は二階より高く下を見下ろす事になった。けれど道の右にも左にも、あの野豚の姿は見つけられず、近くにいるかどうかはわからなかった。
もしかしたら森へ帰ったとも考えられる。
もし宿を出て見つけることが出来たら飼ってやりたいな。
「ジェイクさん、もし、あの豚がいたら、飼ってもいいのかな」
「いいよ。だけどそれなら早く見つけてやらなきゃな。捕まえて育てて食べちゃおうって奴がいるかもしれない。村もない辺境を旅する時には、連れて歩ける食料として旅の共にする奴もいると聞いている」
「まじでっ」
たしかに、生きた豚は腐らないし、自ら歩いてついてくる。雑食だから適当に草でも食べさせてれば育って大きくなるかもしれない。
俺はあいつを食べないし、ペットにするんだ。
小さな瞳、ハートマークが逆になった豚鼻。大きな耳はそんな顔を隠すように恥ずかしがるように前に倒れていた。
ひしゃげた顔した子豚には俺との共通項が多すぎる。まあ、もし見つけたら飼ってやる。
俺はそう決めて日の高くなった空を眺め……
「……うっ、なまぐさっ」
窓辺から妙な獣くささを感じて思わず鼻を押さえる。
「ああ、悪い。昨日の熊を引き取るように精肉屋に連絡ししておいたんだ。もう昨夜のうちに解体されて今頃は売られているだろう。しかし、前足だけは欲しくて、あの時回収していた」
「それを外に出してたの?」
一体その脚を何に使うつもりなのか。まさか食べるわけじゃないよな。とにかく今は異臭の方が大問題だ。
軒下には即席で作ったような針金フックが付けられ、かつては熊の手だったと言う巨大な塊りがぶら下がっていた。毛皮を剥いだ後の肉は、夜の寒風にさらされていたせいか、思ったほど肉肉しさはなく虫もたかっていない。。
「トモエをベッドに寝かせてから急いで外で皮剥ぎして吊るしておいたんだ。私はこの臭いに慣れているが、敏感な子供の鼻にはきついか」
ジェイクさんは俺を解放して窓辺へ歩み寄り、垂らしていたグローブみたいな大きさの物体を持ち上げる。顔の大きさ程あるそれは何キロと重いだろうに片手でぴょいっと。それを俺に近付けてくるから、腰からのけぞった。
「うっ、ケモノくさっ!」
「発情期が終わった後の雄だから、こんなものだ。それとも放血に失敗しただろうか」
平気な顔をしてブツに顔を使付け鼻をクンクンさせるジェイクさんを、信じられない思いで見つめる。
俺、そんな事したら鼻がもげる。
そんな風にして、俺は泣いたり驚いたりして別世界の最初の朝を迎えたのだった。
いつまでもダボダボのシャツのままじゃどこにも行けないからと、ジェイクさんが店が開く時間にひとっ走りして買ってきてくれた服に着替える。
この町では普段着に新品を買って着るって感覚が薄いらしい。それをするのは金持ちとお洒落な人だけ。だから俺の着ている服も誰かが着た中古だ。
シンプルなシャツにズボン。脛まであるブーツだけは新しくって少し大きめ。ズボンは腰回りが合わなくてサスペンダーでつっている。それにフードのついたポンチョと斜め掛けのバックまで揃えてくれた。
通園する幼稚園児を思わせるが、ジェイクさんが選んでくれたのだからきっと似合うはずだ、と着慣れない服に身を包む自分を励ます。ポンチョは生地が厚いせいか、着たら全身で重みを感じた。
昨日までの俺だったら中古の服なんて目の前に出されても、絶対に袖を通さなかった。けれど子供の俺は違った。
わーい服だブーツだ嬉しい、って声を上げて部屋を駆けまわって、興奮が収まった瞬間、自分に驚愕した。
息を切らして狂喜するって……子供って素直なんだな。俺の子供時代ってこんな素直な感情表現してたか? まだ子供である自分についていけないよ。
ハアハア荒い息を吐いていると、ジェイクさんは柔らかく微笑んでいた。
俺って醜い子豚顔なんだけどな。
ちなみに俺が履いていた靴下は、ちゃんとジェイクさんが持っておいてくれたから、洗面所で手洗いしてとっておくことにした。
ジェイクさんに履いて使ってもらおうかって思ったけどサイズが全然違った。俺の足のサイズは二十四・五だった。だけどジェイクさんは三十センチ近いはず。とても入らない。
