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9 腹の虫がなる
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あの時以来、先輩からの襲撃はなく、アデラ様付き護衛として無事に勤められている。
アデラ様付きとはいっても、姿は近くで拝見してもまだご本人に紹介してもらえない状態。アデラ様の私室の扉を護衛しているようなものだ。
それでも個人つきの入門編としてその仕事は妥当らしい。
広いひろい私室の内側の扉に貼り付いて、離れた場所にあるソファに座るアデラ様と侍女を見守る。
アデラ様から外すように言われない限り、私たちはそこから離れない。もし外すように言われても、次は外の扉を守るだけだ。
外出の共をしない限りさほど緊張感はないのだが、とにかく動きのない立ち仕事は結構辛い。
壁にかかる時計をちらと見ると朝から仕事について二時間だっていることがわかる。まだ昼前だ。
ぐぅ~っ
しかし私の腹は鳴った。
それほど大きな音ではなかったのに、タイミングの悪いことにアデラ様は黙々と読書をしていらっしゃった。
まだ十歳だというのに背筋を伸ばしてページをめくる姿は大人と変わらない凛としたものがある。
そこに無遠慮な腹の音が響くのだから……恥ずかしい。これほど恥ずかしいことはない。
しかしそれを顔に出せない辛さ。私は気持ちを引き締めて、澄ました顔を崩さぬよう胃の動きを抑制させようとした。
ぐぅ~
まずった。
さっきよりは控えめながら、また音をさせてしまったのだった。
一度目は無視して下さったけれど、二度目はさすがに無理だったらしい。バツが悪くお腹を押さえていると、アデラ様は口元を押さえて、クツクツクツと笑い始めてしまった。
「あの……失礼いたしました」
「別にいいわよ。朝食を食べてきてないの?」
初めて私に向けられた言葉に背筋が伸びる。小鳥のような麗しい声だ。
髪と瞳の色はあの方と同じ、そしてその美貌もよく似ている。しかし内面は兄妹とはいえ違うようだ。
「いえ、きちんと取ってきています」
「でもお腹も減るわよね。立ちっぱなしなんですもの。あっ、ちょうどいいわ。図書館へ本を返してきてちょうだい。それから休憩に入るといいわ。ね、パトリシアは休憩の時間でしょ?」
まさか、私の名前をご存じだとは。そして時間まで把握してらっしゃる。
「ええ、ではパトリシア、アデラ様もおっしゃっていることだし」
アデラ様の後ろに控えていた侍女が、まるで辞書のように厚みのある本を私に渡す。
「少し早いですが返却してから、食堂へ行ってきて下さい」
「いってらっしゃい。たくさん食べるのよ~」
先輩の声の後ろにアデラ様の声が続き場が笑いに包まれる、私は苦笑いして一礼し部屋を後にした。
初めてした会話があれとは。
後悔でいっぱいだ。いや、後悔したところで自分のお腹を制御することはできないのだけど、反省せずにはいられない。
明日からはもっと食べておこうと決意した。
アデラ様は読書がお好きなようで、あれこれと読み漁っている。王族専用の小さな図書室もあるのだが、それでは面白くないと皆が利用できる図書館を利用しているのだ。
赤い表紙の本を胸に抱えて王族の住まう居住棟から出て図書館へと向かった。
「ちょっとそこの人……きみ、きみだよっ、そこの騎士さん」
え?
私のことを呼んでいるのかと、周りに人がいないことを確認して振り向く。するとそこにはどう記憶にない顔の男性が書類らしき紙の束を抱えて立っている。
背は私と変わらないくらいで、三十代ほどの年齢を考えると所属は違っても明らかに立場は上の方だ。
「私に、何かご用でしょうか?」
「そうそう、ご用があるんだよ。悪いんだけど、これをお願いできるかな」
はいもいいえも言わないうちに、本の上に笑顔で書類をどさりと置かれる。
かなり強引だけど私が歯向かえるわけがない。体育会系は上に逆らっては生きていけないことを学んできたのだから。
紙とはいえ結構な重さだ。腰の部分で抱えた書類は胸の下あたりまで高さがある。
「先生がこれを持っていかずに会議に行ってしまったんだ。しかし普通忘れるかね、これだけの量を。そう思わない?」
「ええ、ですけど……」
「僕は僕の出なきゃいけない会議があるわけ。すごく忙しいんだ。だから申し訳ないけどこれを三階の大会議室へ持って行って欲しいんだ」
「えっ、大会議室ですか?」
そこは上官がよく集まりに使う場所で、私はまだ入ったことがない。
「大丈夫だよ。大会議室って言っても、席を埋めるのはその半分以下の人数だ。しかもまだ時間前だから始まっていない。しかし、どうして偉い人達ってあそこが好きなんだろうな、あと高い所も……ま、いいやよろしく」
さっさと背を向け去っていく人を必死で呼び止める。
「これは預かります。だけどどなたにお渡しすればいいんですか?」
「あぁ、そっか伝えるの忘れてた。ロー様だよ、ローなんて名前の人は他にいないから、適当に聞けばわかるだろう。色気の多いおじさんだからすぐにわかるさ」
自分はその役から解放されたせいか、本当に会議があって急いでいるのか、その男性はすぐに消えてしまった。