背の高さは一年前に測った時は、百八十五センチだそうで、他の男性より少し高めだろうかと、はっきりしない返事をもらった。
この世界に来てからの最初の食事は、宿の一階でとる事になった。
木の扉を開ければ、カウンター奥の壁一面には酒のボトルがあって、食事処というより大衆的なパブだ。
ここで朝食? と思ってキョロキョロしていたら、ジェイクさんが説明してくれる。
この辺りには小規模な宿が多いらしく、食事の出ない所がほとんどだと言う。この宿も元はそうだったのだが、差別化を図る為に朝食付きを導入したようだ。
ジェイクさんのような一人客だったり、朝から外に出るのが面倒だと言う人達にはニーズがあるようだ。なるほど、だから専用の食堂がなく、唯一広さのある場所=パブが食堂を兼ねるのだ。
パブとしても宿泊客以外も受け入れてきているから、宿側からだけでなく、外からも通じる扉がある。
二十人も入れば満員御礼の店のカウンターに腰掛ける。客は俺達を入れて五人。
三つあるテーブル席に残された片付けられていない皿を見ると、朝食のピークは少し前だった事がわかる。
座るとすぐに、少しとろみのあるスープが出される。それは橙色が濃く、見た目は南瓜のポタージュスープ。それを目にした途端、体が栄養を求めて出して躊躇なく最初の一口をスプーンで運ぶ。
具材は細かく切り刻まれてスープと同化している。だけど具沢山でスプーンを突っ込むと形を残した人参や豆が底からぶわっと踊る。
不味くはない、しかし美味くもない。一味足りなくて首をひねる感じ。これがこの国の標準的味なのか、それともこの店の実力なのかわからない。
次に手を出したパンは柔らかく、こっちは割といける。
出汁が効いていて、深い味わいがある日本食は最高なんだなって実感する。俺は海外に出た事はないけど、人から聞いた他国の食事の味気無さがこのスープから何となくわかった気がした。
大人一人分は俺からしたら量が多すぎて、スープのほとんどとパンの半分をジェイクさんに食べてもらった。それでも極端に小食に見えたみたいで、心配した店のお姉さんに、後で食べるようにと紙袋に入ったパンをもらった。
俺の顔はサービスを受けるほど可愛くない。隣に座る男前ジェイクさんへの媚びかとも思ったけれど、彼女はジェイクに粉をかけることはなかった。だからこれは純粋に心配してくれての事だろう。
俺が丁寧に腰を折ってお礼を言ったらとても驚ろかれた。どうやら、頭を下げる礼は一般的でないらしい。礼を言って握手する、もしくは手を上げれば気持ちは通じる。俺はまた一つ賢くなった。
それにジェイクさん以外の人と触れ合って、俺の容姿は特段目立っていないのだと実感する。
例えば町を歩いていて外国人が前から歩いてくると、俺はオオッと思う。田舎出身だし慣れてないし、外国語話せないから話しかけられても困るから。
それを顔には決して出さないけれど、一瞬だけ他より注視していたり、目を逸らす不自然さはやっぱり相手にわかるものだ。
俺も見られる側だからわかるけど、どんな意味が込められた視線が投げられているかは肌で感じるもので、それが意外と窮屈だったりする。
でも食堂では周りの反応が何にもなかった。お姉さんだって自然。それがすごく不思議だ。
ここは人種が入り混じった場所でもないだろうに、どうしてだろうな。
俺の容姿でも目立たないようにと、天使に配慮されたのだろうか。
そう思うのが一番納得いく答えだった。
「あいつなら、私たちのあとをつけてきたぞ。しかし動物は宿に入れられなかったからな。あの豚はもしや元々トモエのペットなのか?」
「違う。昨日森で友達になったばかりなんだ。こっちは豚をペットにする人がいるの?」
「豚はペットではない、家畜だ。あれは小さいが野生だろう。警戒心が少し強い」
「強すぎて、最弱って感じだったけど……」
「一瞬ふらついたけど、しっかり私のあとを付けてきた。きっとトモエが心配だったんだな」
「気絶しなかったんだ」
あの最弱豚。
きっと自然界では驚いて倒れている間に食われるのが掟ではないだろうか。動物に詳しくない俺でもそれは想像できる。なのにしぶとく生き抜いている。まるで俺のようだ。
でもジェイクさんを見て気絶しなかったんだし、黙ってついて来たというなら、それは俺の無理矢理な密着で人間慣れして心臓が鍛えられたのかも。同時に俺の匂いを覚えて情が湧いたということだろうか。
「まだ、外にいるかな」
つぶやくとジェイクさんは横滑りの窓を開けて外を見せてくれる。泊まったこの部屋は二階より高く下を見下ろす事になった。けれど道の右にも左にも、あの野豚の姿は見つけられず、近くにいるかどうかはわからなかった。
もしかしたら森へ帰ったとも考えられる。
もし宿を出て見つけることが出来たら飼ってやりたいな。
「ジェイクさん、もし、あの豚がいたら、飼ってもいいのかな」
「いいよ。だけどそれなら早く見つけてやらなきゃな。捕まえて育てて食べちゃおうって奴がいるかもしれない。村もない辺境を旅する時には、連れて歩ける食料として旅の共にする奴もいると聞いている」
「まじでっ」
たしかに、生きた豚は腐らないし、自ら歩いてついてくる。雑食だから適当に草でも食べさせてれば育って大きくなるかもしれない。
俺はあいつを食べないし、ペットにするんだ。
小さな瞳、ハートマークが逆になった豚鼻。大きな耳はそんな顔を隠すように恥ずかしがるように前に倒れていた。
ひしゃげた顔した子豚には俺との共通項が多すぎる。まあ、もし見つけたら飼ってやる。
俺はそう決めて日の高くなった空を眺め……
「……うっ、なまぐさっ」
窓辺から妙な獣くささを感じて思わず鼻を押さえる。
「ああ、悪い。昨日の熊を引き取るように精肉屋に連絡ししておいたんだ。もう昨夜のうちに解体されて今頃は売られているだろう。しかし、前足だけは欲しくて、あの時回収していた」
「それを外に出してたの?」
一体その脚を何に使うつもりなのか。まさか食べるわけじゃないよな。とにかく今は異臭の方が大問題だ。
軒下には即席で作ったような針金フックが付けられ、かつては熊の手だったと言う巨大な塊りがぶら下がっていた。毛皮を剥いだ後の肉は、夜の寒風にさらされていたせいか、思ったほど肉肉しさはなく虫もたかっていない。。
「トモエをベッドに寝かせてから急いで外で皮剥ぎして吊るしておいたんだ。私はこの臭いに慣れているが、敏感な子供の鼻にはきついか」
ジェイクさんは俺を解放して窓辺へ歩み寄り、垂らしていたグローブみたいな大きさの物体を持ち上げる。顔の大きさ程あるそれは何キロと重いだろうに片手でぴょいっと。それを俺に近付けてくるから、腰からのけぞった。
「うっ、ケモノくさっ!」
「発情期が終わった後の雄だから、こんなものだ。それとも放血に失敗しただろうか」
平気な顔をしてブツに顔を使付け鼻をクンクンさせるジェイクさんを、信じられない思いで見つめる。
俺、そんな事したら鼻がもげる。
そんな風にして、俺は泣いたり驚いたりして別世界の最初の朝を迎えたのだった。
いつまでもダボダボのシャツのままじゃどこにも行けないからと、ジェイクさんが店が開く時間にひとっ走りして買ってきてくれた服に着替える。
この町では普段着に新品を買って着るって感覚が薄いらしい。それをするのは金持ちとお洒落な人だけ。だから俺の着ている服も誰かが着た中古だ。
シンプルなシャツにズボン。脛まであるブーツだけは新しくって少し大きめ。ズボンは腰回りが合わなくてサスペンダーでつっている。それにフードのついたポンチョと斜め掛けのバックまで揃えてくれた。
通園する幼稚園児を思わせるが、ジェイクさんが選んでくれたのだからきっと似合うはずだ、と着慣れない服に身を包む自分を励ます。ポンチョは生地が厚いせいか、着たら全身で重みを感じた。
昨日までの俺だったら中古の服なんて目の前に出されても、絶対に袖を通さなかった。けれど子供の俺は違った。
わーい服だブーツだ嬉しい、って声を上げて部屋を駆けまわって、興奮が収まった瞬間、自分に驚愕した。