今日はなんて運の悪い……
私は手にした荷物を抱え直して、仕方なく図書館を後回しにして三階へ行く羽目になった。
アデラ様付きとはいっても、姿は近くで拝見してもまだご本人に紹介してもらえない状態。アデラ様の私室の扉を護衛しているようなものだ。
それでも個人つきの入門編としてその仕事は妥当らしい。
広いひろい私室の内側の扉に貼り付いて、離れた場所にあるソファに座るアデラ様と侍女を見守る。
アデラ様から外すように言われない限り、私たちはそこから離れない。もし外すように言われても、次は外の扉を守るだけだ。
外出の共をしない限りさほど緊張感はないのだが、とにかく動きのない立ち仕事は結構辛い。
壁にかかる時計をちらと見ると朝から仕事について二時間だっていることがわかる。まだ昼前だ。
ぐぅ~っ
しかし私の腹は鳴った。
それほど大きな音ではなかったのに、タイミングの悪いことにアデラ様は黙々と読書をしていらっしゃった。
まだ十歳だというのに背筋を伸ばしてページをめくる姿は大人と変わらない凛としたものがある。
そこに無遠慮な腹の音が響くのだから……恥ずかしい。これほど恥ずかしいことはない。
しかしそれを顔に出せない辛さ。私は気持ちを引き締めて、澄ました顔を崩さぬよう胃の動きを抑制させようとした。
ぐぅ~
まずった。
さっきよりは控えめながら、また音をさせてしまったのだった。
一度目は無視して下さったけれど、二度目はさすがに無理だったらしい。バツが悪くお腹を押さえていると、アデラ様は口元を押さえて、クツクツクツと笑い始めてしまった。
「あの……失礼いたしました」
「別にいいわよ。朝食を食べてきてないの?」
初めて私に向けられた言葉に背筋が伸びる。小鳥のような麗しい声だ。
髪と瞳の色はあの方と同じ、そしてその美貌もよく似ている。しかし内面は兄妹とはいえ違うようだ。
「いえ、きちんと取ってきています」
「でもお腹も減るわよね。立ちっぱなしなんですもの。あっ、ちょうどいいわ。図書館へ本を返してきてちょうだい。それから休憩に入るといいわ。ね、パトリシアは休憩の時間でしょ?」
まさか、私の名前をご存じだとは。そして時間まで把握してらっしゃる。
「ええ、ではパトリシア、アデラ様もおっしゃっていることだし」
アデラ様の後ろに控えていた侍女が、まるで辞書のように厚みのある本を私に渡す。
「少し早いですが返却してから、食堂へ行ってきて下さい」
「いってらっしゃい。たくさん食べるのよ~」
先輩の声の後ろにアデラ様の声が続き場が笑いに包まれる、私は苦笑いして一礼し部屋を後にした。
初めてした会話があれとは。
後悔でいっぱいだ。いや、後悔したところで自分のお腹を制御することはできないのだけど、反省せずにはいられない。
明日からはもっと食べておこうと決意した。
アデラ様は読書がお好きなようで、あれこれと読み漁っている。王族専用の小さな図書室もあるのだが、それでは面白くないと皆が利用できる図書館を利用しているのだ。
赤い表紙の本を胸に抱えて王族の住まう居住棟から出て図書館へと向かった。
「ちょっとそこの人……きみ、きみだよっ、そこの騎士さん」
え?
私のことを呼んでいるのかと、周りに人がいないことを確認して振り向く。するとそこにはどう記憶にない顔の男性が書類らしき紙の束を抱えて立っている。
背は私と変わらないくらいで、三十代ほどの年齢を考えると所属は違っても明らかに立場は上の方だ。
「私に、何かご用でしょうか?」
「そうそう、ご用があるんだよ。悪いんだけど、これをお願いできるかな」
はいもいいえも言わないうちに、本の上に笑顔で書類をどさりと置かれる。
かなり強引だけど私が歯向かえるわけがない。体育会系は上に逆らっては生きていけないことを学んできたのだから。
紙とはいえ結構な重さだ。腰の部分で抱えた書類は胸の下あたりまで高さがある。
「先生がこれを持っていかずに会議に行ってしまったんだ。しかし普通忘れるかね、これだけの量を。そう思わない?」
「ええ、ですけど……」
「僕は僕の出なきゃいけない会議があるわけ。すごく忙しいんだ。だから申し訳ないけどこれを三階の大会議室へ持って行って欲しいんだ」
「えっ、大会議室ですか?」
そこは上官がよく集まりに使う場所で、私はまだ入ったことがない。
「大丈夫だよ。大会議室って言っても、席を埋めるのはその半分以下の人数だ。しかもまだ時間前だから始まっていない。しかし、どうして偉い人達ってあそこが好きなんだろうな、あと高い所も……ま、いいやよろしく」
さっさと背を向け去っていく人を必死で呼び止める。
「これは預かります。だけどどなたにお渡しすればいいんですか?」
「あぁ、そっか伝えるの忘れてた。ロー様だよ、ローなんて名前の人は他にいないから、適当に聞けばわかるだろう。色気の多いおじさんだからすぐにわかるさ」
自分はその役から解放されたせいか、本当に会議があって急いでいるのか、その男性はすぐに消えてしまった。
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