息を切らして狂喜するって……子供って素直なんだな。俺の子供時代ってこんな素直な感情表現してたか? まだ子供である自分についていけないよ。
ハアハア荒い息を吐いていると、ジェイクさんは柔らかく微笑んでいた。
俺って醜い子豚顔なんだけどな。
ちなみに俺が履いていた靴下は、ちゃんとジェイクさんが持っておいてくれたから、洗面所で手洗いしてとっておくことにした。
ジェイクさんに履いて使ってもらおうかって思ったけどサイズが全然違った。俺の足のサイズは二十四・五だった。だけどジェイクさんは三十センチ近いはず。とても入らない。
背の高さは一年前に測った時は、百八十五センチだそうで、他の男性より少し高めだろうかと、はっきりしない返事をもらった。
この世界に来てからの最初の食事は、宿の一階でとる事になった。
木の扉を開ければ、カウンター奥の壁一面には酒のボトルがあって、食事処というより大衆的なパブだ。
ここで朝食? と思ってキョロキョロしていたら、ジェイクさんが説明してくれる。
この辺りには小規模な宿が多いらしく、食事の出ない所がほとんどだと言う。この宿も元はそうだったのだが、差別化を図る為に朝食付きを導入したようだ。
ジェイクさんのような一人客だったり、朝から外に出るのが面倒だと言う人達にはニーズがあるようだ。なるほど、だから専用の食堂がなく、唯一広さのある場所=パブが食堂を兼ねるのだ。
パブとしても宿泊客以外も受け入れてきているから、宿側からだけでなく、外からも通じる扉がある。
二十人も入れば満員御礼の店のカウンターに腰掛ける。客は俺達を入れて五人。
三つあるテーブル席に残された片付けられていない皿を見ると、朝食のピークは少し前だった事がわかる。
座るとすぐに、少しとろみのあるスープが出される。それは橙色が濃く、見た目は南瓜のポタージュスープ。それを目にした途端、体が栄養を求めて出して躊躇なく最初の一口をスプーンで運ぶ。
具材は細かく切り刻まれてスープと同化している。だけど具沢山でスプーンを突っ込むと形を残した人参や豆が底からぶわっと踊る。
不味くはない、しかし美味くもない。一味足りなくて首をひねる感じ。これがこの国の標準的味なのか、それともこの店の実力なのかわからない。
次に手を出したパンは柔らかく、こっちは割といける。
出汁が効いていて、深い味わいがある日本食は最高なんだなって実感する。俺は海外に出た事はないけど、人から聞いた他国の食事の味気無さがこのスープから何となくわかった気がした。
大人一人分は俺からしたら量が多すぎて、スープのほとんどとパンの半分をジェイクさんに食べてもらった。それでも極端に小食に見えたみたいで、心配した店のお姉さんに、後で食べるようにと紙袋に入ったパンをもらった。
俺の顔はサービスを受けるほど可愛くない。隣に座る男前ジェイクさんへの媚びかとも思ったけれど、彼女はジェイクに粉をかけることはなかった。だからこれは純粋に心配してくれての事だろう。
俺が丁寧に腰を折ってお礼を言ったらとても驚ろかれた。どうやら、頭を下げる礼は一般的でないらしい。礼を言って握手する、もしくは手を上げれば気持ちは通じる。俺はまた一つ賢くなった。
それにジェイクさん以外の人と触れ合って、俺の容姿は特段目立っていないのだと実感する。
例えば町を歩いていて外国人が前から歩いてくると、俺はオオッと思う。田舎出身だし慣れてないし、外国語話せないから話しかけられても困るから。
それを顔には決して出さないけれど、一瞬だけ他より注視していたり、目を逸らす不自然さはやっぱり相手にわかるものだ。
俺も見られる側だからわかるけど、どんな意味が込められた視線が投げられているかは肌で感じるもので、それが意外と窮屈だったりする。
でも食堂では周りの反応が何にもなかった。お姉さんだって自然。それがすごく不思議だ。
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